「コラムス」の版間の差分
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*:同社の『[[ぷよぷよ〜ん]]』([[1999年]])とのカップリング作品。S!アプリ版は[[SoftBank 705P]]・[[SoftBank 820P]]・[[SoftBank 821P]]・[[SoftBank 822P]]、iアプリ版は[[P903i]]・[[P903iTV]]・[[P903iX]]・[[P904i]]・[[P905i]]・[[P905iTV]]・[[P704i]]・[[P-01B]]、EZアプリ版は[[SH002]]にプリインストールされているほか、セガの携帯電話サイト「★ぷよぷよ!セガ」でもS!アプリ版が2007年9月12日に、iアプリ版が2007年12月6日に配信されている。対応機種によっては「近距離通信対戦」や「Bluetooth対戦」などのサブタイトルが付いており、[[Bluetooth]]を利用して通信対戦可能。 |
*:同社の『[[ぷよぷよ〜ん]]』([[1999年]])とのカップリング作品。S!アプリ版は[[SoftBank 705P]]・[[SoftBank 820P]]・[[SoftBank 821P]]・[[SoftBank 822P]]、iアプリ版は[[P903i]]・[[P903iTV]]・[[P903iX]]・[[P904i]]・[[P905i]]・[[P905iTV]]・[[P704i]]・[[P-01B]]、EZアプリ版は[[SH002]]にプリインストールされているほか、セガの携帯電話サイト「★ぷよぷよ!セガ」でもS!アプリ版が2007年9月12日に、iアプリ版が2007年12月6日に配信されている。対応機種によっては「近距離通信対戦」や「Bluetooth対戦」などのサブタイトルが付いており、[[Bluetooth]]を利用して通信対戦可能。 |
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*: モードは対戦型で10ステージを勝ち抜く「VS CPU」(『ぷよぷよ〜ん』とは違い相手キャラクターの表示は無い)、通信対戦を行う「VS HUMAN」(対応機種のみ搭載)、1人でプレイする「エンドレス」(EASY(レベル1から開始)、NORMAL(スコア+20000、レベル5から開始)、HARD(スコア+50000、レベル10から開始))が選択可能。BGMは2種類のどちらかから選択する。 |
*: モードは対戦型で10ステージを勝ち抜く「VS CPU」(『ぷよぷよ〜ん』とは違い相手キャラクターの表示は無い)、通信対戦を行う「VS HUMAN」(対応機種のみ搭載)、1人でプレイする「エンドレス」(EASY(レベル1から開始)、NORMAL(スコア+20000、レベル5から開始)、HARD(スコア+50000、レベル10から開始))が選択可能。BGMは2種類のどちらかから選択する。 |
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*: 日本国外でも『SEGA Columns Deluxe』のタイトルで配信され、こちらは2008年8月14日に[[ |
*: 日本国外でも『SEGA Columns Deluxe』のタイトルで配信され、こちらは2008年8月14日に[[IOS (Apple)|iOS]]版も配信されていたが、2015年5月に配信を終了した。 |
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*コラムス / 対戦コラムス(EZアプリ) |
*コラムス / 対戦コラムス(EZアプリ) |
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2021年5月20日 (木) 22:56時点における版
ジャンル | 落ち物パズル |
---|---|
対応機種 | アーケード (AC) |
開発元 | セガ第一研究開発部 |
発売元 | セガ |
デザイナー | ジェイ・ギールセン |
音楽 | 上保徳彦 |
シリーズ | コラムスシリーズ |
人数 | 1 - 2人 |
メディア |
業務用基板 (256キロバイト) |
稼働時期 |
INT 1990年3月 発売日一覧
|
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI:3 |
デバイス |
8方向レバー 1ボタン |
システム基板 | セガ・システムC |
CPU | MC68000 (@ 8.949 MHz) |
サウンド |
