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=== ダイヤモンドバックス傘下時代 ===
=== ダイヤモンドバックス傘下時代 ===

2021年4月13日 (火) 08:55時点における版

ルーカス・ハレル
Lucas Harrell
トロント・ブルージェイズ (マイナー)
トロント・ブルージェイズ時代
(2017年2月25日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミズーリ州スプリングフィールド
生年月日 (1985-06-03) 1985年6月3日(39歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 投手
プロ入り 2004年 MLBドラフト4巡目(全体119位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名
初出場 MLB/ 2010年7月30日
KBO/ 2015年3月31日
最終出場 KBO/ 2015年10月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ルーカス・ウィリアム・ブラッドリー・ハレルLucas William Bradley Harrell, 1985年6月3日 - )は、アメリカ合衆国ミズーリ州スプリングフィールド出身のプロ野球選手投手)。右投両打。MLBトロント・ブルージェイズ傘下所属。

経歴

プロ入りとホワイトソックス時代

2004年MLBドラフト4巡目(全体119位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名され、プロ入り。

2010年7月30日オークランド・アスレチックス戦で先発し、メジャーデビューを果たした(6回1失点でメジャー初登板初勝利)[1]

アストロズ時代

ヒューストン・アストロズ時代
(2013年7月30日)

2011年7月8日ウェイバー公示を経てヒューストン・アストロズへ移籍した。

2012年は最下位に沈むチームで奮闘し、初の二桁勝利(11勝)を達成した。6月27日サンディエゴ・パドレス戦では、アストロズのルーキーとしてはテイラー・バックホルツ英語版以来6年ぶりとなる完封勝利を挙げた[2]

2013年はチームがアメリカンリーグに移り、リーグ最多の17敗を喫した。

2014年は開幕ロースター入りし、開幕から3試合に登板したが、0勝3敗・防御率9.49と結果を残せず、4月16日DFAとなった[3]。22日に40人枠を外れる形で傘下のAAA級オクラホマシティ・レッドホークスへ降格した。

ダイヤモンドバックス傘下時代

2014年4月28日に後日発表選手とのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍し、マイナー契約を結んで傘下のAAA級リノ・エーシズへ配属された[4]。その後は、メジャーに再昇格できないままシーズンを終えた。

LG時代

2014年11月25日に韓国プロ野球・LGツインズと契約した[5]

2015年はLGで10勝を記録したが同年限りで退団した。

タイガース傘下時代

2016年3月7日デトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだ[6]。タイガース傘下ではAA級エリー・シーウルブズとAAA級トレド・マッドヘンズの2球団合計で6試合に先発登板した。5月16日に自由契約となった[7]

ブレーブス時代

2016年5月20日アトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結び、傘下のAAA級グウィネット・ブレーブスへ配属された[7]7月2日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、同日のマイアミ・マーリンズ戦で先発して6回1失点の投球で3年ぶりのメジャーでの勝利を挙げた[8]

レンジャーズ時代

2016年7月27日トラビス・デメリットとの交換トレードで、ダリオ・アルバレスと共にテキサス・レンジャーズへ移籍した[9]

移籍後は8月16日のアスレチックス戦で投球した際に、右鼠径部の痛みを訴え降板、翌17日に15日間の故障者リスト入りとなった[10]9月10日に60日間の故障者リストに移されシーズンを終えた。10月26日に40人枠から外れる形でAAA級ラウンドロック・エクスプレスに降格した[11]後、28日にFAとなった[7]

ブルージェイズ時代

2017年1月30日トロント・ブルージェイズとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。シーズンでは傘下のA+級ダニーデン・ブルージェイズとAAA級バッファロー・バイソンズでプレーの後、7月1日イアン・パームリーのDFAに伴って[12]、メジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[13]7月17日ドミニク・レオンのメジャー昇格に伴い[14]、DFAとなり[15]、21日にAAA級バッファローへ配属された[7]

