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{{by|2009年}}はA+級ジュピターとAA級[[ジャクソンビル・ジャンボシュリンプ|ジャクソンビル・サンズ]]でプレー。AA級ジャクソンビルでは51試合に出場して打率.218、8本塁打、27打点、1盗塁を記録した。
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2021年4月13日 (火) 09:08時点における版

クリス・ハッチャー
Chris Hatcher
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ノースカロライナ州レノア郡キンストン
生年月日 (1985-01-12) 1985年1月12日(39歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投
ポジション 捕手投手
プロ入り 2006年 MLBドラフト5巡目
初出場 2010年9月19日 シカゴ・カブス
年俸 $2,150,000(2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

デビッド・クリストファー・ハッチャーDavid Christopher Hatcher, 1985年1月12日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州レノア郡キンストン出身のプロ野球選手投手)。右投両打。現在は、フリーエージェント(FA)。愛称はハッチ[2]

経歴

プロ入りとマーリンズ時代

2006年MLBドラフト5巡目(全体155位)でフロリダ・マーリンズから捕手として指名され、6月12日に契約。契約後、傘下のA-級ジェームズタウン・ジャマーズ英語版でプロデビュー。36試合に出場して打率.181、2本塁打、17打点、3盗塁を記録した。

2007年はA級グリーンズボロ・グラスホッパーズでプレーし、102試合に出場して打率.242、15本塁打、50打点、8盗塁を記録した。

2008年はA+級ジュピター・ハンマーヘッズでプレーし、63試合に出場して打率.178、6本塁打、28打点、3盗塁を記録した。

2009年はA+級ジュピターとAA級ジャクソンビル・サンズでプレー。AA級ジャクソンビルでは51試合に出場して打率.218、8本塁打、27打点、1盗塁を記録した。

2010年はAA級ジャクソンビルで開幕を迎え、7月にAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズへ昇格。9月1日にマーリンズとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[3]、8日にAA級ジャクソンビルへ降格。19日に再昇格し[4]、同日のシカゴ・カブス戦でメジャーデビュー。9回裏に代打として出場したが、三振に終わった[5]。この年は5試合に出場し、6打数無安打5三振に終わった。

2011年から投手にコンバートされた。3月11日にAA級ジャクソンビルへ配属され、開幕を迎えた。7月8日にメジャーへ昇格し[6]、16日のカブス戦でメジャー初登板を果たした。8点ビハインドの8回裏から登板し、1回を無安打無失点1奪三振に抑えた[7]。翌17日にAA級ジャクソンビルへ降格。8月18日に再昇格した。この年は11試合に登板して防御率6.97だった。

2012年は3月15日にAAA級ニューオーリンズへ配属され、開幕を迎えた。5月5日にメジャーへ昇格[8]。2試合に登板したが、防御率13.50と結果を残せず、10日にAAA級ニューオーリンズへ降格した。6月16日に再昇格した[9]が、登板のないまま21日にAAA級ニューオーリンズへ降格[10]。8月3日に再昇格した[11]。この年は11試合に登板して防御率4.30だった。

2013年2月20日にマーリンズと1年契約に合意[12]3月13日にAAA級ニューオーリンズへ配属され、開幕を迎えた。7月7日にメジャーへ昇格。翌8日のアトランタ・ブレーブス戦では、同点の延長14回表から登板したが、1回を投げ4安打6失点(自責点5)3四球の乱調でメジャー初黒星を喫した[13]。試合後にAAA級へ降格[14]。ロースターが拡大された9月1日に再昇格した[15]。この年は7試合に登板して0勝1敗、防御率12.46だった。

2014年2月11日にDFAとなり[16]、15日に40人枠を外れる形でAAA級ニューオーリンズへ降格した。開幕後の4月29日にマイアミのバーでチームメイトのサム・ダイソンと喧嘩になり、ダイソンの顎の骨を折ったため、5月1日に制限リスト入りした[17]。5月22日に再びマーリンズとメジャー契約を結んだ[18]。この年は52試合に登板して0勝3敗、6ホールド、防御率3.38、60奪三振・12四球で、自身最高の成績だった。

ドジャース時代

2014年12月10日にディー・ゴードンダン・ハレンミゲル・ロハスとのトレードで、アンドリュー・ヒーニーエンリケ・ヘルナンデスオースティン・バーンズと共にロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[19]

2015年、ドジャースではブルペンの一角で起用され、クローザーを務める機会もあって49試合に登板。3勝5敗、13ホールド、4セーブ、防御率3.69、WHIP1.23という、まずまずのピッチングを見せた。また、三振を多く奪って自身最高の奪三振率10.4を記録した。自身初のポストシーズンではニューヨーク・メッツとのディビジョンシリーズで4試合に登板し無失点の好投だったが、チームは敗退した。

2016年は37試合のリリーフ登板で、2年連続で出番が減少した。奪三振率は9.5と3年連続で9.5超の数値をマークしたものの、防御率5.53・5勝4敗・FIP5.21・WHIP1.50と打ち込まれ気味の成績に終わった。

アスレチックス時代

2017年8月15日にインターナショナル・ボーナス・プール(海外選手契約金枠)とのトレードで、オークランド・アスレチックスへ移籍した[20]

