「湯田中駅」の版間の差分
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|画像 = 湯田中駅2016.jpeg |
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|画像説明= 湯田中駅(2016年6月) |
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|よみがな= ゆだなか |
|よみがな= ゆだなか |
2020年2月15日 (土) 08:27時点における版
湯田中駅 | |
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湯田中駅(2016年6月) | |
ゆだなか YUDANAKA | |
◄N23 上条 (1.4 km) | |
長野県下高井郡山ノ内町大字平穏3227-2 | |
駅番号 | N24 |
所属事業者 | 長野電鉄 |
所属路線 | 長野線 |
キロ程 | 33.2 km(長野起点) |
電報略号 | ユタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
586人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)4月28日 |
備考 | 終日駅員配置駅 |
湯田中駅(ゆだなかえき)は、長野県下高井郡山ノ内町大字平穏にある長野電鉄長野線の駅で同線の終点である。標高599.76mで同社線の最高地点に位置する。駅番号はN24。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅で、有人である駅舎には、駅務室、待合室、観光案内所などがあり、自動券売機(タッチパネル式2台)が設置されている。一時、駅業務は長電タクシーに委託されていたが、直営に戻された。
以前は2面2線の相対式ホームを持っていて、通常は2番線のみを使用していた。構内には留置線を有していた。2面2線時代は、平坦な場所にあるホームに3両編成を入れるために、駅の奥にある県道の踏切を乗り越え、かつ約200mの延長線を走ってからスイッチバックをして入線するという珍しい駅だった。これは、駅が40‰の勾配を登りきった所にあって、信州中野方へ平坦な場所でホームを延長することが困難であり、また、そのままでは駅の奥にある県道の踏切に先頭車がかかったためである[1]。なお、2両編成ならそのまま入線しても全長がホームにかかったためスイッチバックは行われなかった。
2006年9月1日 - 30日に行われた大規模改修工事(期間中は区間運休となりバスで代行輸送)により、このスイッチバックは解消され、ホームは現在の構造となり、駅の奥の踏切と約200mの延長線も廃止された。スイッチバック廃止の理由は、同年12月9日に営業運転を開始した1000系電車の運転席が客室上部に位置する構造のため、運転士の移動に時間がかかり、スイッチバック方式の駅への乗り入れが困難であったからである。
かつて、当駅から渋温泉近くの渋・安代方面へ延長(設置駅は遊園地駅と渋安代駅)する計画があり、鉄道敷設免許も二度にわたり交付されたものの、用地買収などが難航し、着工できないまま免許は失効している。
長野駅からの特急のうち、殆どのB特急は信州中野駅で湯田中行きと接続する。
列車到着時には「美わしの志賀高原」(作詞:西沢爽/作曲:古賀政男/歌:岡本敦郎)がホームに流れる。一方、発車時には通常の発車ベルが鳴動する。
湯田中温泉の最寄り駅であると共に、志賀高原への玄関口。1998年長野オリンピック開催直前に駅名を「志賀高原駅」に改称する動きもあったが、地元の温泉組合を中心とした反対で白紙撤回されている[要出典]。
利用状況
近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり[2]。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
2010年 | 557 |
2011年 | 546 |
2012年 | 526 |
2013年 | 540 |
2014年 | 543 |
2015年 | 646 |
2016年 | 586 |
駅周辺
旧1番線側にある旧駅舎を活用した「湯田中駅前温泉 楓の湯」(日帰り入浴施設)がある。同施設の休憩室の窓からはホームを見渡すことができる。駅前には足湯も存在する。駅周辺には湯田中温泉や新湯田中温泉などの湯田中渋温泉郷の温泉が広がっている。
また、南西850mの地点には、湯田中ロープウェー、山頂にはごりん高原スキー場があった(プリンスホテルの経営再建に伴い、売却と報じられていたが、売却先が見つからず、2007年3月23日に廃止が決定した)。
路線バス
駅前広場に、長電バスの湯田中駅停留所がある。同社湯田中営業所の所在地で、駅構内に出札窓口があり、駅の北西部がバスの車庫になっている。志賀高原方面への鉄道とバスの結節点でもある。
長電バス
- 高速バス 湯田中・長野 - 京都・大阪・神戸線(南海バス共同運行)- 京都駅・大阪(なんば) ・三宮バスターミナル・USJ行
- 上林線 - 中野駅 行 / 安代温泉・渋温泉・上林温泉 行
- 菅線 - 中野駅 行
- 白根火山線 - 蓮池・白根火山 行
- 奥志賀高原線 - 蓮池・奥志賀高原ホテル 行
スノーモンキーホリデー観にバス
- 地獄谷行
- 冬季土休と年末年始にのみ、1日5.5往復が運行される。
- 乗車前日からの予約制となっている。
- 定員超過の場合は発売できない。
- 野猿公苑入苑セット往復券も発売されている。
- 地獄谷停留所から野猿公苑までは徒歩10分となっている。
歴史
- 1920年(大正9年)7月26日 - 信州中野 - 渋安代間地方鉄道敷設免許申請。
- 1921年(大正10年)5月26日 - 鉄道敷設免許。
- 1927年(昭和2年)
- 1931年(昭和6年)
- 1937年(昭和12年)
- 1949年(昭和24年)5月10日 - 当駅 - 渋安代(1.3km)鉄道敷設免許。
- 1955年(昭和30年)11月15日 - 南駅舎(現駅舎)完成。
- 1958年(昭和33年)5月13日 - 鉄道敷設免許(1.3km)失効。
- 1971年(昭和46年)5月1日 - 貨物営業廃止。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 国鉄線から直通運転されていた急行「志賀」(上野駅 - 当駅)が廃止。
- 1991年(平成3年)5月21日 - 現駅名から「志賀高原駅」への名称変更が発表されるも、湯田中温泉組合などの反対で白紙撤回される。
- 2002年(平成14年)9月18日 - 路線名改称により、長野線の駅となる。
- 2004年(平成16年)12月10日 - 旧駅舎が国の登録有形文化財に登録答申される。
- 2006年(平成18年)
- 2010年(平成22年) - 駅業務が北信観光タクシー(現 長電タクシー)に委託される。
- 2012年(平成24年) - 駅業務再直営化。
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- 湯田中駅|各駅情報 - 長野電鉄