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アイザイア・カイナー＝ファレファ
*Isiah Kiner-Falefa*
テキサス・レンジャーズ #9
	AA級フリスコ時代; （2017年6月27日）
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ハワイ州ホノルル
生年月日	1995年3月23日（29歳）
身長; 体重	5' 10" ＝約177.8 cm; 176 lb ＝約79.8 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	三塁手、遊撃手、二塁手、捕手
プロ入り	2013年 MLBドラフト4巡目
初出場	2018年4月14日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	ミッドパシフィック・インスティチュート高等学校（英語版）; テキサス・レンジャーズ (2018 - );
	この表について

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2021年4月13日 (火) 09:28時点における版

アイザイア・カイナー＝ファレファ（Isiah Kiner-Falefa, 1995年 3月23日 - ）は、アメリカ合衆国ハワイ州ホノルル出身のプロ野球選手（内野手、捕手）。右投右打。MLBのテキサス・レンジャーズ所属。

経歴

2013年のMLBドラフト4巡目（全体130位）でテキサス・レンジャーズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズでプロデビュー。41試合に出場して打率.322・11点・12盗塁の成績を残した。

2014年はルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズ、A-級スポケーン・インディアンス（英語版）、A級ヒッコリー・クロウダッズでプレーし、3球団合計で79試合に出場して打率.246・16打点・3盗塁の成績を残した。

2015年はA級ヒッコリーとA+級ハイデザート・マーベリックスでプレーし、2球団合計で98試合に出場して打率.296・40打点・11盗塁の成績を残した。

2016年はルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズとAA級フリスコ・ラフライダーズでプレーし、2球団合計で111試合に出場して打率.252・28打点・7盗塁の成績を残した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロス（英語版）に所属した。

2017年はAA級フリスコでプレーし、129試合に出場して打率.288・5本塁打・48打点・17盗塁の成績を残した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした^[1]。

2018年は開幕をAAA級ラウンドロック・エクスプレスで迎えたが、4月10日にメジャー初昇格を果たし、同日のロサンゼルス・エンゼルス戦でメジャーデビュー^[2]。4月14日のヒューストン・アストロズ戦ではメジャー初本塁打を放った^[3]。守備では三塁手としての出場が多いが、6月にメジャーのアクティブ・ロースターに登録されている捕手がロビンソン・チリノスただ1人になってからは、内野手登録ながらマスクを被る試合も増えている。なおメジャーで初めて捕手として出場した6月20日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦では自軍の先発投手がオースティン・ビベンスディルクスだったため、MLB史上初めて苗字にハイフンが入っている選手同士のバッテリーが誕生した^[4]^[5]。

人物

サモア人、ハワイ先住民、日本人の血を引いており^[6]、日本人の祖母は戦前に広島県からハワイへ移住している^[7]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2018	TEX	111	396	356	43	93	18	2	4	127	34	7	5	5	1	28	1	6	62	14	.261	.325	.357	.682
2019		65	222	202	23	48	12	1	1	65	21	3	0	1	1	14	0	4	49	9	.238	.299	.322	.620
2020		58	228	211	28	59	4	3	3	78	10	8	5	0	1	14	0	2	32	6	.280	.329	.370	.699
MLB：3年		234	846	769	94	200	34	6	8	270	65	18	10	6	3	56	1	12	143	29	.260	.319	.351	.670

2020年度シーズン終了時

年度別守備成績

年度	球団	捕手（C）											二塁（2B）						三塁（3B）						遊撃（SS）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	捕逸	企図数	許盗塁	盗塁刺	阻止率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2018	TEX	35	227	15	1	2	.996	4	25	17	8	.320	20	40	53	2	15	.979	46	23	98	5	8	.960	2	6	6	1	3	.923
2019		38	243	11	1	0	.996	4	17	12	5	.294	-						25	18	53	2	5	.973	-
2020		-											-						46	32	79	5	4	.957	15	12	31	0	6	1.000
MLB		73	470	26	2	2	.996	8	42	29	13	.310	20	40	53	2	15	.979	117	73	230	12	17	.962	17	18	37	1	9	.982

