「彦八まつり」の版間の差分
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2020年3月23日 (月) 11:18時点における版
彦八まつり(ひこはちまつり)とは、上方落語協会が年に一度、9月の第1土曜日と日曜日に、大阪府大阪市天王寺区の生國魂神社で開催する、ファン感謝イベント。江戸落語の「圓朝まつり」は、落語家が身内で行っていた圓朝忌を、彦八まつりを参考にして一般開放したものである。
概要
「上方落語の始祖」米沢彦八の功績を称え、上方落語の伝統を身近な人々に広くアピールする目的から、6代目笑福亭松鶴の命日である9月5日にちなみ、1990年の生国魂神社での「彦八の碑」建立を機に、1991年より開催されている。
その後、開催日は9月の第1土曜と日曜に変更となり、現在に至る。
落語家以外のゲストが来場することもある。
実行委員長
- 第1回(1991年) 笑福亭仁鶴
- 第2回(1992年) 林家染丸
- 第3回(1993年) 露の五郎(後、露の五郎兵衛)
- 第4回(1994年) 露の五郎
- 第5回(1995年) 桂春駒
- 第6回(1996年) 笑福亭仁智
- 第7回(1997年) 月亭八方
- 第8回(1998年) 桂きん枝(現・4代桂小文枝)
- 第9回(1999年) 桂小米朝(現・桂米団治)
- 第10回(2000年) 桂三枝(現・6代桂文枝)
- 第11回(2001年) 露の都
- 第12回(2002年) 桂小春団治
- 第13回(2003年) 林家染語楼
- 第14回(2004年) 笑福亭鶴瓶
- 第15回(2005年) 桂春之輔(現・4代目桂春団治)
- 第16回(2006年) 桂小枝
- 第17回(2007年) 桂都丸(現・桂塩鯛)
- 第18回(2008年) 6代目笑福亭松喬
- 第19回(2009年) 桂あやめ
- 第20回(2010年) 桂ざこば
- 第21回(2011年) 桂梅団治
- 第22回(2012年) 林家小染
- 第23回(2013年) 月亭八光
- 第24回(2014年) 桂文之助
- 第25回(2015年) 桂文珍[1]
- 第26回(2016年) 笑福亭三喬(現・7代目笑福亭松喬)
- 第27回(2017年) 桂雀三郎
- 第28回(2018年) 桂春蝶
- 第29回(2019年) 桂文福[2]
- 第30回(2020年) 桂福団治[3] ※予定
落語家以外のゲスト
- 2004年
- 2006年
- 2007年
- 2013年
- 2018年
主な出し物
- 参集殿での奉納落語会
- 種々の芸能の奉納:「住よし踊」「地車囃子」など。
- 「彦八ばなし大賞」
- 「素人演芸バトル」
- 「お茶子クイーンコンテスト」
- 「噺家おもしろ屋台」
- 「噺家大相撲 いくたま場所」
- 「大喜利交流戦」
- 「RR-1」:2006年度2日目昼に行われた若手落語家によるNo.1決定戦。優勝者は天満天神繁昌亭のトリを務める。審査委員長は桂きん枝。
イメージキャラクター
- 「彦八くん」:米沢彦八がモチーフとなっている。
グッズ
- 噺家一覧手拭(700円)
彦八まつりにあわせて、新規入門者を追加するなど、一覧が更新される。
(過去に販売のもの)
- ハッピ型手拭(700円)
- 彦八くんストラップ(200円)
- 彦八まつり10周年記念湯呑み(1,000円)
- 彦八まつり団扇(200円)
- 彦八まつりミレニアムグッズセット(2,000円):ハッピ型手拭、湯呑み、携帯ストラップ、団扇の4点セット
料金
- 原則は無料(奉納落語会は「入場志納金」として料金を支払い、入場整理券と引き換える)
最寄り駅
参考資料
- 圓朝まつり - 一般社団法人落語協会の公式サイト内の記事
- 不定期日記番外編 vol.2彦八まつり - 横山ノックの公式サイト内の記事
- 西田敏行彦八まつりで初落語!虎仕様の着物と羽織 - スポニチアネックスOSAKAの記事
- 大阪・生國魂神社で落語家ロボ「ロボプロ亭エム吉」お披露目 - Robot watchの記事
脚注
- ^ 桂文枝、彦八まつり実行委員長に文珍を任命「米朝アンドロイド」展示も スポーツ報知 2015年7月27日閲覧
- ^ 桂ぽんぽ娘twitter 2018年9月3日閲覧
- ^ 桂文福 来年の彦八まつり実行委員長は福団治と発表 目玉は笑福亭仁鶴? スポニチアネックス 2019年9月1日 20:32配信
関連項目
外部リンク
- 公益社団法人上方落語協会内 彦八まつり - 公式サイト
- 天満天神繁昌亭