「機界戦隊ゼンカイジャー」の版間の差分
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* 話数のカウントは「第○カイ!」と表記。サブタイトルの文末は一部の例外{{efn|第8カイと第11カイと第20カイ。}}を除き「カイ(かい)!」で統一されているほか、書体は漫画調のデザインになっている{{efn|オープニングのメンバー紹介、ならびに名乗りの際に背後に出るテロップも同様。}}。 |
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*2021年7月25日は「[[2020年東京オリンピック]]」中継のため、休止。 |
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2021年7月18日 (日) 02:02時点における版
スーパー戦隊シリーズ | ||
第44作 | 魔進戦隊 キラメイジャー |
2020年3月 - 2021年2月 |
第45作 | 機界戦隊 ゼンカイジャー |
2021年3月 - |
機界戦隊ゼンカイジャー | |
---|---|
ジャンル | 特撮テレビドラマ |
原作 | 八手三郎 |
脚本 | 香村純子 他 |
監督 | 中澤祥次郎 他 |
出演者 |
駒木根葵汰 増子敦貴 世古口凌 森日菜美 榊原郁恵 |
声の出演 |
浅沼晋太郎 梶裕貴 宮本侑芽 佐藤拓也 福圓美里 |
ナレーター | ゴブリン |
音楽 |
渡辺宙明 大石憲一郎 |
オープニング |
「全力全開!ゼンカイジャー」 歌:つるの剛士 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
プロデューサー |
井上千尋 (テレビ朝日) 白倉伸一郎 武部直美 (東映) 矢田晃一 深田明宏 (東映エージエンシー) |
製作 |
テレビ朝日 東映エージエンシー 東映 |
放送 | |
放送局 | テレビ朝日系列 |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2021年3月7日 - |
放送時間 | 日曜 9:30 - 10:00 |
放送枠 | テレビ朝日日曜朝9時30分枠の連続ドラマ スーパーヒーロータイム第2枠 |
放送分 | 30分 |
公式ウェブサイト - テレビ朝日 | |
公式ウェブサイト - 東映 | |
特記事項: 「スーパー戦隊シリーズ」 第45作 シリーズ45作記念作 |
『機界戦隊ゼンカイジャー』(キカイセンタイゼンカイジャー)は、2021年3月7日より、テレビ朝日系列で毎週日曜9:30 - 10:00(JST)に放送されている、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。通称『ゼンカイ』[1]。
キャッチコピーは「見てろよ、全ての戦隊!!」[2]。
概要
シリーズ45作記念作[3]。
並行世界をすべて消そうとする悪の組織「トジテンド」に立ち向かう人間のヒーロー「ゼンカイザー」とその仲間である4人の機械生命体「キカイノイド」の活躍を描く[4]。ゼンカイジャーは変身後の姿がそれぞれ歴代のスーパー戦隊モチーフとなっており[5][6][7][注釈 1]、額の番号は作品ナンバーを示している[9]。
制作
本作品のモチーフは「スーパー戦隊シリーズ」であり、当初は「センタイ戦隊センタイジャー」というタイトルであったが、出オチ感があることから現在のタイトルに変更となった[7]。
「ゼンカイジャー」の「ゼンカイ」には、「世界が暗い状況から全快する」という願いが込められているという[10]。
「5人1組である意味」という「スーパー戦隊の本質」をアニバーサリーとしてどう掘っていくのかということとなり、「ヒーロー1人1人が5人集まることでさらに5倍の力」という解釈と、「5人合わせて1人前」という解釈の2通りの解釈があり、プロデューサーの白倉伸一郎は「それぞれ欠けている強い個性を持った1人1人が、互いに補っていくことでチームを組むため強い」と思っていた[11][8]。だが、年月を重ねていくとそれぞれが優れた美男美女で、頑強な身体で正しい心を持っているというふうになり、5人が集まる意味とは何というところに戻ってしまうため、それを崩して「それぞれ欠陥はあるが、力を合わせることで素晴らしいチームになる」というものになり、多様性のあるチームとして人間以外のスーツのキャラクターにすることで、アニメのような強い個性のキャラクター造形を行えるものとなった[11][8]。1人の人間と4体のロボットという編成は、『バトルフィーバーJ』の前番組であったロボットアニメ『超電磁ロボ コン・バトラーV』の流れを汲む形で始まった放送枠であることから、合体ロボットアニメの実写化を意図していた作品であるため、スーパー戦隊たらしめたいチーム編成として、5色の5人のヒーローとロボットを別物にするのではなく、シリーズ一番の売りで源流であるロボットが最初から含まれたものとなった[7]。そうすることで、巨大戦が消化試合にはならず、ロボットの存在理由や必然性を出せるものとなった[7]。ただし、人間を一人も入れず、5人全員がロボであると実写とは言えないことから妥協点として、『動物戦隊ジュウオウジャー』同様のアイデアで、現在の形に落ち着いた[7][8]。ただし、『ジュウオウジャー』が人間態を用意したため、突飛な設定がいつも通りに見えてしまうという不思議な習慣があり、本作品ではそれが何のためにあるのか考えることを最初にやったといい、「スーパー戦隊の歴史と伝統」に縛られて「戦隊を変えてはいけないという圧力」が働いていたため、手つかずにいた部分を全てではないが、変えてもいいと意識を改めるという役割を担うものとなったという[8]。
『特命戦隊ゴーバスターズ』や『動物戦隊ジュウオウジャー』、『宇宙戦隊キュウレンジャー』や『魔進戦隊キラメイジャー』でやってきたスーツキャラの延長線上として、過去のスーパー戦隊でやりきれなかった要素の枝葉を削ぎ落として、芯だけにした形となった[11]。等身大のヒーローの戦いと巨大ロボット戦の間をどう繋げるのかという問いに、等身大のヒーローとそれに対応するメカのペア感を出すというセオリーになっており、巨大戦までの団結をそのペア感で埋めていくものだったが、本作品ではペアではなく同一のものであるとして、キカイノイドが変身し、さらに変形するものとなった[8]。
白倉が今まで担当してきた仮面ライダーシリーズの記念作である『仮面ライダーディケイド』や『仮面ライダージオウ』は意識しているが、スーパー戦隊に仮面ライダーのやり方をそのまま移植することはできず、ビジュアル的に差がつかないスーパー戦隊で毎週過去作のキャラクターを持ってきても、毎週同じになってしまうため、新しいものをどう料理するのがテーマであるとしている[11]。また、アニバーサリー展開の先例として多数のレジェンド戦隊が登場する『海賊戦隊ゴーカイジャー』があったが、それとは違うやり方として各レジェンドの世界設定やビジュアルに頼らず、それぞれの特色に由来した「能力」や「技」を使用するアイテムとして切り取っている[11][12][7]。また、『ゴーカイジャー』では直列的な世界観で繋がっているという設定だったが、本作品ではそれぞれのスーパー戦隊の世界が閉じ込められて身動きが取れないでいるという設定のため、『非公認戦隊アキバレンジャー』のようなメタフィクションで自分たちが知らない並行世界で活躍しているということから、過去の戦隊のキャストは登場しないという[13][7]。他方で、後述の事前特番への出演に際して白倉は、レジェンドの出演について「昔を振り返る回顧の形ではなく、現在進行形もしくは未来形になるような形で扱わないと失礼になるため、後ろを振り返る形ではない小出しにする形にしていきたい」とも発言している。
スーパー戦隊シリーズに見られる王道の面白さもありつつ、『がんばれ!!ロボコン』のようなロボットコメディの要素も入れている[14][15]。そのため、本作品では人間社会に普通に機械の人が溶け込んで生活しているなど、不思議ではあるがリアルな生活感を出すことである意味の「庶民感覚」を大事にしている[14]。
同時期に放送されている『仮面ライダーセイバー』同様、コロナ禍の影響から大人数でのロケ撮影が難しいため、グリーンバックステージで人物を撮影しリアルタイムで人物とCG背景・美術を合成する「ライブ合成(通称L合[16])」を使用している[15]。
登場キャラクター
機界戦隊ゼンカイジャー
並行世界を侵略しようとするトジテンドに対抗すべく立ち上がった1人の人間と4人のキカイノイドからなる5人の混成チーム[17][18]。
介人の両親が開発したギアトリンガーとセンタイギアを使い、並行世界に存在するスーパー戦隊の力を使って戦う[17]。
名乗りは「5人揃って、機界戦隊ゼンカイジャー!」[注釈 2]。
各メンバーは変身の前後にかかわらず本名で呼び合う。
- 名乗りポーズはモチーフとなる戦隊の要素を入れている[14]。
- 5人の年齢設定は特に決まっていないが、ジュランはヒト年齢で40代、プロデューサーの白倉によればガオーン、マジーヌ、ブルーンの3人は介人とほぼ変わらない年齢であるという[10]。
- ゼンカイザーを除く4人は撮影時の映り込みを考慮して足裏パーツも制作され、ゼンカイオーに左右合体することもあって、それぞれが対になるようなパーツ構成となっている[19]。また、従来の戦隊ロボ同様、パーツをタイツ生地のベーススーツの上に装着する構成となっている[20]。
五色田 介人 ()- 本作品の主人公[9]。ゼンカイジャーのリーダーで、メンバーの中で唯一の人間[9]。いかなる分野でも「世界初」を常に目指しており、ゆるく明るいいい人だがスイッチが一旦入ると熱血漢になる[21][9][17][18]。受け入れが早く、誰とでも分け隔てなく友達になる[18]。口癖は「全力全開」[21]。
- 介人を演じる駒木根は、本作品よりも前に演じていた役が心が荒んだ暗い人物像で、低い声のトーンで演じていたため、その役を引きずらないように高い声で演じようとしていたが、監督の中澤から「無理に変えなくていい」と言われたため、駒木根自身の自然体で役を作って演じている[22]。役作りとしては邪念を持たず、介人自身がハッピーな人間のため、0から10、90から100の間という狭い幅の中で表現している[2]。