2020年度シーズン終了時
各年度の太字年はゴールドグラブ賞受賞

表彰

ゴールドグラブ賞（三塁手部門）：1回（2020年）

背番号

9（2018年 - ）

脚注

^ Gerry Fraley (2017年11月20日). “Pitchers in forefront as Rangers add to 40-man major-league roster” (英語). sportsday.dallasnews.com. 2018年8月9日閲覧。
^ TR Sullivan (2018年4月11日). “Kiner-Falefa thrilled after making MLB debut” (英語). MLB.com. 2018年8月9日閲覧。
^ Sam Spangler (2018年4月14日). “Video: Garcia, Kiner-Falefa leave the yard in MLB” (英語). KHON2.com. 2018年8月9日閲覧。
^ Stefan Stevenson (2018年6月20日). “Hyphenate this: Rangers win season-best fifth consecutive game” (英語). Star-Telegram.com. 2018年8月9日閲覧。
^ 宇根夏樹 (2018年6月21日). “史上初のバッテリーが誕生。捕手はここ100年で２人目の記録にもリーチ”. ism 2018年8月9日閲覧。
^ Evan Grant (2018年5月30日). “How the Rangers found Isiah Kiner-Falefa and the prophetic words he told the scout who signed him” (英語). sportsday.dallasnews.com. 2018年8月9日閲覧。
^ 丹羽政善 (2018年6月4日). “[https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201806020004-spnavi イチローが選手登録を外れてから１カ月来季を視野に、変わらず妥協なく]”. スポーツナビ. 2018年8月9日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Isiah Kiner-Falefa stats MiLB.com （英語）
Isiah Kiner-Falefa (@isiahkf11) - X（旧Twitter）
Isiah Kiner-Falefa (@isiahkf) - Instagram

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[1] Gerry Fraley (2017年11月20日). “Pitchers in forefront as Rangers add to 40-man major-league roster” (英語). sportsday.dallasnews.com. 2018年8月9日閲覧。

[2] TR Sullivan (2018年4月11日). “Kiner-Falefa thrilled after making MLB debut” (英語). MLB.com. 2018年8月9日閲覧。

[3] Sam Spangler (2018年4月14日). “Video: Garcia, Kiner-Falefa leave the yard in MLB” (英語). KHON2.com. 2018年8月9日閲覧。

[4] Stefan Stevenson (2018年6月20日). “Hyphenate this: Rangers win season-best fifth consecutive game” (英語). Star-Telegram.com. 2018年8月9日閲覧。

[5] 宇根夏樹 (2018年6月21日). “史上初のバッテリーが誕生。捕手はここ100年で２人目の記録にもリーチ”. ism 2018年8月9日閲覧。

[6] Evan Grant (2018年5月30日). “How the Rangers found Isiah Kiner-Falefa and the prophetic words he told the scout who signed him” (英語). sportsday.dallasnews.com. 2018年8月9日閲覧。

[7] 丹羽政善 (2018年6月4日). “[https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201806020004-spnavi イチローが選手登録を外れてから１カ月来季を視野に、変わらず妥協なく]”. スポーツナビ. 2018年8月9日閲覧。

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[5]

