「Wunderlist」の版間の差分
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2014年10月、Wunderlistの他サービスへの初の組み込みとして[[Dropbox]]に組み込むことを発表した。ユーザーはWunderlistのタスクからDropboxのファイルにアクセスやリンクすることができる<ref>{{cite web | last1=Lunden | first1=Ingrid | title=To-Do App Wunderlist Links Up With Dropbox, Its First Integration | url=http://techcrunch.com/2014/10/01/to-do-app-wunderlist-links-up-with-dropbox-its-first-integration/ | website=www.techcrunch.com | accessdate=10 December 2014}}</ref>。数カ月後、カレンダーフィード機能がリリースされたが、この機能を使えば[[Googleカレンダー]]、マイクロソフトの[[カレンダー (マイクロソフト)|カレンダーサービス]]、アップルの[[カレンダー ( |
2014年10月、Wunderlistの他サービスへの初の組み込みとして[[Dropbox]]に組み込むことを発表した。ユーザーはWunderlistのタスクからDropboxのファイルにアクセスやリンクすることができる<ref>{{cite web | last1=Lunden | first1=Ingrid | title=To-Do App Wunderlist Links Up With Dropbox, Its First Integration | url=http://techcrunch.com/2014/10/01/to-do-app-wunderlist-links-up-with-dropbox-its-first-integration/ | website=www.techcrunch.com | accessdate=10 December 2014}}</ref>。数カ月後、カレンダーフィード機能がリリースされたが、この機能を使えば[[Googleカレンダー]]、マイクロソフトの[[カレンダー (マイクロソフト)|カレンダーサービス]]、アップルの[[カレンダー (Apple)|カレンダーアプリケーション]]、[[Sunrise Calendar]]といった他のカレンダーサービスで終了していないタスクを表示させることができる<ref>{{cite web|url=https://www.wunderlist.com/blog/sync-your-calendar-with-wunderlist/ | title=Sync Your Calendar with Wunderlist | accessdate=2015-06-02}}</ref>。 |
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==歴史== |
==歴史== |
2021年5月20日 (木) 22:54時点における版
作者 | 6Wunderkinder GmbH |
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開発元 | マイクロソフト |
最新版 |
3.0
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対応OS | |
種別 | タスク管理 |
ライセンス | フリーミアム |
公式サイト | www.wunderlist.com |
Wunderlistとはクラウド型タスク管理アプリケーションで、スマートフォンやタブレット、コンピュータでタスクを管理することができる。基本無料だが、追加の協同作業機能が搭載されたWunderlist Pro(2013年4月公開)という有料版がある。2011年にベルリンのスタートアップ企業である6Wunderkinderが製作、2015年6月にマイクロソフトが買収した。2015年6月現在、ユーザー数は1,300万人以上いる[1]。
機能
ユーザーが所持している携帯やデスクトップといった多種類の端末[2]でタスクを管理するためのリストを作成することができるだけでなくこのようなリストを他のWunderlistユーザーと共有することも可能である[3]。「詳細ビュー」を通して、ユーザーはタスクに期日(繰り返す期日含む)、リマインダー[4]、担当者[3]、サブタスク[5]、コメント[6]、ファイル[3]やメモ[7]を加える事ができる。またタスクはハッシュタグで管理することもできる[8]。ユーザーはタスクをカテゴライズするためにリストを増やしたり、タスク構成を管理するためにフォルダにタスク一覧を置くこともできる[9]。さらに「Wunderlistにメールする」という機能を使ってme@wunderlist.comへ電子メールを送信したり転送したりすることで自身のWunderlistアカウントにタスクを追加することができる[10]。「Add to Wunderlist」というブラウザと共有のエクステンションを使うことで、Chrome、Firefox、Safari、iOS、Androidを使ってウェブからWunderlistに追加することができる[11]。
Wunderlist Proではタスク割り当てやファイルのアップロードサイズ、サブタスクの数(無料版では1つのタスクごとにサブタスクは25個まで)が無制限になる複数の追加機能を使用することができる。さらに選べる背景画像が10枚追加される[12]。
2015年5月、Wunderlistはユーザーが他のアプリケーションでWunderlistに記録したタスクを作成し修正したり、通知を受け取ることを可能にするアプリケーションプログラミングインタフェースを公開した[13]。
プラットフォーム