投球スタイル

平均球速148km/hのツーシームが全投球の約半分を占める典型的なグラウンドボールピッチャーで、2012年のゴロ率(GB%)は57.2%で、ジェイク・ウエストブルックに次いでリーグ2位だった[16]。ツーシーム以外の球種も多彩で、シンカースライダーカーブチェンジアップのほか、ごく稀にフォーシームを投げる。また、2013年まではカットボールも投げていた[17][18]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2010 CWS 8 3 0 0 0 1 0 0 0 1.000 119 24.0 34 2 17 1 0 15 1 0 18 13 4.88 2.13
2011 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 26 5.0 11 0 1 0 0 5 0 0 4 4 7.20 2.40
HOU 6 2 0 0 0 0 2 0 0 .000 60 13.0 12 0 7 0 1 10 1 1 8 5 3.46 1.46
'11計 9 2 0 0 0 0 2 0 0 .000 86 18.0 23 0 8 0 1 15 1 1 12 9 4.50 1.72
2012 32 32 1 1 0 11 11 0 0 .500 827 193.2 185 13 78 5 1 140 10 3 90 81 3.76 1.36
2013 36 22 0 0 0 6 17 0 0 .261 707 153.2 174 20 88 5 6 89 8 0 111 100 5.86 1.70
MLB:4年 85 59 1 1 0 18 30 0 0 .375 1739 389.1 416 35 191 11 8 259 20 4 231 203 4.69 1.56
  • 2013年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号

  • 58(2010年 - 2011年途中)
  • 64(2011年途中 - 2014年)
  • 37(2015年)
  • 63(2016年 - 同年途中)
  • 38(2016年途中 - 同年終了)
  • 57(2017年)

脚注

  1. ^ July 30, 2010 Oakland Athletics at Chicago White Sox Play by Play and Box Score” (英語). Baseball-Reference.com. Sports Reference LLC. 2016年10月27日閲覧。
  2. ^ One and done: Harrell silences San Diego” (英語). MLB.com (2012年6月27日). 2016年10月27日閲覧。
  3. ^ "Astros Select Springer From Triple A Oklahoma City" (Press release) (英語). MLB.com (Houston Astros). 16 April 2014. 2016年10月27日閲覧
  4. ^ Steve Gilbert (2014年4月28日). “D-backs add pitching depth by acquiring Harrell” (英語). MLB.com. 2016年10月27日閲覧。
  5. ^ Jeff Todd (2014年11月25日). “Lucas Harrell Signs With Korea’s LG Twins” (英語). MLB Trade Rumors. 2016年10月27日閲覧。
  6. ^ “Tigers Sign RHP Lucas Harrell To Minor League Deal” (英語). CBS. (2016年7月3日). http://detroit.cbslocal.com/2016/03/07/tigers-sign-rhp-lucas-harrell-to-minor-league-deal/ 2016年3月7日閲覧。 
  7. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2017年7月22日閲覧。
  8. ^ “Freeman, Braves rough up Marlins ace Fernandez in 9-1 win” (英語). Associated Press. ESPN. (2016年7月3日). http://espn.go.com/mlb/recap?gameId=360702115 2016年10月27日閲覧。 
  9. ^ T.R. Sullivan (2016年7月27日). “Rangers land Harrell from Braves for prospect” (英語). MLB.com. 2016年7月28日閲覧。
  10. ^ Ryan Posner (2016年8月17日). “Rangers' Harrell lands on DL with groin strain” (英語). MLB.com. 2016年10月27日閲覧。
  11. ^ Chad Thornburg (2016年10月26日). “Right-handers Tolleson, Harrell clear waivers” (英語). MLB.com. 2016年10月27日閲覧。
  12. ^ Toronto recalls righty Harrell as reinforcement MLB.com (英語) (2017年7月1日) 2017年8月3日閲覧
  13. ^ Keegan Matheson (2017年7月1日). “Toronto recalls righty Harrell as reinforcement” (英語). MLB.com. 2017年7月3日閲覧。
  14. ^ Toronto optimistic Liriano will start Thursday MLB.com (英語) (2017年7月17日) 2017年8月3日閲覧
  15. ^ Blue Jays recall Dominic Leone, designate Lucas Harrell for assignment” (英語). Sportsnet (2017年7月17日). 2017年7月19日閲覧。
  16. ^ Major League Leaderboards » 2012 » Pitchers » Dashboard FanGraphs Baseball
  17. ^ Brooks Baseball · Home of the PitchFX Tool - Player Card: Lucas Harrell
  18. ^ Lucas Harrell Pitch Data”. The Baseball Cube. 2016年7月30日閲覧。

関連項目

外部リンク