田原駅
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田原駅 | |
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ホーム | |
たはら Tahara | |
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所在地 | 兵庫県加西市田原町字前 |
所属事業者 | 北条鉄道 |
所属路線 | 北条線 |
キロ程 | 4.6 km(粟生起点) |
電報略号 | タワ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
66人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1952年(昭和27年)2月18日[1] |
備考 | 無人駅[1] |
田原駅(たはらえき)は、兵庫県加西市田原町字前にある北条鉄道北条線の駅[1]。
歴史
[編集]- 1919年(大正8年)12月12日:播州鉄道の駅として開業[1][2]。旅客営業のみ。
- 1923年(大正12年)12月:播丹鉄道の駅となる[2]。
- 1934年(昭和9年)12月15日:移転[1]。
- 1943年(昭和18年)6月1日:播丹鉄道が鉄道省へ移管時に廃止[1]。
- 1952年(昭和27年)2月18日:国鉄の駅として再開業[1]。旅客営業のみ。
- 1985年(昭和60年)4月1日:北条鉄道の駅となる[2]。
- 2010年(平成22年)7月28日:新駅舎完成記念式典を実施[3]。
駅構造
[編集]片面ホーム1面1線[1]。駅が木立に隠れているため、やや分かりにくい。ホーム上には屋根と壁があるかなり小さな待合室がある。駅入口には小さな屋根がある。ホームまでは階段がある。駅前に電話がある。
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改装前のホーム(2009年)
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ホーム風景
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駅前広場
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駅名標
利用状況
[編集]1日乗降人員推移[4] | |
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年度 | 1日平均人数 |
2011年 | 60 |
2012年 | 60 |
2013年 | 40 |
2014年 | 54 |
2015年 | 50 |
2016年 | 50 |
2017年 | 45 |
2018年 | 66 |
駅周辺
[編集]- 下里川
- 後藤山古墳(県指定文化財)
その他
[編集]- 1980年代はじめにたのきんトリオ(田原俊彦・野村義男・近藤真彦)がブームになったとき、当駅および近くの野村駅(現・西脇市駅)の存在が話題になったことがある。中にはこの両駅をわざわざ訪れる人もいた。駅名標がたのきんのファンの落書きだらけだったこともある[1]。
- 2008年(平成20年)12月9日に、三木鉄道より購入した車両を当駅で軌道に移す作業が行われた[5]。
- 2010年(平成22年)7月28日、加西市で栽培が盛んなぶどうをイメージしたパーゴラ(藤棚)の屋根がホームにかかった木造の新駅舎が完成し、記念式典が実施された[3][6]。新しい待合室には、若き日の田原俊彦の写真も飾られていたが、2011年(平成23年)1月22日に写真がなくなっていることがわかった[7]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、221頁。ISBN 9784343006028。
- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、18-20頁。
- ^ a b “北条鉄道田原駅 学生4人で駅舎改築 加西出身の上田さんら ボランティアで工事 温かみある木製の看板やベンチ ヒノキの間伐材活用”. 神戸新聞(朝刊) (神戸新聞社): p. 21(東北). (2010年7月29日)
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2020年9月11日閲覧
- ^ “北条鉄道、廃止された三木鉄道の車両を購入 - 営業運行は2009年春から”. マイコミジャーナル (2008年12月10日). 2008年12月11日閲覧。
- ^ “田原駅駅舎完成記念式典”. 北条鉄道 (2010年7月28日). 2013年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月27日閲覧。
- ^ “田原駅のトシちゃん」どこいった? 駅舎の写真消える”. asahi.com. 朝日新聞社 (2011年1月23日). 2011年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月27日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 田原駅 - 北条鉄道