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== 西村修平との関係 == |
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2007年(平成19年)夏に桜井は主権会会長の[[西村修平]]と出会い、その街宣テクニックを学び取ったことは、彼の運動スタイルに劇的な変化をもたらしたとされる<ref>{{Harvtxt|安田|2012|p=145}}</ref>。西村 |
2007年(平成19年)夏に桜井は主権会会長の[[西村修平]]と出会い、その街宣テクニックを学び取ったことは、彼の運動スタイルに劇的な変化をもたらしたとされる<ref>{{Harvtxt|安田|2012|p=145}}</ref>。その一方、西村に影響を受けたという桜井の質問には水を向けてもあまり興味を示すことはなかった、投げやりな口調で「彼もよく頑張ってる、自分は桜井の保護者でもないし、彼は彼なりに活動すればいい」と語っている<ref>{{Harvtxt|安田|2012|p=151}}</ref>。なお、西村は[[京都朝鮮学校公園占用抗議事件]]の裁判過程で朝鮮学校側に謝罪し、2014年頃には「在特会は日の丸を冒涜している」と発言するなど、桜井と反目した立場をとっている<ref>[http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2014/10/14/%E5%85%83%E3%80%8C%E5%9C%A8%E7%89%B9%E4%BC%9A%E3%80%8D%E5%81%B4%E3%81%AE%E8%A5%BF%E6%9D%91%E4%BF%AE%E5%B9%B3%E6%B0%8F%E3%81%AF%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E5%8B%A2%E3%81%AB%E2%80%95%E2%80%95%E5%9C%A8%E7%89%B9/ 「在特会」側の西村修平氏は反対勢に――在特会が日韓断交で差別行動]</ref>。 |
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== 政治的立場 == |
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2020年7月24日 (金) 14:02時点における版
さくらい まこと 桜井 誠 | |
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上野駅前にて(2016年7月24日) | |
生誕 |
1972年2月15日(52歳)[1] 日本 福岡県北九州市 |
住居 | 日本 東京都[要出典] |
国籍 | 日本 |
別名 | Doronpa |
出身校 | 福岡県立中間高等学校普通科[2] |
団体 |
東亜細亜問題研究会 在日特権を許さない市民の会 原発の火を消させない国民会議 都政を国民の手に取り戻す会 行動する保守運動 |
影響を受けたもの |
西村修平(後に決別) 水島総 瀬戸弘幸 |
テレビ番組 |
ジェネジャン 日本文化チャンネル桜 |
肩書き |
東亜細亜問題研究会 代表 在日特権を許さない市民の会 元会長 原発の火を消させない国民会議 会長 行動する保守運動 代表 日本第一党 党首 |
政党 | 日本第一党 |
宗教 | 神道、仏教(浄土真宗本願寺派、真宗大谷派) |
桜井 誠(さくらい まこと、1972年〈昭和47年〉2月15日[1] - )は、日本の政治活動家、文筆家、政治団体「日本第一党」党首[3][4]。「行動する保守運動」代表[3]。「在日特権を許さない市民の会」元 (初代) 会長[3]。
韓国をテーマにしたウェブサイト「不思議の国の韓国」[5]の管理を行っていた。
略歴
福岡県北九州市出身[6]。高校時代、同市八幡西区に住んでいた[7]。実家のあった地域は在日コリアン集住地区に隣接し九州朝鮮中高級学校[8]と至近距離にあった[7][注釈 1]。福岡県立中間高等学校卒業[2]後、地元でアルバイト生活を送り[9]、1997年に上京し、家賃3万5千円のアパートを借りて警備員[10]、江戸川区役所の非常勤職員などの仕事に就いた[11]。
