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'''高橋 文樹'''(たかはし ふみき、[[1979年]][[8月16日]] - )は、[[日本]]の[[小説家]]。[[父]]は[[直木三十五賞|直木賞]]作家の[[高橋義夫]]。
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'''高橋 文樹'''(たかはし ふみき、[[1979年]][[8月16日]] - )は、[[日本]]の[[小説家]]。[[父]]は[[直木三十五賞|直木賞]]作家の[[高橋義夫]]<ref>{{Cite news|和書|title=[気鋭・新鋭]高橋文樹さん22 ガツガツと新しいもの作る|newspaper=読売新聞|date=2001-11-02|page=夕刊19面}}</ref>

[[日本SF作家クラブ]]会員<ref>[https://sfwj.fanbox.cc/posts/4732132 SF作家クラブ新入会員自己紹介]</ref>。


== 経歴 ==
== 経歴 ==
* [[1979年]]、[[千葉県]][[千葉市|松戸市]]に生まれる。
* [[1979年]]、[[千葉県]][[千葉市]]に生まれる。
* [[1998年]]、[[千葉県立千葉高等学校]]卒業。
* [[1998年]]、[[千葉県立千葉中学校・高等学校|千葉県立千葉高等学校]]卒業。
* [[2001年]] 、『ぶらり途中下車』で第1回[[幻冬舎NET学生文学賞]]受賞。
* [[2001年]]、『途中下車』で第1回[[幻冬舎NET学生文学賞]]受賞<ref>{{Cite news|和書|title=第1回幻冬舎NET学生文学大賞に高橋文樹さん|newspaper=朝日新聞|date=2001-08-03|page=夕刊13面}}</ref>
* [[2003年]]、[[東京大学文学部]]言語文化学科[[フランス文学|フランス語フランス文学専修課程]]卒業。
* [[2003年]]、[[東京大学大学院人文社会系研究科・文学部|東京大学文学部]]言語文化学科[[フランス文学|フランス語フランス文学専修課程]]卒業。
* [[2007年]] 、『ダーィンがやってくる』で第39回[[新潮新人賞]]小説部門受賞。
* [[2007年]]、『レリャーノがやってくる』で第39回[[新潮新人賞]]小説部門受賞<ref>{{Cite news|和書|title=第39回新潮新人賞|newspaper=朝日新聞|date=2007-09-22|page=28}}</ref>
* [[2009年]]、第8回[[千葉市芸術文化新人賞]]受賞。
* [[2009年]]、第8回[[千葉市芸術文化新人賞]]受賞。
* [[2010年]] 、株式会社破滅派を設立。
* [[2010年]]、株式会社破滅派を設立。
* [[2015年]]、オンライン文芸誌『破滅派』にて、連載作品を[[電子書籍]] にまとめる機能を公開。併せて[[Kindle]] ストアでの販売も開始。
* [[2015年]]、[[オンライン]][[文芸誌]]『破滅派』にて、連載作品を[[電子書籍]]にまとめる機能を公開<ref>破滅派[http://hametuha.com/announcement/we-will-publish-10-ebooks/ 「Kindleに電子書籍を出すお仲間を募集します」]2015年06月17日</ref>。併せて[[Kindle]]ストアでの販売も開始。


== 作品リスト ==
== 作品リスト ==
=== 単行本 ===
=== 単行本 ===
* 『ぶらり途中下車』
* 『途中下車』
** [[2001年]][[10月10日]]、[[幻冬舎]]、ISBN 9784344001190
**[[2001年]][[10月10日]]、[[幻冬舎]]、ISBN 9784344001190
** [[2005年]]7月、[[幻冬舎文庫]]、ISBN 9784344406858
** [[2005年]]7月、[[幻冬舎文庫]]、ISBN 9784344406858


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==== 文芸誌掲載 ====
==== 文芸誌掲載 ====
;小説
;小説
* ダーィンがやってくる(『[[新潮]]』2007年11月号)
* レリャーノがやってくる(『[[新潮]]』2007年11月号)
* pとqには気をつけて(『[[小説すばる]]』2018年10月号)
* pとqには気をつけて(『[[小説すばる]]』2018年10月号)
** 『短篇ベストコレクション 現代の小説 2019』([[日本文藝家協会]]編、[[徳間書店]]、2019年6月)に再録。
** 『短篇ベストコレクション 現代の小説 2019』([[日本文藝家協会]]編、[[徳間書店]]、2019年6月)に再録。
* 静かすぎて聞こえない(『小説すばる』2020年2月号)
* 静かすぎて聞こえない(『小説すばる』2020年2月号)
* 極端な一部の人(『小説すばる』2021年2月号)
;エッセイなど
;エッセイなど
* 六年の財産――インタビュー(『新潮』2007年11月号)
* 六年の財産――インタビュー(『新潮』2007年11月号)
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;小説
;小説
* 英語でお願いします(『破滅派』第5号、2009年12月)
* 英語でお願いします(『破滅派』第5号、2009年12月)
* マスターピース 即座に お前の墓石に刻むライムくれてやる(『破滅派』第8.5号 (復活準備号)、2013年4月)
* マスターピース(『破滅派』第8.5号復活準備号、2013年4月)
* 再会.再会の理由(『破滅派 2017別冊』2017年5月)
* 再会.再会の理由(『破滅派 2017別冊』2017年5月)