ゼンカイザー | |
---|---|
身長 | 190cm |
体重 | 90kg |
スピード | 100km/h |
パワー | 1500馬力 |
- ゼンカイザー
- 介人が変身する戦士[21][9]。ゼンカイスーツは白を基調としており[23]、赤、青、黄、緑のラインやゴールドのプロテクターカイザーアーマーがある[12][24][18]。キャッチフレーズは「秘密のパワー!」。
- 『秘密戦隊ゴレンジャー』のアカレンジャーがモチーフ[5]。額のセンタイナンバーは「45」[25]。
- 当初はレッドにする予定であったが、ジュランをレッドにしたことから白をベースに真ん中の赤成分を多くした[26]。
- ベーススーツはアップ用・アクション用が制作され、アクション用には損傷があるものが優先されている[24]。スーツはスパンテックス製で、肩はフィルムシート、胸のプロテクターは塗装によって処理しており、ラインはプリント処理で表現している[24]。アカレンジャーのデザインには存在しなかったのぞき穴がデザインの意匠として成立している[24]。
- 名乗りはアカレンジャーの後期の名乗りをモチーフとしている[2]。
スーパーゼンカイザー | |
---|---|
身長 | 210cm |
体重 | 410kg |
スピード | 120km/h |
パワー | 2000馬力 |
- スーパーゼンカイザー
- ゼンカイザーがゼンカイジュウギアによって変身する強化形態[27]。キャッチフレーズは「秘密のパワーアップ!」。
- 先端部を飛ばすことが可能な長槍状のドリルゼンカイテンランス[27]。必殺技はギアトリンガーのハンドルを複数回回した後、ゼンカイテンランスをビームに乗せて発射し敵を貫く超ゼンカイスーパーバスター。
- 『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のドラゴンシーザーがモチーフ[27]。ゼンカイテンランスも同作品の剛龍神の剛龍槍ドラゴンアントラーをモチーフとしている[28]。「16」のセンタイナンバーはなく、「Z」のモチーフが刻まれている[27]。
- 撮影用スーツはアップ・アクション兼用の1着が制作されている[27]。ゼンカイザーの顔部分は型も含めて新規に起こされているほか、一切ゼンカイザーのスーツは使用されていない[27]。タイツ、関節部などの袖パーツの順に着込み、ウレタン注型によって成形された各パーツを装着している[27]。ゼンカイテンランスはウレタンによるワンオフ造形で、先端部はパーツ換装によってナイロンテープを装着し、表現している[27]。
- ジュラン
- ゼンカイジャーの一人であるキカイノイド。一人称は「俺」で、「よろしこ」[18]「ぶっちゃけ」「ちょ、待てよ」といった独特の言い回しを多用し、ステップをよくとる。
- パーティーが好きで渋くてクールなイケオジであると本人は自認しているが、傍から見ればかっこつけの少しウザい頑固おやじ[21][9][17][18]。だが、介人やキカイノイドの暴走に対しては大人の視点で諭す[17]。マジーヌとは幼少期からの付き合いで遊び相手をしていた。
- 人間たちにはキカイトピアが融合した当初から興味を抱いており、バーベキューパーティーに飛び入り参加するなどして親睦を深めようとしていた。しかし、その最中にトジテンドに武力侵攻によって会場を荒らされたことによって他の人間たちにキカイノイドの姿であることから偏見を持たれ[18]、トジテンドと一緒くたに怯えられてしまう。それに落ち込んでいたところをクダックに襲われた少年を庇い、それを助けた介人にゼンカイジャーとして戦うことを求められ、最初は前述の経緯から恐れていたが、彼と助けた少年からの感謝と親愛を受けたことでその思いが氷解し[18]、ゼンカイジャーとして戦うことを決意、2人目のメンバーとなった[ep 1]。
- イメージソースは「キムタクぶっている人」で[13]、「ちょ待てよ」や「ぶっちゃけ」などのような感じのセリフがあるが、「メイビー」や「やっちゃえ、ガオーン」などをアドリブで入れているという[29][10]。
ゼンカイジュラン | |
---|---|
身長 | 195cm |
体重 | 340kg |
スピード | 100km/h |
パワー | 1400馬力 |
- ゼンカイジュラン
- ジュランが変身する戦士[21][9]。キーカラーは赤[30]。キャッチフレーズは「恐竜パワー!」。専用武器は剣ジュランソードと盾ジュランシールドで、ゼンカイオーの武器としても使用される[30][18]。
- ガオーン
- ゼンカイジャーの一人であるキカイノイド。一人称は「僕」。
- 基本的には温厚で優しく、ハイテンションで陽気な性格をしており、機械ではあるが、「丸くてキュート」という理由から人間を含めた地球の全てのかわいい生き物を愛し、介人はペット扱いしている[21][9][17][18]。その反面、キカイノイドには興味がなく冷たく接する[21][9][17]。だが、丈夫なキカイノイドに対して、弱い人間を攻撃することができず、ジュランたちの攻撃からステイシーを庇うなどしていたが、介人の言葉を受けてその態度を軟化させ、ジュランたちを名前で呼ぶようになった。
- 街中で飼い犬を含めた動物たちを愛でようとしていた際に、ゼンカイジャーのメンバーをスカウトしようとしていた介人を気に入り、彼に近づいて友達になろうとし、その彼からゼンカイジャーとしてスカウトされるも、当初はキカイノイドと関わりたくないという理由から断っていた。しかし、トジテンドが侵略活動で他の動物たちを傷つける光景に怒りを露わにし、人間界のあらゆる動物たちを守るためにゼンカイジャーとして戦うことを決意し、3人目のメンバーとなった[ep 2]。
ゼンカイガオーン | |
---|---|
身長 | 196cm |
体重 | 340kg |
スピード | 150km/h |
パワー | 1400馬力 |
- マジーヌ
- ゼンカイジャーの一人であるキカイノイドで、メンバーの中では紅一点。一人称は「自分」で、「ぬぬぬ」という疑問符や「ゆゆゆ」という感嘆符、「はちゃめちゃ」という言葉が口癖で、基本的に語尾に「〜っす」と付けて話す。
- オカルトやファンタジーが好きで、占いが趣味[18]。引っ込み思案な性格で、あまり言葉を強く上げることはなく、急に話しかけられると取り乱してしまうほどの人見知りなオタク気質[21][9][17][18]。しかし、好きなものを馬鹿にされると激怒して早口になり[21][17]、その剣幕はガオーンが思わず仰け反って謝罪をしてしまうほど。整理整頓が苦手[21][18]。ジュランとはキカイトピアに住んでいた幼少期に、ご近所付き合いで一緒に遊んでもらった仲で、ゼンカイジャーに加入するまでは「ジュランおじちゃん」と呼んで慕っていた。
- コオリワルドと交戦していた介人たちゼンカイジャーと出会い、占いが好きだと知った介人に頼まれてワルドの場所を占うも、全く当たらずに落ち込んでしまう。その際にゼンカイジャーにスカウトされたが、フィジカル的なことに自信が持てずに受けられずにいた。しかし、「占いは当たらなくても面白い」と占いを認めてくれた介人の言葉で強さを得て[18]、占いを始める時の気持ちを思い出し、融合した新しい世界を守るために勇気を出してトジテンドの戦いに参加、ゼンカイジャー4人目のメンバーとなった[ep 3]。
ゼンカイマジーヌ | |
---|---|
身長 | 204cm |
体重 | 270kg |
スピード | 130km/h |
パワー | 1100馬力 |
- ゼンカイマジーヌ
- マジーヌが変身する戦士[21][9]。キャッチフレーズは「魔法パワー!」。専用武器は魔法の炎などを打ち出す魔法の杖マジーヌスティックで、ゼンカイオーの武器としても使用される[20][18]。
- ブルーン
- ゼンカイジャーの一人であるキカイノイド。一人称は「私」。
- 常に敬語で話し、あらゆるものに疑問を持ち、何かと気になることがあると戦闘中でもウザいくらいに答えを追求してくる好奇心旺盛で、誰に対しても敬語を使う生真面目な学級委員タイプ[21][9][17][18]。マジーヌとは対照的なキレイ好きで整理整頓が得意[21][9]。キカイトピアにいたころからその知りたがりな性格は健在であり、庶民の生活に甘んじていては何一つ疑問を解き明かせないという理由からトジテンドに押しかけて従軍を希望したという経歴を持つ。
- トジテンドの掃除係をさせられており、構成員たちからはその性格からぞんざいに扱われているが、トジテンドの機密事項を知ったことでトジテンドパレスから逃亡する[17]。その中でゼンカイジャーのメンバーと出会い、ギアの力で戦う彼らと見知らぬ物事で溢れる地球に興味を抱き、自身の疑問にも真剣に向き合ってくれる介人の心根を感じ取り、その後は自身に何も教えてくれず、挙句には粛清しにきたイジルデを呼び捨てにしてトジテンドへの決別を宣言し、ゼンカイジャー最後のメンバーとして仲間入りを果たした[ep 4]。
- 台詞中に「ややっ」というものがあるが、これは元々「むむっ」というセリフだったものが、マジーヌの「ヌヌヌ」というセリフと酷似することから変更されたものである[10]。
- 一番身長を大きく見せるため、ゲタを履いている[29]。
ゼンカイブルーン | |
---|---|
身長 | 200cm |
体重 | 420kg |
スピード | 80km/h |
パワー | 1700馬力 |
世界海賊ゴールドツイカー一家
海賊トピア出身である、世界から世界を渡り歩く世界海賊(略称:界賊)[32][28]。地球の大気圏外に浮かぶ界賊戦艦クロコダイオーを住居兼移動手段としており、一家4人はそこで生活をしている。
かつてトジテンドからパクった技術(盗作)を利用して作った並行世界ゲートで幾多の並行世界を訪れていたが、SDトピアを訪れた際にカッタナーとリッキーが呪いにかかって人間からSDの姿に変えられてしまい、そのSDトピアもトジテンドによってトジルギアに閉じ込められてしまったことでトジテンドを倒してSDトピアを解放することが戦う理由であることが明らかとなった[ep 5][28]。
「面白そうなことには、頭から突っ込め!」が一家のモットー[32]。
- ゾックス・ゴールドツイカー
