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== 経歴 ==
== 経歴 ==
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『[[地獄の逃避行]]』(1974年)、『[[地獄の黙示録]]』(1979年)などが代表作。特に『地獄の黙示録』のウィラード大尉役が有名。
『[[地獄の逃避行]]』(1974年)、『[[地獄の黙示録]]』(1979年)などが代表作。特に『地獄の黙示録』のウィラード大尉役が有名。

2020年8月30日 (日) 23:06時点における版

マーティン・シーン
Martin Sheen
Martin Sheen
2008年
本名 Ramón Gerardo Antonio Estéves
生年月日 (1940-08-03) 1940年8月3日(84歳)
出生地 オハイオ州デイトン
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 俳優
著名な家族 エミリオ・エステベス
チャーリー・シーン
ラモン・エステベス・Jr.
レネ・エステヴェス
主な作品
映画
地獄の逃避行
地獄の黙示録
ガンジー
ウォール街
アメリカン・プレジデント
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
ディパーテッド
アメイジング・スパイダーマン』シリーズ
テレビドラマ
ザ・ホワイトハウス
受賞
エミー賞
ゲスト男優賞(コメディ部門)
1994年TVキャスター マーフィー・ブラウン
ゴールデングローブ賞
主演男優賞 (ドラマシリーズ部門)
2001年ザ・ホワイトハウス
全米映画俳優組合賞
男優賞 (ドラマシリーズ)
2000年『ザ・ホワイトハウス』
2001年『ザ・ホワイトハウス』
アンサンブル賞(ドラマシリーズ)
2000年『ザ・ホワイトハウス』
2001年『ザ・ホワイトハウス』
その他の賞
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マーティン・シーンMartin Sheen, 1940年8月3日 - )は、アメリカ合衆国俳優

経歴

オハイオ州デイトン出身。本名はラモン・ジェラルド・アントニオ・エステベス(Ramón Gerardo Antonio Estéves)。父はスペイン人ガリシア地方ポンテベドラ県サルセーダ・デ・カセーラス出身)、母はアイルランド人ティペラリー県出身)[1][2]。10人兄弟の一人として育つ[2]。俳優になりたかったが父親がそれを望まず、知り合いの司祭にお金を借りてニューヨークに移る[3]

地獄の逃避行』(1974年)、『地獄の黙示録』(1979年)などが代表作。特に『地獄の黙示録』のウィラード大尉役が有名。

1999年よりNBCで放送されたテレビドラマ『ザ・ホワイトハウス』にてジェド・バートレット合衆国大統領役を演じ脚光を浴びた。後に彼は『ザ・ホワイトハウス』での俳優生活を人生最高の経験であったと語っている。

ウォール街』など幾つかの作品で、息子のチャーリー・シーンと共演している。

私生活

ハリウッドで随一のリベラル派として知られており、民主党支持者である。前述したアメリカ合衆国大統領を演じた関係から度々民主党議員の応援演説にも参加している。また、反戦反核を謳う番組にも度々出演しており、イラク戦争開戦時は反対するコメントを出している。2008年、日本で公開された映画『原爆の火 零時三分前』ではナビゲーターを務めている。

そのほか、過激な抗議活動で知られる反捕鯨団体シーシェパードを支援している[4]
2014年10月18日、シーシェパードが帆船『マーティン・シーン』を進水。進水式には本人も登場した[5][6]

1961年に結婚。弟ジョー・エステベスJoe Estevez)と4人の子供達(エミリオ・エステベス、チャーリー・シーン、ラモン・エステベス・Jr.、レネ・エステヴェス)も俳優。