;エッセイなど
;エッセイなど
* ルサンチマン鼎談(『破滅派』創刊1号、2007年11月)
* ルサンチマン鼎談(『破滅派』創刊1号、2007年11月)
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* ここにいるよ(2012年9月)
* ここにいるよ(2012年9月)
* 方舟謝肉祭(2015年6月)
* 方舟謝肉祭(2015年6月)
* 歌 and ON(2015年8月)
* 歌 and ON: 七五調ヒップホップ小説(2015年8月)
* オートマティッククリミナル(2018年2月)
* オートマティッククリミナル(2018年2月)
* いい曲だけど名前は知らない(2019年6月)
* いい曲だけど名前は知らない(2019年6月)


'''翻訳'''
;翻訳
*[http://www.bewilderingstories.com/issue813/last_drop.html To the Last Drop] (『Bewildering Stories』2019年6月)
*[http://www.bewilderingstories.com/issue813/last_drop.html To the Last Drop]『Bewildering Stories』2019年6月
**[http://talltaletv.com/to-the-last-drop/ To the Last Drop] (『Tall Tale TV』ポッドキャスト、2019年10月)
**[http://talltaletv.com/to-the-last-drop/ To the Last Drop]『Tall Tale TV』ポッドキャスト、2019年10月
*[https://anotherchicagomagazine.net/2019/07/23/a-homeroom-meeting-by-fumiki-takahashi-translated-from-the-japanese-by-toshiya-kamei-2/ A Homeroom Meeting]Another Chicago Magazine』2019年7

*[https://anotherchicagomagazine.net/2019/07/23/a-homeroom-meeting-by-fumiki-takahashi-translated-from-the-japanese-by-toshiya-kamei-2/ A Homeroom Meeting] (Another Chicago Magazine』2019年7)
*[http://www.litmagazine.org/2019/11/25/all-about-youth-by-fumiki-takahashi-translated-from-the-japanese-by-toshiya-kamei/ All About Youth]LIT』2019年11
*[http://korad.cubava.cu/2020/01/13/ya-se-puede-descargar-korad-35/ Hasta la última gota](『Korad』2020年1月)
*[http://www.litmagazine.org/2019/11/25/all-about-youth-by-fumiki-takahashi-translated-from-the-japanese-by-toshiya-kamei/ All About Youth] (LIT』2019年11)
*[http://korad.cubava.cu/2020/01/13/ya-se-puede-descargar-korad-35/ Hasta la última gota] (『Korad』2020年1月)
*At the Church(『[https://www.eckleburg.org/eckleburg-no-21/ Eckleburg Review]』2020年3月)
*At the Church ([https://www.eckleburg.org/eckleburg-no-21/ Eckleburg Review]』2020年3月)
*Blood Runs Deep(Mount Hope』2020年3月)
*[https://www.asymptotejournal.com/fiction/fumiki-takahashi-a-great-song-youve-never-heard-before/ A Great Song You've Never Heard Before]『[[:en:Asymptote (magazine)|Asymptote]]』2020年4月
*Blood Runs Deep (『Mount Hope』2020年3月)
*[https://web.archive.org/web/20200710025652/http://ghll.truman.edu/ghll31/Takahashi%20Shining%20White.html Shining White]『[[:en:GHLL|GHLL]]』2020年7月)
*[https://www.asymptotejournal.com/fiction/fumiki-takahashi-a-great-song-youve-never-heard-before/ A Great Song You've Never Heard Before] (『[[:en:Asymptote (magazine)|Asymptote]]』2020年4月)
*Days Before Yesterday(『Aurelia Leo』2020年
*[http://web.archive.org/web/20200710025652/http://ghll.truman.edu/ghll31/Takahashi%20Shining%20White.html Shining White] (『[[:en:GHLL|GHLL]]』2020年月)
*Grown-Ups Don't Give Way(『[[:en:Gargoyle Magazine|Gargoyle Magazine]]』2020年
*Days Before Yesterday (『Aurelia Leo』2020年)
*Grown-Ups Don't Give Way (『[[:en:Gargoyle Magazine|Gargoyle Magazine]]』2020年)


