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「ソヴレメンヌイ (駆逐艦)」の版間の差分

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== 外部リンク ==
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2020年12月26日 (土) 00:10時点における版

ソヴレメンヌイ
Современный
1982年8月に撮影されたソヴレメンヌイ
艦歴
起工 1976年3月3日 第190造船工場
進水 1978年11月18日
竣工 1980年12月25日
所属 ソ連海軍北方艦隊
ロシア海軍北方艦隊
除籍 1998年12月30日
解体 2003年
要目
艦種 駆逐艦
艦型 956 「サルィーチ」設計
工場番号 861
排水量 基準排水量 6500 t
満載排水量 7940 t
全長 156.37 m
全幅 17.19 m
喫水 7.79 m
機関 蒸気タービン2 基 99500 馬力(73100 kWt)
KVN-98/64 4 基
推進 2推進
電源 ディーゼル発電機4 基 各600 kWt
タービン発動機2 基 各1250 kWt
速力 最大速度 33.4 kn
巡航速度 18.4 kn
航続距離 2400 /32 kn
4500 浬/18.4 kn
乗員 士官 31 名
水兵 313 名
武装 KT-190「モスキート」4連装艦対艦ミサイル発射機 2 基(3M80「モスキート」ミサイル8 発)
3K90 M-22「ウラガーン」艦対空ミサイル連装発射機 1 基(9M38Mミサイル48 発)
130 mm連装両用AK-130 2 基
30 mm6砲身機関砲AK-630M 4 基
533 mm2連装魚雷発射管DTA-53 2 基
6連装対潜ロケット弾発射機RBU-1000「スメールチ3」 2 基(RGB-10ロケット48 発)
機雷 40 個
レーダー 対空・対水上捜索照準レーダー「フレガートM」 1 基
水上捜索照準レーダー「ヴォールガ」 3 基
射撃管制レーダー 「ミネラール」(「モスキート」用) 1 基
MR-700「オレーフ」(「ウラガーン」用) 6 基
MR-184「レーフ218M」(130 mm砲用) 1 基
MR-123「ヴィーンペル」(CIWS用) 2 基
ソナー MGK-335S「プラーチナS」 1 基
水中通信システムMG-7 1 基
電子戦装備 MR-405M「スタールト2」 1 基
チャフフレア連装発射機PK-2 2 基
チャフ・フレア10連装発射機PK-10「スメールイ」 8 基
諸装備 光学航法システムDVU-2 1 基
電波航法システム 2 基
通信システム 1 式
敵味方識別装置 各種
搭載機 Ka-27PS/PL 1 機

ソヴレメンヌイ(ロシア語:Современныйサヴリミェーンヌィイ)は、ソ連ロシア連邦駆逐艦(艦隊水雷艇:Эскадренный миноносец)である。艦名は「同時代の、現代の、近代的な、最新の」といった意味のロシア語の形容詞である。

概要

1975年5月7日956 「サルィーチ」設計艦隊水雷艇1番艦となる工場番号第861号艦がソ連海軍に登録された。この艦は、1976年3月3日にレニングラート(現サンクトペテルブルク)の第190造船工場(A・A・ジュダーノフ記念工場、現セーヴェルナヤ・ヴェールフィ)で起工、ソヴレメンヌイと命名された。1978年11月18日には進水1980年12月25日には竣工し、1981年1月24日には赤旗受賞北方艦隊に配備された。

1989年12月6日には、ムールマンスクオーバーホールが開始された。しかし、その間にソ連が崩壊し、ロシア海軍に所属の移ったソヴレメンヌイはその後のロシア連邦の不況の影響を直接に受け、オーバーホールが完了せぬまま予備役に入れられた。最終的に工事は進捗度86 %で放棄され、1998年11月には除籍、12月30日付けで乗員も解散された。その後、2003年頃からムールマンスクにて解体された。

外部リンク