「クリス・マーティン (野球)」の版間の差分
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2013年12月18日に[[ジョナサン・ヘレーラ]]との[[トレード#メジャーリーグ|トレード]]で、[[フランクリン・モラレス]]と共にロッキーズへ移籍した<ref>{{Cite news|url=http://m.rockies.mlb.com/news/article/66068174 |title=Rockies acquire LHP Franklin Morales and RHP Chris Martin|publisher=MLB.com|agency=Rockies Press Release|author=|date=2013年12月18日|accessdate=2015年11月19日}}</ref>。 |
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{{by|2014年}}は傘下のAAA級[[コロラドスプリングス・スカイソックス]]で開幕を迎え、4月25日にロッキーズとメジャー契約を結んで[[ロースター (MLB)#26人枠と40人枠|アクティブ・ロースター]]入りした<ref>{{Cite news|url=http://m.rockies.mlb.com/news/article/73351132 |title=RHP Chris Martin selected to Major League roster, RHP Chad Bettis optioned to Triple-A Colorado Springs|author=|publisher=MLB.com|agency=Rockies Press Release|date=2014年4月25日|accessdate=2014年4月27日}}</ref>。翌26日の[[ロサンゼルス・ドジャース]]戦でメジャーデビュー。3点ビハインドの5回裏1死から登板し、1.2回を投げ1安打無失点2奪三振だった<ref>{{cite web|url=http://espn.go.com/mlb/boxscore?gameId=340426119 |title=Scores for Apr 26, 2014|work=ESPN MLB|author=|date=2014年4月26日|accessdate=2014年4月27日}}</ref>。この年メジャーでは16試合に登板して防御率6.89、14奪三振を記録した。 |
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{{by|2015年}}1月5日に[[戦力外通告#メジャーリーグにおける戦力外通告|DFA]]となった<ref>{{Cite news|url=http://m.rockies.mlb.com/news/article/105599906/rockies-sign-catcher-nick-hundley-to-two-year-deal |title=Rockies sign catcher Nick Hundley to two-year deal|publisher=MLB.com|agency=Rockies Press Release|author=|date=2015年1月5日|accessdate=2015年1月6日}}</ref>。 |
2021年4月13日 (火) 09:05時点における版
アトランタ・ブレーブス #55 | |
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ニューヨーク・ヤンキース時代 (2015年6月18日) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | テキサス州タラント郡アーリントン |
生年月日 | 1986年6月2日(38歳) |
身長 体重 |
6' 8" =約203.2 cm 215 lb =約97.5 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2010年 独立リーグ・グランドプレーリー・エアーホッグスと契約 |
初出場 |
MLB / 2014年4月26日 NPB / 2016年3月26日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
この表について
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クリストファー・ライリー・マーティン(Christopher Riley Martin, 1986年6月2日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州タラント郡アーリントン出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのアトランタ・ブレーブス所属。
経歴
プロ入り前及び独立リーグ時代
2004年のMLBドラフト18巡目(全体523位)でデトロイト・タイガースから指名されたが、マクレナン・コミュニティカレッジへ進学した。
2005年のMLBドラフト21巡目(全体627位)でコロラド・ロッキーズから指名されたが、契約には至らなかった。
コミュニティカレッジ時代に肩に大怪我を負ったため、一時期野球をやめて倉庫従業員を行っていた。倉庫従業員時代、同僚とキャッチボールすると肩の痛みが癒えていたことに気付き、野球を再開することになった。
2010年には独立リーグであるアメリカン・アソシエーションのグランドプレーリー・エアーホッグスでプレー。13試合(先発4試合)に登板して4勝0敗・防御率1.96・36奪三振の成績を残した。
レッドソックス傘下時代
2011年3月31日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結んだ。5月から傘下のA級グリーンビル・ドライブでプレー。7試合(先発1試合)に登板して4勝0敗、防御率2.17、28奪三振と好投した。6月にA+級セイラム・レッドソックスへ昇格。13試合に登板して2勝1敗4セーブ、防御率0.92、24奪三振を記録した。8月にAA級ポートランド・シードッグスへ昇格。3試合に登板して0勝1敗、防御率15.88、3奪三振を記録した。
