「濃飛横断自動車道」の版間の差分

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== その他 ==
== その他 ==
* ささゆりトンネルでは[[2008年]][[7月]]にサントリー缶コーヒー[[BOSSコーヒー|BOSS]]のCM「地上の星」編の撮影が行われた(トンネル内の現場風景撮影のみで収録は東京で行われた)<ref>「[http://rsa70294.cocolog-nifty.com/blog/cat20625892/index.html 金山下呂トンネル工事ブログ(2008年7月27日)]」市川・青協・日東・日産 特定建設工事共同企業体 2012年7月19日閲覧。</ref>。
* ささゆりトンネルでは[[2008年]][[7月]]にサントリー缶コーヒー[[ボス (コーヒー)|BOSS]]のCM「地上の星」編の撮影が行われた(トンネル内の現場風景撮影のみで収録は東京で行われた)<ref>「[http://rsa70294.cocolog-nifty.com/blog/cat20625892/index.html 金山下呂トンネル工事ブログ(2008年7月27日)]」市川・青協・日東・日産 特定建設工事共同企業体 2012年7月19日閲覧。</ref>。


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2021年6月14日 (月) 14:22時点における版

地域高規格道路
濃飛横断自動車道
路線延長 約80 km
開通年 2012年 -
起点 岐阜県下呂市
終点 岐阜県中津川市
接続する
主な道路
記法
E19 中央自動車道
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

濃飛横断自動車道(のうひおうだんじどうしゃどう)とは、岐阜県郡上市東海北陸自動車道)から同県下呂市を経て同県中津川市中央自動車道)に至る、延長約80kmの地域高規格道路である[1][2]

1994年12月16日、計画路線に指定された。のち、1996年に一部区間が「金山下呂道路」として事業採択されたのを皮切りに、一部区間が供用中である。

概要

  • 道路規格 : 第3種第2級[3]
  • 設計速度 : 60 km/h
  • 幅員 : 8.5m(2車線、歩道無し)

インターチェンジなど

下呂IC
金山IC
和良IC
  • インターチェンジ (IC) 番号欄の背景色がである部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色がである部分は施設が供用されていない、完成していないことを示す。
  • 未供用のインターチェンジ (IC) 名は仮称。
  • 全施設が岐阜県内に所在している。
IC番号 施設名 接続路線名 起点から
(km)
備考 所在地
8 郡上八幡IC[2] E41 東海北陸自動車道

国道156号[4]

- 調査区間 郡上市
(八幡町初納付近[4] 国道472号線[4] - 調査区間
(入間付近[4] 国道256号線[4] - 調査区間
調査区間(八幡・堀越峠工区[4]
和良IC 岐阜県道86号金山明宝線 - 郡上市
金山IC 岐阜県道86号金山明宝線 - 下呂市
下呂IC 国道41号 -
計画区間(下呂~美恵橋)
(美恵橋付近[5] 岐阜県道410号苗木恵那線 - 事業中 中津川市
千旦林IC[5] 中津川市道坂本58号線 - 事業中
リニア駅IC[5] 中津川市道坂本270号線 - 事業中
茄子川IC[5] 中津川市道坂本264号線 - 事業中
中津川西IC[5] E19 中央自動車道

国道19号

- 事業中

歴史

進捗状況

  • 調査区間 : 八幡町 - 和良町(約22km)
  • 供用区間 : 和良町 - 下呂市保井戸(8.1km)[2]
  • 計画路線 : 下呂市 - 中津川市(約50km)

沿革

  • 1994年12月16日 - 計画路線に指定される。
  • 1996年 - 当道路で初めて、一部区間が「金山下呂道路」として事業採択される。
  • 1997年 - 金山下呂道路が着工される。
  • 2009年3月13日 - 和良金山道路が国の補助事業として採択される。
  • 2012年7月24日 - 金山下呂道路が供用開始される。
  • 2016年
    • 3月25日 - 和良金山道路が供用開始される。
    • 4月1日 - 中津川工区の約5kmが事業化される。

