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サンディ・アルカンタラ
*Sandy Alcántara*
マイアミ・マーリンズ #22
	AAA級ニューオーリンズ時代; (2018年5月4日)
基本情報
国籍	ドミニカ共和国
出身地	サン・フアン州サン・フアン・デ・ラ・マグアナ（英語版）
生年月日	1995年9月7日（29歳）
身長; 体重	6' 4" ＝約193 cm; 170 lb ＝約77.1 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	2013年アマチュアFA
初出場	2017年9月3日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	セントルイス・カージナルス (2017); マイアミ・マーリンズ (2018 - );
	この表について

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2021年4月13日 (火) 09:31時点における版

この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓（父方の姓）はアルカンタラ、第二姓（母方の姓）はモンテロです。

サンディ・アルカンタラ・モンテロ（Sandy Alcántara Montero, 1995年 9月7日 - ）は、ドミニカ共和国サン・フアン州サン・フアン・デ・ラ・マグアナ（英語版）出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。MLBのマイアミ・マーリンズ所属。

経歴

プロ入りとカージナルス時代

2013年7月にセントルイス・カージナルスと契約してプロ入り。

2014年、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・カージナルスでプロデビュー。12試合（先発11試合）に登板して1勝9敗、防御率3.97、55奪三振を記録した。

2015年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・カージナルスでプレーし、12試合に先発登板して4勝4敗、防御率3.22、51奪三振を記録した。

2016年はA級ピオリア・チーフスとA+級パームビーチ・カージナルス（英語版）でプレーし、2球団合計で23試合に先発登板して5勝11敗、防御率3.96、153奪三振を記録した。

2017年、マイナーではAA級スプリングフィールド・カージナルスでプレーし、25試合（先発22試合）に登板して7勝5敗、防御率4.31、106奪三振を記録した。9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし^[1]、3日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャーデビュー^[2]。この年メジャーでは8試合に登板して防御率4.32、10奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロス（英語版）に所属した。

マーリンズ時代

2017年12月14日にマーセル・オズナとのトレードでマグネウリス・シエラ、ザック・ガレン、ダニエル・カスタノと共にマイアミ・マーリンズへ移籍した^[3]。

2018年6月29日のニューヨーク・メッツ戦ではメジャー初先発を務め、5回を1失点の投球でメジャー初勝利を挙げた^[4]。この年は6試合に先発登板して2勝3敗、防御率3.44、30奪三振を記録した。しかし右腋窩感染症で故障者リストに入った^[5]。

2019年5月19日のニューヨーク・メッツ戦で、89球で2被安打完封し、所謂「マダックス（英語版）」を達成した^[6]。また、唯一2019年度のマーリンズの選手でオールスターゲームに選出された^[7]。8回に登板し、1安打を浴びたが無失点に抑えた^[8]。またマーリンズのフランチャイズ記録も打ち立て、新人投手では最も多くのイニングに登板し、またドミニカ出身投手では最も多くのイニングに登板し、また奪三振数も最多だった^[9]。

2020年は自身初めて開幕投手を務めた。

2021年4月1日のレイズとの開幕戦で2年連続2度目の開幕投手を務めた^[10]。

投球スタイル

痩身のハードボーラーで速球は90mph台後半一発病と威力抜群だが、変化球^[11]（スライダー、チェンジアップ、カーブ）の精度が低く、リリーフ転向の可能性もあると言われている^[12]。

詳細情報

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
2017	STL	8	0	0	0	0	0	----	39	8.1	9	2	6	0	0	10	0	0	6	4	4.32	1.80
2018	MIA	6	6	0	0	2	3	.400	146	34.0	25	3	23	0	2	30	0	0	13	13	3.44	1.41
2019		32	32	2	2	6	14	.300	838	197.1	179	23	81	5	8	151	4	1	94	85	3.88	1.32
2020		7	7	0	0	3	2	.600	172	42.0	35	4	15	0	1	39	1	1	22	14	3.00	1.19
MLB：4年		53	45	2	2	11	19	.367	1195	281.2	248	32	125	5	11	230	5	2	135	116	3.71	1.32

2020年度シーズン終了時
各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

年度	球団	投手（P）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2017	STL	8	0	2	1	2	.667
2018	MIA	6	2	3	0	0	1.000
2019		32	10	20	4	0	.882
2020		7	1	4	0	0	1.000
MLB		53	13	29	5	2	.894