出演作

映画

公開年 邦題
原題
役名 備考
1967 ある戦慄
The Incident
アーティ・コナーズ
1970 キャッチ22
Catch-22
ドブス
1971 さようならおんぼろアン
Goodbye, Raggedy Ann
ジュールズ テレビ映画
1972 ジョニーの帰郷
Welcome Home, Johnny Bristol
Graytak テレビ映画
激怒
Rage
ホリフォード
暗殺・サンディエゴの熱い日
Pursuit
ティモシー・ドリュー テレビ映画
1973 犯罪クラブ
Crime Club
ウェイド・ウィルソン テレビ映画
刑事コロンボ 毒のある花
Columbo: Lovely But Lethal
カール・レッシング テレビ映画
地獄の逃避行
Badlands
キット
1974  兵士スロビクの銃殺
The Execution of Private Slovik
エディ・スロヴィク テレビ映画
カリフォルニア・キッド
The California Kid
マイケル・マコード テレビ映画
十月のミサイル
The Missiles of October
ロバート・ケネディ テレビ映画
1975 ふたりだけの森
Sweet Hostage
レオナルド・ハッチ テレビ映画
1976 カサンドラ・クロス
The Cassandra Crossing
ロビー・ナヴァロ
白い家の少女
The Little Girl Who Lives Down the Lane
フランク・ハレット
1979 地獄の黙示録
Apocalypse Now
ベンジャミン・L・ウィラード大尉
イーグルス・ウィング
Eagle's Wing
パイク
1980 ファイナル・カウントダウン
The Final Countdown
ウォーレン・ラスキー
1981 マーチン・シーン/アルバート・フィニーの 大強奪
Loophole
スティーブン・ブッカー
1982 ハートブレイカー
In the Custody of Strangers
フランク・コールドウェル テレビ映画
ガンジー
Gandhi
ウォーカー
栄光の季節
That Championship Season
トム
エニグマ奇襲指令/ベルリン暗殺データバンクを強奪せよ!
Enigma
アレックス・ホルベック
1983 愛の7日間
Man, Woman and Child
ロバート・ベックウィズ
デッドゾーン
The Dead Zone
グレッグ・スティルソン
1984 炎の少女チャーリー
Firestarter
ホリスター
ガーディアン
The Guardian
チャーリー テレビ映画
1985 サムの息子殺人事件/猟奇の弾痕
Out of the Darkness
エディ テレビ映画
1986 80メガトンの戦慄
A State of Emergency
アレックス・カーモディ博士
1987 サンタリア 魔界怨霊
The Believers
カル・ジャミソン
シェスタ
Siesta
デル
ウォール街
Wall Street
カール・フォックス
ディア・アメリカ 戦場からの手紙
Dear America: Letters Home from Vietnam
ナレーション ドキュメンタリー
1988 マーティン・シーンの da/ゴーストになったパパ
Da
チャーリー
ジャッジメント・イン・ベルリン
Judgment in Berlin
ハーバート・J・スターン 兼製作総指揮
1989 ナイトブレーカー
Nightbreaker
アレクサンダー・ブラウン博士 テレビ映画、兼製作総指揮
宇宙への選択
Beyond The Stars
ポール・アンドリュース
レッドボーダー
Cold Front
ジョン・ハイド
1990 ミリタリー・ブルース
Cadence
マッキニー 監督・出演
1991 ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録
Hearts of Darkness: A Filmmaker's Apocalypse
本人 ドキュメンタリー
1992 プリズナー・オブ・ウォー/栄光なき帰還
The Last P.O.W.? The Bobby Garwood Story
William F.(Ike) Eisenbraun テレビ映画
タッチ&ダイ/プルトニウム239追跡指令!
Touch and Die
フランク テレビ映画
1993 キリング・ボックス
Grey Knight
ハワース
ホット・ショット2
Hot Shots! Part Deux
ベンジャミン・L・ウィラード大尉 クレジットなし
あなたが聞こえない
Hear No Evil
ブロック
ゲティスバーグの戦い/南北戦争運命の三日間
Gettysburg
ロバート・E・リー
1994 キリング・ヒート
Fortunes of War
フランシス・ラベック
犯罪心理捜査官
When the Bough Breaks
スワガート
告発法廷
One of Her Own
ピート・マレスカ テレビ映画
ロズウェル
Roswell
タウンゼント テレビ映画
1995 デモリション・デイ
Captain Nuke and the Bomber Boys
ジェフ・スナイダー
ファイナル・ロック
Sacred Cargo
アンドリュー神父
百一夜
Les Cent et une nuits de Simon Cinéma
クレジットなし
ボーン・ワイルド/サバンナに生きて
Running Wild
ダン・ウォーカー
ベスト・ショット
The Break
ギル・ロビンス
デリンジャーVSカポネ/抗争の街
Dillinger and Capone
ジョン・デリンジャー
アメリカン・プレジデント
The American President
A・J・マッキナニー大統領補佐官
1996 アルフ/ザ・ファイナル・スペシャル
Project: ALF
ギルフォード・ミルフォイル大佐 テレビ映画
THE WAR/戦場の記憶
The War at Home
ボブ
天使の旅立ち
Entertaining Angels: The Dorothy Day Story
ピーター
1997 気まぐれな狂気
Truth or Consequences, N.M.
サー
敵対水域
Hostile waters
オーロラ・スキッパー テレビ映画
スポーン
Spawn
ジェイソン
核弾頭メデューサ
Medusa's Child
大統領 テレビ映画
1998 ボヤージ・オブ・テラー/死の航海
Voyage of Terror
ヘンリー テレビ映画
パニッシュメント
A Letter from Death Row
マイケルの父親
フル・ブラント
No Code of Conduct
ビル・ピーターソン
1999 ダークリング
The Darklings
アイラ・エヴェレット テレビ映画
ライラ/フレンチKISSをあなたと
Lost & Found
マイルストーン
フォーゲット・ミー・ネバー 愛の絆
Forget Me Never
ジャック テレビ映画
タイム・シーカー
The Time Shifters
グリファス テレビ映画
2001 O
O
デューク・ゴールディン
2002 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
Catch Me If You Can
ロジャー・ストロング
2004 マイ・シネマトグラファー
Tell Them Who You Are
ドキュメンタリー映画
2006 ボーダータウン 報道されない殺人者
Bordertown
ジョージ・モーガン
ボビー
Bobby
ジャック・スティーブンス
ディパーテッド
The Departed
クイーナン
2009 エネミーオブUSA
Echelon Conspiracy
レイモンド・バーク
エディ・マーフィの劇的1週間
Imagine That
ダンテ
わすれた恋のはじめかた
Love Happens
バークの義理の父
2010 星の旅人たち
The way
トム
2011 顔のないスパイ
The Double
ハイランド
2012 エンド・オブ・ザ・ワールド
Seeking a Friend for the End of the World
フランク・ペーターセン
アメイジング・スパイダーマン
The Amazing Spider-Man
ベン・パーカー
2014 アメイジング・スパイダーマン2
The Amazing Spider-Man 2
ベン・パーカー
トラッシュ! -この街が輝く日まで-
Trash
ジュリアード神父
2016 ハリウッド・スキャンダル
Rules Don't Apply
ノア・ディートリック英語版
2018 神の日曜日
Come Sunday
オーラル・ロバーツ英語版