YM3438 (@ 7.670 MHz) SN76496 (@ 3.580 MHz) |
ディスプレイ |
ラスタースキャン 横モニター 320×224ピクセル 60.00Hz パレット2048色 |
売上本数 |
2995ポイント (1990年度ベストインカム4位)[1] |
『コラムス』 (COLUMNS) は、1990年3月に日本のセガから稼働された落ち物パズルゲーム。
3個1組で落下してくる宝石を積み重ね、同色の宝石が縦、横、斜めに揃った際に消える仕組みとなっている。同社より稼働されたアーケードゲーム『テトリス』(1988年)と共に同ジャンルを定着させる事となった作品である。ゲーム・デザインはヒューレット・パッカードに所属していたジェイ・ギールセンが行っており、後にセガがライセンスを取得した事でセガ第一研究開発部がアーケード版を開発する事となった。音楽はセガ・マークIII用ソフト『ファンタシースター』(1987年)を手掛けた上保徳彦が担当している。
後にメガドライブやPCエンジン、ゲームギアなどの家庭用ゲーム機や携帯型ゲーム機に移植された他、FM TOWNSやX68000などのパソコン各機種にも移植された。2006年以降は携帯電話各キャリアにてプリインストールされた状態で発売された他、後に単品として配信された。アーケード版はゲーム誌『ゲーメスト』の企画「第4回ゲーメスト大賞」(1990年度)にて、大賞6位、ベストアクション賞5位を獲得した他、ゲーメストムック『ザ・ベストゲーム』(1991年)の読者投票にて第53位を獲得した。
本項では、ほぼ同様のルールの『ジュエル・ボックス』 (Jewelbox) についても併せて述べる。
概要
コラムスシリーズは1990年よりアーケードゲームとして稼働を開始した同題の作品『コラムス』から始まった。宝石を用いた高級感のある美しいゲームグラフィックにより女性に人気を博しヒット。後述する元祖「落ち物パズル」ゲーム『テトリス』と共に、このジャンルをゲーム界隈に定着させた[2]。
元々、セガは当時自社がアーケードで稼働させ大人気だった『テトリス』を、当時あらたにセガが発売した家庭用ゲーム機であるメガドライブ (MD) に移植する事を計画していた。だがテトリスは元々海外でセガ以外の会社が複雑な経緯によって商品展開権利を獲得していた(詳細は『テトリス』の項目先を参照)ため、ビジネス上の様々な問題が発生した結果、最終的にテトリスのMD版が販売されることはなかった。
その後、『テトリス』と本作のヒットによって「落ち物パズルゲーム」は多種多様な派生作品を生むこととなるが、上記のような背景があったことから、セガが『テトリス』に替わる自社製の落ち物パズルをMDに欲したこともあり、本作はアーケードでの稼働と(ほぼ)同時にMDへ移植・リリースされた。以降、序文に記した通りその後もシリーズ作品が作られ続け、誕生から約30年経った現在でも初作およびシリーズ各作品が最新世代のゲーム機に移植されている。
ロケテストの段階までは、『ドロップス』 (Drops) というタイトルだった。
ゲーム内容
基本システム
フィールドに上から縦一列3個1組で落ちてくる宝石を方向レバーで左右に操作して積み上げ、同じ色の宝石を縦・横・斜めに3個以上そろえると消すことができる[2]。宝石は固定されるまではボタン操作で(上下に回転させるように)順序を入れ替えることが可能になっている。フィールド最上段の宝石出現位置にまで宝石が積み上がるとゲームオーバーとなる(より正確には、宝石が固定され、消滅判定終了後にフィールド最上段よりも更に上の段(枠外)に宝石がある場合、および、宝石出現位置の最上段に宝石がある場合にゲームオーバーと判定される)。
消えた宝石の上に積まれていた宝石は下に落ち、それによって3個以上そろった場合は連続して消える。これは「連鎖(消し)」と呼ばれ、場合によっては2連鎖、3連鎖…と続けて消すことができる。以降の落ち物パズルのほとんどでこの連鎖のルールが取り入れられるようになった。
ミディアム以上の難度で開始した場合、一定の条件(消した総宝石数)で「魔宝石」と呼ばれる光る宝石が落ちてくるが、これを宝石の上に落とすとフィールド内に存在するその色の宝石全てを消すことができる。また、フィールドの床に落とすと宝石を消すことはできないが、代わりに1万点のボーナス得点が得られる(コラムス'97では、スコアの概念はないが評価の上昇に繋がる)。イージーの難度で開始した場合は、「魔宝石」は「初めて危険な状態になった場合(BGMが変化した時)」に、1回だけ落ちてくる。
n個目の魔宝石は 25n(n+3) 個目の宝石を消した時に出現する。但し、宝石は9999個以上はカウントされないため、カンスト後は出現しなくなる。