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
* [https://hametuha.com/information.html 破滅派 オンライン無料文芸誌]
* [https://hametuha.co.jp/about 株式会社破滅派]
* [https://takahashifumiki.com/ 高橋文樹.com]

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2023年12月5日 (火) 08:41時点における最新版

高橋文樹
たかはし ふみき
誕生 高橋(髙𣘺)[1]文樹
(1979-08-16) 1979年8月16日(45歳)
日本の旗 日本千葉県千葉市
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 東京大学文学部卒業
活動期間 2001年 -
ジャンル 小説随筆評論
代表作途中下車』(2001年)
『アウレリャーノがやってくる』(2007年)
主な受賞歴 幻冬舎NET学生文学大賞(2001年)
新潮新人賞(2007年)
千葉市芸術文化新人賞(2009年)
デビュー作 『途中下車』
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

高橋 文樹(たかはし ふみき、1979年8月16日 - )は、日本小説家直木賞作家の高橋義夫[2]

日本SF作家クラブ会員[3]

経歴

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作品リスト

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単行本

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単行本未収録作品

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文芸誌掲載

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小説
  • アウレリャーノがやってくる(『新潮』2007年11月号)
  • pとqには気をつけて(『小説すばる』2018年10月号)
  • 静かすぎて聞こえない(『小説すばる』2020年2月号)
  • 極端な一部の人(『小説すばる』2021年2月号)
エッセイなど
  • 六年の財産――インタビュー(『新潮』2007年11月号)
  • 私的偉人伝(『小説すばる』2019年8月号)

同人文芸誌掲載

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『破滅派』掲載
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小説
  • 英語でお願いします(『破滅派』第5号、2009年12月)
  • マスターピース(『破滅派』第8.5号(復活準備号)、2013年4月)
  • 再会.再会の理由(『破滅派 2017別冊』2017年5月)
エッセイなど
  • ルサンチマン鼎談(『破滅派』創刊1号、2007年11月)
  • 特別寄稿.働きながらじゃ作家になれない。働くな!!(『破滅派』第2号、2008年5月)
  • エッセー.伊藤整、のち破滅派(『破滅派』第5号、2009年12月)
  • 特別企画.中原昌也をつかまえて(『破滅派』第6号、2010年5月)
  • 特集.破滅コミュニケーション二〇一〇(『破滅派』第7号、2010年12月)
  • 私たちは怒っていLu / 手嶋淳, 高橋文樹 著(『破滅派』第7号、2010年12月)
  • 3・11震災特別企画.アトミックBBC(『破滅派』第8号、2011年11月)
  • 入子の十五年(『破滅派』第10号、2014年11月)
破滅派以外に発表
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小説
  • やがて悲しきCEO(『B-』2012年)
  • ニムの手遊び(『Sci-Fire 2017』2017年11月)
  • おいしいゴキブリの食べ方(『Sci-Fire 2018』2018年11月)
  • あなたの空が見たくて(『Sci-Fire 2019』2019年11月)
  • ハムスターに水を(2010年11月、ISBN 978-4-905197-00-3
  • 泣きながら、ポークソテー(2011年1月)
  • 東京守護天使(2011年1月、ISBN 978-4-905197-01-0
  • 北千住ソシアルクラブ(2012年1月)
  • ここにいるよ(2012年9月)
  • 方舟謝肉祭(2015年6月)
  • 歌 and ON: 七五調ヒップホップ小説(2015年8月)
  • オートマティッククリミナル(2018年2月)
  • いい曲だけど名前は知らない(2019年6月)
翻訳

脚注

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  1. ^ 高橋文樹.comあなたの高橋はほんとうに高橋ですか”. 2012年4月27日閲覧。正式な名字表記としての画像表示。本人いわく、「ハシゴ高+表示できない橋」
  2. ^ 「[気鋭・新鋭]高橋文樹さん22 ガツガツと新しいもの作る」『読売新聞』2001年11月2日、夕刊19面。
  3. ^ SF作家クラブ新入会員自己紹介
  4. ^ 「第1回幻冬舎NET学生文学大賞に高橋文樹さん」『朝日新聞』2001年8月3日、夕刊13面。
  5. ^ 「第39回新潮新人賞」『朝日新聞』2007年9月22日、28面。
  6. ^ 破滅派「Kindleに電子書籍を出すお仲間を募集します」2015年06月17日

外部リンク

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