2018年8月10日、前日加入したフェルナンド・ロドニーをアクティブ・ロースターに登録させるためDFAとなり[21]、12日にマイナー契約で傘下のAAA級ナッシュビル・サウンズへ配属された[22]9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[23]。レギュラーシーズン終了後の10月15日にFAとなった[22]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2011 FLA
MIA
11 0 0 0 0 0 0 0 0 --- 48 10.1 14 2 4 1 0 8 2 0 8 8 6.97 1.74
2012 11 0 0 0 0 0 0 0 0 --- 66 14.2 17 3 6 0 1 10 1 0 9 7 4.30 1.57
2013 7 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 44 8.2 13 1 4 1 0 7 0 0 13 12 12.46 1.96
2014 52 0 0 0 0 0 3 0 6 .000 232 56.0 55 4 12 1 0 60 1 2 22 21 3.38 1.20
2015 LAD 49 0 0 0 0 3 5 4 13 .375 166 39.0 35 4 13 2 3 45 3 0 19 16 3.69 1.23
2016 37 0 0 0 0 5 4 0 4 .556 181 40.2 40 8 21 4 1 43 4 0 26 25 5.53 1.50
2017 26 0 0 0 0 0 1 0 2 .000 158 36.2 37 7 12 0 0 43 2 1 20 19 4.66 1.34
OAK 23 0 0 0 0 1 1 1 9 .500 99 23.0 21 3 9 2 0 20 0 0 9 9 3.52 1.30
'17計 49 0 0 0 0 1 2 1 11 .333 257 59.2 58 10 21 2 0 63 2 1 29 28 4.22 1.32
2018 34 0 0 0 0 3 3 0 1 .500 167 36.1 43 7 17 1 1 30 0 0 23 20 4.95 1.65
MLB:8年 250 0 0 0 0 12 18 5 35 .400 1161 265.1 275 39 98 12 6 266 13 3 149 137 4.65 1.41
  • 2019年度シーズン終了時
  • FLA(フロリダ・マーリンズ)は、2012年にMIA(マイアミ・マーリンズ)に球団名を変更

背番号

  • 39(2010年 - 2013年)
  • 41(2014年 - 2017年8月14日)
  • 44(2017年8月16日 - 同年終了)

脚注

  1. ^ Chris Hatcher Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2018年10月16日閲覧。
  2. ^ Jane Lee (2017年8月25日). “Explaining A's Players Weekend nicknames” (英語). MLB.com. 2018年10月16日閲覧。
  3. ^ Joe Frisaro (2010年9月2日). “Nolasco to have surgery, season over” (英語). MLB.com. 2017年8月17日閲覧。
  4. ^ Joe Frisaro (2010年9月8日). “Marlins call up Double-A champion trio” (英語). MLB.com. 2014年7月29日閲覧。
  5. ^ Box score” (英語). USA Today (2010年9月19日). 2014年7月29日閲覧。
  6. ^ Joe Frisaro (2011年7月8日). “Hatcher recalled, Hand sent to Double-A” (英語). MLB.com. 2017年8月17日閲覧。
  7. ^ Scores for Jul 16, 2011” (英語). ESPN MLB (2011年7月16日). 2014年7月29日閲覧。
  8. ^ Joe Frisaro (2012年5月5日). “Hatcher, Rosario promoted from Triple-A” (英語). MLB.com. 2017年8月17日閲覧。
  9. ^ Joe Frisaro (2012年6月16日). “Hatcher recalled to replace injured Rosario” (英語). MLB.com. 2017年8月17日閲覧。
  10. ^ Joe Frisaro (2012年6月21日). “Marlins add Dunn to 'pen in place of Hatcher” (英語). MLB.com. 2017年8月17日閲覧。
  11. ^ Joe Frisaro (2012年8月3日). “Cishek growing into role of closer” (英語). MLB.com. 2017年8月17日閲覧。
  12. ^ Joe Frisaro (2013年2月20日). “Marisnick enjoying new team, first spring camp” (英語). MLB.com. 2017年8月17日閲覧。
  13. ^ Scores for Jul 8, 2013” (英語). ESPN MLB (2013年7月8日). 2014年7月29日閲覧。
  14. ^ Joe Morgan (2013年7月9日). “Hatcher optioned after Monday's marathon game” (英語). MLB.com. 2017年8月17日閲覧。
  15. ^ Joe Frisaro (2013年9月1日). “Marisnick working through growing pains” (英語). MLB.com. 2017年8月17日閲覧。
  16. ^ Joe Frisaro (2014年2月11日). “Marlins make deal with Marmol official” (英語). MLB.com. 2017年8月17日閲覧。
  17. ^ Darrell Williams (2014年6月1日). “Zephyrs’ Chris Hatcher suspended five games after fight”. The New Orleans Advocate. 2014年7月29日閲覧。
  18. ^ Joe Frisaro (2014年5月22日). “Hatcher 'wasn't expecting' it, but reliever gets callup” (英語). MLB.com. 2017年8月17日閲覧。
  19. ^ "Dodgers acquire Howie Kendrick from Angels and three prospects from Marlins" (Press release) (英語). MLB.com (Los Angeles Dodgers). 11 December 2014. 2014年12月12日閲覧
  20. ^ Steve Adams (2017年8月15日). “Athletics Acquire Chris Hatcher” (英語). MLB Trade Rumors. 2017年8月16日閲覧。
  21. ^ Jane Lee (2018年8月10日). “Rodney hinting at new celebration with A's” (英語). MLB.com. 2018年8月11日閲覧。
  22. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2019年2月21日閲覧。
  23. ^ Alex Hall (2018年9月1日). “Oakland A’s call up 8 players in flurry of September moves” (英語). SB Nation. 2018年9月2日閲覧。

関連項目

外部リンク