コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「合田正人」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: 首都大学東京関連1(リンクの修正、カテゴリ修正) - log
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: 首都大学東京関連1(リンクの修正、カテゴリ修正) - log
76行目: 76行目:
[[Category:ジャック・デリダの翻訳者]]
[[Category:ジャック・デリダの翻訳者]]
[[Category:明治大学の教員]]
[[Category:明治大学の教員]]
[[Category:東京都立大学の教員]]
[[Category:東京都立大学の教員]]
[[Category:琉球大学の教員]]
[[Category:琉球大学の教員]]
[[Category:一橋大学出身の人物]]
[[Category:一橋大学出身の人物]]

2020年3月25日 (水) 02:12時点における版

合田 正人(ごうだ まさと、1957年 - )は、日本哲学研究者、明治大学文学部長・教授。専門はレヴィナスなど。日仏哲学会理事。

経歴

香川県多度津町生まれ。一橋大学社会学部卒、パリ第8大学哲学科留学。東京都立大学 (1949-2011)大学院人文科学研究科博士課程中退。学生時代は鈴木道彦足立和浩野沢協らの指導を受けた[1]

琉球大学講師を経て、東京都立大学 (1949-2011)人文学部助教授に就任するが、2004年首都大学東京への再編に反対し転出、明治大学文学部教授に就任。一橋大学大学院言語社会研究科非常勤講師。2017年明治大学文学部長[2]

エマニュエル・レヴィナスウラジミール・ジャンケレヴィッチユダヤ思想を研究。日仏哲学会理事、京都ユダヤ思想学会会長[3][4]。なお実家は船舶検査代行、ボート免許教室、船の販売・修理等を行う株式会社合田マリンエンジニアリング[1]である。

著作

  • 編著『顔とその彼方 レヴィナス『全体性と無限』のプリズム 明治大学人文科学研究所叢書』知泉書館 2014

翻訳

  • レヴィナス『超越・外傷・神曲』(内田樹共編訳)国文社 1986.9
  • レヴィナス『全体性と無限――外部性についての試論』国文社 1989.3
  • レヴィナス『存在するとは別の仕方であるいは存在することの彼方へ』朝日出版社 1990.7
  • レヴィナス『われわれのあいだで――《他者に向けて思考すること》をめぐる試論』(谷口博史共訳)法政大学出版局 1993.12、新装版2015
  • レヴィナス『諸国民の時に』法政大学出版局 1993.10
  • レヴィナス、ジャック・ロラン編『神・死・時間』法政大学出版局 1994.9
  • レヴィナス『固有名』みすず書房 1994.2
  • マルレーヌ・ザラデル『ハイデガーとヘブライの遺産――思考されざる債務』法政大学出版局 1995.6
  • ウラジーミル・ジャンケレヴィッチ『最初と最後のページ』みすず書房 1996.6
  • レヴィナス『聖句の彼方 タルムード――読解と講演』法政大学出版局 1996.1、新装版2014
  • レヴィナス、ピエール・アヤ編『歴史の不測 付論・自由と命令、超越と高さ』(谷口博史共訳)法政大学出版局 1997.7
  • レヴィナス『外の主体』みすず書房 1997.2
  • 『レヴィナス・コレクション』 ちくま学芸文庫(編訳) 1999.5
  • 『ベルクソン講義録』(全4巻:谷口博史、江川隆男、高橋聡一郎共訳)法政大学出版局 1999-2001
  • ユリウス・グットマン『ユダヤ哲学――聖書時代からフランツ・ローゼンツヴァイクに至る』みすず書房 2000.4
  • ジル・ドゥルーズ, アンドレ・クレソン『ヒューム』ちくま学芸文庫 2000.2
  • ジャック・デリダ『ユリシーズ・グラモフォン――ジョイスに寄せるふたこと』(中真生共訳)法政大学出版局 2001.6
  • レヴィナス ピエール・アヤ編『他性と超越』(松丸和弘共訳)法政大学出版局 2001.5
  • モーリス・メルロ=ポンティ『ヒューマニズムとテロル――共産主義の問題に関する試論』みすず書房 2002.7
  • アンリ・ベルクソン『意識に直接与えられたものについての試論』(平井靖史共訳) ちくま学芸文庫 2002.6
  • レヴィナス『貨幣の哲学』ロジェ・ビュルグヒュラーヴ編、法政大学出版局 2003.8、新装版2014
  • ステファヌ・モーゼス『歴史の天使――ローゼンツヴァイク、ベンヤミン、ショーレム』法政大学出版局 2003.2
  • スーザン・A. ハンデルマン『救済の解釈学――ベンヤミンショーレム、レヴィナス』(田中亜美共訳)法政大学出版局 2005.2
  • レオン・ポリアコフ『ムハンマドからマラーノへ(反ユダヤ主義の歴史 第2巻)』 筑摩書房 2005.8
  • ジャン=フランソワ・レイ『レヴィナスと政治哲学――人間の尺度』(荒金直人共訳) 法政大学出版局 2006.12
  • マルティン・ブーバー『ひとつの土地にふたつの民――ユダヤ‐アラブ問題によせて』 みすず書房 2006.1
  • ジャック・デリダフッサール哲学における発生の問題』(荒金直人共訳)みすず書房 2007.11
  • アンリ・ベルクソン『物質と記憶』(松本久共訳) ちくま学芸文庫 2007.2
  • ジャン=ピエール・シャンジュー、ポール・リクール『脳と心』(三浦直希共訳) みすず書房 2008.10
  • マルティーヌ・レイボヴィッチ『ユダヤ女ハンナ・アーレント――経験・政治・歴史』 法政大学出版局 2008.3
  • ポール・リクール 『レクチュール 政治的なものをめぐって』 みすず書房 2009.9
  • アンリ・ベルクソン『創造的進化』(松井久共訳) ちくま学芸文庫 2010.9
  • ピエール・ブーレッツ『20世紀ユダヤ思想家 来るべきものの証人たち』(全3巻:柿並良佑・渡名喜庸哲・藤岡俊博・三浦直希共訳) みすず書房 2011-2013
  • ジャン=リュック・ナンシー『限りある思考』 法政大学出版局 2011.2
  • ジャン=クレ・マルタン 『ドゥルーズ 経験不可能の経験』 河出文庫 2013.5
  • フランソワ=ダヴィッド・セバー 『限界の試練 デリダ、アンリ、レヴィナスと現象学』 法政大学出版局 2013.7
  • ジャック・デリダ 『エクリチュールと差異 (新訳)』 (谷口博史共訳) 法政大学出版局 2013.12
  • アンリ・ベルクソン『道徳と宗教の二つの源泉』(小野浩太郎共訳) ちくま学芸文庫 2015.8
  • アンリ・ベルクソン『笑い』(平賀裕貴共訳) ちくま学芸文庫 2016.9

脚注

  1. ^ a b 明治大学文学部フランス文学専攻明治大学。
  2. ^ [1]明治大学
  3. ^ [2]レヴィナス研究会
  4. ^ [3]日仏哲学会