2002年の日韓共催ワールドカップの頃、インターネットを通じて初めて韓国問題にかかわった[12]「韓国という国は、知れば知るほど嫌いになる希有の国」[13]という認識に到った。中央日報翻訳掲示板 (ハンドルネームは「konkon」) やNAVER日韓翻訳掲示板 (ハンドルネームは "Doronpa")などで韓国人たちを相手に、時事問題や歴史問題について議論を重ねた[12][注釈 2]。2003年頃、ネット掲示板「日韓翻訳掲示板」で "Doronpa" というハンドルネームを使用し韓国や北朝鮮を批判する投稿を繰り返して注目を集めた[14]。
2005年1月、日本テレビの討論番組「ジェネジャン!」に朝鮮問題に詳しいブロガーとして「会社員・木村誠 (32)」の名前でゲスト出演した[15]。2005年初頭、日本文化チャンネル桜に出演し、同チャンネルのオピニオン番組の常連となった[16]。ネット以外のメディアに露出したことにより、桜井の知名度は更に増し、右派の若き論客、ネット言論界の「カリスマ」として地歩を固めていった[17]。2009年以降、桜井はチャンネル桜に出演していない[17]。
2010年(平成22年)に取材を受けたニューヨーク・タイムズ紙に、当時の本業は税金関係(a 38-year-old tax accountant(直訳すると「38歳の税理士」))と報じられた[18]が、安田浩一からの取材で「あなたの職業が税理士というのは本当か」と尋ねると、桜井は「そんなこと答えた覚えはない」と否定している[19]。さらにニューヨーク・タイムズ紙の取材に対して、自らの活動をネオナチと比較されることを拒んだうえで、米国のティーパーティー運動を手本に活動していることを明かした。外国人やリベラル系メディア、左派系政治家が国を支配しているせいで道を誤るという、茶会と同じ危機感を持つことがでてきたためという[20]。
活動
東亜細亜問題研究会
日本と、保守派の主張する「特定アジア」との関係、および朝鮮半島史について史料(インタネット掲示板の書き込みや雑誌記事)研究を行う自由主義史観派市民の集まりである。[要出典]
在日特権を許さない市民の会 (在特会)
2005年9月に「在日無年金訴訟」について知ったことが、在特会の設立契機となった[21]在特会の活動のほとんどは「ニコニコ動画」や「USTREAM」などで生中継され、視聴者によってYouTube、ブログ、ツイッターを通して「拡散」された[14]。 6月13日には175人の会員を京都市役所前に集めてデモを行った。このデモに際しては、韓国民団が支持する左派集団から事前に「反撃」の予告を受けていた。予告通り、デモの際に反在特側と遭遇し、双方が互いを激しく罵りあう騒ぎがあった。この騒ぎの中で、桜井が当該左翼集団のシンパとみられる男性から暴行を受ける事件が発生した。なお、在特会は、当該反在特側がこのデモで、国旗である日章旗(日の丸)を冒涜していたなどと主張している[22]。
9月27日には、秋葉原に約800名(警察発表では750名)の会員を集め、「国民主権の堅持・外国人参政権反対」を訴えるデモを行った。このデモの最中に、「排外主義反対」と書かれた紙を持って立っていた男性と小競り合いが生じた。付近は一時騒然としたものの警察官が止めに入り乱闘事件は収束した[23]。2010年(平成22年)8月10日 - 2009年(平成21年)12月、京都朝鮮第一初級学校が近隣の公園を不正使用していると主張、その公園で街宣を行いその際に公園内に学校側が設置した備品を撤去し学校に返却しようとして、受け取らない学校側と小競り合いになった4幹部が、学校の告訴を受け捜査中の京都府警察に、威力業務妨害・暴力行為等処罰ニ関スル法律違反(集団的器物損壊)・名誉毀損容疑で逮捕された際に、桜井宅にも関係先として家宅捜索が入った[24][25]。
