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講談社タイガ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

講談社タイガ(こうだんしゃタイガ)は、株式会社講談社が発行している小説文庫レーベル

概要

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2015年7月9日ティーザーサイトが立ち上がる。ロゴマークの他に、作家の名前と7月23日までのカウントダウンが表示されるも、レーベル名は秘されていた[1][2]。同年7月23日、レーベル名と創刊日が発表され、創刊までの新たなカウントダウンが表示される[1][3][4]。同年10月20日、創刊される[5]

講談社ノベルスの兄弟レーベルという位置づけとされる[6][7]。創刊と入れ替わりに講談社BOXを実質的にレーベル休刊しているが、玉石混淆でミステリ色も希薄だったことから、作家陣で引き継いだのは唯一、森川智喜だけであった。

全点新作・書き下ろしで、すべてシリーズ作品とされていたが、書き下ろしではない作品も刊行されている[5][8]判型は、A6判(文庫判)[5]。毎月20日頃に発売されている[9]。毎月4冊程度ずつ刊行されている[5]

新書ノベルズという判型の書籍を定期的に刊行している出版社がかなり少なくなっており、書店の棚も縮小している状況を受けて創刊された[3][6]。20代、30代の小説愛好者をメインターゲットとしている[5][10]。一般文芸レーベルとされており、女性読者を意識したミステリー色が強い[11]が、ミステリーだけではなく、ファンタジーSFも含めたエンターテインメント小説全般を扱っている[3]

実質的な創刊編集長を務めていた河北壮平が、2021年2月に「小説現代」編集長へ転出したため、以降の刊行点数はやや縮小傾向にある。

創刊ラインナップ

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脚注

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出典

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  1. ^ a b 文庫レーベル「講談社タイガ」10月20日創刊 参加作家44人が発表”. ITmedia eBook USER. 2023年12月21日閲覧。
  2. ^ いったい何が始まるんです? 講談社が新サイトのティーザーを公開”. ITmedia eBook USER. 2023年12月21日閲覧。
  3. ^ a b c ダ・ヴィンチ』2015年10月号、118ページ
  4. ^ 講談社タイガです | 講談社タイガ 公式twitter
  5. ^ a b c d e 小説偏愛者のみなさんへ 講談社より、新小説レーベル『講談社タイガ』、本日刊行!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2015年10月20日). 2023年12月21日閲覧。
  6. ^ a b 文庫新レーベル次々…軽快で読みやすく : ライフ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  7. ^ 講談社ノベルスの兄弟レーベル「講談社タイガ」です | 講談社タイガ 公式twitter
  8. ^ 講談社タイガは全点新作、書き下ろし | 講談社タイガ 公式twitter
  9. ^ 書籍シリーズの公式サイトや既刊本をご紹介! 講談社BOOK倶楽部”. 講談社BOOK倶楽部. 2023年12月21日閲覧。
  10. ^ 【新文化】 - 講談社、10月20日に新レーベル「講談社タイガ」創刊
  11. ^ 野村美月|講談社タイガ|講談社BOOK倶楽部”. 講談社タイガ|講談社BOOK倶楽部. 2023年12月21日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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