コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「湯田中駅」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
地図記載、位置図記載
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: Template:駅情報への地図引数挿入 - log
5行目: 5行目:
|画像 = 湯田中駅2016.jpeg
|画像 = 湯田中駅2016.jpeg
|画像説明= 湯田中駅(2016年6月)
|画像説明= 湯田中駅(2016年6月)
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=300|type=point|marker=rail}}
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=300|type=point|marker=rail}}
{{location map|width=240|Japan Nagano|label=湯田中駅|mark=MUTCD I-12.svg|marksize=12|caption=湯田中駅(長野電鉄)位置図(長野県)|float=center}}
{{location map|width=240|Japan Nagano|label=湯田中駅|mark=MUTCD I-12.svg|marksize=12|caption=湯田中駅(長野電鉄)位置図(長野県)|float=center}}
|よみがな= ゆだなか
|よみがな= ゆだなか

2020年2月15日 (土) 08:27時点における版

湯田中駅
湯田中駅(2016年6月)
ゆだなか
YUDANAKA
N23 上条 (1.4 km)

地図

湯田中駅の位置(長野県内)
湯田中駅
湯田中駅
湯田中駅(長野電鉄)位置図(長野県)
長野県下高井郡山ノ内町大字平穏3227-2
北緯36度44分30.0秒 東経138度24分53.0秒 / 北緯36.741667度 東経138.414722度 / 36.741667; 138.414722座標: 北緯36度44分30.0秒 東経138度24分53.0秒 / 北緯36.741667度 東経138.414722度 / 36.741667; 138.414722
駅番号 N24
所属事業者 長野電鉄
所属路線 長野線
キロ程 33.2 km(長野起点)
電報略号 ユタ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
586人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1927年昭和2年)4月28日
備考 終日駅員配置駅
テンプレートを表示
プラットホーム
旧駅舎(現楓の館)

湯田中駅(ゆだなかえき)は、長野県下高井郡山ノ内町大字平穏にある長野電鉄長野線で同線の終点である。標高599.76mで同社線の最高地点に位置する。駅番号N24

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅で、有人である駅舎には、駅務室、待合室、観光案内所などがあり、自動券売機タッチパネル式2台)が設置されている。一時、駅業務は長電タクシーに委託されていたが、直営に戻された。

以前は2面2線の相対式ホームを持っていて、通常は2番線のみを使用していた。構内には留置線を有していた。2面2線時代は、平坦な場所にあるホームに3両編成を入れるために、駅の奥にある県道の踏切を乗り越え、かつ約200mの延長線を走ってからスイッチバックをして入線するという珍しい駅だった。これは、駅が40‰の勾配を登りきった所にあって、信州中野方へ平坦な場所でホームを延長することが困難であり、また、そのままでは駅の奥にある県道の踏切に先頭車がかかったためである[1]。なお、2両編成ならそのまま入線しても全長がホームにかかったためスイッチバックは行われなかった。

2006年9月1日 - 30日に行われた大規模改修工事(期間中は区間運休となりバスで代行輸送)により、このスイッチバックは解消され、ホームは現在の構造となり、駅の奥の踏切と約200mの延長線も廃止された。スイッチバック廃止の理由は、同年12月9日に営業運転を開始した1000系電車の運転席が客室上部に位置する構造のため、運転士の移動に時間がかかり、スイッチバック方式の駅への乗り入れが困難であったからである。

かつて、当駅から渋温泉近くの渋・安代方面へ延長(設置駅は遊園地駅と渋安代駅)する計画があり、鉄道敷設免許も二度にわたり交付されたものの、用地買収などが難航し、着工できないまま免許は失効している。

長野駅からの特急のうち、殆どのB特急は信州中野駅で湯田中行きと接続する。

列車到着時には「美わしの志賀高原」(作詞:西沢爽/作曲:古賀政男/歌:岡本敦郎)がホームに流れる。一方、発車時には通常の発車ベルが鳴動する。

湯田中温泉の最寄り駅であると共に、志賀高原への玄関口。1998年長野オリンピック開催直前に駅名を「志賀高原駅」に改称する動きもあったが、地元の温泉組合を中心とした反対で白紙撤回されている[要出典]

利用状況

近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり[2]

年度 一日平均
乗車人員
2010年 557
2011年 546
2012年 526
2013年 540
2014年 543
2015年 646
2016年 586

駅周辺

旧1番線側にある旧駅舎を活用した「湯田中駅前温泉 楓の湯」(日帰り入浴施設)がある。同施設の休憩室の窓からはホームを見渡すことができる。駅前には足湯も存在する。駅周辺には湯田中温泉新湯田中温泉などの湯田中渋温泉郷温泉が広がっている。

また、南西850mの地点には、湯田中ロープウェー、山頂にはごりん高原スキー場があった(プリンスホテルの経営再建に伴い、売却と報じられていたが、売却先が見つからず、2007年3月23日に廃止が決定した)。

路線バス

駅前広場に、長電バス湯田中駅停留所がある。同社湯田中営業所の所在地で、駅構内に出札窓口があり、駅の北西部がバスの車庫になっている。志賀高原方面への鉄道バスの結節点でもある。

長電バス

スノーモンキーホリデー観にバス

  • 地獄谷行
    • 冬季土休と年末年始にのみ、1日5.5往復が運行される。
    • 乗車前日からの予約制となっている。
    • 定員超過の場合は発売できない。
    • 野猿公苑入苑セット往復券も発売されている。
    • 地獄谷停留所から野猿公苑までは徒歩10分となっている。

歴史

ファイル:Nagaden2000 20060531.jpg
長電初代特急2000系(改良工事前)

隣の駅

長野電鉄
長野線
A特急・B特急
信州中野駅 (N19) - 湯田中駅 (N24)
普通
上条駅 (N23) - 湯田中駅 (N24)

脚注

  1. ^ 似たような例として、路線前後を急勾配に挟まれ有効長の制限がある黒部峡谷鉄道鐘釣駅や、両端がトンネルに挟まれて有効長を確保できなかったために、突込線によって一度トンネルに突っ込んでから本線脇の引上線に後退して停車していたアプト時代の信越本線熊ノ平駅がある。
  2. ^ 『長野県統計書』各年度版による。

関連項目

外部リンク