2020年度シーズン終了時
各年度の太字はリーグ最高

記録

MLBオールスターゲーム選出：1回（2019年）

背番号

56（2017年）
22（2018年 - ）

脚注

^ Jose de Jesus Ortiz (2017年9月1日). “Ortiz: Alcantara overwhelmed by surprise call-up” (英語). St.Louis Post-Dispatch. 2018年10月22日閲覧。
^ “St. Louis Cardinals at San Francisco Giants Box Score, September 3, 2017” (英語). Baseball-Reference.com. 2018年10月22日閲覧。
^ Jenifer Langosch (2017年12月14日). “Cards finalize deal with Miami for All-Star Ozuna” (英語). MLB.com. 2018年10月22日閲覧。
^ Alcantara wins first MLB start as Marlins beat Mets 8-2
^ “Sandy Alcantara placed on 10-day DL”. MLB.com. 2020年7月4日閲覧。
^ “Alcantara pitches 2-hitter, Miami beats reeling Mets 3-0” (英語). USA TODAY. 2019年5月20日閲覧。
^ McPherson, Jordan (June 30, 2019). “Sandy Alcantara representing Miami Marlins at All-Star Game”. Miami Herald. July 21, 2019閲覧。
^ Levin, David (July 11, 2019). “Marlins pitcher Sandy Alcantara needs to build on All-Star performance”. marlinmaniac.com. July 21, 2019閲覧。
^ “Most Strikeouts in a Single Season, Florida/Miami Marlins pitchers born in Dominican Republic” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年12月22日閲覧。
^ Christina De Nicola (April 2, 2021). “In loss, Fish see foundation for success” (英語). MLB.com. April 11, 2021閲覧。
^ “Sandy Alcantara Pitching Stat Details”. Baseball Cube. 2018年10月22日閲覧。
^ 「2018 プロスペクト・ランキングTOP101」『隔月刊スラッガー』2018年5月号日本スポーツ企画出版社 47頁

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Sandy Alcantara stats MiLB.com （英語）
Sandy Alcantara (@sandyalcantar15) - X（旧Twitter）

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[1] Jose de Jesus Ortiz (2017年9月1日). “Ortiz: Alcantara overwhelmed by surprise call-up” (英語). St.Louis Post-Dispatch. 2018年10月22日閲覧。

[2] “St. Louis Cardinals at San Francisco Giants Box Score, September 3, 2017” (英語). Baseball-Reference.com. 2018年10月22日閲覧。

[3] Jenifer Langosch (2017年12月14日). “Cards finalize deal with Miami for All-Star Ozuna” (英語). MLB.com. 2018年10月22日閲覧。

[4] Alcantara wins first MLB start as Marlins beat Mets 8-2

[5] “Sandy Alcantara placed on 10-day DL”. MLB.com. 2020年7月4日閲覧。

[6] “Alcantara pitches 2-hitter, Miami beats reeling Mets 3-0” (英語). USA TODAY. 2019年5月20日閲覧。

[7] McPherson, Jordan (June 30, 2019). “Sandy Alcantara representing Miami Marlins at All-Star Game”. Miami Herald. July 21, 2019閲覧。

[8] Levin, David (July 11, 2019). “Marlins pitcher Sandy Alcantara needs to build on All-Star performance”. marlinmaniac.com. July 21, 2019閲覧。

[9] “Most Strikeouts in a Single Season, Florida/Miami Marlins pitchers born in Dominican Republic” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年12月22日閲覧。

[10] Christina De Nicola (April 2, 2021). “In loss, Fish see foundation for success” (英語). MLB.com. April 11, 2021閲覧。

[11] “Sandy Alcantara Pitching Stat Details”. Baseball Cube. 2018年10月22日閲覧。

[12] 「2018 プロスペクト・ランキングTOP101」『隔月刊スラッガー』2018年5月号日本スポーツ企画出版社 47頁

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 {{by|2016年}}はA級[[ピオリア・チーフス]]とA+級{{仮リンク|パームビーチ・カージナルス|en|Palm Beach Cardinals}}でプレーし、2球団合計で23試合に先発登板して5勝11敗、防御率3.96、153奪三振を記録した。
-{{by|2017年}}、マイナーではAA級[[スプリングフィールド・カージナルス]]でプレーし、25試合（先発22試合）に登板して7勝5敗、防御率4.31、106奪三振を記録した。9月1日にメジャー契約を結んで[[ロースター (MLB)#25人枠と40人枠|アクティブ・ロースター]]入りし<ref>{{Cite web|url=https://www.stltoday.com/sports/columns/jose-de-jesus-ortiz/ortiz-alcantara-overwhelmed-by-surprise-call-up-to-cardinals/article_5bf2b28f-d06b-50f2-9c91-ffcd29e4329c.html |title=Ortiz: Alcantara overwhelmed by surprise call-up|author=Jose de Jesus Ortiz|work=St.Louis Post-Dispatch|language=英語|date=2017年9月1日|accessdate=2018年10月22日}}</ref>、3日の[[サンフランシスコ・ジャイアンツ]]戦でメジャーデビュー<ref>{{Cite web|url=https://www.baseball-reference.com/boxes/SFN/SFN201709030.shtml |title=St. Louis Cardinals at San Francisco Giants Box Score, September 3, 2017|publisher=Baseball-Reference.com|language=英語|accessdate=2018年10月22日}}</ref>。この年メジャーでは8試合に登板して防御率4.32、10奪三振を記録した。オフには[[アリゾナ・フォールリーグ]]に参加し、{{仮リンク|サプライズ・サグアロス|en|Surprise Saguaros}}に所属した。
+{{by|2017年}}、マイナーではAA級[[スプリングフィールド・カージナルス]]でプレーし、25試合（先発22試合）に登板して7勝5敗、防御率4.31、106奪三振を記録した。9月1日にメジャー契約を結んで[[ロースター (MLB)#26人枠と40人枠|アクティブ・ロースター]]入りし<ref>{{Cite web|url=https://www.stltoday.com/sports/columns/jose-de-jesus-ortiz/ortiz-alcantara-overwhelmed-by-surprise-call-up-to-cardinals/article_5bf2b28f-d06b-50f2-9c91-ffcd29e4329c.html |title=Ortiz: Alcantara overwhelmed by surprise call-up|author=Jose de Jesus Ortiz|work=St.Louis Post-Dispatch|language=英語|date=2017年9月1日|accessdate=2018年10月22日}}</ref>、3日の[[サンフランシスコ・ジャイアンツ]]戦でメジャーデビュー<ref>{{Cite web|url=https://www.baseball-reference.com/boxes/SFN/SFN201709030.shtml |title=St. Louis Cardinals at San Francisco Giants Box Score, September 3, 2017|publisher=Baseball-Reference.com|language=英語|accessdate=2018年10月22日}}</ref>。この年メジャーでは8試合に登板して防御率4.32、10奪三振を記録した。オフには[[アリゾナ・フォールリーグ]]に参加し、{{仮リンク|サプライズ・サグアロス|en|Surprise Saguaros}}に所属した。
 === マーリンズ時代 ===

