「相愛女子短期大学」の版間の差分
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** 人間生活専攻:一般企業への就職者が多く、[[イズミヤ]]・[[USEN]]・[[コクヨ]]・[[資生堂]]・[[シャープ]]・[[シャディ]]・[[泉州銀行]]・[[タカラスタンダード]]・[[東洋紡|東洋紡績]]・[[野村證券]]・[[ピップフジモト]]・[[ユニチカ]]・[[レイク]]・[[ワコール]]などに就職している<ref name="2000年度"></ref>。 |
2020年6月15日 (月) 22:32時点における版
相愛女子短期大学 | |
---|---|
大学設置 | 1950年 |
創立 | 1888年 |
廃止 | [[{{{廃止年}}}]] |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人相愛学園 |
本部所在地 | 大阪府大阪市住之江区南港中4-1 |
学部 |
第一部 日本語日本文学科[1][2] 英語コミュニケーション学科[1][3] 人間生活学科 人間生活専攻 食物栄養専攻 音楽科[4] 器楽専攻[4] 声楽専攻[4] 楽理作曲専攻[4] 人間関係学科 第二部 国文学科[5] 家政学科[5] 食物専攻[5] 被服専攻[5] 音楽科[4] |
相愛女子短期大学(そうあいじょしたんきだいがく、英語: Soai College[6])は、大阪府大阪市住之江区南港中4-1に本部を置いていた日本の私立大学である。1950年に設置。大学の略称は相愛短大。学生募集は2005年度まで[7]。2006年度より相愛大学への全面改組により短期大学は学生募集を停止し、2008年7月31日正式廃止[8]。
概要
大学全体
建学の精神(校訓・理念・学是)
- 相愛女子短期大学の学是は「自他共に如来の一子なり、まさに相愛愛すべし」となっている。
教育および研究
- 相愛女子短期大学にはかつて、「なにわの文学」と題した科目があった。これは、近松門左衛門や司馬遼太郎といった大阪出身の著名文学者の著作を研究する内容のもので、本短大独自の科目となっていた。日本語日本文学科の専門科目として設置されていた[9]。
- 最新の人間関係学科は、人間理解を深く学ぶための学科で「宗教」・「文学」・「歴史」・「心理学」・「社会心理学」などの科目が置かれていた。人間生活学科では、栄養士の養成も執り行っていた。
- 一般教育科目では「仏教史学」をはじめ宗教に関する科目や外国語科目、保健体育科目などがあった。
学風および特色
沿革
- 1888年 大阪府東区(現・大阪市中央区)本町4丁目に相愛女学校を設置。
- 1906年 相愛高等女学校に改組。大阪女子音楽学校を併設。
- 1928年 財団法人相愛女学園を設立。相愛女子専門学校を設置。国文科・家政科・社会事業科を置く。
- 1937年 社会事業科を廃止し、音楽科を設置。
- 1944年 学科の改編が行われ、国語科・保健科・被服科・音楽科を置く。
- 1950年 相愛女子短期大学に改編。国文科を置く。
- 1953年 学科の新設が行われる。
- 1969年 学科名を変更。
- 国文科→国文学科
- 家政科→家政学科
- 1983年 キャンパスを住之江区に移転。
- 1987年 英米語科を増設する(在学者数は98[11])
- 1995年 学科名の変更が行われる。
- 家政学科→生活学科
- 被服専攻→衣生活専攻
- 家政学科→生活学科
- 1999年 学科名の変更が行われる。
- 生活学科
- 食物専攻→食物栄養専攻
- 衣生活専攻→人間生活専攻に名称変更
- 生活学科
- 2000年 人間関係学科増設。学科名を改称。
- 国文学科→日本語日本文学科
- 英米語科→英語コミュニケーション学科
- 2005年度をもって学生募集を終了。当時の募集は以下の通り。
- 人間生活学科
- 人間生活専攻
- 食物栄養専攻
- 人間関係学科
基礎データ
所在地
- 大阪府大阪市住之江区南港中4-1
教育および研究
組織
学科
- 日本語日本文学科
- 英語コミュニケーション学科
- 人間生活学科
- 人間生活専攻
- 食物栄養専攻
