「おやつカンパニー」の版間の差分
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* ベビースターうどん(天ぷら) |
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* ベビースターおとなのラーメン |
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* ベビースター超ワイド麺 |
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2020年12月25日 (金) 06:00時点における版
本社 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒515-2592 三重県津市一志町田尻420番地 |
設立 | 1948年9月3日 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 4010001160400 |
事業内容 | スナック菓子、カップ麺の製造・販売 |
代表者 | 手島文雄(代表取締役社長) |
資本金 | 1億円 |
純利益 | ▲15億8822万8000円(2019年07月31日時点)[1] |
総資産 | 268億2691万8000円(2019年07月31日時点)[1] |
外部リンク | https://www.oyatsu.co.jp/ |
株式会社おやつカンパニーは、三重県津市に本社を置く日本の食品メーカーである。ベビースターラーメンをはじめとするスナック菓子やカップラーメンなどを製造している。三重県のほか、北海道、長野、東京、九州をはじめとして地域限定商品も数多く販売している。
コーポレート・スローガンは「たっぷり、たのしい。」。
沿革
- 1948年(昭和23年)9月3日 - 松田産業有限会社として会社設立。
- 1955年(昭和30年) - 「味付中華麺」を発売。日清「チキンラーメン」より3年先行し、日本初のインスタントラーメンの一つとされる[2]。
- 1959年(昭和34年) - 「ベビーラーメン」を10円で発売開始。調理前の「味付中華麺」の製造工程で切れ端ができてしまいその切れ端をおやつにしたのが発端。
- 1973年(昭和48年) - 「ベビーラーメン」の商品名を、"おやつの星に"の意味を込めて「スター」の文字を入れ「ベビースターラーメン」に、また価格も20円に変更する。
- 1978年(昭和53年) - 「ベビースターカップラーメン」を発売。現在一般化しているミニサイズカップ麺の先駆けで、当初の価格は1個50円だった。
- 1980年(昭和55年) - 松田産業から食品部門を分社化し、松田食品株式会社を設立する。「ベビースターラーメン」の価格を30円に変更。
- 1988年(昭和63年) - 「ベビースターラーメン」をリニューアルし、「チキン味」「みそ味」「カレー味」の三種類を発売する。2代目マスコットキャラクター「ベイちゃん」登場。
- 1989年(平成元年) - 社長に創業家の松田好旦が就任[3]。
- 1993年(平成5年) - 松田食品株式会社から株式会社おやつカンパニーに社名を変更する。
- 2007年(平成19年) - 「ベビースターラーメン」1袋の内容量を35gから30gへ変更。量を減らした実質的な値上げ。また、フランスパンをチップス状にした「フランスパン工房」を発売。発売から品切れが続出し、2007年度ヒット商品の一つになった。また、同社としてもベビースターラーメン以来の主力商品となる。
- 2008年(平成20年) - 「ベビースターラーメン」1袋の内容量を30gから23gへ変更。量を減らした実質的な値上げ。2007年の35gからの値上げ幅は、35%に達する。
- 2009年(平成21年) - 「ベビースターラーメン」が前身の「ベビーラーメン」から通算で発売開始50周年を迎える。
- 2010年(平成22年) - 「ベビースターラーメン」が大幅リニューアル。CMに会長の井端昭雄、社長の松田好旦、専務(いずれも当時)が出演(一人ずつ出演するバージョンが製作され、いずれもKinKi Kidsと共演)。
- 2014年(平成26年)5月29日 - 「ベビースターラーメン」の海外展開を目的に アメリカ合衆国の投資ファンド・カーライル・グループと資本業務提携[4][5][6]、創業家の松田一族ら経営陣は続投となった。
- 2016年(平成28年)12月13日 - 「ベビースターラーメン」シリーズの2代目マスコットキャラクターである「ベイちゃん」と「ビーちゃん」が当年をもって引退することを発表した[7]。