表話編歴マイアミ・マーリンズロースター
投手	22 サンディ・アルカンタラ -- ルアバート・アリアス（英語版） 84 レイク・バッチャー（英語版） 83 バレンテ・ベロゾ（英語版） 37 アンソニー・ベンダー 27 エドワード・カブレラ 51 デクラン・クローニン（英語版） 49 エグゼイビオン・カリー（英語版） 53 カルビン・フォーシェイ -- ダックス・フルトン 29 ブラクストン・ギャレット 44 ヘスス・ルサルド -- アダム・メイザー（英語版） 23 マックス・マイヤー 43 アンドリュー・ナーディ 39 エウリー・ペレス 62 ジョージ・ソリアーノ（英語版） 38 ヘスス・ティノコ 59 アンソニー・ベネジアーノ（英語版） 60 ライアン・ウェザース
捕手	4 ニック・フォーテス -- リアム・ヒックス（英語版） 89 ジョニー・ペレダ（英語版） -- オーガスティン・ラミレス（英語版）
内野手	-- マックス・アコスタ（英語版） 41 ジョナ・ブライド -- デイビソン・デロスサントス（英語版） 63 ゼイビア・エドワーズ 61 オット・ロペス 24 コナー・ノルビー -- グラハム・ポーリー（英語版） 86 ハビアー・サノハ（英語版） -- ジャレッド・セルナ（英語版） -- エリック・ワガマン（英語版）
外野手	56 グリフィン・コーナイン（英語版） 58 デレク・ヒル 64 ビクトル・メサ・ジュニア 54 デーン・マイヤーズ 12 ヘスス・サンチェス 28 カイル・ストワーズ
監督・コーチ	-- クレイトン・マッカロー（監督） -- カーソン・ビテール（英語版）（ベンチコーチ） -- ペドロ・ゲレーロ（英語版）（打撃コーチ） -- ダニエル・モスコス（英語版）（投手コーチ） -- ブランドン・マン（投手ストラテジスト）未定（一塁コーチ）未定（三塁コーチ）未定（ブルペンコーチ） -- マックス・ギャレット（捕手ディレクター）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2024年12月20日更新

表話編歴マイアミ・マーリンズ開幕投手
1990年代	93 チャーリー・ハフ 94 チャーリー・ハフ 95 ジョン・バーケット 96 ケビン・ブラウン 97 ケビン・ブラウン 98 リバン・ヘルナンデス 99 アレックス・フェルナンデス
2000年代	00 アレックス・フェルナンデス 01 ライアン・デンプスター 02 ライアン・デンプスター 03 ジョシュ・ベケット 04 ジョシュ・ベケット 05 ジョシュ・ベケット 06 ドントレル・ウィリス 07 ドントレル・ウィリス 08 マーク・ヘンドリクソン 09 リッキー・ノラスコ
2010年代	10 ジョシュ・ジョンソン 11 ジョシュ・ジョンソン 12 ジョシュ・ジョンソン 13 リッキー・ノラスコ 14 ホセ・フェルナンデス 15 ヘンダーソン・アルバレス 16 陳偉殷 17 エディンソン・ボルケス 18 ホセ・ウレーニャ 19 ホセ・ウレーニャ
2020年代	20 サンディ・アルカンタラ 21 サンディ・アルカンタラ 22 サンディ・アルカンタラ 23 サンディ・アルカンタラ