- 人間関係学科
専攻科
- なし
別科
- なし
取得資格について
- 中学校教諭二種免許状
- 国語:当初は国文学科(旧・国文科第二部含む[12])や日本語日本文学科で取得できたが、2000年度より相愛大学で聴講することにより全学科で取得可能となった[9]。
- 英語:当初は英米語科及び英語コミュニケーション学科で取得できたが、2000年度より相愛大学で聴講することにより全学科で取得可能となった[9]。
- 家庭:旧・生活学科衣生活専攻および家政科第一部・第二部[12]
- 保健:旧・家政科第一部・第二部[12]
- 社会:人間関係学科をはじめ全ての学科で可能となった。但し、相愛大学で聴講する必要があった。
- 音楽:かつては旧来の音楽科(第一部・第二部含む[12])で取得できるものだったが、2000年度より相愛大学で聴講することにより全学科で取得可能となった[9]。
- 当初は中学校教諭ほか高等学校教諭免許状の教職課程を併設。
- 国語:国文科第一部・第二部[12]
- 音楽:音楽科第一部・第二部
- 家庭・保健:家政科第一部・第二部
- 栄養士:生活学科食物栄養専攻
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
- 短期大学独自の活動団体があり、体育系では硬式テニス・軟式テニス・バドミントン・バレーボール・陸上競技など、文化系では華道・茶道・宗教・フォークソング・ワープロ・アジア研究・演劇・アパレル研究などがあった。
学園祭
- 相愛女子短期大学の学園祭は「ブルーオーシャンフェスティバル」と呼ばれていた。
大学関係者と組織
大学関係者一覧
大学関係者
歴代学長
出身者
施設
キャンパス
- 短大独自の校舎が設置されていた。
寮
- 相愛女子短期大学には、大学と同様「相愛学園学生寮」があった。
対外関係
関係校
系列校
卒業後の進路について
就職について
- 国文学科&日本語日本文学科:一般企業への就職者が多く、昭和電工・足利銀行・松下電工・近鉄百貨店・商工組合信用金庫・デンソー・日興コーディアル証券・みずほコーポレート銀行・和歌山銀行などに就職している[9]。
- 英米語科&英語コミュニケーション学科:一般企業への就職者が多く、東レ・近畿大阪銀行・紀陽銀行・京阪百貨店・スズキ自動車・せとうち銀行・髙島屋・西日本旅客鉄道・JALホテルズ・新光証券などに就職している[9]。
- 生活学科&人間生活学科:
編入学・進学実績
- 国文学科&日本語日本文学科:立命館大学・追手門学院大学・大谷女子大学・四天王寺大学ほか[9]。
- 英米語科&英語コミュニケーション学科:金沢学院大学・龍谷大学・帝塚山学院大学・常磐会学園大学・梅花女子大学などがある[9]。
- 生活学科&人間生活学科
参考文献
- 『全国学校総覧』
- 『短期大学一覧』
- 『全国私立大學・短期大學入学案内』(昭和27年度用:日本私立大學協會 日本私立短期大學協會共編)
- 『教員養成課程認定大学短期大学一覧』(文部省大学学術局編)
- 『教員養成課程認定大学・短期大学等総覧』(全国高等学校長協会編。第一法規出版)
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『相愛大学・相愛女子短期大学』:入学案内小冊子
脚注
- ^ a b 学生募集は2001年度まで。
- ^ 2003年3月31日廃止。
- ^ 2004年3月31日廃止。
- ^ a b c d e f 学生募集は1957年度まで。1959年3月31日廃止。
- ^ a b c d e f 1974年3月31日廃止。
- ^ CiNiiより
- ^ 人間関係学科、生活学科食物栄養専攻・人間生活専攻のみ。
- ^ 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』284頁より。
- ^ a b c d e f g h i j k l 2000年度入学案内小冊子より。
- ^ 昭和30年度版『全国学校総覧』1380頁より。
- ^ 昭和63年度版『全国学校総覧』65頁より。
- ^ a b c d e 『教員養成課程認定大学短期大学一覧』(1955年)65-66頁より。