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'''杉井 光'''(すぎい ひかる、[[1978年]] - )は、[[日本]]の[[小説家]]。[[東京都]][[稲城市]]出身。
'''杉井 光'''(すぎい ひかる、[[1978年]] - )は、[[日本]]の[[小説家]]。[[東京都]][[稲城市]]出身。



2020年5月20日 (水) 10:14時点における版

すぎい ひかる
杉井 光
ペンネーム 杉井 光
(すぎい ひかる)
誕生 1978年????
日本・東京都稲城市
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本
活動期間 2006年 -
ジャンル ライトノベル
ミステリ
音楽小説
学園小説
代表作神様のメモ帳
さよならピアノソナタ』など
主な受賞歴 第12回電撃小説大賞銀賞(『火目の巫女』)
デビュー作火目の巫女
署名
公式サイト 杉井光 (@hikarus225) - X(旧Twitter)
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杉井 光(すぎい ひかる、1978年 - )は、日本小説家東京都稲城市出身。

略歴

高校卒業後、フリーターを6年、ニートを3年経験[注 1]。フリーター時代は、アマチュアバンドでキーボードを担当。趣味は料理と麻雀[1]。『火目の巫女』で、第12回電撃小説大賞の銀賞を受賞。公式サイトにおいての職業は、小説家・ニートとなっている(2007年10月時点、2012年9月時点でも同様の記述を確認)。 主にライトノベルレーベルから多様な作品を発表して来たが、『超越数トッカータ』(後述の「蒔田シュン」シリーズ第一作)にて一般文芸誌へと進出した。

評価

2008年以降かなりの速筆で知られるようになり、2008年5月から10月にかけては6ヶ月連続で新刊を刊行している[注 2]。また、ライトノベルにおいては新人作家がデビューレーベルのみで作品を発表し続けるケースが多いが、デビュー後の早い段階で複数社から複数シリーズを並行して発表していることも異例である[注 3]

やや優柔不断で内省的な少年を主人公にした一人称の作品が多く、そのキャラクター造形や語り口が、異なるシリーズであっても非常に似通っているのが特徴的である。スター・システムの一種であると著者本人も認めている[要出典]。その一方で、現代ものからファンタジーまで作風は幅広い[注 1]。また杉井本人は「(それだけが執筆の動機ではないが、音楽関係の支出を作家業の経費にするため)音楽ものについては一生書き続ける」との趣旨で『楽聖少女』刊行に際してのインタビュー記事において語っている[2]

作品の1つ『生徒会探偵キリカ』担当編集者へのインタビュー記事においては「自らの作品に対して真摯な姿勢で臨まれている方。(生徒会探偵キリカの)原稿には細かな言葉遊びが数多くちりばめられていて、編集者の自分自身もクスッと笑ってしまうことが何度もある」との趣旨で杉井を評している[3]。また『神様のメモ帳』担当編集者へのインタビュー記事では「マージャンが強そうだったり、いろいろな楽器を演奏できたり、本格的なラーメンを作ったりと多才な方。適当なようでいて、やる時はやられる方です」との趣旨で杉井が語られている[1]

その他

2013年8月25日に発覚した2ちゃんねる個人情報流出事件の際、橋本紡日日日至道流星榊一郎などのライトノベル作家や神海英雄小宮山健太河田悠冶たにはらなつきなどの漫画家、原作者及び講談社を誹謗中傷する内容を、また、自身を激賞する内容を書き込んでいたことが、流出した情報から明らかになった。これについて、同27日に本人が公式サイト上に謝罪文を掲載した[4][5]

マイコンBASICマガジンに自作ゲームを投稿していたことがあり、それらのWindows移植版をサイトで公開していたことがあった(現在は終了)。

作品リスト

小説

漫画原作

脚注

注釈

  1. ^ a b 『生徒会探偵キリカ』小説第1巻・第2巻著者紹介より。
  2. ^ 『死図眼のイタカ』(2008年5月、一迅社文庫)・『神様のメモ帳(3)』(同年6月、電撃文庫)・『さくらファミリア!』(同年7月、一迅社文庫)・『さよならピアノソナタ(3)』(同年8月、電撃文庫)・『ばけらの!』(同年9月、GA文庫)・『さくらファミリア!2』(同年10月、一迅社文庫)の6つ。なお杉井は2008年には『さよならピアノソナタ』の2巻および4巻をそれぞれ3月10日・12月5日に刊行しており、年間8冊をリリースしたこととなる。
  3. ^ デビュー年である2006年の2年後の2008年には、デビューレーベルの電撃文庫に加えて一迅社文庫・GA文庫でも作品を刊行した。2012年9月現在で出版実績のあるライトノベルレーベルは、電撃文庫・一迅社文庫・GA文庫・MF文庫J・メディアワークス文庫・ガガガ文庫・講談社ラノベ文庫である。

出典

外部リンク