- 界賊一家の長男。一人称は「俺」。トジテンドパレスから奪った設計図で、妹のフリントによって開発されたギアダリンガーとセンタイギアを使用して、ツーカイザーに変身する。
- 歌と踊りが得意で、普段はノリのいい陽気な性格の持ち主で、面白いと思ったことを優先するが、界賊らしく欲しいものは奪ってでも手に入れる主義であり、そのためならどんな相手にも一切容赦しない。その一方で、勝負にはそれなりの誇りとこだわりを持って挑んでおり、その中で負けたのであれば素直に認め、約束はしっかりと果たす律儀な一面も持つ。また、家族思いな一面もあり、妹や弟がワルドの作戦に巻き込まれた際には静かな怒りを持ってワルドに戦いを挑んでいる。
- ゼンカイジャーとステイシーとの戦いに突然現れ、ステイシーからギアを強奪するために急襲した[ep 6]。その後は人間界で価値観の違いもあって、平然と海賊行為を行っていたが、介人と「この世界で界賊行為をしない」という約束をかけた戦いで負けを認め、彼なりに常識的な行動を心がけるようになる[ep 7]。
- だが、周囲の住民を巻き込むことも厭わず、トジテンドと戦っていたため、介人たちから反感を買うが、介人がお互い干渉せずに戦い、介人たちが住民たちを守ることを決めたことで解決するが、和解はしなかった[ep 5]。しかし、家族共々介人のことは面白いと感じており、ステイシーがトジテンドに誘ってきた際にはゼンカイジャーに取り引きの内容をあっさりと話して共同戦線を行い、敵対するという芝居を打ってステイシーの作戦を破綻させている[ep 8]。
ツーカイザー | |
---|---|
身長 | 185cm |
体重 | 100㎏ |
スピード | 120km/h |
パワー | 1600馬力 |
- ツーカイザー
- ゾックスが変身する戦士[33][28]。キャッチフレーズは「海賊のパワー!」。キーカラーは金色[34]。
- 陽気な踊りと歌を得意とし、少し気の抜けた掛け声とは裏腹に、攻撃は痛快で容赦がない[28]。
- その容姿や装備などのデザインは海賊戦隊ゴーカイジャーの並行世界を訪れた際にフリントがゴーカイジャーをかっこいいと思ったため、パクっている[32][35][28]。
- 必殺技はギアダリンガーの舵輪のハンドルを回して、強力なエネルギーの刃を飛ばすツーカイザー・ゴールドスクランブル。
- ツーカイザーオーレンフォーム
- ツーカイザーがツーカイリッキーギアを使用することで変身する武術特化フォーム[34]。変身時のダンスはフラメンコ風。
- 強いパンチ力を有しており、怒涛の連打による徒手空拳を得意とする。必殺技は全身にオーラを纏って真下に拳を叩きつけることで、敵の上空に出現するワームホールから巨大な拳で押しつぶすツーカイザー・超力スターナックル。
- 『超力戦隊オーレンジャー』のオーレンジャーロボとキングレンジャーがモチーフ[36]。
- ツーカイザーシンケンフォーム
- ツーカイザーがツーカイカッタナーギアを使用することで変身する剣術特化フォーム[34]。変身時のダンスは日本舞踊風。クールな振る舞いと歌舞伎役者のような名乗りが特徴[37]。
- ギアダリンガーをソードモードに変えて、冷静沈着かつ華麗な剣術で攻撃する。必殺技はギアダリンガーソードモードの剣に炎を纏わせ、袈裟懸けに敵を一刀両断する痛快斬・真剣一閃。
- スーパーツーカイザー
- フリント・ゴールドツイカー
- 界賊一家の長女[38][28]。ゾックスのことを「アニキ」と呼ぶ。
- 気の強い性格をしており、介人にゾックスの子分と間違えられて激怒したこともある。
- 一家のエンジニアを担当しており、トジテンドパレスから盗み出した設計図を元にギアダリンガーとセンタイギアを開発した[32][28]。また、自身も銀色のフリントロック銃を所持しており、トジテンドパレスに侵入した際には銀色のハンマーを振るって戦う一面[ep 7]やトジテンドたちとの戦いではフリントロック銃でクダックたちに乱射する一面[ep 8]も見せていた。
- 名前の由来は、フリントロックから[39]。
- カッタナー・ゴールドツイカー
- 界賊一家の弟[33]。性格は少しクールである[28]。
- 普段は小柄だが、ツーカイザーがセンタイギア33番のツーカイカッタナーを使用することで巨大化し、ツーカイザーに宿ってアーマーとなり、心身をシンクロすることでシンケンフォームにチェンジさせる能力を持っている。
- また、クロスカイオー操縦時には巨大化する。
- リッキー・ゴールドツイカー
- 界賊一家の弟でカッタナーとは双子[33]。些細なことでもカッタナーと張り合うなど、少しやんちゃな性格[28]。
- 普段は小柄だが、ツーカイザーがセンタイギア19番のツーカイリッキーを使用することで巨大化し、ツーカイザーに宿ってアーマーとなり心身をシンクロすることでオーレンフォームにチェンジさせる能力を持っている。
- また、クローリングオー操縦時には巨大化する。
ゼンカイジャーの関係者
五色田 ヤツデ ()- 介人の祖母[40][9]。駄菓子カフェ「カラフル」の店主[21][9]。介人からは「ヤッちゃん」と呼ばれている[41]。
五色田 功 ()- 介人の父で、世界工学の研究者[21][18]。並行世界を見つけ、美都子とともにスーパー戦隊の能力を元にセンタイギアやギアトリンガーを開発するが、10年前に行方不明となっている[21][9][12]。ブルーンの情報によれば、トジテンドのイジルデの研究グループの中にいたことが明かされている[ep 4]。
五色田 美都子 ()- 介人の母で、夫同様研究者[21][18]。並行世界を見つけ、功とともにスーパー戦隊の能力を元にセンタイギアやギアトリンガーを開発するが、10年前に行方不明となっている[21][9][12]。ブルーンの情報によれば、トジテンドのイジルデの研究グループの中にいたことが明かされている[ep 4]。
- セッちゃん
- 介人の友達として功と美都子が開発した鳥型玩具ロボ[44][21][9][17]。一人称は「オイラ」で、語尾に「チュン」と付けて話す。
- 「世界を守る」と介人が決意したことで、突然人語を喋るようになり、戦いをアシストするナビゲーターのような存在となる[21][9][17]。
- 名前の由来は、「説明してくれる鳥」ということから「取説」からきている[13]。
ゼンカイジャーの装備・戦力
共通装備
- センタイギア[25]
- ゼンカイジャーが使用する並行世界に存在するスーパー戦隊の力が凝縮された歯車型のアイテムで、変身や巨大化に用いられる[21][6]。トジルギアのようにスーパー戦隊を世界ごと閉じ込めているわけではなく、スーパー戦隊の力をイメージして作られたものである[45]。表面のヒーローサイドと裏面の機界サイドに分かれており[9]、それぞれのスーパー戦隊をイメージした技や能力を使用できる[6]が、ターボレンジャーのように原典にはない技や能力もある。
- 初期メンバーが使用するものは功と美都子が開発したものだが、ツーカイザーが使用するものはトジテンドパレスから奪った設計図を元に開発したものと初期メンバーのセンタイギアを参考に作り出した同様のギアの2種類がある[32]。
- ヒーローサイドの効果は、ゼンカイジャーたちが発動した場合は初期メンバーの能力、ツーカイザーが発動した場合は追加戦士の能力が発動される[35]。
センタイナンバー 名称 ヒーローサイドの効果 機界サイドの効果 備考 初登場 45 ゼンカイザー ゼンカイザーへの変身 全界合体の発動 第1カイ! 16 ゼンカイジュラン ゼンカイジュランへの変身 ゼンカイジュランの巨大化
ジュランティラノへの機界変形40 ジュウオウジャー ジュウオウイーグルの野性解放の発動 39 ニンニンジャー 忍烈斬の発動 25 ゼンカイガオーン ゼンカイガオーンへの変身 ゼンカイガオーンの巨大化
ガオーンライオンへの機界変形第2カイ! 06 ゴーグルファイブ ゴーグルリボンの出現 26 ハリケンジャー 超忍法・影の舞の発動
秘打千本ノックの発動29 ゼンカイマジーヌ ゼンカイマジーヌへの変身 ゼンカイマジーヌの巨大化
マジンドラゴンへの機界変形第3カイ! 38 トッキュウジャー 連結攻撃の発動 30 ゼンカイブルーン ゼンカイブルーンへの変身 ゼンカイブルーンの巨大化
ブルーンダンプへの機界変形第4カイ! 17 ダイレンジャー ダイレンロッドの召喚 45 ゼンカイレッド ゼンカイレッドへの変身 スピンオフ 42 ルパンレンジャー イタダキストライクの発動 パトレンジャー イチゲキストライクの発動 41 キュウレンジャー 運気の上昇
対象の巨大化第5カイ! 43 リュウソウジャー リュウソウケンの召喚 36 ゴーバスターズ 超スピード・超パワー・超ジャンプの発動 第6カイ! 18 カクレンジャー 忍法・消え身の術の発動 第7カイ! 25 ガオレンジャー 野生パワーの発動 01 ゴレンジャー ゼンカイジャーハリケーン 消しゴムの発動 10 フラッシュマン ローリングバルカンの能力をギアトリンガーバズーカに付与させる 44 キラメイジャー 魔進の召喚 第8カイ! 35 ツーカイザー ツーカイザーへの変身 04 デンジマン デンジパンチの召喚 第9カイ! 19 ツーカイリッキー ツーカイザーオーレンフォームへの変身 ツーカイオーリッキーの界賊合体の発動 33 ツーカイカッタナー ツーカイザーシンケンフォームへの変身 ツーカイオーカッタナーの界賊合体の発動 21 メガレンジャー サイバースライダーの召喚 第10カイ! 34 ゴセイジャー ウインドライブの発動 第11カイ! 31 ゲキレンジャー サイブレードの召喚 13 ターボレンジャー 対象にターボをかける 第12カイ! 28 デカレンジャー ディーワッパーの召喚 第13カイ! 32 ゴーオンジャー フルパワージェットダガーの発動 12 ライブマン ファルコンセイバーの召喚 第14カイ! 03 バトルフィーバー 勝手にダンスを踊り出す 11 マスクマン オーラパワーの発動 02 ジャッカー ビッグワンの権力の発動 24 タイムレンジャー 戻された時間を元に戻す 第15カイ! 14 ファイブマン 理科の知識を得て賢くなる 第16カイ! 05 サンバルカン バルカンボールの発動 第17カイ! 15 ジェットマン 幻覚を敵に見せる 第18カイ! 27 アバレンジャー ウイングペンタクトの召喚 第19カイ!