桜井は河野談話の白紙撤回を求める市民の会の賛同人でもある。同会は2008年(平成20年)1月26日に女たちの戦争と平和資料館に対し、「慰安婦は嘘つきであり、唯の売春婦である。慰安所でも強姦が存在しなかった以上、日本政府にはなんら責任はない。”性奴隷”とは、ナチスが行った強姦などの犯罪行為の被害者となったユダヤ人の女性たちのことを指すものであり、売春婦のことを性奴隷とは呼ばない」「反日勢力による歴史修正を許さない」等の主張を展開するデモを行った。この時、桜井もデモに参加しており、後日ブログでその報告をしている。また、名古屋市で同年4月17日に開催されることになっていた「元慰安婦」の講演会に対して、在特会愛知支部が会場に予定されていた貸しホールに抗議を行い[26][27]、講演会が開催直前に「保守系団体の抗議行動により会場のキャンセルを余儀なくされた」との報道[28]を受け、自身のブログおよび在特会のホームページにて「反日左翼の妄動を行動する保守運動が初めて未然に防いだ」と述べている[26][27]。
反中デモ
2012年の反中デモでは「ゴキブリシナ人を日本から叩き出せ」などといった声と合さりデモ終了後に桜井誠らは「パトロール」と称して、華僑の商店の多い一角に向かって、そこで「日本が戦前大陸に行ったことが侵略なら、てめえらが日本にいること自体が侵略なんだよ!」と絶叫した[29]。
しばき隊との抗争
2013年6月16日、東京・新宿で行われた他団体のデモに参加しようと新宿駅に来た所、待ち伏せしていたしばき隊のメンバーらとと小競り合いになり、しばき隊のメンバーにメガネを奪われたため被害届を新宿署に提出しに行った所、しばき隊側が桜井のつばがかかったため相被疑であると主張して、共に現行犯逮捕されたが[30][31][32]、勾留延長はされず48時間以内に釈放され不起訴となった[33][34]。
橋下徹との公開討論会
2014年10月20日、当時大阪市長であった橋下徹と大阪市役所で公開討論会を行った。会談は互いに相手を罵り合うという緊張状態の中で開始され、議論が白熱しつかみ合いになりそうな場面も見られたが関係者が間に入った。討論は予定時間より大幅に短い10分で打ち切られた[35][36][37]。討論会については「居酒屋で酔っ払いが言い合いをしている」と酷評された[38][39][40]。
2014年(平成26年)11月11日、桜井は同月30日をもって会長を辞任した[41]。
2016年都知事選出馬
2016年(平成28年)6月、かつての方針を一転し2016年東京都知事選挙に出馬を表明。それに伴い政治団体「都政を国民の手に取り戻す会」[42](略称:都取会)を設立[43]。肩書は「元在日特権を許さない市民の会会長」とした。選挙では無所属で立候補し、「生活保護受給を日本国籍保有者限定とする」「パチンコの違法化」などを公約に掲げた[44]。5位で落選、約11万票の支持を集めた[45]。
桜井の獲得票に対して古谷経衡は、「想定内の健闘」「地方議会であれば数議席獲得が可能」としつつも、2014年の東京都知事選における田母神俊雄の得票数(610,865票)と比較して、「大多数のネット保守層からの支持を得ることはできなかった」「田母神氏の6分の1程度(約18.7%)しか得票できず、潜在的に桜井氏と親和性の高いネット保守からの支持の大部分を取り逃がした」と分析している[45]。
「AbemaTV」公式チャンネル閉鎖
2016年9月23日、AbemaTVで開設された番組チャンネル「桜井誠のズバリ言ったわよ!!」は、わずか1日で運営側が閉鎖した。[信頼性要検証]これに対しては、C.R.A.C.などの対抗勢力が、共同出資したサイバーエージェントとテレビ朝日やスポンサーに電凸を行うように呼びかけていた[46]。[信頼性要検証]
ツイッターアカウント凍結
2017年11月7日、桜井のツイッターアカウントが「新しい規約に違反」として凍結された[47][48]。
2020年東京都知事選挙
2020年6月4日、同年7月5日投開票の東京都知事選挙への出馬を表明した[49]。「日本第一党推薦候補」として出馬している。今回の選挙で掲げた公約は前回2016年都知事選の7つよりも大幅に減らしており、「都民税・固定資産税ゼロ[50]」「パチンコ規制」「外国人生活保護の即時停止」の3つとなっている。
