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'''渡辺 克義'''(わたなべ かつよし、[[1960年]]<ref name="彩流社">梶原衛・渡辺克義『[http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-88202-959-5.html ワルシャワ通信 日本人学校教師のポーランド体験]』 著者紹介、彩流社、2004年。ISBN 978-4882029595。</ref> - )は、[[日本]]の[[言語学者]]・[[歴史学者]]。[[長岡崇徳大学]]教授。本名、渡邊 克義(わたなべ かつよし)。 |
'''渡辺 克義'''(わたなべ かつよし、[[1960年]]<ref name="彩流社">梶原衛・渡辺克義『[http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-88202-959-5.html ワルシャワ通信 日本人学校教師のポーランド体験]』 著者紹介、彩流社、2004年。ISBN 978-4882029595。</ref> - )は、[[日本]]の[[言語学者]]・[[歴史学者]]。[[長岡崇徳大学]]教授。本名、渡邊 克義(わたなべ かつよし)。 |
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[[新潟県]]生まれ<ref name="彩流社" />。1984年に[[東京外国語大学]][[ロシア語]]学科を卒業、1986年に[[東京都立大学 (1949-2011)]]大学院修士課程修了<ref name="著者紹介">『ポーランド語 中・東欧のことばをはじめましょう』 著者紹介、朝日出版社、2000年。ISBN 978-4255000169。</ref>。同年から[[ワルシャワ大学]]に留学して[[ポーランド]]文化・歴史を学び<ref name="中国新聞">{{cite news|url=http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=4897|title=ポーランド語版の「ゲン」全10巻完成|newspaper=[[中国新聞]] ヒロシマ平和メディアセンター|date=2011-8-16}}</ref>、1990年に同大学院博士課程修了<ref name="著者紹介" />。帰国後は新潟で中学校教員となる<ref name="中国新聞" />。2004年[[東京大学大学院]]人文社会系研究科スラヴ語スラヴ文学専攻修了、「ポーランド人の姓名 ポーランド固有名詞学序説」で[[文学博士|博士]](文学)<ref name="彩流社" />。[[日本学術振興会]]特別研究員を経て、2000年から[[山口県立大学]]助教授、教授<ref name="中国新聞" /><ref>{{cite web|url=http://www.yamaguchi-pu.ac.jp/gakubu/ic/bunka/kokubunteachers.html|title=教員紹介|publisher=山口県立大学|accessdate=2017-02-22}}</ref>。2019年から[[長岡崇徳大学]]教授。 |
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[[エスペラント]]の学習書、日本文学のエスペラント訳などの著作もある。 |
[[エスペラント]]の学習書、日本文学のエスペラント訳などの著作もある。 |
2020年3月25日 (水) 01:48時点における版
渡辺 克義(わたなべ かつよし、1960年[1] - )は、日本の言語学者・歴史学者。長岡崇徳大学教授。本名、渡邊 克義(わたなべ かつよし)。
新潟県生まれ[1]。1984年に東京外国語大学ロシア語学科を卒業、1986年に東京都立大学 (1949-2011)大学院修士課程修了[2]。同年からワルシャワ大学に留学してポーランド文化・歴史を学び[3]、1990年に同大学院博士課程修了[2]。帰国後は新潟で中学校教員となる[3]。2004年東京大学大学院人文社会系研究科スラヴ語スラヴ文学専攻修了、「ポーランド人の姓名 ポーランド固有名詞学序説」で博士(文学)[1]。日本学術振興会特別研究員を経て、2000年から山口県立大学助教授、教授[3][4]。2019年から長岡崇徳大学教授。
エスペラントの学習書、日本文学のエスペラント訳などの著作もある。
単著
- 『カチンの森とワルシャワ蜂起』(岩波書店、1991年)
- 『ポーランド語作文研究』(泰流社、1992年)