- ライダーギア
初期メンバーの共通装備
- ギアトリンガー[25]
- ゼンカイジャーが共通して使用するガトリング砲型の変身銃[25][21][9][24]。
- ヒーローサイドを上にしたセンタイギアをセットし、ハンドルを回してトリガーを引くことで変身する[9]。メイン武器にもなり[24]、再度ハンドルを回すことで必殺技を放つほか、機界サイドを上にしたセンタイギアをセットすることで巨大化や全界合体を行うことが可能[9]。
- 必殺技はギアトリンガーのハンドルを回して放つ強力なビームで敵を貫いた後、ゼンカイジャーのシンボルマークを模したエネルギーの塊で粉砕するゼンカイフィニッシュバスター。また、巨大化した4人の必殺武器ギアトリンガーバズーカとしても巨大化が可能。
- 玩具の150%の大きさで、アップ用・アクション用・ロボットのコクピット用・回転ギミックが付いたものの4種類のプロップが制作された[24]。
- ゼンカイバックル[25]
- ゼンカイザーの腰にあるバックル[25]。黄色いVサインが刻印されており、内部にセンタイギアが6個収納されている[25]。
- ギアを取り出すカット用のモデルには開閉ギミックがあり、蝶番があるが、アップ用モデルには蝶番がなく、厚みも異なる[24]。
ツーカイザーの装備
- ギアダリンガー
- フリントがトジテンドパレスから奪った設計図を基に開発した変身アイテム兼メイン武器[35]。ガンモードとソードモードに変形可能。
- アップ用プロップは舵輪の回転機構がある[35]。
- ツーカイバックル
- 形状はゼンカイバックルと同形状だが、色が異なる[35]。
- アップ用モデルはゼンカイバックル同様に開閉ギミックが設けられている[35]。
巨大戦力
機界変形は#機界戦隊ゼンカイジャーを参照。
ゼンカイオー
機界変形したゼンカイジャーが2体1組で全界合体した姿[9]。合体後もそれぞれの意識はあり、それぞれの主導によって戦い方や武器を変えていく[45]。尺の都合で合体シーンがカットされることもある[ep 9]。
操縦席にはゼンカイザーも搭乗するが、彼がいなくてもキカイノイドの意志で動かすことは可能。しかし、再合体する際にはゼンカイザーの力が必要である。また、合体した2体は意思によって分離することも可能で敵の攻撃を避けたり、拘束から抜け出したりする際に利用する。
必殺技は通常、操縦席にいるゼンカイザーがギアトリンガーのハンドルを回してトリガーを引くことによって発動するが、ゼンカイオー単独での発動も可能である。また2体が同時に必殺技を放った際はゼンカイジャーのシンボルマークを模した巨大なエネルギーが生成され、それを敵にぶつけることでトドメを刺す。
- 従来のようにコアメカに乗ったゼンカイザーを中心に、他の4体が両手足として合体した形となると本作品の等身大戦でもロボ戦をするという特徴がボケてしまい、ゼンカイザーが専用のメカに乗ると他の4体との差別化ができなくなってしまうことから、番組開始段階では人間と機械生命体の違いを明確にするため、ゼンカイザーは調停者のパイロットとして仲の悪い2体を合体させるものとなった[7]。
- ゼンカイオー ジュラガオーン
- 第2話より登場。ジュランティラノとガオーンライオンが全界合体した接近戦特化のコンビネーション[9][17]。武器はジュランソード、ジュランシールド、ガオーンクロー[9][17][45]。必殺技はジュランソードで円を大きく描いた後に、敵を3回切りつけるジュランソード円月クラッシュ[45]。
- ゼンカイオー ジュラマジーン
- 第3話より登場。ジュランティラノとマジンドラゴンが全界合体した空中戦が得意なコンビネーション[9][17]。武器はジュランソードとマジーヌスティック[45]。巨大な翼で飛行し、魔法を空中から放つ[45]。高速回転することで風のエレメントを作り、氷を羽の切れ味を活かして切り裂いた[17]。
- ゼンカイオー ブルマジーン
- 第4話より登場。マジンドラゴンとブルーンダンプが全界合体した遠距離戦闘型のコンビネーション[9][17]。武器はビームを発するブルーンビッカー、マジーヌスティック[17][45]。必殺技は高速滑走で敵に接近し、持ち手を変えたブルーンピッカーの連打を3回食らわせるブルーンピッカーアクセルストライク[45]。
- ゼンカイオー ブルガオーン
- 第4話より登場。ガオーンライオンとブルーンダンプが全界合体した肉弾戦に特化したコンビネーション[9][17]。武器はブルーンビッカーとガオーンクロー[45]。両足のタービンホイールで高速移動し、ゴーゴーパンチで攻撃[17]。
クロコダイオー
ツーカイザーが操縦するゴールドツイカー一家の住居兼移動手段となるワニ型界賊戦艦[28]。
搭載した並行世界ゲートシステムにより、自由に他の並行世界を航海可能となる。また、宇宙も航海することが可能。
武器は高出力エネルギー砲と油圧式の巨大グラップルとなるワニのような船首[28]。
- クロスカイオー
- 巨大化したツーカイカッタナーが操縦リフトに乗って操縦するクロコダイオーの上部ユニットが分離したジェット戦闘艇[28]。
- 得意技は、敵をアクロバット飛行で撹乱して、敵を上空から撃ち落とすクロスカイオービーム[28]。
- クローリングオー
- 巨大化したツーカイリッキーがシートに乗って操縦するクロコダイオーの下部ユニットが分離したオフロードバイク[28]。
- 得意技は敵にハイジャンプして連射するクローリングオーバルカン[28]。
ツーカイオー
クロコダイオー、カッタナー、リッキーが界賊合体した姿。合体時にはゼンカイオー同様に、ツーカイザーが胸部中央の操縦席に搭乗して制御する。
- ツーカイオーカッタナー
- カッタナーが頭部、リッキーが腕を構成する剣術に特化した戦闘形態。武器は左腕に装備されたカッタナー刀で、侍の剣術を得意とする[28]。必殺技はカッタナー刀に烈火大斬刀のオーラを纏わせた後に乱れ斬りを繰り出すカッタナー刀 烈火大斬。
- ツーカイオーリッキー
- リッキーが頭部、カッタナーが腕を構成する銃撃と格闘に特化した戦闘形態。武器は右腕に装着された超リッキーガンとワニの頭のようになっている左腕で、遠距離の相手には超力バルカンを放ち[28]、近距離の相手にはカンフースタイルの攻撃を繰り出す。必殺技は左腕のワニで敵を吸収して粉砕する超力クラッシュと、右腕の超リッキーガンから超力を込めたビームで撃ち砕く超力バースト。
スペック
機界変形 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 全高 | 全幅 | 全長 | 重量 | スピード | 出力 | 初登場 |
ジュランティラノ | 32.7m | 21.0m | 48.7m | 1300t | 250km/h | 500万馬力 | 第1カイ! |
ガオーンライオン | 25.5m | 21.5m | 38.8m | 1250t | 300km/h | 500万馬力 | 第2カイ! |
マジンドラゴン | 19.2m (翼上まで33.0m) |
63.5m | 67.8m | 1050t | 400km/h | 400万馬力 | 第3カイ! |
ブルーンダンプ | 22.3m | 24.3m | 25.2m | 1450t | 350km/h | 600万馬力 | 第4カイ! |
ツーカイザーのマシン | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 全高 | 全幅 | 全長 | 重量 | スピード | 出力 | 初登場 |
クロコダイオー | 21.0m | 43.0m | 49.0m | 2500t | 400km/h | 1050万馬力 | 第11カイ! |
クロスカイオー | 13.0m | 19.5m | 49.5m | 1300t | 350km/h | 550万馬力 | |
クローリングオー | 20.6m | 7.5m | 43.0m | 1200t | 350km/h | 500万馬力 |
全界合体 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 全高 | 全幅 | 胸厚 | 総重量 | スピード | 出力 | 初登場 |
ゼンカイオー ジュラガオーン | 45.0m (肩上まで47.0m) |
38.5m | 21.5m | 2400t | 350km/h | 1000万馬力 | 第2カイ! |
ゼンカイオー ジュラマジーン | 45.0m (肩上まで46.5m) |
86.8m | 20.2m | 2200t | 300km/h | 900万馬力 | 第3カイ! |
ゼンカイオー ブルマジーン | 45.0m (肩上まで46.5m) |
84.5m | 21.0m | 2400t | 400km/h | 1000万馬力 | 第4カイ! |
ゼンカイオー ブルガオーン | 45.0m (肩上まで47.0m) |
35.8m | 20.8m | 2600t | 300km/h | 1100万馬力 |
界賊合体 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 全高 | 全幅 | 胸厚 | 総重量 | スピード | 出力 | 初登場 |
ツーカイオーカッタナー | 48.7m | 41.7m | 14.5m | 2600t | 400km/h | 1100万馬力 | 第12カイ! |
ツーカイオーリッキー | 46.0m | 32.3m | 14.5m | 2600t | 400km/h | 1100万馬力 | 第13カイ! |
トジテンド王朝
キカイトピアに本拠地トジテンドパレスを構える闇の王朝[44][17]。