2020年6月18日からの選挙活動については、新型コロナウイルス感染症の影響を懸念して従来の屋外で人を集める街宣演説を取り止め、ネット配信によるバーチャル街宣・対談を主とした。例外的に、人を集めないよう事前予告をしない形で中国大使館などへの現場へ赴く抗議街宣を行っている。
2020年6月24日 虎ノ門ニュース(上念司×ケント・ギルバート出演)スタジオ放映中(朝8時30分)からスタジオ前に選挙カーを寄せ視聴者を巻き込み上念を名指しで批判するなどの騒動を起こした[51]。これに対し、虎ノ門ニュース側は桜井の過去の問題発言を理由に取り上げていなかったと説明し、今後も取り上げる予定はないとしている[52]。ただ、虎ノ門ニュースが当日の番組内で桜井を非難するにあたって事前に用意していた桜井本人の問題発言とする情報については、本来虎ノ門ニュースが非難していた朝日新聞や神奈川新聞らが過去に記事として取り上げたものであり、加えてそれらの問題発言は桜井自身が述べたものではない[53]。
他方、有本香、百田尚樹、須田慎一郎の3人は、桜井に一定の理解を示し、肯定的な発言をしている[54][55][56]。
7月6日、6月24日配信虎ノ門ニュース(出演:居島一平・上念司・ケント・ギルバート)の中での、桜井の街宣映像権利者への無断使用謝罪が行われた[57]。
選挙の結果は17万8784票を獲得したが、5位で落選した[58]。桜井は、「確かに今回の選挙、敗れはしました。今後の小池百合子さんの活躍を期待したいと思います。しかしながら、今回のこの選挙、ひとつの大きな指針を示したと思います。バーチャル選挙、バーチャル街宣、バーチャル対談。こういったものを通じまして、皆さんもバーチャル、ネットの力を少しでも感じていただけたんじゃないかと。そして次の選挙です。次の選挙でそれを生かしていかなきゃいけないということです」と述べている[59]。
2020年衆議院選挙
日本第一党から、東京都比例ブロックで4名、東京都第15区(江東区)から桜井自身が出馬することを示唆した[60]。
裁判
2016年9月27日、ネット上の民族差別発言で精神的苦痛を受けたとして在特会と元会長の桜井に対し、李信恵が計550万円の損害賠償を求めた裁判で、一審・大阪地裁の増森珠美裁判長は、桜井がネット動画やツイッターで、李を「朝鮮ババア」「差別の当たり屋」などと表現し「ドブエ」と連呼したことを指摘し、「社会通念上許される限度を超える侮辱行為で、原告の人格権を侵害した」と批判した。また、桜井の一部発言について「在日朝鮮人に対する差別を増幅させる意図で行われた」として人種差別撤廃条約に違反すると認定し、在特会と連帯して77万円を支払うよう命じた[61]。2017年6月19日、大阪高裁はフリーライターを容姿を貶める発言と認定、民族・性差別の複合差別との判断を下し敗訴[62]。2017年11月29日、最高裁判所は上告を棄却して、77万円の損害賠償を認め桜井は敗訴した[63]。
参議院議員の有田芳生に「存在そのものがヘイトスピーチ」とツイートされた事は人格の否定にあたるとして、有田を提訴したが、東京地裁は桜井の過去の発言をヘイトスピーチと認定し、ある程度の批判は甘受すべきとし、有田のツイートには違法性はないとして訴えを退けた[64][65]。桜井は控訴したが、翌2018年東京高裁は一審の判決を支持。自身の著作物はヘイトスピーチや差別の扇動と無関係ではないと判断。有田の「存在そのものがヘイトスピーチ」「差別に寄生して生活を営んでいる」は真実と判断された[66]。同年9月、最高裁判所は桜井の上告を棄却、一審、二審の判決が確定した[67]。
原発の火を消させない国民会議
福島第一原子力発電所事故以降、日本国内で活発になっている急進的な反原発の動きに危機感を抱き、桜井が有志らと結成した組織。反原発デモに対する直接の抗議活動を行った。会長は原発維持派の桜井、書記長は原発推進派の八木康洋(東大工学部卒)が務めている。八木と原発推進運動を共にする主要な活動家は、日本の自存自衛を取り戻す会幹部の永井清之(京大工学部卒)。関西に支部が存在したが、2020年現在は休眠中[68]。