ユーザーはダウンロード無しでウェブブラウザでWunderlistにサインインして使用することができる。また、Windows 7と8、Mac、Androidのスマートフォンとタブレット、iOS(iPhoneとiPad、バージョン7.0以降)、Kindle Fire、Chromebook、Windows Phoneといった数多くの端末でダウンロードして使用することもできる[14]。
組み込み
2014年10月、Wunderlistの他サービスへの初の組み込みとしてDropboxに組み込むことを発表した。ユーザーはWunderlistのタスクからDropboxのファイルにアクセスやリンクすることができる[15]。数カ月後、カレンダーフィード機能がリリースされたが、この機能を使えばGoogleカレンダー、マイクロソフトのカレンダーサービス、アップルのカレンダーアプリケーション、Sunrise Calendarといった他のカレンダーサービスで終了していないタスクを表示させることができる[16]。
歴史
2009年、Wunderlistのクリスティアン・レーバーは新しいToDoアプリケーションを開発するためにビジネスパートナー向けのソーシャルネットワークプラットフォームであるXINGを必要としていた。これにフランク・セレンが反応する形で、レーバーとセレンはWunderlistの初試作版を開発した。必要な資金はHigh-Tech Gründerfondsとe42 GmbHが投資した[17]。2011年にWunderlistの初バージョンが公開された。当初、デスクトップPCやWindows、Linux、Mac OS XといったOS向けに開発されたプログラムだったが[18]、その後2010年12月にiPhone対応アプリが公開し[19]、またWunderlist HDの名称でiPadバージョンを公開した[20]。2012年9月に従来のウェブ型アプリケーションだったWunderkit[21]を終了し、Wunderlistの新しいバージョンを開発することを発表[22]、12月にWunderlist 2の名称で公開した[23]。
2013年9月にユーザー数が500万人以上になったと発表した[24]。
2014年7月に、Wunderlist 3としてメジャーアップデートされリアルタイム同期が可能になった[25]。2014年12月時点でユーザーが1,000万人を突破した[26]。
2015年6月1日、マイクロソフトがWunderlistの開発元である6Wunderkinderを1億から2億USドル間の価格で買収したと発表した[27]。
受賞
2013年、Wunderlist for MacがApp of the Yearを受賞した[28]。
2014年、Wunderlistは小米(Xiaomi)によるGolden Miを受賞[29]、同社のBest Apps of 2014にも選出された[30]、さらに"Google Play Editor's Choice"[31]やGoogle Play's Best Apps of 2014[32]、アップルのBest of 2014も受賞した[33]。
投資
2010年12月、High-Tech Gründerfondsから500,000ユーロ(USドルで推定660,000ドル)投資を受けた[34]。T-Ventureからもスタートアップで金額非公開ながら投資を受けた。2011年のシリーズAラウンドにて、アトミコから420万ドルの投資を、High-Tech Gründerfondsからも金額非公開ながら追加の投資を受けた[35]。2012年5月、High-Tech Gründerfondsは6Wunderkinderの株をアーリーバード・ベンチャーキャピタルに売却した[36]。2013年11月、セコイア・キャピタルが開催しアーリーバードとアトミコが参加したシリーズBラウンドで1,900万ドルを調達した[37]。
関連項目
脚注
- ^ Novet, Jordan (June 2, 2015). “Microsoft confirms acquisition of Wunderlist app maker 6Wunderkinder”. オリジナルのJune 3, 2015時点におけるアーカイブ。 June 3, 2015閲覧。
- ^ “Wunderlist Wunderlistとは?” (2014年7月31日). 2015年6月3日閲覧。
- ^ a b c “Wunderlist v.3.0: ToDo管理の新定番! リスト共有で共同作業をスムーズに進めよう!”. AppBank (2014年8月21日). 2015年6月3日閲覧。
- ^ “Wunderlist 期限日とリマインダーの入力方法” (2014年7月31日). 2015年6月3日閲覧。
- ^ “Wunderlist サブタスク” (2014年7月31日). 2015年6月3日閲覧。
- ^ “Wunderlist コメント” (2014年7月31日). 2015年6月3日閲覧。
- ^ “Wunderlist メモを追加する方法” (2014年10月27日). 2015年6月3日閲覧。
- ^ “Wunderlist タグの使い方” (2014年11月18日). 2015年6月3日閲覧。
- ^ “Wunderlist フォルダ” (2015年3月18日). 2015年6月3日閲覧。
- ^ “Wunderlist Wunderlistにメールする” (2015年2月13日). 2015年6月3日閲覧。
- ^ “Wunderlist ChromeとFirefox向けのWunderlistに追加するブラウザ拡張機能” (2015年2月18日). 2015年6月3日閲覧。
- ^ “Wunderlist Pro”. 2015年6月3日閲覧。
- ^ By Ingrid Lunden, TechCrunch. "To-Do App Wunderlist Debuts An API, Early Integrations Of Slack, Sunrise, HipChat And More." May 13, 2015. May 14, 2015.
