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'''尚古集成館'''(しょうこしゅうせいかん)は、[[鹿児島県]][[鹿児島市]][[吉野 (鹿児島市)|吉野町]]にある[[博物館]]である。[[薩摩藩]]第28代当主[[島津斉彬]]によって始められた[[集成館事業]]の一環として、[[1923年]][[5月22日]]に開館した。現在は[[島津興業]]によって運営され、[[島津家]]に関する史料や[[薩摩切子]]、[[薩摩焼]]などを展示する。本館は[[1865年]]に建てられたもので、国の[[重要文化財]]である。[[仙巌園]]に隣接する。[[日本]]で初めて[[アーチ]]を採用した石造洋風建築物。 |
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2021年5月13日 (木) 22:11時点における版
尚古集成館 | |
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尚古集成館 | |
施設情報 | |
専門分野 |
島津氏に関する資料 薩摩切子 薩摩焼 |
管理運営 | 島津興業 |
開館 | 1865年 |
所在地 |
〒892-0871 鹿児島県鹿児島市吉野町9698-1 |
位置 | 北緯31度37分2.3秒 東経130度34分34.5秒 / 北緯31.617306度 東経130.576250度座標: 北緯31度37分2.3秒 東経130度34分34.5秒 / 北緯31.617306度 東経130.576250度 |
アクセス | カゴシマシティビュー「仙巌園前(磯庭園前)」バス停より徒歩約1分 |
外部リンク | 公式サイト |
プロジェクト:GLAM |
尚古集成館(しょうこしゅうせいかん)は、鹿児島県鹿児島市吉野町にある博物館である。薩摩藩第28代当主島津斉彬によって始められた集成館事業の一環として、1923年5月22日に開館した。現在は島津興業によって運営され、島津家に関する史料や薩摩切子、薩摩焼などを展示する。本館は1865年に建てられたもので、国の重要文化財である。仙巌園に隣接する。日本で初めてアーチを採用した石造洋風建築物。
2015年、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」を構成する「旧集成館」の機械工場として世界遺産に登録されている。
沿革
- 1865年 機械工場として集成館が竣工。
- 1959年2月25日 敷地が国の史跡に指定される。(「史跡 旧集成館」)
- 1962年6月21日 建物が重要文化財に指定される。(「重要文化財 旧集成館機械工場」)
- 1990年3月29日 別館が開館。
- 2005年10月8日 尚古集成館本館を改修し、新装開館。
展示室
本館
大きく3つの展示ブロックに分け、反射炉の模型など、集成館事業に関わるものを常設展示する。
別館
企画展示を主に行っている。
重要文化財
(株式会社島津興業所有)
- 集成館機械工場(1962年指定)
- 文禄三年島津氏分国太閤検地尺 石田三成署判(1980年指定)
- 木村嘉平関係資料(1998年指定)
- 活字類 8,283点
- 印刷器具類 52点
- 蘭文英文典 1冊
- 銀板写真(島津斉彬像)(1999年指定)
- 形削盤(1863年オランダ製)(2000年指定)
- 犬追物関係資料(島津家伝来) 665点 - 2017年度指定[1][2]。
- 典籍・文書類 610点
- 装束・弓馬具類 44点
- 写真ガラス原板 11点
以下の重要文化財は鶴嶺神社所有品
関連項目
脚注
- ^ 平成29年9月15日文部科学省告示第117号
- ^ 国宝・重要文化財の指定について(文化庁サイト)