2012年はAA級ポートランドでプレーし、23試合に登板して3勝6敗、防御率4.48、65奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロスに所属した。
2013年はまずAA級ポートランドで12試合に登板。2勝0敗、3セーブと結果を残し、6月にAAA級ポータケット・レッドソックスへ昇格。30試合に登板して3勝3敗2セーブ、防御率3.18、47奪三振を記録した。
ロッキーズ時代
2013年12月18日にジョナサン・ヘレーラとのトレードで、フランクリン・モラレスと共にロッキーズへ移籍した[1]。
2014年は傘下のAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスで開幕を迎え、4月25日にロッキーズとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[2]。翌26日のロサンゼルス・ドジャース戦でメジャーデビュー。3点ビハインドの5回裏1死から登板し、1.2回を投げ1安打無失点2奪三振だった[3]。この年メジャーでは16試合に登板して防御率6.89、14奪三振を記録した。
ヤンキース時代
2015年1月13日に金銭トレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[5]。ヤンキースでは24試合に登板して0勝2敗、防御率5.66という成績に終わり、メジャー2年目も初勝利はお預けとなった。オフの11月2日にFAとなった[6]。
日本ハム時代
2015年11月4日に北海道日本ハムファイターズと契約に合意したことが発表された[7]。
2016年当初、中継ぎとして起用される。シーズン中盤に抑えの増井浩俊が成績不振により2軍落ちし、その後先発に転向したことで抑えへ配置転換。球速は最速158kmまで伸び、防御率1.07、WHIP0.63、投球回を上回る57奪三振を記録する絶対的クローザーとして君臨した。シーズン終盤に右足首の故障で離脱するも、日本ハムの4年ぶりの優勝に貢献した。
2017年オフの11月10日にMLB復帰を目指すため退団することが発表された[8]。12月2日にFAとなった[9]。
レンジャーズ時代
2017年12月15日にテキサス・レンジャーズと2年総額400万ドルの契約を結んだ[10][11]。
2018年4月11日に前年までの二年間、元チームメート同士だった大谷翔平が移籍したロサンゼルス・エンゼルスと初対戦した。なお、直接対決はなかった[12]。9月26日、エンゼルスとの試合で2-2と同点の8回に登板し、1アウトランナー無しの場面で大谷と初の直接対決。カウント2-2からの6球目、153キロの外角直球を左翼席上段に運ばれた。後続は断ったが、これが決勝点となりチームも敗戦した。[13]
ブレーブス時代
2019年7月30日にコルビー・アラードとのトレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍した[16]。オフの10月31日にFAとなった[17]が、11月19日に2年総額1400万ドルで再契約を結んだ[18]。
2020年から、背番号は55となった。
投球スタイル
メジャーではリリーフとして、最速96.7mph(約156km/h)日本での最速159km/h、平均94.3mph(約152km/h)のフォーシームを全投球中の約5割を占め、その他に平均146km/hのカットボール、平均151km/hのシンカーと言った速球系と、決め球である平均133km/hのカーブを持ち球とする。PITCHf/x上では2014年にスライダーとツーシームも1球ずつ使用している。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | COL | 16 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | ---- | 69 | 15.2 | 22 | 2 | 4 | 0 | 0 | 14 | 1 | 2 | 12 | 12 | 6.89 | 1.66 |
2015 | NYY | 24 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 5 | .000 | 99 | 20.2 | 28 | 2 | 6 | 1 | 1 | 18 | 3 | 0 | 13 | 13 | 5.66 | 1.65 |
2016 | 日本ハム | 52 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 21 | 19 | 1.000 | 182 | 50.2 | 25 | 2 | 7 | 0 | 0 | 57 | 2 | 3 | 8 | 6 | 1.07 | 0.63 |
2017 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 29 | .000 | 137 | 37.2 | 21 | 2 | 6 | 0 | 1 | 34 | 0 | 1 | 5 | 5 | 1.19 | 0.72 | |
2018 | TEX | 46 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 0 | 14 | .167 | 177 | 41.2 | 46 | 5 | 5 | 2 | 3 | 37 | 4 | 0 | 21 | 21 | 4.54 | 1.22 |
2019 | 38 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 12 | .000 | 147 | 15.2 | 35 | 8 | 4 | 0 | 0 | 43 | 0 | 0 | 13 | 13 | 3.08 | 1.03 | |
ATL | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 6 | .500 | 69 | 17.2 | 17 | 1 | 1 | 0 | 0 | 22 | 0 | 0 | 10 | 8 | 4.08 | 1.02 | |
'19計 | 58 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 4 | 18 | .250 | 216 | 55.2 | 52 | 9 | 9 | 0 | 0 | 65 | 0 | 0 | 23 | 21 | 3.40 | 1.02 | |
