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2020年3月7日 (土) 08:53時点における版
名古屋短期大学 | |
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大学設置 | 1955年 |
創立 | 1923年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人桜花学園 |
本部所在地 |
愛知県豊明市栄町武侍48 北緯35度3分32.85秒 東経136度58分31.6秒 / 北緯35.0591250度 東経136.975444度座標: 北緯35度3分32.85秒 東経136度58分31.6秒 / 北緯35.0591250度 東経136.975444度 |
学部 |
英語コミュニケーション学科 保育科 現代教養学科 |
研究科 |
保育専攻 英語専攻 |
ウェブサイト | https://www.nagoyacollege.ac.jp/ |
名古屋短期大学(なごやたんきだいがく、英語: Nagoya College、公用語表記: 名古屋短期大学)は、愛知県豊明市栄町武侍48に本部を置く日本の私立大学。1923年創立、1955年大学設置。
概観
大学全体
- 名古屋短期大学は、学校法人桜花学園の運営により愛知県豊明市にある日本の私立短期大学。学科体制は3学科となっている。当初、名古屋市昭和区にあったキャンパスが移転されているものの名称は変更されていない。桜花学園大学・名古屋短期大学付属幼稚園・保育子育て研究所、が併設されている。
教育および研究
- 名古屋短期大学保育科では併設の附属幼稚園での「附属幼稚園実習」のほか、「幼稚園実習(3週間)」「保育園実習(3週間)」「児童福祉施設実習(10日間)」を行う。また「海外保育実習プログラム」が用意されており、希望者は2週間オーストラリアに滞在して、現地のチャイルドケアセンター(保育園・幼稚園)で保育実習を行うことができる。
- 英語コミュニケーション学科では在学期間の4分の1程度の期間に相当する「語学留学実習」(4ヶ月間留学プログラム)が用意されており、審査に合格して参加が決定した学生全員に研修先の学費が給付される。また単位認定されるため休学せずに2年間で卒業できる。その他にも、4週間ホームステイのプログラムやアジア各地でのボランティア研修などが科目として履修できる。
学風および特色
- 名古屋短期大学は、明治36年創立の桜花義会看病婦学校が学園創設の起源で学園創立百年を超え、その伝統から開学以来、現在でも女子のみの教育が行われている。
- 略称で呼ばれることが多く、通常「めいたん=名短」と言われている。同大学のホームページや大学案内にも「MEITAN」と表記されている。
沿革
- 1955年 名古屋短期大学開学。保育科を置く。
- 1958年 保育科の学生数:女104[注 1][1][2]
- 1967年 キャンパスを豊明市に移転。
- 1976年 英語科を増設(在学者数:女224[注 1][1][3])。
- 1982年 教養科を増設(在学者数:女235[注 1][1][4])。
- 1991年 専攻科保育専攻を設置
- 1994年 専攻科(保育専攻)学位授与機構認定
- 1996年 専攻科(保育専攻)1年課程廃止、2年課程設置
- 1998年 学科名を変更。
- 英語科→英語コミュニケーション学科
- 教養科→現代教養学科
- 2007年 専攻科英語専攻を設置
基礎データ
所在地
- 愛知県豊明市栄町武侍48
教育および研究
組織
学科
- 保育科(1955年〜)
- 英語コミュニケーション学科(1976年〜)
- 現代教養学科(1982年〜)
専攻科
別科
- なし
取得資格について
- 保育科では、2年間で保育士資格と幼稚園教諭2種免許状が取得できるようになっている。大半の学生は両方の資格を取っている。
- 専攻科保育専攻では幼稚園教諭1種免許状、学士(教育)が取得できるほか、オーストラリアの提携校に9カ月間留学して、50日間の保育実習を行うことで、在学中にオーストラリア保育資格(Certificate III)を取得するコースを全国で唯一設置している。
- 英語コミュニケーション学科では、中学校教諭2種免許状(英語)、秘書士の資格が取得できるようになっているほか、TOEIC、英検など語学の資格取得および世界遺産検定の受験をサポートするカリキュラムを提供している。
- 専攻科英語専攻では、学士(英語学)の学位が取得できる。
附属機関
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
- 名古屋短期大学のクラブ活動には、併設されている桜花学園大学の学生と合同で行なわれているものが多い故に、両者の交流が盛んである。学生の部・クラブ・サークル加入率は100%を超えている。これは1人で二つ以上に所属している者が多いことから出た数字である。
学園祭
- 名古屋短期大学の学園祭は「名桜祭」と呼ばれ、毎年11月第二週末に行なわれている。2010年度で47回目を迎えている。チアリーダー部による催しが活発である。また期間中多数の模擬店が出店する。その数はのべで100店にも及ぶ。期間中の来場者は在校生も含めると1万人を超え、短期大学としては日本有数の規模の大学祭である。最終日夕方から行われる後夜祭はダンス、火舞い、ファイヤーストーム、花火、ファイヤーロードなど凝った趣向の内容で多くの来場者がある。
スポーツ
- 野球部が、全国大学女子野球連盟に加盟している。
- バレーボール部が、春と秋に行われるリーグに参加している。
- チアリーダー部がNHK紅白歌合戦に出演したことがある(2001年)
国際交流
保育科
1年次の希望者のみ、海外保育実習が可能。場所はオーストラリア、期間は2週間。
ベトナム、ニュージーランドでも海外体験プログラムを実施。
英語コミュニケーション学科
協定校派遣タイプの留学は、ワシントン州、フロリダ州(アメリカ)、オークランド(ニュージーランド)、シェフィールド(イギリス)で長年の実績がある。
その他、セブ島、韓国など近隣のアジアでの語学研修や、フィリピン、バリ島での1週間のボラインティア、ハワイやカリフォルニア州でのインターンシッププログラムなど、広い選択肢と独自プログラムが特徴である。
施設
キャンパス
学生食堂
- 学内にある
寮
- 以前は 学生寮があったが廃止され、現在は代わってセミナーハウスが建てられた。これはサークル活動、ゼミ活動などで利用できる宿泊施設である。在校生・卒業生・教職員は所定の手続きを経て一定の条件を満たせば誰でも宿泊できる。
- 学生寮は特に設けられていないが、短大が指定しているアパートやマンションがある。
系列校
社会との関わり
- 以下の活動が行なわれている。
- 子育て支援活動
- 公開講座(例年10~11月に全5回シリーズで開催される。共催:豊明市教育委員会 後援:愛知県教育委員会 名古屋市教育委員会)
- 卒業保育者夏季セミナー
就職について
- 保育科:保育園への就職者が最も多いものとなっている。それに次いで幼稚園教諭が多いものとなっている。毎年、公務員保育職に100名以上が採用されている。
- 英語コミュニケーション学科:空港やホテルでの接客業務、国際物流業務、メーカーの一般事務、こども英会話講師など地域の国際化を支える人材となっている。
- 現代教養学科::秘書士をはじめ在学中に取得できる多様な資格を活かし一般企業へ就職する学生が多い。
附属学校
参考文献
- 『全国学校総覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年度5月臨時増刊。旺文社)
- 『名古屋短期大学』入学案内冊子
関連項目
出典
注釈
公式サイト
この項目は、ウィキプロジェクト 大学のテンプレートを使用しています。