「南美江」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
|||
95行目: | 95行目: | ||
* 1978年 [[ムー一族]] - 宇崎うらら<ref>「ムー」の続編にあたるこのドラマでは、うららは既に亡くなっているのでクレジットでは「うららの幽霊」(遺影のうららが動く)となっている。</ref> |
* 1978年 [[ムー一族]] - 宇崎うらら<ref>「ムー」の続編にあたるこのドラマでは、うららは既に亡くなっているのでクレジットでは「うららの幽霊」(遺影のうららが動く)となっている。</ref> |
||
* 1978年 [[特捜最前線]] 第50話「兇弾・神代夏子死す!」 |
* 1978年 [[特捜最前線]] 第50話「兇弾・神代夏子死す!」 |
||
* 1978年 [[古谷一行の金田一耕助シリーズ |
* 1978年 [[古谷一行の金田一耕助シリーズ#横溝正史シリーズII(1978年)|横溝正史シリーズII]]「[[女王蜂 (横溝正史)|女王蜂]]」 - 大道寺槙 |
||
* 1978年 [[ゆうひが丘の総理大臣]] 第13話「さようなら柴田君!」 |
* 1978年 [[ゆうひが丘の総理大臣]] 第13話「さようなら柴田君!」 |
||
* 1978年 [[ナッキーはつむじ風]] - 大田黒理事長 |
* 1978年 [[ナッキーはつむじ風]] - 大田黒理事長 |
2021年4月18日 (日) 10:21時点における版
みなみ よしえ 南 美江 | |||||
---|---|---|---|---|---|
1952年 | |||||
本名 | 南波 房江 | ||||
別名義 | 美空 暁子 | ||||
生年月日 | 1915年10月5日 | ||||
没年月日 | 2010年8月6日(94歳没) | ||||
出生地 | 日本・広島県広島市 | ||||
死没地 | 日本・神奈川県横浜市 | ||||
職業 | 女優 | ||||
活動期間 | 1933年 - 2001年 | ||||
活動内容 | 映画・テレビドラマ・舞台 | ||||
配偶者 | なし | ||||
主な作品 | |||||
テレビドラマ 『ムー』 『ムー一族』 『虹を織る』 『ノンちゃんの夢』 『僕らに愛を!』 映画 『Wの悲劇』 | |||||
|
南 美江(みなみ よしえ、1915年10月5日 - 2010年8月6日)は、日本の女優。演劇集団 円所属。本名は南波 房江(なんば ふさえ)。
来歴・人物
広島県広島市出身。神奈川県横浜市で育ち、横浜第一高等女学校(後の神奈川県立横浜平沼高等学校)を卒業後、宝塚音楽歌劇学校(後の宝塚音楽学校)に入る。
1933年、宝塚少女歌劇団(後の宝塚歌劇団)に入団し、『トウランドット姫』で初舞台を踏む。入団時の成績は76人中2位[1]。23期生。
美空暁子の名で男役として活躍。愛称は「ナンちゃん」。
1941年、「戦時色が濃くなり、夢がなくなった」として退団。
かかり付けの医師が長岡輝子の知人だったことから、1942年に文学座研究生となり、南美江の名で、1944年に初舞台を踏んで以降、文学座で活動。
1951年に放送されたラジオ東京(現・TBSラジオ)の『チャッカリ夫人とウッカリ夫人』で一般には知られるようになった。
1963年に文学座を退団し、賀原夏子らとグループNLTを結成。
その後浪曼劇場、劇団雲を経て、1975年に芥川比呂志や中村伸郎らと演劇集団 円を創立。
1983年には『サド侯爵夫人』で紀伊國屋演劇賞を受賞する。1988年、勲四等瑞宝章を受章。
晩年は高齢者施設で暮らし、2010年8月6日に肺炎のため横浜市内の病院で94歳で死去[2]。生涯独身だった。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
- 1934年『トウランドット姫』※初舞台
- 1935年『マリオネット』 - 宝塚大劇場
- 1938年『金平巡國記』/『三つのワルツ』‐ オクターブ・ド・シャランセ役 - 宝塚大劇場
- 1938年『寶塚をとめ』 - 中劇場
宝塚歌劇団退団後の主な出演
※「 - 」は役名
テレビドラマ
- 1961年 松本清張シリーズ・黒い断層「支払い過ぎた縁談」
- 1961年 あしたの風
- 1962年 松本清張シリーズ・黒の組曲「一年半待て」
- 1963年 青春放課後[3]
- 1966年 若者たち
- 1966年 女と味噌汁 その4 - 前田京子
- 1966年 ザ・ガードマン 第77話「鏡の中の死刑台」 - 催眠術を使う祖母
- 1966年 ザ・ガードマン 第90話「女は魔物か」
- 1970年 徳川おんな絵巻 第7話「お妾拝領仕る」、第8話「嫁地獄」 - るい
- 1972年 新だいこんの花 第16話「艦長さんはお年頃」 - 辻村あや子
- 1975年 ふりむくな鶴吉 第36話「三途の川往来記」