桜井らは、反原発の動きが反日左翼団体、反日外国人(主に在日韓国・朝鮮人など)、中核派などの「極左暴力集団」[69]が電力不足にする事で日本を衰退させることを目的として行っているものと定義しており、原発の即時停止など急進的な反原発に反対し、代替エネルギーが確保できるまで原発の再稼働による電力の確保が必要であると主張している[69]。なお、国民会議らが抗議活動を行った[70]、6月11日の東京での原子力発電所反対デモでは、朝鮮語(ハングル)表記が確認されている[69]、また桜井は原発の推進を主張しているわけではないとした上で、原発再稼動の必要性を主張している[69]。
原発関連の活動では、国民会議が主催団体で在特会は協賛団体となっている[71]。この団体に賛同する団体は新攘夷運動 排害社、日本侵略を許さない国民の会(日侵会)など複数存在しており、共同で街宣活動をしていることがある[69]。
西村修平との関係
2007年(平成19年)夏に桜井は主権会会長の西村修平と出会い、その街宣テクニックを学び取ったことは、彼の運動スタイルに劇的な変化をもたらしたとされる[72]。その一方、西村に影響を受けたという桜井の質問には水を向けてもあまり興味を示すことはなかった、投げやりな口調で「彼もよく頑張ってる、自分は桜井の保護者でもないし、彼は彼なりに活動すればいい」と語っている[73]。なお、西村は京都朝鮮学校公園占用抗議事件の裁判過程で朝鮮学校側に謝罪し、2014年頃には「在特会は日の丸を冒涜している」と発言するなど、桜井と反目した立場をとっている[74]。
政治的立場
左派政党
旧民主党については旧社会党系議員や、有田芳生など特定の議員に対しては批判的であるが、都議会民主党(いずれも当時)議員の土屋敬之と吉田康一郎はデモや集会に来賓として出席したことがあった(但し、後に二人とも民主党を離党している)。日本共産党や社会民主党などの左派政党にも批判的である[75]。
天皇
昭和天皇や明仁天皇・皇族を侮辱したり不敬とした行為には批判の声を上げたり、反天連など反皇室的な団体に対しても抗議や批判を行う他、後述の様に憲法の条文では第1章の「天皇」の項目で天皇の地位を明記している第1条を一番重視し、「日本で一番大切なのは天皇陛下だ」と述べるなど、天皇に敬意を示している[76][77][78]。
憲法
日本国憲法はアメリカによって作られたものであるとし、占領統治下での憲法制定を禁じたハーグ陸戦条約に違反しているとして憲法無効論を主張している[79]。
朝鮮学校無償化
朝鮮学校無償化問題では「朝鮮学校無償化は日本国憲法第89条に違反している」と主張している[80][81]。
宗教団体
左翼的、反皇室的教義に基づくと判断した宗教団体を批判している。
- 2008年(平成20年)6月12日、西本願寺に対して「西本願寺・龍谷大学が、宇治市ウトロ地区の不法占拠犯を援助し、9条の会と交わり、在日特権を推進しているカルト的な教団。親鸞聖人の教えに反している」(現実には当該不法占拠案件は刑事事件ではなく民事紛争、またウトロ地区の不法占拠状態は2016年に解消している[82])として、抗議行動を行った。桜井は浄土真宗本願寺派の寺院の門徒(檀家)を称しており、この時は菩提寺から授与されている「門徒式章」(一族が嘉永年間から現在まで続く西本願寺門徒の家系であることを証する旨が記してある)をかざしていた。[83]。また、真宗大谷派の門徒であるとも述べている[84]。
児童ポルノ、表現規制
日本における児童を対象とした性犯罪件数は激減しているとして児童ポルノ禁止法に強く反対している。また、18歳未満が全て「児童」にあたるのかどうか(日本国外では児童ポルノの定義は日本より低年齢である)や被害者無き犯罪(援助交際や既存メディアなど)の問題点、単純所持規制をめぐってはメディアに触れることにより性犯罪が発生することについてまったく根拠が無いとしている。現行法では何をもって児童ポルノとするか不明瞭であるとして、児童虐待防止の基準を明確に決めた新しい法案の制定を要求している[85]。
大麻
宗教的な目的と医療用の大麻に対して大麻を解禁しても良いのではないかと大麻に対して理解を示した[86]。
その他
