Jami
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Jamiのロゴ | |
開発元 | Savoir-faire Linux |
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リポジトリ |
git |
対応OS | Linux、Android、Android TV、Windows、MacOS、iOS |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | メッセンジャー、VoIP |
ライセンス | GPLv3 |
公式サイト |
jami |
Jamiは、プライバシーを尊重したオープンソースのメッセンジャーソフトウェアである[1]。メッセージ送受信などの通信はP2P形式で行われるためデータを中継するサーバーを必要とせず、全ての通信はエンドツーエンド暗号化される[1]。
概要
[編集]Jamiは以前はRingという名称で開発されていたWeb会議ソフトウェアで、メッセージやファイルの送受信、音声通話、ビデオ通話などの機能を備えている[2]。
アカウントを作成後、他のユーザーを連絡先として追加することでメッセージのやり取りを行う。基本的にアカウントの作成にメールアドレスや電話番号などは必要なく、アカウントはローカルで作成され、アプリケーションを削除するとアカウントも削除される[3]。複数の端末で同じアカウントを使用したい場合は「リンク」を行う。
暗号化
[編集]Jami内の全ての通信はエンドツーエンド暗号化される。これはメッセージのやり取りなどの通信が全てP2Pで行われ、サーバー等を経由していないためである。通信の暗号化には、TLS 1.3が使用されている[3]。
通信形式
[編集]JamiはP2P形式で通信を行うため、メッセージを送受信したい場合はメッセージを「送信するユーザー」と「受信するユーザー」の両方がネットワークに接続している必要がある。 この場合におけるネットワークは「インターネット」または「同一のローカルネットワーク」のことで、両方のユーザーが同時にネットワークに接続していれば通信が行える[1]。 また、サーバー等を経由せずP2Pで通信を行うため、他のメッセンジャーソフトウェアと比較して転送速度が高速である[1]。
ユーザーIDのほかにSIPを使った通信が行える[2]。IDとSIPを並行して使用し、必要に応じてプロトコルを切り替えることも可能[2]。
脚注
[編集]- ^ a b c d “Jami”. Jami. 2020年5月16日閲覧。
- ^ a b c “オープンソースのWeb会議ソフトウェア7選”. マイナビニュース (2020年11月27日). 2024年4月8日閲覧。
- ^ a b “よくある質問”. Jami. 2020年5月16日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]ウェブサイト・SNS
[編集]- 公式ウェブサイト
- Jami (@jami_social) - X(旧Twitter)
- Jami (@Jami@mstdn.io) - Mastodon