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'''土岐 恒二'''(とき こうじ、[[1935年]] - [[2014年]][[10月14日]])は、[[日本]]の[[英文学者]]。 |
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[[1960年]][[東京都立大学 (1949-2011)]][[英文科]]卒。[[1965年]]同大学院博士課程中退。東京都立大学助教授、[[教授]]、[[1999年]][[定年]]退官、名誉教授、[[文化女子大学]]教授。[[2006年]]、退職。英国[[世紀末]]文学専門だが、ラテンアメリカ文学の翻訳も行う。 |
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== 著書・編著・共著 == |
== 著書・編著・共著 == |
2020年3月25日 (水) 01:00時点における版
土岐 恒二(とき こうじ、1935年 - 2014年10月14日)は、日本の英文学者。
1960年東京都立大学 (1949-2011)英文科卒。1965年同大学院博士課程中退。東京都立大学助教授、教授、1999年定年退官、名誉教授、文化女子大学教授。2006年、退職。英国世紀末文学専門だが、ラテンアメリカ文学の翻訳も行う。
著書・編著・共著
- 『Metroporitan 土岐恒二の仕事 1961-2011』メトロポリタン編集局(2016年8月)。Kindle版
- 『照応と総合 土岐恒二個人著作集+シンポジウム』小鳥遊書房(2020年4月)。吉田朋正編
- 『記憶の宿る場所 エズラ・パウンドと20世紀の詩』(児玉実英共監修、思潮社 2005年)
- 『トマス・ハーディ 詩から小説への橋渡し』(森松健介共著、音羽書房鶴見書店 2015年)
翻訳
- H.F.ペータース『ルー・サロメ 愛と生涯』 (筑摩書房 1964年、新版1985年/ちくま文庫 1990年)
- ホルヘ・ルイス・ボルヘス『不死の人』(白水社 1968年/白水Uブックス 1996年)
- パーシー・ビッシュ・シェリー(カラー版世界文学全集 別巻1 (世界名詩集) 河出書房新社 1969年)
- エドマンド・ウィルソン『アクセルの城 1870年から1930年にいたる文学の研究』(筑摩叢書 1972年、新版1985年/ちくま学芸文庫 2000年)
- ジョセフ・コンラッド「エイミ・フォスター」『イギリス短篇24』集英社 1972年
- フリオ・コルターサル「キルケー」『現代ラテン・アメリカ短編選集』白水社 1972年
- 英文学ハンドブック(「作家と作品」シリーズ ディ・ルイス(C.ダイメント) 研究社出版 1972年)
- コルターサル『世界の文学 29 石蹴り遊び』(集英社 1978年/集英社文庫(上下) 1995年)。水声社、2016年
- ハーマン・メルヴィル 「タイピー」、「バートルビー」(『世界文学全集39』集英社 1979年)
- ウォルター・ペイター『ドニ・ローセロワ』、『ピカルディのアポロ』(『世界文学全集42』集英社 1981年)。『全集1』筑摩書房、2002年
- コンラッド『青春』(『世界文学全集 61』集英社 1981年)、他に下記「小説集 2」
- コンラッド『潟』「中短篇小説集 1」(人文書院 1983年)、全3巻
- ムヒカ=ライネス『ボマルツォ公の回想』、安藤哲行共訳 (集英社・ラテンアメリカの文学 1984年)
- ボルヘス『永遠の歴史』(筑摩叢書 1986年/ちくま学芸文庫 2001年)
- M.L.ボンバル「樹」、集英社『ギャラリー世界の文学 ラテンアメリカ』 1990年
- ジョセフ・コンラッド『密偵』(岩波文庫 1990年)
- ラドヤード・キプリング『祈願の御堂』土岐知子共訳 国書刊行会 バベルの図書館 1991年、新編2012年
- J・M・クッツェー『夷狄を待ちながら』、集英社『ギャラリー世界の文学』1991年/集英社文庫 2003年
- トマス・ド・クインシー『タタール人の反乱 復讐者』(『著作集 3』国書刊行会 2002年)
- ウォルター・ペイター『ガストン・ド・ラトゥール 』(『全集 3』筑摩書房 2008年)