- 2016年(平成28年)12月20日 - 「ベイちゃん」と「ビーちゃん」に替わる「ベビースターラーメン」シリーズの3代目キャラクターが発表された。名前については一般公募で決めることとなり、翌年1月31日に開催された『ベビースターキャラクター引継ぎ式』で『ホシオくん』に決まった[8][9]。
- 2019年(令和元年)7月20日 - 久居工場隣にテーマパーク「おやつタウン」開業[10][11][12]。おやつカンパニー前社長であった松田がテーマパーク運営会社「おやつタウン」を設立し社長に就任[10]。
- 2020年(令和2年)10月31日 - なんばパークス(大阪府大阪市浪速区)に「リトルおやつタウンNamba」を開業予定[13][14][15]。
事業所
本社
- 三重県津市一志町田尻420
工場
- 久居工場・久居森工場
- 三重県津市森町2234-1
- 井関工場
- 三重県津市一志町井関1147-1
支店・営業所
- マーケティング本部・東京支店・広域支店
- 中部支店
- 大阪支店
- 北海道営業課
- 東北営業課
- 中四国営業課
- 九州営業課
テーマパーク
2代目社長であった松田好旦が設立した「おやつタウン」が運営。また、おやつカンパニーの公式ウェブサイトにおいても「運営は別会社」と記載されている。
- おやつタウン
- 三重県津市森町1945-11[3]
- リトルおやつタウン Namba
- 大阪市浪速区難波中 2-10-70 なんばパークス7階
主な商品
- ベビースターラーメン
- ベビースター焼そば(マヨネーズソース)
- ベビースターうどん(天ぷら)
- ベビースターラーメンビッグ
- ベビースタードデカイラーメン
- ベビースターおとなのラーメン
- ベビースター超ワイド麺
- チビベビースター
- ベビースターラーメン丸
- ベビースターチーズ丸
- フランスパン工房
- フランスパン工房 パンdeショコラ
- フランスパン工房 チーズ・フランス
- えびチップス
- ごぼうチップス
- 松茸チップス
- 極薄焼海老贅沢
- ベビースターチキンチップス
- ブタメン(ミニカップラーメン)
- ベビースターカップラーメン(ブタメンの廉価版。100円ショップを中心に販売)
- ベビースターうどん・そば(ミニカップめん)
- ベビースターラーメンおつまみ
- ベビースターおとなのおつまみ
- ベビースターぐるぐるもんじゃ
- ポテト丸(うすしお味)
- コーン丸(焼きとうもろこし味)
- フレンチラスク
- お肉派スナック
- 食べ方ちろいろベビースター(大袋タイプ)
- 超々ドデカイラーメン(大袋タイプ)
- サクサクチー
過去の製品
- カラカリベビースター
- ベビースター超堅麺
- ベビースターおはようヌードル(ホットシリアル)
- ベビースターからあげスナック
- もろこし畑
ほか多数
なお、現在では製造されていないがかつて学校給食用の食材として全国で多く用いられた「ソフトめん」も松田産業時代の同社の製品である。
マスコットキャラクター
- ベイちゃん - おやつカンパニーを代表する商品、「ベビースターラーメン」シリーズの2代目キャラクターとして松田食品時代の1988年に登場した。ベイちゃんの登場に伴い、同商品のパッケージも一新された。東京都在住の(ず〜っと)10歳。好奇心が旺盛である。コスチュームは、お母さんのお手製。北は北海道から南は沖縄県まで一期一会を楽しみ、外国は中国からイタリアまでの麺ロードを走破しており宇宙旅行にも出かけている。[16]また、ベビースターラーメンの味によって服装が変わっている。しかし、2016年12月13日に同年をもって引退することが発表された[17]。
- ビーちゃん - 2000年に登場したベイちゃんの8歳の妹。同じく2016年をもって引退。
- ホシオくん - ベイちゃんとビーちゃんに替わって2017年から登場した。
広告展開
テレビCMではロゴは最後に表示されている。1993年に社名をおやつカンパニーに改称した以降は、ロゴとサウンドロゴが流されていた。ベビースターラーメンを表現し、白色の背景と当社のロゴ、コーポレート・スローガン、サウンドロゴが出る。サウンドロゴでは「♪おやつカンパニー」が流されている。なお、CMの最後にベビースターラーメンを表現しないで白色の背景とロゴ、サウンドロゴや背景を改めないで右下などにロゴとサウンドロゴが流されていた例もある。
2010年7月に放送された新ベビースターのCMでは、当社のロゴとサウンドロゴは流されていない。
テレビCMは東海地区(在名各局および三重テレビ放送、静岡県全域もエリアに含む)を中心に全国の民放局で放送されている。テレビCMは印象深いCMがここ最近流されている。東京キー局でのスポットもまれに流している。
また、ラジオは在名民放局での親子劇場のスポットCMが中心。
CM出演者
現在のCMは、公式サイトあるいは公式YouTubeチャンネルを参照。