テレビシリーズ

放映年 邦題
原題
役名 備考
1963 アウター・リミッツ
The Outer Limits
アーサー・ディクス エピソードNightmare
1968-1973 FBIアメリカ連邦警察
The F.B.I.
様々な役で4エピソードに出演
1969 スパイ大作戦
Mission Impossible
アルバート・ブロック エピソード『ウィークポイントをつけ!』
1970 鬼警部アイアンサイド
Ironside
ジョニー エピソードNo Game for Amateurs
1971 警部ダン・オーガスト
Dan August
ノーマン エピソードDead Witness to a Killing
1972 マニックス特捜網
Mannix
アレックス エピソードTo Kill a Memory
1983 ケネディ
Kennedy
ジョン・F・ケネディ ミニシリーズ
1990-1992 キャプテン・プラネット
Captain Planet and the Planeteers
スライ・スラッジ 声、12エピソードに出演
1993 クイーン
Queen
ジェームズ・ジャクソンSr ミニシリーズ
1997 ザ・シンプソンズ
The Simpsons
シーモア・スキナー 声、エピソードThe Principal and the Pauper
1999-2006 ザ・ホワイトハウス
The West Wing
ジェド・バートレット大統領 154エピソードに出演
2002 スピン・シティ
Spin City
レイ エピソードRags to Riches
2015- グレイス&フランキー
Grace and Frankie
ロバート・ハンソン メインキャスト

ゲーム

  • Mass Effect (2007年) 声の出演(イルーシブマン役)
  • Mass Effect 2 (2010年) 声の出演(イルーシブマン役)
  • Mass Effect 3 (2007年) 声の出演(イルーシブマン役)

脚注

  1. ^ Zagursky, Erin (24 February 2011). “Pilgrimage brings together Hollywood stars, academics”. College of William and Mary. 19 March 2011閲覧。
  2. ^ a b Stated in interview on Inside the Actors Studio, May 18, 2003
  3. ^ Moorhead, Joanna (25 March 2011). “Martin Sheen: Being a dad”. London: The Guardian. http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/2011/mar/25/martin-sheen-emilio-estevez-charlie-sheen 26 March 2011閲覧。 
  4. ^ “シー・シェパードを支援するエンタメ界の大物たち”. (8 January 2010). http://www.afpbb.com/article/entertainment/news-entertainment/2680528/5138181 21 October 2014閲覧。 
  5. ^ Martin Sheen Unveils Sea Shepherd’s Newest Vessel, R/V Martin Sheen, Named in his Honor” (18 October 2014). 21 October 2014閲覧。
  6. ^ “動画:シー・シェパードの新たな帆船「マーティン・シーン」”. (20 October 2014). http://www.afpbb.com/articles/-/3029370 21 October 2014閲覧。 

外部リンク