魔宝石をフィールド最上段から画面外に掛かるように積むと、通常通りに1色の宝石を消した後に画面外に残った魔宝石が落ちてきて、次の宝石を積んだ時にそれが再度効果を発揮する。つまり、1組の魔宝石を2回使うことができる。またこの際、残った魔法石が他の宝石の上に落ちずに直接床まで落ちた場合も、1万点ボーナスが入る。ただし、画面外や宝石出現位置に魔宝石が残ったまま消滅判定が終了するとゲームオーバーになる。
魔宝石を使った1万点ボーナスは序盤こそ高得点だが、宝石を消した際の得点はレベルが係数となって上昇するため、ある程度プレイが続いた状態ではほとんど意味がなくなる(コラムス'97ではスコアではなく独自基準で評価するため常に意味がある)。
派生システム
初代アーケード版でのプレイモードは上記のエンドレスモードのみだったが、以下の様なルールが搭載された作品もある。
- フラッシュコラムス
- 家庭用版・コラムスIIなどに搭載。最初からある程度の高さまで宝石が積まれた状態からゲームがスタートし、特定の点滅する宝石を消したらステージクリアとなるルール。クリアまでのタイムを競う場合が多い。コラムスIIでは時間が経過すると「WARNING!」と表示されて髑髏の宝石が出現。この宝石を消してしまうと地面がせりあがり、段数が少なくなる。
- 対戦
- フラッシュコラムスのルールでどちらが早く目標の宝石を消せるか競うルールや、連鎖することで相手の地面がせりあがる・時宝石(一定のターンで通常の宝石に変化する石)で攻撃するルールの対戦が存在した。
移植版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | コラムス | 1990年6月29日 1990年6月30日 1990年7月9日 |
メガドライブ | セガ | セガ | 1メガビットロムカセット[3][4] | 1701 G-4035 1701-50 |
||
2 | Columns | 1990年9月 1990年12月 |
セガ・マスターシステム | セガ | セガ | ロムカセット | 5120 5120 |
||
3 | コラムス | 1990年10月6日 1991年4月26日 1991年4月26日 |
ゲームギア | セガ | セガ | 1メガビットロムカセット[5] | G-3101 2201 2201 |
||
4 | コラムス | 1990年12月1日 |
FM TOWNS | 日本テレネット | 日本テレネット (ゲーム会社) | 3.5"2HDフロッピーディスク | - | ||
5 | コラムス | 1990年12月14日 |
MSX2 | コンパイル | 日本テレネット | 3.5"2DDフロッピーディスク | - | ||
6 | コラムス | 1991年3月29日 |
PCエンジン | 新日本レーザーソフト | 日本テレネット | 1メガビットHuCARD[6] | TJ03002 | ||
7 | コラムス | 1991年7月 |
PC-9801UV PC-9801VM |
システムソフト | システムソフト | 3.5"2HDフロッピーディスク 5"2HDフロッピーディスク |
- | ||
8 | コラムス | 1991年10月16日 |
X68000 | システムソフト | システムソフト | 5"2HDフロッピーディスク | - | ||
9 | コラムス | 1991年10月 |
J-3100 | システムソフト | システムソフト | 3.5"2HDフロッピーディスク | - | ||
10 | コラムス | 1992年1月 |
PC-8801mkIISR | システムソフト | システムソフト | 5"2Dフロッピーディスク | - | ||
11 | セガクラシック アーケードコレクション | 1993年4月23日 1992年10月15日 1993年4月19日 |
メガCD | セガ | セガ | CD-ROM | G-6012 4127 |
||
12 | コラムス | 1997年6月 |
データディスクマン DD-202 | ソニー | ソニー | 内蔵ゲーム | - | ||
13 | SEGA AGES コラムス アーケードコレクション | 1997年10月30日 |
セガサターン | セガCS1 エインシャント |
セガ | CD-ROM | GS-9161 | ||
14 | コラムス | 1999年8月1日 |
スーパーファミコン | マリグル・マネージメント | メディアファクトリー | 4メガビットフラッシュロムカセット[7] | SHVC-BCLJ-JPN | ニンテンドウパワー書き換え専用ソフト | |
15 | コラムス for Zaurus | 2001年4月17日 |