- K-POPグループのiKONが第58回日本レコード大賞(2016年12月30日開催)で最優秀新人賞を受賞したことについて、Twitterで「日本レコード大賞に韓国人がノミネートされるのは意味不明」「そもそも遺恨(「iKON」のローマ字かな変換の当て字)なるグループ自体誰も知らない」「作られた恨流(「韓流(ハンりゅう)の当て字。韓国語では「韓」や「恨」などの漢字を「ハン」と読む)止めてくれませんか?」「韓国人は韓国で頑張って下さい」と発言。iKONのファンとみられる人物から抗議が相次いだが、「韓国の反日が一部だと主張するなら、遺恨なるグループに慰安婦問題や韓国併合などについて尋ねるべきだ」「彼らが親日なら当然『慰安婦は虚構売春婦』『併合のお蔭で近代化した』と主張するが、そんなことは絶対に言わない」「朝鮮芸人を好きになる自由もあるが嫌う自由もある」と反論[87]。
- 2017年1月20日、自身のツイートでニュースサイト「大韓民国民間報道」が流した「韓国人による日本人女児強姦(ごうかん)事件でソウル市裁判所が一転無罪判決」という内容の偽ニュース[88][89]を紹介した[90]。このサイトが偽ニュースサイトであることを指摘されると「まず虚構記事を掲載した側を責めるのが筋ではないか」「虚構記事を出した側が謝罪しない限り本物として取り扱う」という内容をツイートした[91]。
著作
図書
- 『嫌韓流反日妄言撃退マニュアル 実践ハンドブック』晋遊舎〈晋遊舎ムック〉、2006年2月。ISBN 4-88380-502-6。
- 『反日韓国人撃退マニュアル』晋遊舎〈晋遊舎ブラック新書 014〉、2009年4月2日。ISBN 978-4-88380-918-9。 - 桜井 (2006a)の改訂・再編集。
- 『嫌韓流実践ハンドブック 2(反日妄言半島炎上編)』晋遊舎〈晋遊舎ムック〉、2006年9月。ISBN 4-88380-546-8。
- 東亜細亜問題研究会 文、餅町ツル 漫画『マンガでわかる中国100の悪行』晋遊舎〈晋遊舎ムック〉、2007年1月。ISBN 4-88380-581-6。
- 東亜細亜問題研究会『また中国か! 90分でわかる「中国の悪行」大全』晋遊舎〈晋遊舎ブラック新書 12〉、2008年9月25日。ISBN 978-4-88380-796-3。
- 『日本侵蝕(ニホンシンショク) 日本人の「敵」が企む亡国のシナリオ』晋遊舎〈晋遊舎ブラック新書 016〉、2010年8月9日。ISBN 978-4-86391-016-4。
- 『在特会とは「在日特権を許さない市民の会」の略称です!』西村幸祐 インタビュー、青林堂〈SEIRINDO BOOKS〉、2013年12月24日。ISBN 978-4-7926-0483-7。
- 『大嫌韓時代』青林堂〈SEIRINDO BOOKS〉、2014年9月24日。ISBN 978-4-7926-0502-5。 Amazonで書籍ランキング1位を獲得した[92][93]。
- 『大嫌韓日記』青林堂〈SEIRINDO BOOKS〉、2016年6月16日。ISBN 978-4-7926-0554-4。
- 『日本第一党宣言』青林堂〈SEIRINDO BOOKS〉、2017年5月20日。ISBN 978-4-7926-0590-2。
記事
- 「日韓戦 官民一体となって来襲する韓国「反日サイバーテロ」の標的」『Sapio』第18巻(第22号) (通号 401)、小学館、2006年10月25日、17-19頁。
- 「左翼政権になって話し合いの余地はなくなった――「在日特権を許さない市民の会」会長・桜井誠氏インタビュー」『金曜日』第18巻(第9号) (通号 804)、金曜日、2010年3月12日、16-17頁。
- 「在日特権 さっさと剥奪しろ!」『歴史通』第21号、ワック、2012年11月、52-59頁。
- 「桜井誠インタビュー 在特会の真実を、今こそ激白!」『ジャパニズム』第15巻、青林堂、2013年10月、5-18頁。
- 西村幸祐 聞き手「桜井誠インタビュー 在特会、京都裁判の真相!」『ジャパニズム』第16巻、青林堂、2013年12月、5-10頁。
- 瀬戸弘幸 対談「「韓国」「在日」と対峙してきた八年間 国民世論を変えた『行動する保守運動』が次に目指すもの 対談」『ジャパニズム』第18巻、青林堂、2014年4月、18-29頁。