恐怖政治によってキカイトピアの一般市民を支配し、数多くの並行世界をトジルギアに閉じ込めていた[12][17]。キカイトピアで支配者階級にあるため、一般市民からの評判は悪い[12]。キカイノイドと人間が共存し、キカイトピアの一部と融合したことで閉じ込めることができず、最後に残った人間世界の侵略を目論む[21][6][12][17]。
- 「とりあえずわかりやすい構成」ということとなり、偉い人、ギアを製造したり改造する人、スーツで現場でアクションができる人、鳥のナビゲートができるロボという最小限の編成となった[13]。
- ボッコワウス
- トジテンドに君臨する恐怖の大王[44][46][17]。一人称は「ワシ」。
- 国民のキカイノイドからも恐れられている暴君で、基本的に部下に対しては非常に厳格かつ高圧的に接している[17]。機嫌が悪くなると激しい口調で責め立て、トジテンドパレスが揺れ、構成員たちが飛び上がるほどの力で床を叩きつけて威圧する。その一方で、腹心のゲゲには非常に甘く[17]、猫なで声になるほどに可愛がる他、些細なことで言い争いになった構成員たちを諌める一面も見せている。
- バラシタラ
- トジテンドの幹部である軍隊長[44][46][17]。武闘派で、ミサイルヘッドを搭載した槍バラスピアーなど強力な火器を装備する[46][17]。下半身はキャタピラのような戦車の姿をしており、体には複数の勲章がついている。一人称は「小生」で、語尾に「〜であります」「〜である」と付けて話す。
- 性格は行動隊長らしく冷酷かつ威勢の強い性格。支配層以外のキカイノイドを価値がないと見下している[ep 1]。また、種族問わず数百人の妻を持っている模様で、その中の一人の人間の女性から生まれたステイシーは息子であるが、彼の母親を放逐するなどして使い捨てにしていることが示唆されており、ステイシーに対する愛情も皆無で、親子関係は険悪なものとなっている[ep 6]。その一方で、敵であっても闘いぶりに賞賛する武人的な一面や、ワルドの能力に翻弄されたり、ゼンカイジャーのボケに律儀に付き合うコミカルな一面も見られる。
- イジルデ
- トジテンドの幹部である技官[44][21][46]。戦車型の車椅子に乗ったような姿が特徴[12]。武器はマジックハンド棍イジックハンド[17]。トジルギアなど様々なアイテムを開発し、キカイノイド兵を強化した[12][17]。一人称は「我輩」。
- トジテンドの繁栄に貢献する実直的な性格だが、短気なボッコワウスに狼狽えたり、ワルドやゼンカイジャーのペースに振り回されたりする気の小さい一面もある。
- ゲゲ
- ボッコワウスの寵愛を受ける腹心の鳥型ロボット[44][46][17]。常にボッコワウスの肩にあたる部分に止まっている[21]。
- 小さな外見とは裏腹にドスの効いた低い声で話し、主君のボッコワウスには甘い言葉で進言する一方で、バラシタラやイジルデに対しては常に上から目線の高圧的な態度で接していて、彼らから疎まれている[46]。
- 人間世界をトジルギアに閉じ込めはせずに、領地を増やすために武力で侵略することを進言する[ep 1][17]。
- ゼンカイジャー側にも鳥のナビゲート役がいたため、鳥で揃えている[13]。
- ステイシー
- トジテンドからの刺客で、バラシタラと彼の893番目の妻である人間の女性から生まれた息子。父親とは違って人間のような外見をしていて、黒と紫を基調とした衣服と紫色の爪が特徴で、本人は「半分は人間」と称し、イジルデからは「人間に近いもの」と称されている。一人称は「僕」。
- クールかつ堅い口調・振る舞いが特徴で、人間世界にさほど関心を示していないような面が見られる。その一方で任務前にたこ焼きを買い食いしていたり、介人に付き合って競争をしたりするなどの一面も見せている[ep 10]。一方、トジテンドヘの忠誠心はなく、仲間と呼ばれた時には否定し「それ以外の何者でもない」と豪語している。また、自身の母親を捨て、母子共々無関心かつ非情な扱いを受けてきたことから、バラシタラを「あいつ」と呼ぶなどして父親とは認めておらず、両者との関係は険悪なものとなっている[ep 6]。そのため、親に対する信頼関係を否定している。
- イジルデの実験として与えられたギアトジンガーとダークセンタイギアを使い、ゼンカイジャーたちを狙う。トジテンドの任務を仕事と割り切って行っていたが、介人の両親に対する絶対的な信頼に嫌悪感を抱き、個人的な理由でゼンカイジャーと敵対することとなった[ep 6]。冷淡な父親を見返すべく、イジルデの協力も得てゼンカイジャーを倒そうと目論む。
- レトロワルドによって変わってしまった世界でヤツデと出会った際に自らの母の面影を重ね、後に「サトシ」と名乗ってカラフルを訪れるも、自らの正体を知らされないように、ジシャクワルドに苦戦する介人たちに力を貸した。
- 元々ステイシーは企画段階では構想になかったキャラクターであったが、主役オーディションに参加していた世古口に演じてもらうために急遽誕生したキャラクターである[47]。
ステイシーザー | |
---|---|
身長 | 180cm |
体重 | 120kg |
スピード | 80km/h |
パワー | 1550馬力 |
- ワルド
- クダックがトジルギアをセットされることで強化した怪人態[12][46]。クダックからクダイターに変化した上で変貌を遂げ、頭部と両腕が並行世界に準じた世界へと姿や形が変化する。自分がそれぞれどの世界のワルドなのか忘れないように意識するため、語尾に世界の名称を付けながら話す。
- それぞれトジルギアの元になった世界を展開する力を持っており、その能力を悪用しながら人間界の侵略活動を行っていく。
- 撃破されると力の暴走したトジルギアが残され、それを幹部たちの放ったクダイテストが踏みつけたり、触れたりすることによってそのボディを侵食し、ダイワルドとして変貌・巨大化を遂げる。等身大のワルドと比べ、世界を大きく侵食する力を持ち、ワルドだった時の人格や声質も受け継がれる。
- クダック
- 一般戦闘員[21][46]。マスクをしたような顔が特徴[12]。人語は話さず、「ダックダック」と喋る。
- 電源のプラグのような槍を武器として所持している。巨大化して登場したり[ep 6]、リサイクルワルドの能力によって人間やキカイノイドを変化させたリサイクルクダックというものも登場する[50]。
- クダイター
- 上級戦闘員[21][46]。クダックを強化改造したもので、茶色の歯車のついたボディと白い牙のような顔が特徴。クダックとは異なり、人語を話すことができる。
- 電源のプラグのような叉槍プラグランサーを所持しており、電撃を纏って相手を突く攻撃を繰り出す。ワルドはこのクダイターの素体が元になっている。
- クダイテスト
- 巨大戦闘員[46]。クダイターを巨大強化改造したもので、尻尾がついた怪獣を思わせる姿が特徴。ハニカム状のパネルのような顔モニタックアイから高熱のビームを放つ。クダイター同様に人語を話すことも可能。
- 基本的にはワルドが倒された際に幹部に呼び出されるなどして現れ、ダイワルドを生み出すために利用される。また、ダイワルドに呼び出されて戦闘に参加することもある。
トジテンドの装備・戦力
- トジルギア
- トジテンドが使用するガジェットで、いくつもの並行世界を閉じ込めている[21][12]。力が暴走するとその力に世界が侵食される[7]。
- これをクダックにセットすることでワルドを生み出す。ワルドが倒された場合は分離して力が暴走したまま残されるが、ダイワルドが倒されるとトジルギアは破砕・消滅し、閉じ込められていた並行世界が解放される。
- トジルギアシステムの開発中に生み出されたダミーのトジルギアがあり、バラシタラがこれを利用してゼンカイジャーとツーカイザーを争わせた[ep 11]。
- ギアトジンガー
- ステイシーが使用するガトリング銃型の変身銃。イジルデがギアトリンガーを参考に開発した[48]。
- ヒーローサイドを上にしたダークセンタイギアをセットし、ハンドルを回してトリガーを引くことで暗黒チェンジや偽者の歴代戦隊の召喚を行う[48]。機界サイドを上にしたダークセンタイギアをセットすることで偽者の巨大ロボの召喚も可能。しかし、偽者を多数召喚するなどしてギアを使いすぎるとエネルギー切れを起こしてしまい[48]、召喚した偽者が消滅してしまうというデメリットもある[ep 6]。
- 第13カイ!ではリサイクル戦隊ダイワルジャーがギアトリンガーバズーカを模したリサイクルバズーカを放った。
- アップ用プロップはハンドルを回すことで実際にガトリングが回転するギミックが仕込まれている[48]。
- ダークセンタイギア(暗黒ギア[51])
- ステイシーが使用する歯車型のアイテム。イジルデがセンタイギアを参考に開発した。
- バトルシーザーロボ
- イジルデが開発したステイシーザー専用の巨大暗黒ロボ[28]。武器は暗黒剣、ステイシールド[28]。脚についているソードシーザーは肩や腕にも装備可能で近距離や遠距離など様々な射程への攻撃が可能[28]。
- ツーカイオーカッタナーとの戦いで破壊された[ep 8]。
センタイナンバー 名称 ヒーローサイドの効果 機界サイドの効果 備考 初登場 暗 ステイシーザー ステイシーザーへの変身 バトルシーザーロボの召喚 第7カイ! 01 ゴレンジャー 偽者のゴレンジャーの召喚 16 ジュウレンジャー 偽者の大獣神の召喚 25 ガオレンジャー 偽者のガオレンジャーの召喚 偽者のガオキングの召喚 29 マジレンジャー 偽者のマジレンジャーの召喚 偽者のマジキングの召喚 30 ボウケンジャー 偽者のボウケンジャーの召喚 偽者のダイボウケンの召喚 11 マスクマン 偽者のマスクマンの召喚 第8カイ! 14 ファイブマン 偽者のファイブマンの召喚 10 フラッシュマン 偽者のフラッシュマンの召喚 02 ジャッカー 偽者のジャッカー電撃隊の召喚 第14カイ!