ザウルス | ISJ | シャープ | ダウンロード (シャープスペースタウン) |
- | [8][9][10] | |
16 | セガエイジス2500シリーズ Vol.7 コラムス |
2003年12月18日 |
PlayStation 2 | シムス | スリーディー・エイジス | CD-ROM | SLPM-62425 | ||
17 | セガエイジス2500シリーズ Vol.7 コラムス |
2005年11月23日 |
PlayStation 2 | シムス | セガ | CD-ROM | SLPM-62672 | 発売元をセガに変更して再発売 | |
18 | ぷよぷよ~ん&コラムス | 2006年10月7日 |
SoftBank 705P | セガ | セガ | 内蔵ゲーム | - | [11] | |
19 | ぷよぷよ~ん&コラムス | 2006年11月1日 |
P903i | セガ | セガ | 内蔵ゲーム | - | [12] | |
20 | コラムス | 2006年12月2日 2006年12月4日 |
Wii | セガ | セガ | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | メガドライブ版の移植 Wii本体と同時発売 |
[13] |
21 | ぷよぷよ~ん&コラムス | 2007年9月12日 |
Yahoo!ケータイ (S!アプリ) |
セガ | セガ | ダウンロード (セガエイジス) |
- | [14] | |
22 | ぷよぷよ~ん&コラムス | 2007年12月6日 |
iアプリ | セガ | セガ | ダウンロード (★ぷよぷよ! セガ) |
- | [15] | |
23 | ぷよぷよ~ん&コラムス | 2009年6月4日 |
SH002 | セガ | セガ | 内蔵ゲーム | - | ||
24 | ぷよぷよ~ん&コラムス | 2010年11月8日 |
ウィルコム | セガ | セガ | ダウンロード (★ぷよぷよ! セガ) |
- | [16][17] | |
25 | コラムス | INT 2010年9月13日 |
Windows | セガ | セガ | ダウンロード (Steam) |
- | ||
26 | コラムス | INT 2011年4月7日 |
iPhone/iPod Touch (iOS) |
セガ | セガ | ダウンロード | - | [18] | |
27 | コラムス | 2012年8月8日 2013年6月13日 2013年6月13日 |
ニンテンドー3DS | セガ | セガ | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | ゲームギア版の移植 | [19][20] |
28 | セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE | 2016年12月22日 |
ニンテンドー3DS | M2 | セガゲームス | ニンテンドー3DS専用カード ダウンロード |
CTR-P-BF3J | メガドライブ版の移植 | [21][22] |
29 | コラムス | INT 2018年5月29日 |
Linux Macintosh |
d3t セガ |
セガゲームス | ダウンロード (Steam) |
- | メガドライブ版の移植 |
- メガドライブ版
- アーケード版を忠実に移植したアーケードモードに加え、「フラッシュコラムス」などオリジナル要素が追加されたオリジナルモードを収録。
- メガCD用ソフト『セガクラシック アーケードコレクション』(1993年)に収録された他、2006年にはWiiのバーチャルコンソール対応ソフトとして配信、また2019年9月19日に発売された復刻系テレビゲーム機であるメガドライブ ミニにも収録された。
- ゲームギア版
- ゲームギアのローンチタイトルソフトとして発売。2012年8月8日より、ニンテンドー3DS版バーチャルコンソール (VC) 対応ソフトとして配信開始。ゲームギアソフトのVC版として初めてローカルプレイに対応し、専用の通信ケーブルなしで通信プレイまで再現できる[19][20]。また、2020年10月6日に発売された復刻系テレビゲーム機であるゲームギアミクロの一つ「ゲームギアミクロ レッド」に収録されている(通信対戦不可版)。
- PCエンジン版
- レーザーソフト(後に日本テレネットに吸収)より発売。対戦モードはPCエンジンGT対応。
- スーパーファミコン版
- メディアファクトリーより発売。ニンテンドウパワー専売ソフト。2002年8月31日に書き換え終了のため、現在入手は困難となっている。内容は初代コラムスの移植だが、BGMは一新されている。この他、オリジナルキャラクターによる対戦モードを収録。
