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「Macintosh IIci」の版間の差分

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'''Macintosh IIci'''は、1989年、[[Macintosh IIcx]]の発売の半年後、25MHzの[[MC68030]]と[[MC68881#MC68882|MC68882]]を搭載し、[[アップル (企業)|アップル]]により発売された。筐体デザインは、Macintosh IIcxと同様に[[スノーホワイトデザイン言語]]を継承したものである(当時のアップル社内デザイナーGavin Ivesterらによる<ref>[http://www.landsnail.com/apple/local/design/mac2cx.html History of computer design: Macintosh IIcx]</ref><ref>『アップル・コンフィデンシャル2.5J』参照</ref>)。
'''Macintosh IIci'''は、1989年、[[Macintosh IIcx]]の発売の半年後、25MHzの[[MC68030]]と[[MC68881#MC68882|MC68882]]を搭載し、[[Apple]]により発売された。筐体デザインは、Macintosh IIcxと同様に[[スノーホワイトデザイン言語]]を継承したものである(当時のアップル社内デザイナーGavin Ivesterらによる<ref>[http://www.landsnail.com/apple/local/design/mac2cx.html History of computer design: Macintosh IIcx]</ref><ref>『アップル・コンフィデンシャル2.5J』参照</ref>)。


Macintosh IIciは初の32ビットクリーンROMを搭載し、System 7(漢字Talk 7.1)以降を利用する場合に、8MBを超えるRAMを扱える<ref>[http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/197/197373/ 祝 Macintosh 30周年!! セパレート&カラーMacの元祖Macintosh II|Mac]</ref>。また、IIcxと違い、ロジックボード上に内蔵ビデオ回路(対応解像度640x480, 256色表示、もしくは640x870, 16階調グレースケール Macintosh Portrait Display対応)を搭載している為、拡張スロットを消費せずにモニタを繋ぐことが可能。同様の筐体を持つ、後継機種の[[Macintosh Quadra 700|Quadra 700]]の発売後も1993年まで引き続き販売されたが、Quadra 700へのアップグレードサービスも提供されていた。
Macintosh IIciは初の32ビットクリーンROMを搭載し、System 7(漢字Talk 7.1)以降を利用する場合に、8MBを超えるRAMを扱える<ref>[http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/197/197373/ 祝 Macintosh 30周年!! セパレート&カラーMacの元祖Macintosh II|Mac]</ref>。また、IIcxと違い、ロジックボード上に内蔵ビデオ回路(対応解像度640x480, 256色表示、もしくは640x870, 16階調グレースケール Macintosh Portrait Display対応)を搭載している為、拡張スロットを消費せずにモニタを繋ぐことが可能。同様の筐体を持つ、後継機種の[[Macintosh Quadra 700|Quadra 700]]の発売後も1993年まで引き続き販売されたが、Quadra 700へのアップグレードサービスも提供されていた。

2021年5月20日 (木) 12:50時点における版

Macintosh IIci

Macintosh IIciは、1989年、Macintosh IIcxの発売の半年後、25MHzのMC68030MC68882を搭載し、Appleにより発売された。筐体デザインは、Macintosh IIcxと同様にスノーホワイトデザイン言語を継承したものである(当時のアップル社内デザイナーGavin Ivesterらによる[1][2])。

Macintosh IIciは初の32ビットクリーンROMを搭載し、System 7(漢字Talk 7.1)以降を利用する場合に、8MBを超えるRAMを扱える[3]。また、IIcxと違い、ロジックボード上に内蔵ビデオ回路(対応解像度640x480, 256色表示、もしくは640x870, 16階調グレースケール Macintosh Portrait Display対応)を搭載している為、拡張スロットを消費せずにモニタを繋ぐことが可能。同様の筐体を持つ、後継機種のQuadra 700の発売後も1993年まで引き続き販売されたが、Quadra 700へのアップグレードサービスも提供されていた。

脚注

外部リンク