- 『ザメンホフとエスペラント』(財団法人日本エスペラント学会、1996年)
- 『語学王 ポーランド語』(三修社、1999年)
- 『ポーランド語 中・東欧のことばをはじめましょう』(朝日出版社、2000年)
- 『ポーランド人の姓名』(西日本法規出版、2005年)
- 『ポーランド語の風景』(現代書館、2005年)
- 『ゼロから話せるポーランド語』(三修社、2006年)[『語学王 ポーランド語』改訂版]
- 『まずはこれだけエスペラント語』(国際語学社、2009年)
- 『ポーランド語作文教本』(東洋書店、2012年)
- 『一冊目のポーランド語』(東洋書店新社、2017年)
- 『物語 ポーランドの歴史 東欧の「大国」の苦難と再生』(中公新書、2017年)
編著
- 『ポーランドを知るための60章』(明石書店、2001年)
- 『地域から世界へ 異文化へのまなざし』編著・訳(山口新聞、2001年)
- 『ポーランド学を学ぶ人のために』(世界思想社、2007年)
- 『簡明日本語-ポーランド語 ポーランド語-日本語辞典』(国際語学社、2008年)
- 『頻出順ドイツ語1200単語』(国際語学社、2011年)
共編著
- 『ポーランド語読本』土谷直人共著(泰流社、1993年)
- 『ロシア語中級読本』西野常夫共編著(東洋書店、2002年)
- 『ワルシャワ通信 日本人学校教師のポーランド体験』梶原衛共著(彩流社、2004年)
- 『ロシア語初級読本』西野常夫共編著(東洋書店、2004年)
- 『媒介言語論を学ぶ人のために』木村護郎クリストフ共編(世界思想社、2009年)
- 『パーフェクトフレーズ スペイン語日常会話』カルロス・カシリマス, 中溝朋子共著(国際語学社、2009年)
- 『はじめての英語落語 これが世界を爆笑させる「英語落語」だ!』桂あさ吉, 大矢智子共著(国際語学社、2011年)
- 『イタリア語会話厳選パターンフレーズ80』ルチオ・パッツァネーセ共著(国際語学社、2011年)
- 『ロシア人が日本人によく聞く100の質問 ロシア語で日本について話すための本』ヴァレリー・グレチュコ共著(三修社、2012年)
- 『ドイツ語、もっと先へ!』アンドレアス・マイアー 共著(第三書房、2014年)
- 『ロシア語スピーキング』ヴァレリー・グレチュコ共著(三修社、2014年)
- 『現代日本Q&A』ナタリア・クジミチ, アレクサンドラ綿貫共著(Waneko, 2015年)
- 『スペイン語、もっと先へ!』エフライン・ビジャモール・エレロ共著(第三書房、2016年)
訳書
- アンジェイ・ワイダ『アンジェイ・ワイダ 自作を語る』工藤幸雄,つかだみちこ,久山宏一共訳(平凡社、2000年)
- スタニスワフ・ミコワイチク『奪われた祖国ポーランド』広瀬佳一共訳(中央公論新社、2001年)
- Keiji Nakazawa, Hiroszima 1945. Bosonogi Gen, t. I-X, Warszawa 2004-2011(共訳)
- アンジェイ・ガルリツキ『ポーランド高校歴史教科書【現代史】』田口雅弘、吉岡潤共監訳(明石書店、2005年)
- Misuzu Kaneko, Ptaszek, dzwonek i ja. Dzieła wybrane, Warszawa 2005.
- マレク・ハルトフ『ポーランド映画史』西野常夫共訳(凱風社、2006年)
- マレク・ハルトフ『キェシロフスキ映画の全貌』吉田はるみ共訳(水声社、2008年)
- アネット・インスドーフ『ふたりのキェシロフスキ』和久本みさ子共訳(水声社、2009年)
- アンジェイ・ワイダ『映画と祖国と人生と…』西野常夫,久山宏一共訳(凱風社、2009年)
- アグニェシュカ・ウサキェヴィチ『海辺のネコ』(水声社、2011年)
- Japana literatura juvelaro, Tokio: Japana Esperanto-Instituto, 2013(共訳)
- マリア・ポプシェンツカ『珠玉のポーランド絵画』加須屋明子,小川万海子共訳(創元社、2014年)
脚注
- ^ a b c 梶原衛・渡辺克義『ワルシャワ通信 日本人学校教師のポーランド体験』 著者紹介、彩流社、2004年。ISBN 978-4882029595。
- ^ a b 『ポーランド語 中・東欧のことばをはじめましょう』 著者紹介、朝日出版社、2000年。ISBN 978-4255000169。
- ^ a b c “ポーランド語版の「ゲン」全10巻完成”. 中国新聞 ヒロシマ平和メディアセンター. (2011年8月16日)
- ^ “教員紹介”. 山口県立大学. 2017年2月22日閲覧。