- PlayStation 2番
- 『セガエイジス2500シリーズ Vol.7 コラムス』としてスリーディー・エイジスより発売。初代コラムスをベースにしたエンドレスモードと、オリジナルキャラクターによる対戦モードを収録。エンドレスモードは初代コラムスのグラフィック・BGMを忠実に再現したオリジナル版と、『コラムス'97』のグラフィック・BGMを一部流用したリメイク版の2種類からデザインを選べる。後者はゲームオーバー時に、『'97』に存在した段位認定もある。
- ニンテンドー3DS版
- オムニバスソフト『セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE』の1タイトルとしてメガドライブ版を収録。映像を裸眼立体視化した(3DS本体のスイッチで任意にOFF可)ほか、海外版(メッセージが英文化されているだけ)でプレイ可能・プレイ中いつでもセーブ・セーブポイントからの再開が可能などのオプションを実装している。
- 携帯電話用アプリ
- ぷよぷよ〜ん&コラムス
- 同社の『ぷよぷよ〜ん』(1999年)とのカップリング作品。S!アプリ版はSoftBank 705P・SoftBank 820P・SoftBank 821P・SoftBank 822P、iアプリ版はP903i・P903iTV・P903iX・P904i・P905i・P905iTV・P704i・P-01B、EZアプリ版はSH002にプリインストールされているほか、セガの携帯電話サイト「★ぷよぷよ!セガ」でもS!アプリ版が2007年9月12日に、iアプリ版が2007年12月6日に配信されている。対応機種によっては「近距離通信対戦」や「Bluetooth対戦」などのサブタイトルが付いており、Bluetoothを利用して通信対戦可能。
- モードは対戦型で10ステージを勝ち抜く「VS CPU」(『ぷよぷよ〜ん』とは違い相手キャラクターの表示は無い)、通信対戦を行う「VS HUMAN」(対応機種のみ搭載)、1人でプレイする「エンドレス」(EASY(レベル1から開始)、NORMAL(スコア+20000、レベル5から開始)、HARD(スコア+50000、レベル10から開始))が選択可能。BGMは2種類のどちらかから選択する。
- 日本国外でも『SEGA Columns Deluxe』のタイトルで配信され、こちらは2008年8月14日にiOS版も配信されていたが、2015年5月に配信を終了した。
- コラムス / 対戦コラムス(EZアプリ)
評価
評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- アーケード版
- ゲーム誌『ゲーメスト』の企画「第4回ゲーメスト大賞」(1990年度)において、読者投票により大賞6位、ベストアクション賞5位、プレイヤー人気3位、年間ヒットゲーム3位、編集部特別賞を獲得した[1]。また、ゲーメストムック『ザ・ベストゲーム』(1991年)において、『ゲーメスト』読者による全アーケードゲームを対象とした人気投票で第53位を獲得した[44]。
- メガドライブ版
- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計27点(満40点)[28]、『メガドライブFAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り、20.66点(満30点)となっている[3]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 2.66 | 3.19 | 3.71 | 3.99 | 3.66 | 3.45 | 20.66 |
- ゲームギア版
- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計27点(満40点)となっている[30]。
- PCエンジン版
- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計27点(満40点)[29]、『月刊PCエンジン』では75・80・75・70・75の平均75点(満100点)、『マル勝PCエンジン』では8・9・9・8の合計34点(満40点)となっている。
- スーパーファミコン版
- ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では、6・5・6・6の合計23点となっている[31][46]。レビュアーは対戦モードは見覚えのあるシステムだがとっつきやすい、キャラクターのアクが強くていいとした一方で各自の強さがよくわからない、宝石の挙動がぎこちない、宝石による攻撃もあまり強くなくハラハラしない、アブーの邪魔性能のバランスが悪い、処理落ちが多い、結局のところ時間をかけて粘り勝ちすることになるため爽快感がないとした[46]。
