「初笑い浪花の陣」の版間の差分
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2021年4月25日 (日) 05:28時点における版
『初笑い浪花の陣』(はつわらいなにわのじん)は、朝日放送(ABC)製作の新春特別番組。毎年1月2日昼に放送されており、「浪花の陣I」(第1部)・「浪花の陣II」(第2部)の2部構成。現在この「初笑い浪花の陣」との語は、一部のテレビ雑誌でのみ表記しているが、かつては番組タイトルにも付されていた。また2部構成という形をとってはいるが、それぞれ別々の独立した番組として扱われており、例年第1部は吉本興業、第2部は松竹芸能が番組製作に加わっている。
第1部
概要
- タイトルは「新春オールよしもと初笑い 〜漫才ヒットパレード&開運!ふんどしコメディ〜」
- 大阪・なんばグランド花月からの生中継で放送される。
- 漫才・落語を中心に、かつてはNGK前での中継(主に過酷なゲーム)を挟む形を取っていたが、多くの見物客が殺到する事や番組予算が厳しい事から、2005年頃以降は前半を漫才・落語、後半を吉本新喜劇風コメディーという2部構成にし、セットの建て替えの間は別会場から簡単なゲームを行なう。
- 司会はトミーズとハイヒールの2組4人。2組とも番組最初に漫才を行う。
- 2015年は「新春!よしもと初笑い4時間スペシャル~レジェンド漫才&お正月グルメ&コメディー」と題して、15:55まで時間を拡大。「ナイトinナイト」ともコラボレーションし『今ちゃんの『実は…』』(水曜)『雨上がりのやまとナゼ?しこ』(火曜)」からの特別コーナー(収録)も交えて、よしもと漫才劇場から生放送。コメディーパートは、なんばグランド花月で事前に収録された。
放送時間
- 12:00 - 14:25
出演者
2005年
2006年
- 中田カウスボタン
- オール阪神・巨人
- 今いくよ・くるよ
- 宮川大助・花子
- 大木こだま・ひびき
- トミーズ
- メッセンジャー
- 中川家
- フットボールアワー
- 南海キャンディーズ
- コメディー
2007年
2008年
- 桂文珍
- 中田カウスボタン
- オール巨人・阪神
- 宮川大助・花子
- 大木こだまひびき
- トミーズ
- メッセンジャー
- 中川家
- ブラックマヨネーズ
- 麒麟(遅刻の為、漫才の出演無し)
- チュートリアル
- コメディー
2009年
- 桂文珍
- 中田カウスボタン
- オール阪神・巨人
- 宮川大助・花子
- 大木こだまひびき
- トミーズ
- 中川家
- チュートリアル
- ブラックマヨネーズ
- 麒麟
- 千鳥
- NON STYLE
- コメディー
- 内場勝則、辻本茂雄、小籔千豊、川畑泰史、たむらけんじ
2010年
- 中田カウスボタン
- オール阪神・巨人
- 宮川大助・花子
- 大木こだまひびき
- トミーズ
- 矢野・兵動(出演予定のメッセンジャー黒田が逮捕されたため代役として出演)
- 中川家
- ブラックマヨネーズ
- フットボールアワー
- ノンスタイル
- 笑い飯
- 千鳥
- コメディー
2011年
- 中田カウス・ボタン
- オール阪神・巨人
- 今いくよ・くるよ
- 宮川大助・花子
- 大木こだまひびき
- トミーズ
- 矢野・兵動
- メッセンジャー
- 中川家
- シャンプーハット
- 笑い飯
- 銀シャリ
- NMB48ほか
- コメディー
- 内場勝則、小籔千豊、未知やすえ、中川貴志、たむらけんじ
2012年
- 中田カウス・ボタン
- オール阪神・巨人
- 今いくよ・くるよ
- 宮川大助・花子
- 大木こだまひびき
- トミーズ
- 矢野・兵動
- メッセンジャー
- 中川家
- ザプラン9
- シャンプーハット
- パンクブーブー
- 笑い飯
- 千鳥
- ウーマンラッシュアワー
- 銀シャリ
- コメディー
2013年
- 中田カウス・ボタン
- オール阪神・巨人
- 宮川大助・花子
- 大木こだまひびき
- トミーズ
- 矢野・兵動
- メッセンジャー
- テンダラー
- パンクブーブー
- 笑い飯
- アジアン
- 千鳥
- コメディー
2014年
- 中田カウス・ボタン
- 西川のりお・上方よしお
- オール阪神・巨人
- トミーズ
- ハイヒール
- 矢野・兵動
- メッセンジャー
- シャンプーハット
- 千鳥
- スリムクラブ
- ジャルジャル
- 銀シャリ
- モンスターエンジン
- コメディー
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
スタッフ
- 2014年1月2日放送分
- 構成:ハスミマサオ
- 技術
- SW:前田昌彦、林謙一郎
- VE:三本菅彰
- CAM:寺岡憲一、柴田康司、新原志保美、平井雅司、森本翔一、三村友昭、堀内俊
- CA:藤井智章
- AUD:梶巻久仁彦、本城宣彰
- 照明:上田和博
- マイクロ:波田純一(ABC)
