「LINKCAST」の版間の差分
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2021年5月21日 (金) 01:13時点における版
開発元 | BTD STUDIO |
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対応OS |
iOS Android |
プラットフォーム |
App Store Google Play |
対応言語 | 日本語 / 英語 |
種別 | インスタントメッセンジャー |
公式サイト | https://linkcast.me/ |
LINKCAST(リンクキャスト)は、スマートフォン用のP2P型の暗号化インスタントメッセンジャー(Instant Messenger 別名:IM、IMクライアント)である。 無料通話、メッセージングの他に、LIVEブロードキャスティングの機能を持つ。
概要
日本のアプリ開発会社BTD STUDIOが開発、提供している。
2016年9月16日にiOS版がリリースされ、Android版はβ版が、2016年9月9日にリリースされた。[1]
2018年3月22日にAndroidもリリース版が公開された。
特徴
LINKCASTは、プライバシーとセキュリティーを重視するとの方針を持ち、メッセージ、ストリーミングデータの全てを重度に暗号化している。メッセンジャーに多く用いられる共通鍵暗号方式ではなく、当初はRSA1024、2048、4096による鍵交換を行っていたが、2017年2月にECDHE(楕円曲線ディフィー・ヘルマン鍵共有)に変更された。データ暗号化については、AES-256-CFBを採用している。グループチャットを含め、全ての通信はデフォルトで暗号化され、非暗号の通信を選ぶオプションはない。
また、通信方式にP2Pを採用しているため、原理的にメッセージログは、サーバに保存されず、端末内にしかログが存在しない。アドレス帳をネットワーク上のサーバにアップロードする仕組みはなく、ネットワークを経由して端末同士で認証を行う承認制のフレンド機能がある。P2Pではあるが、送受信側のどちらかがアプリを起動していなくても、メッセージ、画像、ファイル、ボイスコールなど全て送受信が可能である。
P2P
UDPを使用したP2P(Peer to Peer)を採用しているが、全てのノードが常に接続された状態で、通信の応答待ちを行う待機型P2Pではなく、必要な時にのみ接続するPULL型のP2Pであり、P2Pの帯域消費問題はなく、データ通信量は少ない。区切られたノード集合同士が、効率的に通信を行う仕様であり、最短遅延、最少帯域で制御するモバイル通信専用に開発したノードの形成アルゴリズムを使用している。
機能
前述の特徴に加え、
- 最大10人まで同時に双方向で参加できる動画チャット”BUZZキャスト”
- 自動的にメッセージを消去するSelf-Destructive Message
- 動画コーデックにVP8,VP9を使用し低遅延、高画質のストリーミング
- 音声コーデックにOpusを使用した高音質の無料通話
- ストレージの暗号化
- スマホ内の動画を再ストリーミングする”動画ストリーミング”
- グループを公開、検索できるソーシャル機能
- スタンプ、アニメーションGIFのインライン表示
- 全てのファイルの送受信
- 参加人数無制限のグループチャット
- P2P検索モード
- iOSのCallkitに対応したボイスコール
- Siriでメッセージの送信
脚注
- ^ “[http://www.btdstudio.co.jp/pdf/press-20160912_linkcast.pdf プライバシー重視のメッセンジャー”LINKCAST®”配信 オープン記念 スタンプ 無料 プレゼント =BTD STUDIO]” (PDF) (2016年9月14日). 2016年9月14日閲覧。