2020 | 19 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 6 | .500 | 66 | 18.0 | 8 | 1 | 3 | 1 | 1 | 20 | 0 | 0 | 3 | 2 | 1.00 | 0.61 | |
MLB:5年 | 163 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 11 | 6 | 46 | .214 | 627 | 151.2 | 156 | 19 | 23 | 4 | 5 | 154 | 8 | 2 | 72 | 69 | 4.09 | 1.18 | |
NPB:2年 | 92 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 22 | 48 | .500 | 319 | 88.1 | 46 | 4 | 13 | 0 | 1 | 91 | 2 | 4 | 13 | 11 | 1.12 | 0.67 |
- 2020年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
記録
- NPB投手記録
- 初登板:2016年3月26日、対千葉ロッテマリーンズ2回戦(QVCマリンフィールド)、8回裏に6番手で救援登板・完了、1回無失点
- 初勝利:2016年4月9日、対東北楽天ゴールデンイーグルス2回戦(楽天Koboスタジアム宮城)、8回裏に6番手で救援登板・完了、1回無失点
- 初奪三振:2016年4月12日、対オリックス・バファローズ3回戦(京セラドーム大阪)、9回裏にブライアン・ボグセビックから見逃し三振
- 初ホールド:2016年4月13日、対オリックス・バファローズ4回戦(京セラドーム大阪)、8回裏に2番手で救援登板・完了、1回無失点
- 初セーブ:2016年5月7日、対埼玉西武ライオンズ7回戦(西武プリンスドーム)、9回裏に6番手で救援登板・完了、1回無失点
- NPBその他記録
- オールスターゲーム選出:1回 (2016年)
背番号
- 47(2014年)
- 57(2015年 - 同年途中)
- 33(2015年途中 - 同年終了)
- 55(2016年 - 2017年)
- 31(2018年 - 2019年7月29日)
- 51(2019年8月2日 - 同年終了)
- 55(2020年 - )
脚注
- ^ “Rockies acquire LHP Franklin Morales and RHP Chris Martin”. Rockies Press Release. MLB.com. (2013年12月18日) 2015年11月19日閲覧。
- ^ “RHP Chris Martin selected to Major League roster, RHP Chad Bettis optioned to Triple-A Colorado Springs”. Rockies Press Release. MLB.com. (2014年4月25日) 2014年4月27日閲覧。
- ^ “Scores for Apr 26, 2014”. ESPN MLB (2014年4月26日). 2014年4月27日閲覧。
- ^ “Rockies sign catcher Nick Hundley to two-year deal”. Rockies Press Release. MLB.com. (2015年1月5日) 2015年1月6日閲覧。
- ^ “Yankees acquire RHP Chris Martin from Colorado”. Yankees Press Release. MLB.com. (2015年1月13日) 2015年1月14日閲覧。
- ^ “Transactions | yankees.com” (英語). MLB.com (2015年11月2日). 2015年11月3日閲覧。
- ^ “クリス・マーティン投手と契約合意”. 北海道日本ハムファイターズ (2015年11月4日). 2015年11月4日閲覧。
- ^ “マーティン投手、ドレイク選手退団のお知らせ”. 北海道日本ハムファイターズ (2017年11月10日). 2018年1月20日閲覧。
- ^ “自由契約選手 | 2017年度公示”. 日本野球機構 (2017年12月2日). 2017年12月6日閲覧。
- ^ T.R. Sullivan (2017年12月15日). “Rangers sign reliever Martin to two-year deal” (英語). MLB.com 2017年12月23日閲覧。
- ^ “前日本ハムマーティンがレ軍入り「大谷に感謝」”. 日刊スポーツ (2017年12月16日). 2017年12月23日閲覧。
- ^ “大谷翔平と元同僚・マーティンとの対決に米解説「誰が予想しただろう」”. full-count (2018年4月12日). 2018年4月13日閲覧。
- ^ “大谷に被弾の元同僚マーティン、完敗認める「彼の勝ち」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース” (日本語). Yahoo!ニュース 2018年9月28日閲覧。
- ^ 元日ハム・マーティンが日米野球に向けインスタ更新 「特別な経験となる」
- ^ 元日ハム・マーティンが“凱旋” 日本打者対策を聞かれ「もう秘密を明かすの?」
- ^ Mark Bowman (2019年7月31日). “Braves land reliever Martin from Rangers” (英語). MLB.com. 2019年7月31日閲覧。
- ^ Thomas Harrigan, Manny Randhawa and Paul Casella (November 8, 2019). “Here are every team's free agents this winter” (English). MLB.com. December 2, 2019閲覧。
- ^ Paul Casella (2019年11月19日). “Reliever Martin signs 2-year deal with Braves” (英語). MLB.com. 2019年11月20日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Chris Martin stast MiLB.com
- 個人年度別成績 C.マーティン - NPB.jp 日本野球機構