- 現在
-
- 内田真礼(ベビースターラーメンおつまみ)
- 過去
-
- 三戸なつめ(ベビースターシリーズ)
- 逸ノ城駿(ベビースタードデカイラーメン)[18]
- 竹達彩奈(ベビースターラーメン 柿の種ミックス)[19]
- KinKi Kids(ベビースターシリーズ、リニューアル編)
- 友近(ブタメン、歌のお姉さん編・ラブストーリー編・ミニブタ編)
- 土肥ポン太(ブタメン、ラブストーリー編)
- 美輪明宏(フランスパン工房シリーズ)
- 江原啓之(フランスパン工房 パンdeショコラ、フランスパン工房 チーズ・フランス) - 美輪明宏と共演
- 愛川欽也(ベビースターラーメン、ベビースター カップラーメン)オーケストラの指揮者の格好で出演。
- エマニエル・ルイス(ベビースターラーメン)
- 片岡鶴太郎(ベビースター カップラーメン・カップうどん きつね)
- 田代まさし(ベビースターラーメン)
- 片桐はいり(ベビースター超ワイド麺)
- 青木さやか(ベビースターおとなのラーメン)
- 杉田かおる(ベビースターおとなのラーメン)
- 地井武男(カラカリベビースター) - ※フクロウの着ぐるみを着けて出演。
ほか
脚注
- ^ a b 株式会社おやつカンパニー 貸借対照表の要旨
- ^ 実際の「日本初のインスタントラーメン」は定義により諸説ある。詳細は「インスタントラーメン」の項目を参照。
- ^ a b “【一聞百見】ベビースター誕生60周年 育ててくれた地元に恩返し おやつタウン社長、松田好旦さん(71)”. 産経ニュース. (2019年11月15日) 2020年2月8日閲覧。
- ^ “「ベビースター」おやつカンパニー、米投資会社傘下に”. 日本経済新聞. (2014年5月28日) 2020年2月8日閲覧。
- ^ "株式会社おやつカンパニーとの戦略的業務資本提携に関するお知らせ" (Press release). The Carlyle Group. 29 May 2014. 2020年2月8日閲覧。
- ^ “ベビースター、ファンドと生きる”. 日経ビジネス電子版 (2018年4月5日). 2020年2月8日閲覧。
- ^ “ベビースターのキャラクターが引退へ「ベイちゃん」と「ビーちゃん」30年間に感謝”. ORICON STYLE. (2016年12月13日) 2016年12月13日閲覧。
- ^ 新キャラクター紹介 - おやつカンパニー
- ^ 『ベビースター』3代目キャラクターを公開 名前は公募へ - ORICON STYLE(2016年12月20日) 2016年12月22日閲覧。
- ^ a b “おやつタウン7月20日開業 津、ベビースター工場と隣接”. 日本経済新聞. (2019年2月12日) 2020年2月8日閲覧。
- ^ “ベビースター工場一体型テーマパーク「おやつタウン」開業発表会 浅田真央さんも”. 伊勢志摩経済新聞. (2019年7月4日) 2020年2月8日閲覧。
- ^ “おやつタウン開業半年 年内には新施設も”. オピ・リーナ(中日新聞). (2020年1月30日) 2020年2月8日閲覧。
- ^ “ベビースターのテーマパーク、大阪・難波にも 7月開業”. 朝日新聞デジタル. (2020年2月5日) 2020年2月8日閲覧。
- ^ “ベビースターのテーマパーク、大阪に今夏開業”. Lmaga.jp. (2020年2月6日) 2020年2月8日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2020年9月13日). “おやつタウンが大阪進出 都市型テーマパーク来月オープン”. 産経ニュース. 2020年12月24日閲覧。
- ^ キャラクター紹介 - おやつカンパニー(-^〇^-)/
- ^ ベイちゃん引退宣言 - おやつカンパニー(-^〇^-)/ 2016年12月22日閲覧。
- ^ “逸ノ城関がCM初出演 「ベビースター ドデカイラーメン」”. 電通報. (2015年2月4日) 2020年2月8日閲覧。
- ^ “竹達彩奈、ベビースターのWeb限定CMで「まぜりんこ」”. 音楽ナタリー. (2016年8月2日) 2020年2月8日閲覧。
関連項目
- 林家木久蔵ラーメン - 2008年初頭に、「ベビースター林家木久蔵ラーメン・醤油味」が限定販売された。
- チームしゃちほこ - 2015年に、「ベビースターラーメン チームしゃちほこ きしめん味」が限定販売された。
- だがしかし - 駄菓子をテーマとしたコトヤマの漫画およびそれを原作としたテレビアニメで、作中に「ベビースターラーメン」と「ブタメン」が登場し2016年にはコラボ商品の「だがしかし ベビースターラーメン ココナッツカレー味」と「だがしかし ブタメン 枝垂カンパニーと明太マヨ味」が限定販売された。