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2021年5月23日 (日) 02:58時点における版

ICQ
開発元 ICQ
最新版
10.0.12233 / 2017年9月22日
リポジトリ ウィキデータを編集
対応OS Windows XP · Vista · 7 · 8 · macOS · iOS · Android
種別 インスタントメッセンジャー
ライセンス ICQ EULA
公式サイト ICQ.com
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ICQ(アイシーキュー)は、1996年11月15日イスラエルのMirabilis社により開発されたインスタントメッセンジャー(以下IM)である[1]。このICQという名称は、"I seek you"のフレーズに由来する。

概要

IMの草分け的存在であり、今なおもサービスが続いているが、今日では後発のソフトウェアにシェアを奪われている。

Mirabilis社は1998年AOLに買収され[2]2010年にはロシアのDigital Sky Technologies(en:Digital Sky Technologies)(現:Mail.Ruグループ)に売却された[3]

多彩な機能と優れたユーザインタフェースが支持を受け、約4年で登録ユーザー数が1億人を越え、全盛期には世界中で1千万人以上のユーザが利用していた[4]。 一時スパム行為が蔓延したため、フィルタ機能が充実している。相手のコンピュータP2Pファイル転送が可能なことも当時としては画期的な特徴であった。現在もアップデート、また新規OSへの対応が続けられている[5]

複数の言語に対応しているものの、インタフェースは基本的に英語表示(AndroidとiOSでは日本語表示されている)であるが、そのままでも日本語メッセージを送受信できる(バージョンによっては文字化けが発生する)。かつては非公式配布による日本語化パッチも存在し[6][7]、一時的ながら公式に日本語版のあるバージョンが配布された事もあった[8]。また、互換クライアントも多数開発されている。

AOLに買収された際に、AIMとプロトコルが共通化され(OSCARプロトコル)、ICQとAIM、iChat間で相互通信が可能であった(現在のバージョンでは不可能)。

バージョン7では、Facebookチャットへの対応、Facebookの閲覧、投稿、Twitterへの投稿など、ソーシャル・ネットワーキング・サービスとの連携が強化された。バージョン7.6ではGoogle トークGoogle+ユーザーとのチャットにも対応した。バージョン8ではTwitterの閲覧、投稿はできなくなったが、Jabber(XMPP)とMail.ru Agent(ru:Mail.Ru Агент)に対応し、統合メッセンジャーとも言えるほどだったが、バージョン10ではこれらの機能は削除されている(現在、バージョン8以前を使ってもソーシャルネットワークとの連携機能は使えない)。

WEB ICQ(https://web.icq.com/)(旧名:ICQ2go)という公式サービスを使用する事で、Web上からの利用も可能。

脚注

関連項目

プロトコル互換ソフト

外部リンク