- SE:田口雅敏
- EED:徳安悠治
- Gサブ
- 技術:細川圭吾・一場健太郎・蓑田将孝(3人共ABC)
- ディレクター:福田篤(ABC)
- TK:前田典子
- 舞台監督:松本一彦
- なんばグランド花月支配人:新田敦生
- CG:三好和也
- 美術:奥井優佑・小林沙奈美・河野秀輝(3人共ABC)
- 番組宣伝:野嵜喜美子(ABC)
- 協力:ウォークオン、ステージプランニング、トラッシュ、アーチェリープロダクション、ちゃるんカンパニー、戯音工房、つむら工芸、すくらんぶる、大槻衣裳、浪原靴店、MORE、百花園、まいど
- FD:徳原由花・小田晶子・松田真奈(3人共ウォークオン)、安本浩太(CREA5)
- ディレクター:矢内達也(ABC)
- 演出:丹田佳秀(ABC)
- AP:山田敬文(ABC)、小林真未子(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
- プロデューサー:柴田聡(ABC)、田尻麻衣(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
- 制作協力:吉本興業
- 制作著作:ABC(朝日放送)
第2部
概要
- 幾度か番組タイトルが変わっており、2009年からはよゐこがメイン司会を担当している。(2008年まではますだおかだ)2011年のタイトルは「よゐこの新春ネタフェス2011」。
- 第1部と異なり、収録放送。また字幕放送対応となっている。
- 前述のとおり、第1部が吉本興業所属のタレント・漫才師・落語家のみが出演しているのに対し、第2部は松竹芸能所属のタレント・漫才師・落語家が中心で、近年は松竹芸能以外(ワタナベエンターテインメント・ホリプロコム・太田プロダクション・プロダクション人力舎・マセキ芸能社など)の若手芸人が毎年1組出演していたが、2011年はアンガールズ・ナイツ・Wコロン・東京03など複数のコンビが出演した。
- 2015年は上記第1部の枠拡大のため、第2部の放送が行われなかった。
- 2017年はテレビ放送こそないが、道頓堀角座からの新春興行の公開生中継と、その合間に朝日放送が保有するライブラリーに残る松竹芸能のタレントの口演を放送する「道頓堀角座・夢の新春興行〜時空を超えた松竹名人会〜」をABCラジオで1月2日の14:30-17:25に放送された。(MC・伊藤史隆、ゲスト・正司敏江、笑福亭鶴光、横山たかし・ひろし、酒井くにお・とおる、海原はるか・かなた)
放送時間
- 14:30 - 15:55
出演者
2011年
- 松竹芸能所属
- 東京からのゲスト
- アンガールズ(ワタナベエンターテインメント)
- キングオブコメディ(プロダクション人力舎)
- Wコロン(プロデューサーハウスあ・うん)
- 東京03(プロダクション人力舎)
- ナイツ(マセキ芸能社)
ネット局
2011年
- 第1部・2部ともネット
- 第1部のみ同時ネット
- 第2部遅れネット
2008年
- 第1部・第2部ともにネット
- 第1部のみネット
- 第2部のみネット
その他
- テレビ朝日では12:00 - 13:55に再放送枠(2008年は「夢対決!とんねるずのスポーツ王は俺だ!スペシャル」)、14:00 - 15:55の枠に「関根&優香の笑うお正月」が放送されている。
- 一部のテレビ朝日系列でも同時ネットされているが、2部とも通してネットされるのは2009年まで瀬戸内海放送1局のみであった(2010年はテレビ朝日の特番『ネオバラ祭り・第2部』と『関根&優香の笑うお正月』の方を同時ネットするため初めて一部・二部双方とも非ネットとなった。2011年は第1部のみネットが再開されたが、第2部は『関根&優香の笑うお正月』を同時ネットのため非ネット)。
- 1月2日は、テレビ朝日系列局内においても、「初笑い浪花の陣」が放送される局と「関根&優香の笑うお正月」が放送される局、さらにそれ以外の自社製作・遅れネット・他系列番組を組み合わせた完全自主編成の局に分かれている(ますだおかだは、2008年の「関根&優香の笑うお正月」に出演していた)。
- だが、2015年にテレビ朝日など多くの系列局で「路線バスで寄り道の旅」の5時間スペシャルを放送し、視聴率が好評だったため翌2016年以降「初笑い浪花の陣」の同時ネットをあきらめて遅れネットに降格して継続している系列局が増えている。なお、大阪・ABCテレビのエリアでは「路線バスで寄り道の旅」は基本同時ネットしておらず、遅れネットや特番(ゴールデンタイムで放送される場合)のみ放送されている。この体制は2019年の1月2日まで続いていた。
なお、2020年はテレビ朝日など多くの系列局が「警視庁・捜査一課長[1]」の集中再放送5時間スペシャルを放送する予定である。[2]
- この影響によりこの後続に全国ネットで放送していた「ABCテレビ制作1月2日夕方特別番組枠」は2013年を最後に中断している。[3]