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2022年放送予定の[[日本放送協会|NHK]][[大河ドラマ]]『[[鎌倉殿の13人]]』で時代考証担当の一人として務める予定であったが、2021年3月23日、呉座本人の申し出により降板した<ref>{{Cite web |url = https://www.sankei.com/entertainments/news/210323/ent2103230003-n1.html|title = 「鎌倉殿の13人」時代考証の呉座勇一氏が降板|publisher =[[産経新聞]]|date =2021-03-23 |accessdate = 2021-03-23}}</ref><ref name="sanin">{{Cite news|title=呉座さんが大河の時代考証降板 22年、不適切投稿で申し出 |newspaper =[[共同通信社]] |date=2021-03-23 |url=https://this.kiji.is/746989946300268544 |accessdate=2021-03-23}}</ref>。呉座は関係者のみが閲覧できる設定をしていた自分の[[Twitter]]アカウントで、[[北村紗衣]]に対し、名指しでおとしめるツイートを長期にわたって行っており、これに対し当人から抗議を受け<ref name="sanin" />、SNS上ではその内容が誹謗中傷、[[ミソジニー]]であると批判を受けていた<ref name="sponichi2021323">{{Cite news |和書|title=来年NHK大河「鎌倉殿の13人」時代考証・呉座勇一氏が降板 ツイッターに不適切投稿 自ら降板申し出 |newspaper=スポニチアネックス |date=2021-03-23 |url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/03/23/kiji/20210323s00041000210000c.html |accessdate=2021-03-23}}</ref>。呉座は「一連の揶揄、誹謗中傷について深く反省し、お詫び申し上げます」と謝罪文を投稿し<ref name="sanin" /><ref>{{twitter status|goza_u1|1373225932987584518|本人ツイート2021年3月20日19時52分}}</ref>、23日、NHKの番組公式ツイッターで「自身のツイッター投稿の一部内容が不適切であった責任を取り、降板したいとの申し出がありました。番組制作サイドもその事実を確認し、降板していただくことにしました」と発表された<ref name="sponichi2021323" />。 |
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== 受賞歴 == |
== 受賞歴 == |
2021年3月23日 (火) 12:16時点における版
呉座 勇一(ござ ゆういち、1980年[1][2][3] - )は、日本中世史を専門にする歴史学者。
略歴
国際日本文化研究センター助教。東京都出身[2]。主な研究テーマは一揆[4]。大学時代の指導教員は村井章介[1]。1999年3月に海城高等学校卒業[5]。2003年3月に東京大学文学部日本史学科卒業[6]。2008年3月に東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学[1][4]。2011年6月に「日本中世の地域社会における集団統合原理の研究 領主の一揆を中心として」で博士(文学)(東京大学)[4][7]。2012年4月に東京大学大学院人文社会系研究科研究員[4]。2014年4月に東京大学大学院総合文化研究科 学術研究員[4]。2015年4月に国際日本文化研究センター客員准教授[4]。2016年10月に国際日本文化研究センター助教[4]。
- 時代考証降板