巨大暗黒ロボ 名称 全高 総重量 スピード 出力 初登場 バトルシーザーロボ 45.5m 2100t 350km/h 900万馬力 第12カイ!
設定・用語
- カラフル
- ヤツデが営む駄菓子カフェ。介人とヤツデの自宅を兼ねていたが、後にジュランたち4人も居候することとなった[18]。
キャスト
レギュラー・準レギュラー
本作品では企画の特徴から、人間のキャラクターを極力減らし、オーディションも女性キャストのものは行われなかったという[8]。
- 五色田介人 / ゼンカイザー - 駒木根葵汰
- ゾックス・ゴールドツイカー / ツーカイザー[注釈 3] - 増子敦貴(8 - )[33]
- ステイシー - 世古口凌(6 - )[47]
- フリント・ゴールドツイカー - 森日菜美(9 - )[38]
- 五色田ヤツデ - 榊原郁恵
声の出演
本作品では指名オーディションで、1つのキャラクターにつき、5人ほどの候補の声優を決めて行われたという[8]。
マジーヌ役のみはスタジオでのオーディションで行われ、実写作品という大前提の下、アニメとリアリティの濃いバランスが欲しかったため、劇団ひまわりに所属し、ドラマにも出演経験のある宮本が選ばれた[8]。
- ジュラン / ゼンカイジュラン - 浅沼晋太郎[52]
- ガオーン / ゼンカイガオーン - 梶裕貴[52](2 - )[53]
- マジーヌ / ゼンカイマジーヌ - 宮本侑芽[52]
- ブルーン / ゼンカイブルーン - 佐藤拓也[52]
- ギアトリンガー、ゼンカイオー音声 - レニー・ハート[54]
- セッちゃん - 福圓美里[55]
- ギアダリンガー音声 - 関智一[56](8 - )
- カッタナー - 鈴木崚汰(9 - )[38]
- リッキー - 松田颯水(9 - )[38]
- ボッコワウス - 中田譲治[55]
- バラシタラ - 乃村健次[55]
- イジルデ - 竹田雅則[55]
- ゲゲ - 鈴木達央[55]
- ナレーション - ゴブリン(1)
ゲスト
- 警備員 - 若園尚哉(1,3)、中村敦(1)
- リポーター - 立川ユカ子(1,2)
- MC - 赤堀二英(1)
- パリピ - 松本城太郎(1)
- 子ども - 小林郁大(1)
- 子供キカイノイド - 黒岩竜乃介(1,3,12,15,17)[57][58][注釈 4]、永島叶和(19)
- 五色田功 - 川岡大次郎[59](1,19)
- 五色田美都子 - 甲斐まり恵[59](1,19)
- 介人(幼少期) - 上野山夢輝(1,15,19)
- 幼いマジーヌ - 鳩間みのん(3)
- アナウンサー - 新行市佳(3)
- スーさん - 喜多川2tom(4,7,19)
- 新婦 - 長野じゅりあ(4)
- アイドル - 真野未華(4)
- 街の人 - 椿直、鈴木奈津子(6)
- 転売ヤー - 寺本翔悟(9)
- カッタナー / リッキー(二役)[注釈 5] - 須東煌世(10)
- レポーター - 竹森まりあ(10)
- 八百屋店員 - 藤田雅明(11)
- 子供 - 高須敦斗、永島叶和、町田絢(12)、伊奈聖嵐、黒岩竜乃介(13)[60]
- 野島諒 - 嶺岸煌桜(15)
- ステイシーの母 - 磯崎美穂(15,16)
- 竹の子族 - カケフダタクロー(15)
- 織恵 - 鳩間みのん(17)
- 万里 - 竹内一加(17)
- ケミィ - 小竹結梨、高岡香[注釈 6](17)
- 骨格標本の声 - 伊藤健太郎(17)[61]
- メロリアの声 - 高岡香(18)
- 初森花恋 - 福田愛依(18)
- 神代玲花 / 仮面ライダーサーベラ - アンジェラ芽衣(20)『仮面ライダーセイバー』
- 神代凌牙 / 仮面ライダーデュランダル - 庄野崎謙(20)『仮面ライダーセイバー』
スーツアクター
- ゼンカイザー[52][9][17]、キカイノイド(1)[62]、シシレッド(5)[63] - 高田将司
- ジュラン / ゼンカイジュラン[52][9][17] - 竹内康博
- ガオーン / ゼンカイガオーン[52][9][17] - 蔦宗正人
- マジーヌ / ゼンカイマジーヌ[52][9][17] - 下園愛弓
- ブルーン / ゼンカイブルーン[52][9][17] - 岡田和也
- ツーカイザー[33][28]、リュウソウレッド(5)[63] - 伊藤茂騎
- ゼンカイオージュラガオーン[29][17] - 藤田洋平
- ゼンカイオーブルマジーン[29][17]、バトルシーザーロボ[28] - 草野伸介
- ツーカイオー[64][28] - 森博嗣
- バラシタラ[55][46][17] - 清家利一
- イジルデ[55][46][17] - 村岡弘之
- ステイシーザー[65][28] - 神前元
- クローバーキング(14)[66] - 寺本翔悟
- スペードエース(14)[66] - 鍜治洸太朗
- ダイヤジャック(14)[66] - 清水麟太郎
- ハートクイン(14)[66] - 橋本恵子
スタッフ
メイン監督は数多くのスーパー戦隊を手掛け、パイロットとしては『手裏剣戦隊ニンニンジャー』以来の中澤祥次郎、メインライターは『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』を担当した香村純子が手掛ける[25][6]。
プロデューサーは平成仮面ライダーシリーズを牽引し、『五星戦隊ダイレンジャー』以来27年ぶりにスーパー戦隊を担当する白倉伸一郎が手掛ける[6]。白倉は、初期の平成仮面ライダーではスーパー戦隊との差別化から禁じ手とされていた敵組織の軍隊的な組織構造をしなかったが、近年の仮面ライダーシリーズでは敵味方がスーパー戦隊のように組織化していったことから、本作品ではスーパー戦隊の有り様を構築する時期に来ていたと判断し、番組として新しく始まるスーパー戦隊がちゃんと話題になるという狙いから50周年を迎える仮面ライダーシリーズではなく、スーパー戦隊のプロデューサーとして関わったという[7]。また、スーパー戦隊を多く手掛けていた鈴木武幸が東映を退職し、戦隊が手薄になり、燃料が投下できていない状況が続いたため、平成仮面ライダーというムーブメントに『ジオウ』で一区切りがついたため、反省の意味も込めて作品内容だけでなく、周辺環境や制作体制も含めて戦隊を強化するものとなったといい、『ディケイド』同様本作品が1年のみに留まらず種まきを次のアニバーサリーに向けて直接するため、プロデューサーを務めることとなった[8]。
中澤や香村を起用した理由として、白倉は長年仮面ライダーシリーズを担当してきた白倉が、その手癖でスーパー戦隊に手を付けるのは危険であると思い、監督と脚本をスーパー戦隊を熟知した布陣にして混成チームにすることで新たな引き出しを開けに行くという思いもあったという[8]。
渡辺宙明がスーパー戦隊シリーズで劇伴を担当するのは、『大戦隊ゴーグルファイブ』以来39年ぶりとなる[4]。
諸田敏がスーパー戦隊シリーズで監督を担当するのは、『天装戦隊ゴセイジャー』以来11年ぶりとなる[63]。
- 原作 - 八手三郎[67][25][17]
- 連載 - テレビマガジン、てれびくん
- Special Thanks - 石ノ森章太郎[67][17]
- プロデューサー - 井上千尋[67][25][17](テレビ朝日)、白倉伸一郎[67][25][17]・武部直美[67][25][17](東映)、矢田晃一[67][25][17]・深田明宏[67][25][17](東映エージエンシー)
- 脚本 - 香村純子[67][25][17] ほか
- 音楽 - 渡辺宙明[67][17]、大石憲一郎[67][17]
- 撮影 - 上赤寿一、相葉実、大沢信吾
- 照明 - 堀直之、柴田守、林大樹
- 美術 - 岡村匡一
- 録音 - 佐藤公章、中山寿範
- 編集 - 佐藤連
- スクリプター - 渋谷康子、國米美帆、森みどり、國米美子、高山秀子、栗原節子
- チーフ助監督 - 茶谷和行
- 制作担当 - 石切山義貴、中島嘉隆、東正信、田中耕作、𠮷川和也
- ラインプロデューサー - 佐々木幸司
- 計測 - 佐藤真之[注釈 7]
- 撮影助手 - 山田一都、加藤瞭一、渋井真、長谷川統万
- モニター担当 - 瀬尾幸夫
- Ultimatteオペレーター - 勝又章浩 / 川端健太、馬場覚(ヨコシネデジテック)
- 照明助手 - 林大樹 / 柴田守 / 泉谷しげる / 鹿野克己、堀本奈穂、川名和宏、速川英明
- 録音助手 - 相楽滋嵩、原明日香
- 美術助手 - 安田菜々美
- 装置 - 紀和美建
- 装飾 - 塩満義幸、山口康孝、淀名和祐介、大前瑠美(東京美工)、高津装飾美術
- セット付 - 古賀琢麻、井上天見、山田真冬
- 衣裳 - 杉山敦子、藤井和輝、浦智尋、神子島佑佳(東京衣裳)
- 介人衣裳デザイン - 村瀬昌広
- ステイシー衣装デザイン - 石川彩希
- ステイシー衣装制作 - JAP工房