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 {{by|2016年}}はルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズとAA級[[フリスコ・ラフライダーズ]]でプレーし、2球団合計で111試合に出場して打率.252・28打点・7盗塁の成績を残した。オフには[[アリゾナ・フォールリーグ]]に参加し、{{仮リンク|サプライズ・サグアロス|en|Surprise Saguaros}}に所属した。
-{{by|2017年}}はAA級フリスコでプレーし、129試合に出場して打率.288・5本塁打・48打点・17盗塁の成績を残した。オフの[[11月20日]]に[[ドラフト会議 (MLB)#ルール・ファイブ・ドラフト|ルール・ファイブ・ドラフト]]での流出を防ぐために[[ロースター (MLB)#25人枠と40人枠|40人枠]]入りした<ref>{{Cite web|url=https://sportsday.dallasnews.com/texas-rangers/rangers/2017/11/20/pitchers-forefront-rangers-add-40-man-major-league-roster |title=Pitchers in forefront as Rangers add to 40-man major-league roster|author=Gerry Fraley|work=sportsday.dallasnews.com|language=英語|date=2017年11月20日|accessdate=2018年8月9日}}</ref>。
+{{by|2017年}}はAA級フリスコでプレーし、129試合に出場して打率.288・5本塁打・48打点・17盗塁の成績を残した。オフの[[11月20日]]に[[ドラフト会議 (MLB)#ルール・ファイブ・ドラフト|ルール・ファイブ・ドラフト]]での流出を防ぐために[[ロースター (MLB)#26人枠と40人枠|40人枠]]入りした<ref>{{Cite web|url=https://sportsday.dallasnews.com/texas-rangers/rangers/2017/11/20/pitchers-forefront-rangers-add-40-man-major-league-roster |title=Pitchers in forefront as Rangers add to 40-man major-league roster|author=Gerry Fraley|work=sportsday.dallasnews.com|language=英語|date=2017年11月20日|accessdate=2018年8月9日}}</ref>。
 {{by|2018年}}は開幕をAAA級[[ラウンドロック・エクスプレス]]で迎えたが、[[4月10日]]にメジャー初昇格を果たし、同日の[[ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム|ロサンゼルス・エンゼルス]]戦でメジャーデビュー<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/rangers/news/rangers-isiah-kiner-falefa-makes-mlb-debut/c-271733220 |title=Kiner-Falefa thrilled after making MLB debut|author=TR Sullivan|work=MLB.com|language=英語|date=2018年4月11日|accessdate=2018年8月9日}}</ref>。[[4月14日]]の[[ヒューストン・アストロズ]]戦ではメジャー初本塁打を放った<ref>{{Cite web|url=https://www.khon2.com/sports/local-sports/video-garcia-kiner-falefa-leave-the-yard-in-mlb/1122476702 |title=Video: Garcia, Kiner-Falefa leave the yard in MLB|author=Sam Spangler|work=KHON2.com|language=英語|date=2018年4月14日|accessdate=2018年8月9日}}</ref>。守備では[[三塁手]]としての出場が多いが、6月にメジャーのアクティブ・ロースターに登録されている捕手が[[ロビンソン・チリノス]]ただ1人になってからは、内野手登録ながらマスクを被る試合も増えている。なおメジャーで初めて捕手として出場した[[6月20日]]の[[カンザスシティ・ロイヤルズ]]戦では自軍の先発投手が[[オースティン・ビベンス＝ディルクス|オースティン・ビベンスディルクス]]だったため、MLB史上初めて苗字にハイフンが入っている選手同士のバッテリーが誕生した<ref>{{Cite web|url=https://www.star-telegram.com/sports/mlb/texas-rangers/article213563514.html |title=Hyphenate this: Rangers win season-best fifth consecutive game|publisher=Star-Telegram.com|language=英語|author=Stefan Stevenson|date=2018年6月20日|accessdate=2018年8月9日}}</ref><ref>{{Cite news|url=https://news.yahoo.co.jp/byline/unenatsuki/20180621-00086783/ |title=史上初のバッテリーが誕生。捕手はここ100年で２人目の記録にもリーチ|author=宇根夏樹|work=ism|date=2018年6月21日|accessdate=2018年8月9日}}</ref>。