- 1975年 伝七捕物帳 第84話 「子はかすがい情けの絆」- お浅
- 1975年 非情のライセンス 第2シリーズ 第38話「男のうたは兇悪」 - 小谷清子
- 1975年 俺たちの旅 - 熊沢伸六の母親
- 1977年 ムー - 宇崎うらら
- 1977年 気まぐれ本格派 - 袖子と楓の母
- 1978年 ムー一族 - 宇崎うらら[4]
- 1978年 特捜最前線 第50話「兇弾・神代夏子死す!」
- 1978年 横溝正史シリーズII「女王蜂」 - 大道寺槙
- 1978年 ゆうひが丘の総理大臣 第13話「さようなら柴田君!」
- 1978年 ナッキーはつむじ風 - 大田黒理事長
- 1980年 虹を織る - 島崎きぬ
- 1983年 猟人日記
- 1983年 大奥 - 天英院附き上臈御年寄綾小路
- 1984年 太陽にほえろ! 第612話「怒れる狙撃者」 - 平野たかこ
- 1985年 恋はミステリー劇場・原島弁護士の愛と悲しみ(TBS)
- 1986年 白虎隊 - 西郷頼母の母・西郷律子
- 1987年 ザ・ドラマチックナイト 瑠璃の爪(CX) - 敦子・絹子姉妹の母
- 1988年 五稜郭 - 榎本武揚の母・琴
- 1988年 ノンちゃんの夢
- 1989年 明日はアタシの風が吹く
- 1989年 水曜グランドロマン「最後の結婚詐欺」(NTV / 東北新社)
- 1990年 花も実もある
- 1992年 金曜ドラマシアター 主婦たちのざけんなヨ!! - 大牟田イネ
- 1992年 世にも奇妙な物語「逆探知」 - 磯辺キヌ 役
- 1993年 火曜サスペンス劇場「掏摸(スリ)」(1993年1月5日OA、NTV / 東映) - 清水しづ
- 1993年 嘘つきは夫婦のはじまり
- 1994年 金曜エンタテイメント おふくろシリーズ10
- 1995年 僕らに愛を! - 井出きみ 役
- 1996年 素晴らしき家族旅行 - 菊地淑子 役
- 1996年 奇跡のロマンス - 上杉峰 役
- 1996年 ナースのお仕事 - 小沢八重 役
- 1996年 忠臣蔵 - 大石クマ 役
- 1997年 ヤマ勘記者の事件日誌 - 東田幸代 役
- 2000年 はぐれ刑事純情派 - 大浦房子 役
映画
- 1951年 せきれいの曲
- 1952年 生きる(監督:黒澤明) - 家政婦・林 役
- 1952年 山びこ学校
- 1953年 地獄門(初のカラー映画出演)
- 1956年 流れる
- 1960年 秋日和(監督:小津安二郎)
- 1961年 名もなく貧しく美しく
- 1966年 他人の顔
- 1967年 情炎
- 1968年 若者たち
- 1972年 約束
- 1972年 白鳥の歌なんか聞えない
- 1976年 四年三組のはた ‐ 横山先生 役
- 1984年 Wの悲劇 - 安恵千恵子(劇中劇:和辻みね役)役
- 1991年 おいしい結婚 - 小山まつ 役
- 1991年 泣きぼくろ
- 1992年 外科室 - 腰元・綾 役
- 1993年 教祖誕生
- 1994年 NIGHT HEAD ‐奥原晶子 役
- 1995年 天守物語
- 1998年 ちぎれ雲
- 1999年 プロゴルファー織部金次郎
- 2001年 いちばん美しい夏
舞台
- 1950年 ワーニャ伯父さん(文学座)
- 1961年 地獄のオルフェウス(文学座)
- 1964年 ヴァージニア・ウルフなんかこわくない(NLT) - マーサ ※芸術祭奨励賞
- 1965年 サド侯爵夫人(NLT)
- 1973年 マイ・フェア・レディ
- 1974年 毒薬と老嬢(雲)
- 1978年 夜叉ヶ池(円)
- 1982年 アトリエ(円)
- 1986年 赤ずきんちゃんの森の狼たちのクリスマス(円)
- 1988年 ガラスの仮面 - 月影千草
- 1991年 アプサンス─ある不在(円)
- 1995年 ねこ・こんさるたんと(円)
- 2001年 当世流・雨月物語 (円)
ラジオドラマ
- チャッカリ夫人とウッカリ夫人(ラジオ東京、1951年 - 1952年)
吹き替え
- 1978年 刑事コロンボ・死者のメッセージ - アビゲイル・ミッチェル(ルース・ゴードン)
脚注
- ^ 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』、阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、P22。ISBN 9784484146010
- ^ “映画、ドラマで老婦人役…南美江さんが死去”. スポニチ Sponichi Annex. (2010年8月8日) 2017年6月22日閲覧。
- ^ 映像が現存し、2013年10月14日にNHK BSプレミアムで放映
- ^ 「ムー」の続編にあたるこのドラマでは、うららは既に亡くなっているのでクレジットでは「うららの幽霊」(遺影のうららが動く)となっている。