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「黄 (姓)」の版間の差分

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* [[春申君]] - [[戦国時代 (中国)|戦国]][[楚 (春秋)|楚]]の[[令尹]]。姓名は黄歇。
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* [[黄覇]] - [[前漢]]の[[丞相]]。
* [[黄覇]] - [[前漢]]の[[丞相]]。
* [[黄エン|黄琬]] - [[後漢]]末の人物。
* [[黄琬]] - [[後漢]]末の人物。
* [[黄祖]] - 後漢末の[[劉表]]の武将。
* [[黄祖]] - 後漢末の[[劉表]]の武将。
* [[黄蓋]] - 後漢末の[[呉]]の武将。
* [[黄蓋]] - 後漢末の[[呉]]の武将。

2020年8月25日 (火) 10:51時点における版

中国語
中国語 ホアン(ファン)
繁体字
簡体字
発音記号
標準中国語
漢語拼音Huáng
国語ローマ字Huang
注音符号ㄏㄨㄤˊ
呉語
上海語ローマ字Waon1
粤語
粤拼Wong4
閩南語
閩南語白話字N̂g(泉)/Uîⁿ()
ベトナム語
ベトナム語ホアン/フイン
クオック・グーHoàng/Huỳnh
チュノム

(こう)は、漢姓の一つ。

中国

(こう)は、中華圏の姓の一つで、『百家姓』の96番目。

2007年の公安部の統計によれば、中華人民共和国で7番目に多い姓であり、その人口は2000万人を越える[1]

南方では特に多く、2005年の内政部の統計によると、台湾ではに次いで3番目に多い姓である。また、チワン族にも多い。2013年の統計では黄は広西チワン族自治区で最大の姓で、人口の1割を占める543.7万人が黄姓だった[2]

普通話を元にしたカナ表記ではホアン(ファン)、広東語はウォン、福建語はン(ウン)あるいはウィーのようになる。なお、広東語や呉語では「黄」と「」は完全に同音になってしまい、どちらも多い姓なので紛らわしい。区別するため、「黄」を「くさかんむりの黄」「腹が大きい黄」などと呼ぶことが多い。ただし、広東語が用いられる香港広州などの地域では「黄」が2番目に多い姓であるため、普通は「黄」と連想できる。

歴史上の人物

中華人民共和国

台湾

香港

その他

架空の人物

朝鮮

ベトナム

(ホアン、フイン)は、ベトナムで5番目に多いで、人口の5.1%を占める。

「黄」の字の本来の読みは「ホアン」(Hoàng)である。「フイン」(Huỳnh)という読みは、広南国(グエン・ホアン)の名を避諱したものという。

ホアン

フイン

脚注

  1. ^ 中国で最も多い姓は「王」、9288・1万人”. 中国通信社 (2007年4月25日). 2015年11月25日閲覧。
  2. ^ 新百家姓排名出炉 黄、李、韋、陳、梁為広西五大姓”. 中国新聞網 広西 (2013年4月17日). 2015年12月2日閲覧。