- ゲームボーイアドバンス版
- 『コラムスクラウン』はIGNは7.2/10のスコアで音楽やグラフィックを賞賛、パズルデザインは単純でテトリス系のゲームでは最も制限のあってぷよぷよほどの中毒性はないとした[36]。Nintendo World Reportは7.5/10のスコアでサウンドは印象に残って中にはキャッチーなものもあるがプレイの邪魔にはならない、マルチプレイは経験者となら楽しいとしたが初心者には難しい、ストーリーラインがやや不合理とした[40]。一方、GameSpyはシンプルながら中毒性があり、サウンドはいいが記憶に残るほどではないとした他、1人しかソフトを持っていなくともマルチプレイが可能なシステムが搭載されていることも評価、唯一の欠点としては同じ魔法石を選択することになるとした[35]。
関連作品
シリーズ作品の中には、基本的なシステムは受け継いでいても、新しいフィーチャーが付加されたり得点システムや魔宝石システムが変更となっているものが多い。
アーケードゲーム
アーケード版は一時期をのぞき[注釈 1]、セガからリリースされている。
- コラムスII THE VOYAGE THROUGH TIME(1990年)
- システムC基板使用。あらかじめ積まれている宝石(ステージによっては化石など)のうち特定の宝石を消せば次のステージに進むステージ制を採用。同社『フラッシュポイント』と同様のルールであり、「フラッシュコラムス」と名付けられた。また、対戦モードも導入された。
- スタックコラムス(1994年)
- システムC2基板使用。対戦を主眼としており、1人プレイは次々に現れるCPUキャラクターとの対戦形式となっている。過去作の対戦と異なり、タイトルの通り宝石を消す事により攻撃を貯める(スタック)する事が可能で、任意のタイミングで攻撃を仕掛けられるが特徴。スタックを無効にして従来通り自動的に攻撃する設定も出来るが、CPUのスタックを無効にすることは出来ない。
- コラムス'97(1996年)
- ST-V基板使用。原点回帰を重視した作品で、エンドレスモードのみ。BGMとグラフィックが大幅にリニューアルされた。ゲームオーバー時に、スコアに応じた段位認定がある。
- 花組対戦コラムス(1997年)
- ST-V基板使用。後述する同名のセガサターン版からの移植。アーケード進出に従い、乱入機能が追加された。
- ジュエルペット 〜キラキラ魔法の宝石箱〜(2009年)
- アーケードでは「花組対戦コラムス」以来12年ぶりに稼動した新作。
- 基本ルールはコラムスと同じだが異なる部分は、ゲーム開始時にジュエルペットカードが出る、宝石は全部で赤、青、緑、黒の4種類、宝石を消すとゲージが溜まり満タンになると次のステージに進めるところである。その他の相違点は以下の通り
- 魔宝石のシステムが異なる(魔宝石に個数制限がある。魔宝石が頻繁に出現する。魔宝石は縦に3つ並んで落ちていたが本作は1つだけ落ちてくる。魔宝石は左右のボタンを押していても下に落ちる。魔宝石が画面中央に来たら効果が発動し、4種類の宝石の中で一番多くに積んだ宝石が消える。)。
- 前述の通り、ステージ制であり、一定の宝石を消すと次のステージへ進む。なお、ステージは2ステージ+1ステージ=全3ステージとなっている
- 一定時間経過すると地面が1段せり上がる。
- 幼児向けに配慮しており、難易度がかなり下がっている。
- 全消しが簡単に出来るようになっている。
- 宝石は同じ色を縦横斜めに積むと消えるが同じ色が隣接している場合も消える(例えば赤の宝石が縦に3個積んで隣に赤の宝石が縦に2個積んでいたらその宝石も消える)。
- ジュエルペットカードの更新が2011年に終了し、ジュエルペットというコンテンツ自体も2010年代中頃に概ね終息したこともあり、商業施設で稼働させている事例は現在ほとんど無い。
その他、日本国外で展開されたメガドライブベースの業務用基板『MegaPlay』専用カートリッジとして『コラムスIII 〜対決!コラムスワールド〜』が移植されている。
コンシューマーゲーム
特記がないものはセガ発売から発売されている[注釈 2]。一部の記述で初代を『I』と略称している場合あり。
- 花組対戦コラムス(1997年)
- セガサターン用ソフト。同社の『サクラ大戦』(1996年)のキャラクターを採用したコラムス。
- SEGA AGES コラムス アーケードコレクション(1997年)