- ^ http://support.wunderlist.com/customer/portal/articles/64886-which-devices-can-i-use-with-wunderlist-
- ^ “To-Do App Wunderlist Links Up With Dropbox, Its First Integration”. www.techcrunch.com. 10 December 2014閲覧。
- ^ “Sync Your Calendar with Wunderlist”. 2015年6月2日閲覧。
- ^ “6 Wunderkinder – die Berliner App-Shootingstars im Porträt”. August 6, 2014閲覧。
- ^ “New members join the family: Assistly and Wunderlist for Linux”. August 6, 2014閲覧。
- ^ “Android, iPad and the browser. Wunderful!” (2011年2月3日). 2015年6月3日閲覧。
- ^ “Introducing: Wunderlist HD for iPad” (2011年2月23日). 2015年6月3日閲覧。
- ^ “人気ToDoリストアプリ『Wunderlist』のウェブアプリ版「Wunderkit」がリリース”. lifehacker. (2012年2月6日) 2015年6月3日閲覧。
- ^ “The Future of 6Wunderkinder Auf Wiedersehen Wunderkit and Hello Wunderlist 2” (2012年9月6日). 2015年6月3日閲覧。
- ^ “The wait is over, it’s time to unwrap Wunderlist 2” (2012年12月18日). 2015年6月3日閲覧。
- ^ “Let's Talk Comments for Wunderlist”. August 6, 2014閲覧。
- ^ “Wunderlist 3 is Here”. August 6, 2014閲覧。
- ^ “World Productivity Report”. 18 December 2014閲覧。
- ^ “Microsoft Buys To-Do List App Maker”. Wall Street Journal. 1 June 2015閲覧。
- ^ “Thanks for making Wunderlist App of The Year 2013”. 2015年6月2日閲覧。
- ^ “Guess who's got @xiaomi's Golden Mi Award? Thanks for all the love China!”. 2015年6月2日閲覧。
- ^ “Google Play’s Best Apps of 2014 Featuring yours truly” (2014年12月4日). 2015年6月4日閲覧。
- ^ “Editors' Choice - Android Apps on Google Play”. 2015年6月2日閲覧。
- ^ “Google Says These Are 2014’s Best Android Apps” (2014年12月1日). 2015年6月2日閲覧。
- ^ “Apple’s Best of 2014 Featuring Wunderlist” (2014年12月15日). 2015年6月4日閲覧。
- ^ Wauters, Robin (December 21, 2010). “6Wunderkinder raises €500,000 to build slick productivity tool called 'wunderkit'”. TechCrunch. オリジナルのApril 11, 2014時点におけるアーカイブ。 April 11, 2014閲覧。
- ^ Wauters, Robin (November 16, 2011). “Atomico Invests $4.2M In 6Wunderkinder: German Name, Global Ambitions”. TechCrunch. オリジナルのApril 11, 2014時点におけるアーカイブ。 April 11, 2014閲覧。
- ^ Meyer, David (June 18, 2012). “Revealed: Why 6wunderkinder's backers really sold up”. GigaOM. オリジナルのApril 11, 2014時点におけるアーカイブ。 April 11, 2014閲覧。
- ^ Lunden, Ingrid (November 12, 2013). “To-Do App Wunderlist Confirms $19M Series B And Expands To The US, While Sequoia Heads Into Germany”. TechCrunch. オリジナルのApril 11, 2014時点におけるアーカイブ。 April 11, 2014閲覧。