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世界の超豪華・珍品料理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

世界の超豪華・珍品料理(せかいのちょうごうかちんぴんりょうり)は、1986年秋から1998年夏までフジテレビ系列局改編期年末年始を中心に年1回または2回ペースで放送された特別番組バラエティ料理紀行旅番組)。

概要

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木曜ファミリーワイド」、「金曜おもしろバラエティ」、「火曜ワイドスペシャル(後のカスペ!)」、「強力!木スペ120分」、「金曜エンタテイメント」などでの90分または2時間枠で放送されていた。ただし編成上の都合により、他の放送枠で放送された時もある。

様々な世代のタレント海外ロケに出向き、食用、ムカデ、ゴキブリ、ヒルネズミラクダトラワニピラニアなどの、放送されていたゴールデンタイムにとてもふさわしくないゲテモノ料理や激辛料理等を飲食しレポートするのが基本的な流れであった。毎回「いやー!」「まずい!」と誰もがほぼ口にしてしまうのが恒例となっていた。それら珍品を食すだけに、出演する芸能人の食レポのさまざまなまずそうな反応を放送することで様々な個性豊かなリアクションが生まれた。

若手からベテラン、大御所まで出演し、個性豊かなリアクションを見せる番組内容は視聴者に親しまれたが、その一方で、ゴールデンタイムの時間帯においてグロテスクな料理を各芸能人が露骨に気味悪がる様子や、嫌そうに食べるリアクションはマナー的にも失礼といった批判やそれを毎度毎度見せて「お笑い」にするという趣旨が、時代背景・放送倫理基準の厳重化・番組予算の縮小等々の影響で、「週刊フジテレビ批評」をはじめとした各メディアPTA民放連等に度々批判されるようになった。更に、ワシントン条約で国際商取引きが禁止されているベンガル虎肉料理「トラ肉の広東風炒め」を美川憲一うつみ宮土理西村知美に食べさせた事に対して、世界自然保護基金(WWF)日本委員会がフジテレビに対し猛抗議したことが問題となり、1998年7月9日(「木スペ120分」枠)の放送を以って[1]、12年にわたる番組が事実上の打ち切りとなった。

2009年6月17日ポニーキャニオンより「フジテレビ開局50周年記念DVD」のひとつとしてDVDが発売された。

出演者

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基本的に毎回異なっており、1組2名(または3名)で3〜4組出演していた。下記は1回でも出演したことのある出演者(あいうえお順)

など

ゲスト

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  • ジャッキー・チェン - とんねるずが香港の料理を食す回の時にスペシャルゲストとして登場。「満願全席」(一部)という珍品料理を食レポートすることになり、漢方のスープや「人糞虫茶」「鼠仔酒」などを飲んだ。当番組において海外ゲストが出演したのは、この時だけである。

スタッフ

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脚注

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  1. ^ 「笑えるけど超ヤバい!テレビ放送事故&ハプニング―言っちゃった禁止・H用語から、衝撃のトラブル映像まで!! 廣済堂ペーパーバックス」(2007年7月28日発売 廣済堂出版
  2. ^ [1]

関連項目

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外部リンク

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