2022年放送予定のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で時代考証担当の一人として務める予定であったが、2021年3月23日、呉座本人の申し出により降板した[8][9]。呉座は関係者のみが閲覧できる設定をしていた自分のTwitterアカウントで、北村紗衣に対し、名指しでおとしめるツイートを長期にわたって行っており、これに対し当人から抗議を受け[9]、SNS上ではその内容が誹謗中傷、ミソジニーであると批判を受けていた[10]。呉座は「一連の揶揄、誹謗中傷について深く反省し、お詫び申し上げます」と謝罪文を投稿し[9][11]、23日、NHKの番組公式ツイッターで「自身のツイッター投稿の一部内容が不適切であった責任を取り、降板したいとの申し出がありました。番組制作サイドもその事実を確認し、降板していただくことにしました」と発表された[10]。
受賞歴
- 2014年10月 角川財団学芸賞(『戦争の日本中世史―「下剋上」は本当にあったのか』)[2]
- 2017年12月 書店新風賞特別賞(『応仁の乱―戦国時代を生んだ大乱』)[12]
- 2018年12月 紺綬褒章[13]
著書
単著
- 『一揆の原理 日本中世の一揆から現代のSNSまで』洋泉社、2012年9月26日。ISBN 978-4800300195。
- 『一揆の原理』筑摩書房〈ちくま学芸文庫 コ 44-1〉、2015年12月9日。ISBN 978-4480096975。
- 『戦争の日本中世史―「下剋上」は本当にあったのか』新潮社〈新潮選書〉、2014年1月24日。ISBN 978-4106037399。
- 『日本中世の領主一揆』思文閣出版、2014年2月28日。ISBN 978-4784217212。- 博士論文
- 『応仁の乱-戦国時代を生んだ大乱』中央公論新社〈中公新書 2401〉、2016年10月19日。ISBN 978-4121024015。同書は発売後約10か月で発行部数が40万部を超え、室町時代を扱う歴史解説書としては異例の売上となった[14]。
- 『陰謀の日本中世史』KADOKAWA〈角川選書〉、2018年3月9日。ISBN 978-4040821221。
- 『日本中世への招待』朝日新聞出版〈朝日新書〉、2020年2月13日。ISBN 978-4022950574。
編書
- 『南朝研究の最前線』洋泉社〈歴史新書y〉、2016年7月2日。ISBN 978-4800310071。
共書
- 『戦乱と民衆』講談社〈講談社現代新書〉、2018年8月22日。ISBN 978-4065122181。
- 『明智光秀と細川ガラシャ』井上章一、フレデリック・クレインス、郭南燕共著、筑摩書房〈筑摩選書〉2020年3月13日。ISBN 978-4480016959。
脚注
- ^ a b c 呉座、2014。
- ^ a b c “【決定のお知らせ】第12回角川財団学芸賞”. 角川文化振興財団 (2014年10月2日). 2019年1月15日閲覧。
- ^ “教養がある人ほど「陰謀論」に引っかかる バカだから騙されるわけじゃない”. プレジデントオンライン (2018年6月2日). 2019年1月15日閲覧。
- ^ a b c d e f g “呉座 勇一”. 国際日本文化研究センター. 2019年1月15日閲覧。
- ^ “同級生、今度はラジオ出演!|同期会・同窓会ひろば”. 海城学園同窓会 海原会. 2019年1月15日閲覧。
- ^ “呉座 勇一 - 研究者”. researchmap. 2019年1月15日閲覧。
- ^ “日本中世の地域社会における集団統合原理の研究 : 領主の一揆を中心として”. CiNii Dissertations. 2019年1月15日閲覧。
- ^ “「鎌倉殿の13人」時代考証の呉座勇一氏が降板”. 産経新聞 (2021年3月23日). 2021年3月23日閲覧。
- ^ a b c “呉座さんが大河の時代考証降板 22年、不適切投稿で申し出”. 共同通信社. (2021年3月23日) 2021年3月23日閲覧。
- ^ a b 「来年NHK大河「鎌倉殿の13人」時代考証・呉座勇一氏が降板 ツイッターに不適切投稿 自ら降板申し出」『スポニチアネックス』2021年3月23日。2021年3月23日閲覧。
- ^ 本人ツイート2021年3月20日19時52分
- ^ “『応仁の乱』が第52回「書店新風賞」の特別賞を受賞”. 中央公論新社. (2017年12月19日) 2019年1月15日閲覧。
- ^ 『官報』7404号、2018年12月6日
- ^ 【広角レンズ】「室町本」に熱視線 現代に重なる!?中世史が面白い (1/3ページ) SankeiBiz (2017年9月18日)
外部リンク
- 呉座勇一 (@goza_u1) - X(旧Twitter)
- 呉座勇一 (yuichi.goza) - Facebook
- 呉座 勇一(専任教員) - 国際日本文化研究センター