- 「インタビュー 在日特権を許さない市民の会 「嫌韓」が多数派となる「大嫌韓時代」の到来」『ジャパニズム』第21巻、青林堂、2014年10月、64-69頁。
脚注
注釈
出典
- ^ a b 「平成28年東京都知事選挙選挙長告示第2号「東京都知事選挙における候補者の届出」」(PDF)『東京都公報』平成28年増刊64号、2016年7月15日、1頁、2016年7月20日閲覧。Archived 2016年7月27日, at the Wayback Machine.
- ^ a b プロフィール プロフィール at the Wayback Machine (archived 2016年7月10日) 桜井誠オフィシャルサイト
- ^ a b c 桜井誠『日本第一党宣言』青林堂、平成29年5月20日 初版発行、ISBN 978-4-7926-0590-2、奥付。
- ^ “その他の政治団体一覧(2920団体)”. 総務省. 2020年1月8日閲覧。
- ^ 現在は消滅しているが、インターネットアーカイブで閲覧できる。桜井誠 (2010年5月10日). “Doronpa's Page 不思議の国の韓国”. infoseek. 2010年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月14日閲覧。
- ^ “【東京都知事選】桜井誠氏が激白!「間違ったことはしていない」「来年の都議選に10〜20人立候補させます」 (1/7ページ)”. 産経ニュース . 産経新聞社 (2016年7月13日). 2019年11月14日閲覧。
- ^ a b c 安田 (2012)、24頁。
- ^ 安田 (2012)、26頁。
- ^ 安田 (2012)、24頁。
- ^ 安田 (2012)、29~30頁。
- ^ “東京都知事選 桜井誠氏が激白「反日スパイラルですよ」「いつかみんな気づく」 (4/8ページ)”. SankeiBiz (2016年7月13日). 2019年11月5日閲覧。
- ^ a b 桜井 (2014)、5頁。
- ^ a b 桜井誠. “忘れられないある韓国人との出会い【思考するからこそ人間である】”. Doronpa's Page 不思議の国の韓国. 2008年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月3日閲覧。
- ^ a b 安田 (2012)、33~34頁
- ^ 安田 (2012)、34~35頁
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- ^ a b 安田 (2012)、39頁
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参考文献
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- 安田浩一「ネット右翼に対する宣戦布告――話題騒然・「在特会」桜井誠会長の正体の続編」『g2』vol,7、講談社、2011年4月15日、ISBN 978-4-06-284357-7。
- 安田浩一『ネットと愛国――在特会の「闇」を追いかけて』講談社、2012年4月17日。ISBN 978-4-06-217112-0。 - 安田 (2010)と安田 (2011)とを書籍化したもの。
- 桜井誠『大嫌韓時代』青林堂、2014年9月24日。ISBN 978-4-7926-0502-5。
関連項目
外部リンク
- Doronpaの独り言 - Ameba Blog 本人のブログ
- 桜井誠 (@Doronpa01) - X(旧Twitter)(2017年11月7日凍結)
- 桜井誠 (@sakuraimakoto2018) - Instagram
- 都政を国民の手に取り戻す会(閉鎖・インターネットアーカイブ)
- (日本第一党へ名称変更した為、閉鎖)
- 桜井誠オフィシャルサイト(都取会閉鎖に伴い閉鎖・インターネットアーカイブ)
- 東亜細亜問題研究会(ドメイン切れ)