- メイク - 室井彩世、清水亜莉沙(サフェイスメイクオフィス)
- 操演 - 橋本一輝(ライズ)
- 助監督 - 吉田尅隻、塩川純平、田渕大倫、上窪貴一、竹内祐一、斎藤凛太朗
- 原稿担当 - 佐々木智章
- 絵コンテ - 田中浩二、伊藤康洋
- マットアート - 木村俊幸
- アシスタントマットペインター - 原満陽子
- イラスト - 渋谷亮介
- 造型 - レインボー造型企画、前澤範、前澤まさる、吉川学
- キャラクター管理 - 佐藤藍(レインボー造型企画)、中村豊、田山健、西谷将之
- 進行主任 - 中保眞典、伊藤渉、永井大裕
- 制作進行 - 山崎敦貴、鈴置和己、皮剛、餅田愛里咲、木村寧音
- MA - 宮葉勝行、薄井洋明
- 選曲 - 宮葉勝行
- 音響効果 - 桑原秀綱(SoundRound)
- MAオペレーター - 錦織真里
- EED - 菊地光洋(東映デジタルラボ)
- EED助手 - 園山敦司、西田光憲(東映デジタルラボ)
- 技術運営 - 林和哉、川崎秀彦
- 仕上進行 - 行成杏奈
- 企画協力 - 企画者104
- 資料担当 - 松井大、神内大輝
- サブタイトル題字 - 平原ようす
- デザイン協力 - プレックス
- キャラクターデザイン - K-SuKe[68]、篠原保[46][注釈 8]
- AP - 磯田ゆう、瀧島南美、松浦大悟、小笠原栞菜
- 制作デスク - 高野葉月、中村光希、坪井美早紀
- 編成 - 芝高啓介(テレビ朝日)
- デジタル展開 - 渕勇二、柳井寛史(テレビ朝日)
- 宣伝 - 森千明
- インターネットデータ放送 - メディプレ
- Live合成 - 小林真吾、市田俊介、石原翔太、貞木優子、山本直史、木村尚平、松田祥嗣(東映ツークン研究所)
- VPDアーティスト - 植松美咲(ヨコシネデジテック)
- スーパーバイザー - 八木明広
- アセット作成 - アミネワークス
- Producer&Director - 大内勝憲
- 人形操演 - 人形劇団ひとみ座[38]
- アクション監督 - 福沢博文[67][25][17]
- 特撮監督 - 佛田洋[67][25][17](特撮研究所)
- 監督 - 中澤祥次郎[67][25][17]、田﨑竜太[17]、諸田敏[17]、山口恭平[17]、加藤弘之
- 制作 - テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
音楽
本作品ではエンディングテーマが存在しない[7]。『仮面ライダーセイバー』でエンディングにてダンスをしており、同時刻に放送されているアニメも同様のコンセプトであることから、本家本元の戦隊は譲る形となった[7]。その都合上、キャスト・スタッフのクレジットは全てオープニングに集約されるスタイルが取られている。
- 主題歌
-
- 「全力全開!ゼンカイジャー」[67]
- 作詩 - マイクスギヤマ / 作曲・編曲 - 園田健太郎 / 歌 - つるの剛士[67] / コーラス - ことのみ児童合唱団 / 振付 - 彩木エリ
- 映像の一部は物語の展開とも連動しており、毎話その回の本編の蔵出しが挿入される。
- 挿入歌
-
- 「全界合体!ジュラガオーン」[43][71](2)
- 作詩 - マイクスギヤマ / 作曲 - 渡辺宙明 / 編曲 - 大石憲一郎 / 歌 - ささきいさお、堀江美都子
- BGM「合身!ゼンカイオー ジュラガオーン」としても使用されているが、当初から歌にする前提で作曲している[72]。
- ささきと堀江は『秘密戦隊ゴレンジャー』の主題歌「進め!ゴレンジャー」を歌唱していた[43]。2人一緒に戦隊の曲を歌唱するのは、『海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船』の挿入歌「ないしょのユーレイヒー」以来10年ぶり[73]。
放送日程
この節の加筆が望まれています。 |
- 話数のカウントは「第○カイ!」と表記。サブタイトルの文末は一部の例外[注釈 9]を除き「カイ(かい)!」で統一されているほか、書体は漫画調のデザインになっている[注釈 10]。
- 2021年7月25日は「2020年東京オリンピック」中継のため、休止。
放送日 | 放送回 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
2021年 | 3月 7日第1カイ! | キカイ世界はキキカイカイ! |
|
香村純子 | 中澤祥次郎 |
3月14日 | 第2カイ! | ガオな野獣がごやっかい! | |||
3月21日 | 第3カイ! | マジでぬぬぬな魔法使い! | 田崎竜太 | ||
3月28日 | 第4カイ! | ブルブルでっかいおせっかい! | |||
4月 | 4日第5カイ! | 握り握られスシ大会! | 諸田敏 | ||
4月11日 | 第6カイ! | 不快不可解ゴミあつかい! | |||
4月18日 | 第7カイ! | 魔界の王子は気がみじかい! | - | 山口恭平 | |
4月25日 | 第8カイ! | ドアtoドアで別世界?! | |||
5月 | 2日第9カイ! | 世界海賊、愉快ツーカイ! | 中澤祥次郎 | ||
5月 | 9日第10カイ! | お昼も夜でもブルースカイ! | |||
5月16日 | 第11カイ! | 渡る世間は鬼ゴッコかい?! | 田崎竜太 | ||
5月23日 | 第12カイ! | ノロノロマイマイ、カタイ貝! | |||
5月30日 | 第13カイ! | リサイクルすりゃもう一回! | 加藤弘之 | ||
6月 | 6日第14カイ! | 決闘!ゼンカイVSツーカイ! |
| ||
6月13日 | 第15カイ! | ガチョーン!レトロに急旋回! | 中澤祥次郎 | ||
6月20日 | 第16カイ! | 磁石シャクだぜもう限界! | |||
6月27日 | 第17カイ! | ぬぬっとオカルト同好会! | 山口恭平 | ||
7月 | 4日第18カイ! | いのち短し、恋せよゼンカイ! | |||
7月11日 | 第19カイ! | ゼンカイ改め超ゼンカイ! | 加藤弘之 | ||
7月18日 | 第20カイ! | 剣士と界賊、兄の誓い。 | 毛利亘宏 | 諸田敏 |
放送局
ネット配信
YouTubeの以下のチャンネルにて、第1 - 9話の全編無料配信が行われた。
配信対象地域 | 配信先 | 更新期間 | 備考 |
---|---|---|---|
日本全域 | 2021年3月7日(1話) 3月14日(2話) 3月21日(3話) 3月28日(4話) 5月2日(1 - 9話) |
2021年4月6日までの期間限定(1話) 4月13日までの期間限定(2話) 4月20日までの期間限定(3話) 4月27日までの期間限定(4話)[79] 5月5日までの期間限定(1 - 9話)[80] |
東映特撮YouTube Official |
他媒体展開
映画
- 『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い! オール戦隊大集会!!』(2021年2月20日公開)
- 本作品の単独作品。
- 時系列的には第6カイ!の後の話となる[47]。
- 『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』(2021年7月22日公開予定)
- 仮面ライダー50周年×スーパー戦隊45作品記念。
Webムービー
- 『機界戦隊ゼンカイジャー ひみつ全開ファイル』
- YouTubeバンダイ公式チャンネルで配信の紹介動画。その1ではカラフルを訪れた子どもが変身したもう一人のゼンカイザー、その2と3ではDX全界合体玩具が登場する。
話数 サブタイトル 紹介 登場怪人・怪獣 配信日 その1 キミもチェンジ全開! ゼンカイザー
ゼンカイジュラン2021年
3月 8日その2 全界合体!ジュラガオーン! ジュランティラノ
ガオーンライオン
ゼンカイオー ジュラガオーンキックボクシングワルド
ダイキックボクシングワルド3月19日 その3 いくぜ!ゼンカイコンビネーション! ブルーンタンク
マジンドラゴン
ゼンカイオー ブルマジーン
ゼンカイオー ジュラマジーン
ゼンカイオー ブルガオーンプレスキワルド
ダイプレスキワルド3月28日 その4 ツーカイにチェンジ!ツーカイザー! ツーカイザー
ツーカイザーシンケンフォーム
ツーカイザーオーレンフォームタイヨウワルド
サクラモチワルド4月25日
スピンオフドラマ
- 『機界戦隊ゼンカイジャー スピンオフ ゼンカイレッド大紹介!』
- TELASAにて配信されるスピンオフ作品。全2話。前編は2021年3月21日、後編は3月28日配信[81]。
- 第7カイ!の前日談にあたる[47]。
- キャスト
-
- 五色田介人 / ゼンカイザー - 駒木根葵汰
- ゼンカイレッド - 伊勢大貴
