「網引駅」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
オープンストリートマップ タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
|||
6行目: | 6行目: | ||
|pxl = 250 |
|pxl = 250 |
||
|画像説明 = 網引駅駅舎(2017年8月11日) |
|画像説明 = 網引駅駅舎(2017年8月11日) |
||
{{Infobox mapframe|zoom=13|frame-width=250|type=point}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=13|frame-width=250|type=point}} |
||
|よみがな = あびき |
|よみがな = あびき |
||
|ローマ字 = Abiki |
|ローマ字 = Abiki |
2020年2月15日 (土) 09:18時点における版
網引駅 | |
---|---|
網引駅駅舎(2017年8月11日) | |
あびき Abiki | |
◄粟生 (3.5 km) (1.1 km) 田原► | |
所在地 | 兵庫県加西市網引町[1]字堂 |
所属事業者 | 北条鉄道 |
所属路線 | 北条線 |
キロ程 | 3.5 km(粟生起点) |
電報略号 | ヒキ |
駅構造 | 地上駅[1] |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
41人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1915年(大正4年)3月3日[1] |
備考 | 無人駅[1] |
網引駅(あびきえき)は、兵庫県加西市網引町字堂の前に所在する北条鉄道北条線の駅[1]。
歴史
- 1915年(大正4年)3月3日 - 播州鉄道 粟生駅 - 北条駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始[1]。
- 1923年(大正12年)12月21日 - 播丹鉄道の駅となる[2]。
- 1943年(昭和18年)6月1日 - 播丹鉄道の国有化により鉄道省(→国鉄)の駅となる[2]。
- 1945年(昭和20年)3月31日 - 当駅北西の鶉野飛行場で試験飛行をしていた日本海軍の戦闘機「紫電改」が法華口駅との間の線路をかすめて不時着。そのため線路がゆがみ、直後に通過した上り列車が転覆。死者11人、負傷者104人の大惨事となった[1][3]。北条線列車脱線転覆事故を参照。
- 1962年(昭和37年)3月1日 - 貨物の取扱を廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)6月 - 放火により駅舎を焼失[1][4]。
- 1985年(昭和60年)4月1日 - 北条鉄道の駅となる[2]。
- 2003年(平成15年)8月8日 - 「列車転覆事故殉難の地」と書いた慰霊看板を駅に設置[5]。
- 2013年(平成25年)
-
網引駅の旧駅舎
(2007年4月3日)
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。ホームは線路の北側に置かれている。現駅舎は2013年(平成25年)2月19日に再建されたものである[4]。道路からの段差は無い。
駅前にはイチョウの大木があり、加西市の「ふるさとの樹」に指定されていることを示す札が掲げられている。また、駅の北側、田原方に「列車転覆事故殉難の地」碑が建立されている(事故については歴史の節に詳述)。駅の田原方には網引第4踏切があり、駅の南側に抜けることも可能である。
旧駅舎は1984年6月放火により焼失したが、前記の通り、2013年2月19日に再建された[4][7]。新駅舎内ではボランティア駅長による「切り絵教室」や「鉄道グッズ」の販売、地域住民との交流を広げる憩いの場として活用されている。それと同時に駅周辺は播磨中央自転車道中間点休憩所として、最新式多目的トイレ、駐車場、駐輪場、花壇が整備されている[6]。
-
網引駅全景
-
ホーム風景
-
駅前にあるイチョウの大木
-
待合室風景
ダイヤ
日中時間帯は毎時1本の1日17本である(2018年4月20日現在)[8]。
利用状況
年度 | 1日平均乗車人員 | |
---|---|---|
2011年(平成23年) | 25 | |
2012年(平成24年) | 15 | |
2013年(平成25年) | 20 | |
2014年(平成26年) | 22 | |
2015年(平成27年) | 32 | |
2016年(平成28年) | 41 |
駅周辺
加古川の支流である下里川と万願寺川が、駅南方で合流する。加西南産業団地の最寄り駅。
- 新鮮野菜直売所あびき
- 網引公園
隣の駅
起点の隣駅「粟生駅」とは3.5kmあり、北条線で最も駅間が長い。
脚注
- ^ a b c d e f g h i j 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、220頁。ISBN 9784343006028。
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、19頁。
- ^ 神戸新聞 (2005年8月25日). “礎-現代が残したもの- 10.海軍鶉野飛行場跡(加西市)”. 神戸新聞. 2005年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月27日閲覧。
- ^ a b c d “火災で焼失以来、29年ぶり 網引駅舎を再建 北条鉄道 寄付やボランティアで トイレも増築”. 神戸新聞(朝刊) (神戸新聞社): p. 23(北播). (2013年2月20日)
- ^ 神戸新聞 (2003年8月8日). “庶民の悲劇、後世に 大戦末期の北条鉄道脱線転覆”. 神戸新聞. 2003年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月27日閲覧。
- ^ a b 北条鉄道. “路線図・駅紹介”. 2015年12月18日閲覧。
- ^ 神戸新聞 (2005年8月25日). “網引町 - 協議委員会報告”. 2013年7月27日閲覧。
- ^ 北条鉄道. “時刻表”. 2015年12月18日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 北条鉄道株式会社
- 網引駅 - 北条鉄道ホームページ
- 網引町公式ホームページ