表話編歴テキサス・レンジャーズロースター
投手	65 グラント・アンダーソン（英語版） 61 コディ・ブラッドフォード（故障者リスト） 46 ブロック・バーク（故障者リスト） 68 マーク・チャーチ（英語版） 84 カーソン・コールマン（英語版）（故障者リスト） -- ホセ・コルニエル（英語版） 48 ジェイコブ・デグロム（故障者リスト） 33 デーン・ダニング 17 ネイサン・イオバルディ 58 ヘルソン・ガラビト 22 ジョン・グレイ 44 アンドリュー・ヒーニー 72 ジョナサン・ヘルナンデス 70 アントイン・ケリー（英語版） 67 ジェイク・ラッツ（英語版） 25 ホセ・ルクラーク 35 ジャック・ライター 23 マイケル・ローレンゼン 51 タイラー・マーリー（故障者リスト） 49 オースティン・プルイット（故障者リスト） 37 デビッド・ロバートソン 57 イェリー・ロドリゲス 31 マックス・シャーザー（故障者リスト） 66 ジョシュ・スボーツ（故障者リスト） 59 ヘスス・ティノコ 54 ホセ・ウレーニャ 43 オーウェン・ホワイト 60 コール・ウィン 39 カービー・イエーツ
捕手	28 ジョナ・ハイム 55 サム・ハフ 12 アンドリュー・キズナー
内野手	20 エセキエル・デュラン 56 ジャスティン・フォスキュー（故障者リスト） 6 ジョシュ・ヤン（故障者リスト） 30 ナサニエル・ロウ 21 ジョナサン・オルネラス（英語版） 5 コーリー・シーガー 2 マーカス・セミエン 8 ジョシュ・スミス 38 デービス・ウェンゼル（英語版）
外野手	32 エバン・カーター（故障者リスト） 53 アドリス・ガルシア 4 ロビー・グロスマン 73 ダスティン・ハリス（英語版） 16 トラビス・ジャンコウスキー 36 ワイアット・ラングフォード 3 レオディ・タベラス
監督・コーチ	15 ブルース・ボウチー（監督） 83 ウィル・ベナブル（助監督） 14 ドニー・エッカー（英語版）（ベンチコーチ兼攻撃コーディネイター） 75 ティム・ハイヤーズ（英語版）（打撃コーチ） 86 セス・コナー（英語版）（打撃コーチ補佐） 41 マイク・マダックス（投手コーチ） 64 コーリー・ラグスデール（英語版）（一塁コーチ） 27 トニー・ビーズリー（英語版）（三塁コーチ） 87 ブレット・ヘイズ（ブルペンコーチ） 88 ボビー・ウィルソン（捕手コーチ） -- パット・キャントウェル（ブルペン捕手） -- チェイス・カサリ（ブルペン捕手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧 2024年6月11日更新

表話編歴アメリカンリーグゴールドグラブ賞（三塁手）
1950年代	57 フランク・マルゾーン（英語版） 58 フランク・マルゾーン（英語版） 59 フランク・マルゾーン（英語版）
1960年代	60 ブルックス・ロビンソン 61 ブルックス・ロビンソン 62 ブルックス・ロビンソン 63 ブルックス・ロビンソン 64 ブルックス・ロビンソン 65 ブルックス・ロビンソン 66 ブルックス・ロビンソン 67 ブルックス・ロビンソン 68 ブルックス・ロビンソン 69 ブルックス・ロビンソン
1970年代	70 ブルックス・ロビンソン 71 ブルックス・ロビンソン 72 ブルックス・ロビンソン 73 ブルックス・ロビンソン 74 ブルックス・ロビンソン 75 ブルックス・ロビンソン 76 アウレリオ・ロドリゲス 77 グレイグ・ネトルズ 78 グレイグ・ネトルズ 79 バディ・ベル
1980年代	80 バディ・ベル 81 バディ・ベル 82 バディ・ベル 83 バディ・ベル 84 バディ・ベル 85 ジョージ・ブレット 86 ゲイリー・ガイエティ 87 ゲイリー・ガイエティ 88 ゲイリー・ガイエティ 89 ゲイリー・ガイエティ
1990年代	90 ケリー・グルーバー 91 ロビン・ベンチュラ 92 ロビン・ベンチュラ 93 ロビン・ベンチュラ 94 ウェイド・ボッグス 95 ウェイド・ボッグス 96 ロビン・ベンチュラ 97 マット・ウィリアムズ 98 ロビン・ベンチュラ 99 スコット・ブロシアス
2000年代	00 トラビス・フライマン 01 エリック・チャベス 02 エリック・チャベス 03 エリック・チャベス 04 エリック・チャベス 05 エリック・チャベス 06 エリック・チャベス 07 エイドリアン・ベルトレ 08 エイドリアン・ベルトレ 09 エバン・ロンゴリア
2010年代	10 エバン・ロンゴリア 11 エイドリアン・ベルトレ 12 エイドリアン・ベルトレ 13 マニー・マチャド 14 カイル・シーガー 15 マニー・マチャド 16 エイドリアン・ベルトレ 17 エバン・ロンゴリア 18 マット・チャップマン 19 マット・チャップマン
2020年代	20 アイザイア・カイナー＝ファレファ 21 マット・チャップマン 22 ラモン・ウリアス 23 マット・チャップマン
投手捕手一塁手二塁手遊撃手外野手

2021年4月13日 (火) 09:28時点における版

経歴

人物

詳細情報

年度別打撃成績

年度別守備成績

表彰

背番号

脚注

関連項目

外部リンク