主なトンネルと橋

  • ささゆりトンネル(全長4,877 m、岐阜県管理道路では最長トンネル)[1][2]
  • 和良金山トンネル(全長1,850 m)[6]
  • 乙原大橋(全長194 m)
  • 方須大橋(全長80 m)

事業区間ごとの概要

中津川工区(リニア関連工区)

中津川工区は、中津川市に設置予定のリニア中央新幹線岐阜県駅(仮称)の開業に合わせて整備が計画されている木曽川岐阜県道410号苗木恵那線美恵橋)から中央自動車道国道19号東諏訪交差点付近に新設予定の中津川西IC)に至る延長約5kmの区間である[7][8]。計画では、木曽川からリニア駅付近までは2車線、リニア駅付近から中央自動車道までは4車線で整備される予定となっている。2013年度より計画に着手し、2014年10月に開催された第195回岐阜県都市計画審議会に「中津川都市計画道路1・6・1号国道257号線」および「中津川都市計画道路3・6・18号一般国道257号線」として付議されたが[9]、地元からの反対意見が多く県による説明が不十分として継続審議となった[10]。この後、2015年10月に開催された第198回岐阜県都市計画審議会で異議なしとして承認された[11]。その後2016年4月に中津川工区は事業化された。

計画区間(下呂~中津川)

中津川工区の終点である美恵橋付近から下呂ICの約50kmは計画区間とされている。

供用済み区間

下呂ICから和良ICは供用済みである。

八幡・堀越峠工区

和良ICから郡上八幡ICまでの約10kmは調査区間となっている。中間地点である八幡町初納付近で国道472号線と接続する予定である[4]

その他

  • ささゆりトンネルでは2008年7月にサントリー缶コーヒーBOSSのCM「地上の星」編の撮影が行われた(トンネル内の現場風景撮影のみで収録は東京で行われた)[12]

脚注

  1. ^ a b 下呂市の道路整備状況をお知らせします(市政だより げろ 2009年7月号)” (PDF). 下呂市 (2009年7月). 2011年4月18日閲覧。
  2. ^ a b c d 金山-下呂、24日開通 (2012年7月14日付 同日閲覧) 岐阜新聞社
  3. ^ 濃飛横断自動車道が開通しました 下呂市HP (2012年8月3日閲覧)
  4. ^ a b c d e f g 濃飛横断自動車道(八幡・堀越峠工区)に関する説明会・配布資料(R2年9月1日)”. 岐阜県郡上土木事務所. 2020年10月21日閲覧。
  5. ^ a b c d e 濃飛横断自動車道”. 坂本地域まちづくり推進協議会. 2020年10月18日閲覧。
  6. ^ 建設業界ニュース中部版(2010年1月28日)[リンク切れ]
  7. ^ 濃飛横断自動車道計画に関する説明会” (PDF). 岐阜県恵那土木事務所 (2013年11月27日). 2014年11月29日閲覧。
  8. ^ 濃飛横断自動車道計画に関する説明会” (PDF). 岐阜県恵那土木事務所 (2014年3月19日). 2014年11月29日閲覧。
  9. ^ 第195回岐阜県都市計画審議会”. 岐阜県都市建築部 (2014年10月9日). 2014年11月29日閲覧。
  10. ^ “岐阜)リニア関連工事と湿地保全考えるシンポ、開催”. 朝日新聞. (2014年11月24日). http://www.asahi.com/articles/ASGCR62WLGCROHGB00K.html 2014年11月29日閲覧。 
  11. ^ "第198回岐阜県都市計画審議会議事録".岐阜県都市建築部(2014年10月8日).2017年2月26日閲覧。
  12. ^ 金山下呂トンネル工事ブログ(2008年7月27日)」市川・青協・日東・日産 特定建設工事共同企業体 2012年7月19日閲覧。

関連項目

外部リンク