- セガサターン用ソフト。アーケード版コラムス4作品(コラムス、コラムスII、スタックコラムス、コラムス'97)を収録したオムニバスソフト。
- 花組対戦コラムス2(2000年)
- ドリームキャスト用ソフト。『サクラ大戦2 〜君、死にたもうことなかれ〜』(1998年)のキャラクターを採用。
- SEGA AGES コラムスII(2019年)
- Nintendo Switch用ソフト。2018年より展開中のSwitch版SEGA AGESシリーズの1作としてリリース。セガサターン版『アーケードコレクション』以来、約20年ぶりに『II』が家庭用ゲーム機に移植された(『II』単独では初移植)。先述した3DS版『I』の「セガ3D復刻アーカイブス3収録バージョン」と移植担当企業が同じであることから、3D映像化がカットされた他はそれに近い仕様となる。このほか独自の付加要素として、シリーズ初となるオンライン対戦モード(「対戦コラムス」のみ対応)と、下記のような多彩なモードが実装されたほか、おまけとして先述したPS Vita版をベースにした初代『コラムス』(以下『I』)もプレイ可能で、事実上『I』と『II』のカップリング移植となっている。
- アーケードモード
- 「ステージデザイン」機能を実装。プレイエリアと宝石を『I』のデザインに変更できる(『II』と『I』を各面でランダム表示にもできる)。
- 髑髏の宝石が出なくなる「ドクロカット」機能および「フラッシュコラムス」でステージセレクト機能が追加。なお開発中アーケード版を解析していた際、プログラムデータには存在していたが理由不明で隠されていた「第70面」が存在することが判明。これを含め全70ステージが自由に選択できる。
- 2P側のプレイエリアのみが180度反転、ディスプレイを介して1P・2Pが対面しプレイできる「対面モード」を家庭用ゲーム機では初実装。主にSwitch本体ディスプレイでのプレイを想定しているが、外部ディスプレイに映像を出力してアーケード版のようにプレイする事も工夫すればできる。
- 「無限コラムス」モードを新設。
- フラッシュコラムスをベースにしているが各面クリアを止め、『I』のように延々とプレイできる。しかし『I』そのものではないので、プレイ中一定時間が経つと、床がせり上がるように最下段に宝石が追加されていく。この中には「点滅発光する宝石」がランダムで含まれており、これと消すと、概ね魔宝石と同じ効果が発動する。
- 「宝石箱」モードを実装。
- 「フラッシュコラムス」でクリアした各面を確認できる。達成度に応じて、デモ画面にラウンドガール、ラウンドボーイとして登場するセガ往年のゲームキャライラストが増えていき、一言解説と共に見られる。
- 当初はメガドライブ版の『I』を移植する予定だったが『セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE』に移植済みであること、今まで『II』の移植の機会が少なかったこと、「フラッシュコラムス」や「対戦コラムス」を楽しんでもらう為に選ばれた[47]。
- 「無限コラムス」の名付け親はエムツーの松岡毅[47]。
- 移植作業にて行われたC2ボードの基盤の解析は今まで手を付けて無かったため、開発に約1年かかったと言われている[47]。なお原典であるアーケード版自体のゲーム難易度が高いので、プログラム解析もさることながら検証プレイのほうも手間取ったとのこと(この高い難易度を家庭用ゲーム版としてアレンジする際マイルドに遊びやすくするため、先述したドクロカットなどの新要素が生まれた)。
- コラムス / コラムスII / スタックコラムス(2020年)
- セガトイズより発売する復刻系ゲーム機である「アストロシティミニ」に、1980年代から1990年代中期のアーケードゲーム36作品(+おまけ1作品)の3作として、本体にプリインストール収録。アーケードゲーム版オリジナルを(ほぼ)完全な形で移植している。
携帯型ゲーム機
- スーパーコラムス(1995年)
- ゲームギア用ソフト。
- コラムスGB 手塚治虫キャラクターズ(1999年)
- ゲームボーイ用ソフト。メディアファクトリーより発売。手塚治虫のキャラクターが登場。
- コラムスクラウン(2001年)
- ゲームボーイアドバンス用ソフト。
- 龍が如く0 基本無料アプリ for PlayStation Vita(2015年)
- PlayStation Vita用ソフト。PlayStation 3用ソフト『龍が如く0 誓いの場所』の体験版的な要素を持つソフト。基本無料だが、有料ダウンロードパックもいくつか作られており、この中の1つとしてメガドライブ版をベースとした『コラムス』が移植された。なお、このアプリ内で稼いだバーチャルマネーは『龍が如く0』本編に反映することができる。
