「相川駅」の版間の差分
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* [[大阪市高速電気軌道]] 東吹田検車場:[[直通運転|相互直通運転]]を行っているOsaka Metro[[Osaka Metro堺筋線|堺筋線]]の[[車両基地]]。検車場への引込線は正雀駅寄りの下り線上にあり、出庫した列車が当駅を始発として運用を始める場合もある。 |
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2020年3月23日 (月) 16:00時点における版
相川駅 | |
---|---|
東口(2006年5月) | |
あいかわ Aikawa | |
◄HK-64 上新庄 (0.9 km) (2.2 km) 正雀 HK-66► | |
所在地 | 大阪市東淀川区相川一丁目7番24号[1] |
駅番号 | ○HK-65 |
所属事業者 | 阪急電鉄 |
所属路線 | ■京都本線 |
キロ程 |
7.2km(十三起点) 大阪梅田から9.6 km |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
(特定日)20,820人/日 -2017年- |
乗降人員 -統計年次- |
(通年平均)16,080人/日 -2017年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)1月16日 |
相川駅(あいかわえき)は、大阪府大阪市東淀川区相川一丁目にある、阪急電鉄京都本線の駅である。駅番号はHK-65。
歴史
開業時の駅名は吹田町駅であったが、千里線(1967年までは千里山線)の吹田駅との兼ね合いなどから幾度か駅名が変更されてきた。相川駅の名は駅近くを流れる安威川に由来する[1]。
- 1928年(昭和3年)1月16日:新京阪鉄道の淡路駅 - 高槻町駅(現在の高槻市駅)間開通と同時に吹田町駅(すいたまちえき)として開業する[2][3]。開業時に待避線を備えていたが、1933年までに撤去された。
- 1930年(昭和5年)9月15日:京阪電気鉄道への合併に伴い、京阪電気鉄道新京阪線の駅となる[2]。同時に京阪吹田駅に改称する[2]。
- 1943年(昭和18年)10月1日:京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)への合併に伴い、吹田東口駅に改称するとともに、千里山線(現在の阪急千里線)の東吹田駅を吹田駅に改称する[2]。
- 1949年(昭和24年)12月1日:新京阪線が京都本線に改称され、当駅もその所属となる[2]。
- 1954年(昭和29年)5月1日:相川駅に改称する[2]。
- 1969年(昭和44年):待避設備が復活する。
駅構造
盛土上に、島式ホーム2面4線を有する高架駅で、待避設備を備えている。
ホームは、改札階の階上となっている。改札口は京都河原町寄りの東西双方向きに設けられている。かつては周辺の高校生徒専用の出入口が京都側にあった(現在は閉鎖)。
のりば
号線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■京都本線 | 上り | 高槻市・茨木市・京都河原町・嵐山方面 |
3・4 | 下り | 淡路・大阪梅田・天下茶屋方面 |
内側2線(2号線と3号線)が主本線、外側2線(1号線と4号線)が待避線である。
朝・夕・夜には、当駅を始発とする下り列車(主に天下茶屋行き)が設定されている。
利用状況
2017年(平成29年)度のある特定日における1日乗降人員は20,820人である。
近年の1日の利用状況推移は下記の通り。
年度 | 特定日 | 1日平均 乗車人員[4] |
出典 | |
---|---|---|---|---|
乗降人員 | 乗車人員 | |||
1990年 | 26,150 | 13,555 | 18,219 | [5] |
1991年 | - | 17,542 | ||
1992年 | 24,066 | 12,465 | 15,931 | [6] |
1993年 | - | 15,161 | ||
1994年 | - | 14,991 | ||
1995年 | 23,219 | 11,564 | 14,868 | [7] |
1996年 | 25,713 | 12,815 | 14,144 | [8] |
1997年 | 27,404 | 13,522 | 14,245 | [9] |
1998年 | 21,848 | 10,836 | 14,302 | [10] |
1999年 | - | 13,672 | ||