- 最初のゼンカイジャーを名乗る男性。キカイノイドの戦隊を嫌い、人間による戦隊を作ろうとする。変身した姿はゼンカイザーがアカレンジャーのように真っ赤になった姿。キャッチフレーズは「レッドのパワー!」。必殺技はギアトリンガーの砲頭から出る炎を剣状にして斬る技。ノーマル悪者ワルドの妄想力で作り出したギアトリンガーで変身していたが、後に新たに生み出したギアトリンガーで変身した。
- 声の出演
-
- ジュラン / ゼンカイジュラン - 浅沼晋太郎
- ガオーン / ゼンカイガオーン - 梶裕貴
- マジーヌ / ゼンカイマジーヌ - 宮本侑芽
- ブルーン / ゼンカイブルーン - 佐藤拓也
- セッちゃん - 福圓美里
- ボッコワウス - 中田譲治
- バラシタラ - 乃村健次
- イジルデ - 竹田雅則
- ゲゲ - 鈴木達央
- ノーマル悪者ワルド - 関智一
- スーツアクター
- スタッフ
-
- 原作 - 八手三郎
- 連載 - テレビマガジン、てれびくん
- Special Thanks - 石ノ森章太郎
- 監督 - 加藤弘之
- 脚本 - 八手三郎
- 監修 - 香村純子
- 音楽 - 渡辺宙明、大石憲一郎
- 絵コンテ - 伊藤康洋
- アクション監督 - 福沢博文
- プロデューサー - 白倉伸一郎・武部直美(東映)、井上千尋・渕勇二・黄田脩民(テレビ朝日)
- 製作 - 東映、テレビ朝日
- 制作協力 - TELASA
話数 サブタイトル 配信日 初カイ! 赤い挑戦!ゼンカイジャー全壊?! 2021年
3月21日最終カイ! 白い逆襲!ゼンカイジャー全快! 3月28日
関連番組
- 『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
- 本作品と同じく、テレビ朝日系列にて放送されている教養バラエティ番組。2021年2月15日放送分にゼンカイザーがゲスト出演[84]。
- 『『機界戦隊ゼンカイジャー』スタート直前! 白倉Pに全力全開質問会!』
- CS放送のテレ朝チャンネル1にて、2021年3月6日に放送。本作品のプロデューサーである白倉伸一郎へのインタビューと、白倉が過去にスーパー戦隊シリーズで手掛けた作品より、強烈なインパクトを与えたエピソードのセレクト放送で構成された特別番組[85]。
ゲーム
- 『スーパーロボット大戦DD』
- バンダイナムコエンターテインメントより配信されている、スマートフォン用ゲームアプリ。2021年7月11日に実施された無料オンラインイベント『鋼の超感謝祭2021』にて、本作品の期間限定での参戦が発表された[86][87][88]。
脚注
注釈
- ^ ただし、あくまでもモチーフのため、モチーフとするロボット「風」の見た目となっている[7]。そのため、モチーフとなる戦隊は記号的な扱いとなっている[7]。また、今の親世代が観ていたものを中心に恐竜や動物などをモチーフとした戦隊を選ぶことで、親子で一緒に観られるような方針となった[8]。
- ^ 回によって名乗りの前口上が変化する[12]。
- ^ 第8話でのオープニングクレジットでは「ゾックス・ゴールドツイカー」。
- ^ 第1話・第3話のオープニングクレジットでは役名未表記。
- ^ 写真での出演。
- ^ 声の出演。
- ^ 第2カイ!以降『さとう真之』表記。
- ^ ボッコワウス[46]。
- ^ 第8カイと第11カイと第20カイ。
- ^ オープニングのメンバー紹介、ならびに名乗りの際に背後に出るテロップも同様。
- ^ ダイリサイクルワルド、ダイキノコワルド、ダイコオリワルド、ダイボクシングワルド、ダイスシワルドで構成された再生怪人による悪者戦隊。
出典
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- ^ 東映HM63 2021, pp. 22–23, 「ZENKAIGER OPENING SONG ARTIST INTERVIEW つるの剛士[主題歌アーティスト]」
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- ^ a b “ミニアルバム 機界戦隊ゼンカイジャー(1)”. 日本コロムビア. 2021年3月28日閲覧。
- ^ “スペシャル YOFFY、五條真由美 インタビュー”. 機界戦隊ゼンカイジャー 主題歌特設サイト|日本コロムビア (2021年5月2日). 2021年5月27日閲覧。
- ^ “スペシャル 増子敦貴 インタビュー”. 機界戦隊ゼンカイジャー 主題歌特設サイト|日本コロムビア (2021年5月16日). 2021年5月27日閲覧。
- ^ “ミニアルバム 機界戦隊ゼンカイジャー 2”. 日本コロムビア. 2021年5月27日閲覧。
- ^ 日本コロムビア アニメ部 の2021年7月11日9時50分のツイート、2021年7月13日閲覧。
- ^ “第1カイから第4カイまで期間限定無料大公カイ中!”. 機界戦隊ゼンカイジャー. テレビ朝日. 2021年5月3日閲覧。
- ^ “GWのおウチ時間は、期間限定の無料配信で「ゼンカイジャー」をイッキ見!”. 機界戦隊ゼンカイジャー. テレビ朝日. 2021年5月3日閲覧。
- ^ 「機界戦隊ゼンカイジャー スピンオフ」~ゼンカイレッド大紹介!~明日公開の全容を大紹介!!テレビ朝日公式 2021年3月20日
- ^ toei_ZENKAIGERの2021年3月27日のツイート、2021年3月28日閲覧。
- ^ “村岡弘之 タレントプロフィール”. ジャパンアクションエンタープライズ. 2021年6月17日閲覧。
- ^ “しくじり先生にスーパー戦隊の“ゼンカイザー”が登場!”. 電撃オンライン. (2021年2月9日) 2021年2月9日閲覧。
- ^ “スタート直前!白倉Pに全力前回質問会!”. テレ朝チャンネル. テレビ朝日. 2021年3月6日閲覧。
- ^ “『スーパーロボット大戦DD』×『機界戦隊ゼンカイジャー』期間限定参戦!”. スーパーロボット大戦DD公式サイト. 2021年7月11日閲覧。
- ^ @srw_dd_prの2021年7月11日のツイート、2021年7月11日閲覧。
- ^ @toei_ZENKAIGERの2021年7月11日のツイート、2021年7月11日閲覧。
参照話数
参考文献
- 『スーパー戦隊』学研プラス〈学研の図鑑〉、2021年4月8日。ISBN 978-4-0540-6788-2。
- 劇場パンフレット
- 『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』パンフレット 2021年2月20日発行 構成・文:用田邦憲 発行所:東映事業推進部
- 雑誌
- 宇宙船(ホビージャパン)
- 『宇宙船』vol.171(WINTER 2020.冬)、2020年12月28日、ISBN 978-4-7986-2390-0。
- 『宇宙船』vol.172(SPRING 2021.春)、ホビージャパン、2021年4月1日、ISBN 978-4-7986-2470-9。
- 『宇宙船』vol.173(SUMMER 2021.夏)、ホビージャパン、2021年7月1日、ISBN 978-4-7986-2526-3。
- 『東映ヒーローMAX』VOLUME 63(2021 SPRING)、辰巳出版、2021年4月10日、ISBN 978-4-7778-2750-3。
- フィギュア王(ワールドフォトプレス)
- 『フィギュア王』No.277、ワールドフォトプレス、2021年3月30日、ISBN 978-4-8465-3241-3。
- 『フィギュア王』No.278、ワールドフォトプレス、2021年4月30日、ISBN 978-4-8465-3243-7。
- 『フィギュア王』No.279、ワールドフォトプレス、2021年5月30日、ISBN 978-4-8465-3244-4。
- 『フィギュア王』No.280、ワールドフォトプレス、2021年6月30日、ISBN 978-4-8465-3246-8。
- 『フィギュア王』No.281、ワールドフォトプレス、2021年7月30日、ISBN 978-4-8465-3250-5。
- 宇宙船(ホビージャパン)
外部リンク
- 公式ウェブサイト - テレビ朝日
- 公式ウェブサイト - 東映
- スーパーせんたいフレンズ - スーパー戦隊公式ファミリー向けサイト
- 機界戦隊ゼンカイジャー (@toei_ZENKAIGER) - X(旧Twitter)
テレビ朝日系列 日曜 9:30 - 10:00 スーパーヒーロータイム第2枠 |
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
魔進戦隊キラメイジャー
(2020年3月8日 - 2021年2月28日) |
機界戦隊ゼンカイジャー
(2021年3月7日 - ) |
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