携帯電話用アプリ
- コラムスジュエル(2005年)
- iアプリ、S!アプリ、Android用ソフト。当初はFOMAD902iにプリインストールされて発売された[48][49]。2008年9月2日にYahoo!ケータイにて配信開始[50]、2011年6月1日にAndroid用ソフトとして配信開始された[51]。
- 怪盗レーニャinコラムス(2010年)
- iアプリ、S!アプリ、EZアプリ用ソフト。2010年4月1日に携帯電話各キャリアにて配信開始[52]。
その他
- ジュエル・ボックス(1992年)
- ロドニー・ジャックス (Rodney Jacks) と当時のマイクロ・イマジニアリング (Micro Imagineering)、後のホット・ロッド・ゲームス (Hot Rod Games) により開発されたゲームで、『コラムス』とほぼ同様のルールのゲームである。Macintosh版やWindows版が作られているほか、タカラトミーから発売された携帯ゲーム機、ポケットドリームコンソールにも収録されている。
脚注
注釈
- ^ セガグループの業務再編成などによる理由で、2015年4月1日から2020年3月31日までセガ・インタラクティブがリリースしていた。2020年4月1日以降はセガのアミューズメント事業部門が担当。
- ^ セガグループの業務再編成などによる理由で、2015年4月1日から2020年3月31日までリリースされたものについてはセガゲームスが発売。
出典
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- ^ 前田尋之 2018, p. 68- 「Chapter 2 メガドライブトソフトオールカタログ 1990年」より
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参考文献
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- 「GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史」『ゲーメスト』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、18 - 19頁、ISBN 9784881994290。
- 『ファミ通』No.555、アスキー、1999年8月6日、35頁。
- 前田尋之『G-MOOK145 メガドライブパーフェクトカタログ』ジーウォーク、2018年6月29日、68頁。ISBN 9784862977779。
- 前田尋之『G-MOOK162 アーリーセガパーフェクトカタログ』ジーウォーク、2019年2月28日、134頁。ISBN 9784862978462。
- 前田尋之『G-MOOK176 スーパーファミコンパーフェクトカタログ』ジーウォーク、2019年9月28日、229頁。ISBN 9784862979131。
外部リンク
セガ・インタラクティブ 「セガ・アーケードゲームヒストリー」作品情報ページ
セガ 作品情報ページ
- コラムス (セガ3D復刻アーカイブス3収録バージョン)セガ3D復刻アーカイブス3・ゲーム紹介ページ
- SEGA AGES コラムスII - Nintendo Switch版「SEGA AGES」・ゲーム紹介ページ
- SEGA AGES 2500シリーズ - セガ
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- バーチャルコンソール コラムス
- メガドライブミニ コラムス
その他
- ジュエルペット~キラキラ魔法の宝石箱~
- セガサイトからは既に情報ページが削除されているため、アーカイブサイトのキャッシュリンク。
- Columns - MobyGames
- 1990年のアーケードゲーム
- FM TOWNS用ゲームソフト
- IPhone用ゲームソフト
- MSX/MSX2用ソフト
- PC-8800用ゲームソフト
- PC-9800シリーズ用ゲームソフト
- PCエンジン用ソフト
- PlayStation 2用ソフト
- Wii用バーチャルコンソール対応ソフト
- X68000用ゲームソフト
- アメリカで開発されたコンピュータゲーム
- 落ち物パズル
- ゲームギア用ソフト
- スーパーファミコン用ソフト
- セガサターン用ソフト
- セガのアーケードゲーム
- セガのゲームソフト
- セガ・マークIII&マスターシステム用ソフト
- メガドライブ用ソフト
- 日本テレネットのゲームソフト
- ニンテンドウパワー書き換えソフト
- 宝石を題材としたコンピュータゲーム