2000年 | 23,940 | 12,030 | 13,657 | [11] |
2001年 | 22,843 | 11,412 | 12,162 | [12] |
2002年 | 21,635 | 10,664 | 11,454 | [13] |
2003年 | 18,686 | 9,109 | 11,303 | [14] |
2004年 | 19,228 | 9,068 | 11,081 | [15] |
2005年 | 20,891 | 10,248 | 10,080 | [16] |
2006年 | 19,498 | 9,506 | 11,095 | [17] |
2007年 | 17,569 | 8,635 | 10,670 | [18] |
2008年 | 18,053 | 8,687 | 9,773 | [19] |
2009年 | 16,746 | 8,242 | 9,305 | [20] |
2010年 | 16,703 | 8,121 | 8,911 | [21] |
2011年 | 16,495 | 7,991 | 9,068 | [22] |
2012年 | 17,135 | 8,336 | 8,849 | [23] |
2013年 | 17,155 | 8,310 | 9,400 | [24] |
2014年 | 17,830 | 8,656 | 9,496 | [25] |
2015年 | 19,011 | 9,164 | 10,077 | [26] |
2016年 | 19,675 | 9,597 | 10,315 | [27] |
2017年 | 20,820 | 9,383 | 10,900 | [28] |
駅周辺
東西ともに、駅から放射状に道路が延びている。
列車は当駅を挟み、すぐ北で安威川、南で神崎川を続けて渡る。また、安威川は当駅の南西で神崎川に合流する。
- 学校法人大阪成蹊学園
- 学校法人大阪学園
- 大阪高等学校:駅利用促進で1937年に学校誘致。
- 大阪府済生会吹田病院:安威川を挟んだ対岸にあり、車窓からもよく見える。
- 相川病院
- TAIYO(油圧シリンダー・設備メーカー)
- 東淀川相川郵便局
- 吹田南高浜郵便局
- Osaka Metro今里筋線 井高野駅:1キロメートルほど離れている。
- 大阪市高速電気軌道 東吹田検車場:相互直通運転を行っているOsaka Metro堺筋線の車両基地。検車場への引込線は正雀駅寄りの下り線上にあり、出庫した列車が当駅を始発として運用を始める場合もある。
- 安威川
- 神崎川
- 大阪府道151号相川停車場線
- 新京阪橋:安威川に架かる橋。
路線バス
阪急バスの阪急相川バス停が駅西口の西陣染色大阪工場前の路上に、大阪シティバス(旧・大阪市営バス)の相川駅前バス停が東口付近にそれぞれ設置されている。
阪急バス(阪急相川)
- 31系統(吹田摂津線) 江口橋・南摂津駅・鳥飼八防経由、ダイキン工業前・上鳥飼・摂津ふれあいの里 行き
- 31系統(吹田摂津線) JR吹田 行き
大阪シティバス(相川駅前)
その他
歌手の相川七瀬の芸名は当駅名に由来すると紹介されることがある[2]が、相川本人はこれを否定している[30]。
隣の駅
括弧内の英数字は駅ナンバリングである。
- 阪急電鉄
- ■京都本線
脚注
- ^ a b 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、92頁。ISBN 4-89485-051-6。
- ^ a b c d e f g 生田誠『阪急京都線・千里線 街と駅の1世紀』彩流社〈懐かしい沿線写真で訪ねる〉、2013年、4-6・16-17頁頁。ISBN 978-4-7791-1726-8。
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 9 関西2、新潮社、2009年、50頁。ISBN 978-4-10-790027-2。
- ^ 大阪市統計書より
- ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF) - 大阪府
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF) - 大阪府
- ^ 吹田線ダイヤ変更について (PDF) - 阪急バス(2013年8月15日付)
- ^ “相川七瀬 「阪急・相川駅」由来説否定”. DAILY SPORTS ONLINE. (2015年12月5日) 2016年3月29日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 相川駅(停車駅のご案内) - 阪急電鉄