コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

W3

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
W3
ジャンル SF
漫画:W3(講談社版)
作者 手塚治虫
出版社 講談社
掲載誌 週刊少年マガジン
発売日 1965年
発表期間 1965年13号 - 1965年18号
話数 6話
その他 未完
漫画:W3(小学館版)
作者 手塚治虫
出版社 小学館
その他の出版社
秋田書店(SC、AMB、選集、AB)
講談社(全集)
掲載誌 週刊少年サンデー
レーベル サンデーコミックス (SC)
秋田漫画文庫 (AMB)
手塚治虫漫画全集 (全集)
手塚治虫傑作選集(選集)
秋田文庫 (AB)
発表期間 1965年5月30日号 - 1966年5月8日号
巻数 全2巻
全3巻(AMB、全集)
アニメ:W3(ワンダースリー)
監督 手塚治虫
アニメーション制作 虫プロダクション
放送局 フジテレビ
放送期間 1965年6月6日 - 1966年6月27日
話数 全52話
テンプレート - ノート

W3』(ワンダースリー)は、手塚治虫SF漫画作品およびそれを原作とした虫プロダクション制作のテレビアニメである。

概要

[編集]

ジャングル大帝』に続く虫プロ3番目のアニメ作品で、虫プロ内の余剰人員を活用する目的で出された企画をその端緒とする。『W3』が形になるまでに、2度虫プロの企画と似たアニメが他の会社から制作され、虫プロではその都度設定変更を行っている。

漫画版は当初『週刊少年マガジン』に掲載された。しかし、前述の設定変更の際に社内で内通者騒ぎが起こり、不幸にもその発端となった作品が『W3』と同時掲載になったため、これを快く思わなかった手塚の意向によりマガジンでの連載を6回(1965年13号 - 18号)で打ち切り、設定を見直した上で掲載誌を『週刊少年サンデー』に変更して連載された(1965年5月30日号 - 1966年5月8日号)。このことは俗に「W3事件」と呼ばれている。

アメリカでは、Erika Film Production の手によって、THE AMAZING 3のタイトルで放送された。余談だが、エンドロールでの手塚の表記が"OSAMO TEDUKA"と誤記されている。

あらすじ

[編集]

1970年(連載時の近未来)、人類は相変わらず無益な戦争を繰り返し、その悪評ははるか遠くの銀河連盟の耳にも届いていた。そこで銀河連盟はW3(ワンダースリー)と呼ばれる銀河パトロール要員の3人を地球に派遣して1年間調査を行い、そのまま地球を残すか反陽子爆弾で消滅させるかを判断させることにした。ボッコ、プッコ、ノッコ(マガジン版では隊長、ガーコ、ノンコ)の3人は地球の動物の姿を借り調査をすることにし、それぞれウサギカモウマとなる。星真一少年は負傷していたW3を自宅の納屋にかばい、彼らと行動を共にすることになる。一方、真一の兄、光一は世界平和を目指す秘密機関フェニックスの一員として工作活動に従事していた。(マガジン版はここまで)

W3は初めこそ地球人の暴力性に嫌悪感を抱くが、真一少年の純朴な人柄に触れて考えを改めていく。その後、プッコの不手際で地球を数秒で破壊してしまう反陽子爆弾が悪の組織に渡ってしまう。それを知ったW3や真一達は反陽子爆弾を取り戻そうと立ち向かう。

登場人物

[編集]
星真一
本作の主人公。地球人の少年。曲がったことが大嫌いであるが、それが裏目に出て喧嘩ばかりしているため、周囲からは不良扱いされている。W3と出会ってからはW3と行動を共にする。連載中止となったマガジン版と比較すると性格が粗野になっている[1]。名前はSF作家星新一にちなむ。
ボッコ
W3の隊長で、本作のヒロインに相当する。階級は少佐。女性型の宇宙人で、地球に降り立った際にはウサギに変身している。真一にひっそりと恋心を抱く。名前は星新一ショートショートボッコちゃん」にちなむ。髪の色と耳の先の色が安定しておらず絵によって、黒だったり、ピンクだったり、茶色だったりする。
プッコ
背が低い銀河パトロール隊員の宇宙人。W3の一人で階級は中尉。地球に降り立った際にはカモに変身している。短気でおっちょこちょいな性格。ボッコのことを人知れず思っている。
ノッコ
背が高い銀河パトロール隊員の宇宙人。W3の一人で階級は兵長。地球に降り立った際にはウマに変身している。大らかでのんびりした性格。「ビッグ・ローリー」などのメカを作り出すことに長けている。
星光一
真一の兄。漫画家を装っているが、実際は世界の平和を守る秘密諜報機関「フェニックス」のメンバーF7号である。弟と同じで曲がったことが許せない熱血漢。『W3』の元になった企画では主人公となるはずだった。
エリゼ
星光一とコンビを組む「フェニックス」の女性隊員。光一とはひっそりと互いのことを想い合う仲。
馬場先生
真一の担任の先生。他の学校内の先生とは違い、真一に目をかけてくれる。名前は馬場のぼるにちなむ。
カノコ
出稼ぎの両親にかわって21人の弟や妹たちの面倒を見ている女の子。台風の際に真一に助けられる。実は彼女には、地球上の誰も(本人も)知らない大きな秘密があった。
五目
馬場先生の知り合いで、在野の科学者。貧乏暮らしをしているが実力は確かである。W3から託された設計図を元に、物質電送機を製作する。

単行本

[編集]
  • サンデーコミックス『W3(ワンダー・スリー)』全2巻(秋田書店
  • 秋田漫画文庫『W3(ワンダー・スリー)』全3巻(秋田書店)
  • 手塚治虫漫画全集『W3(ワンダー・スリー)』全3巻(講談社)
  • 手塚治虫傑作選集『W3(ワンダー・スリー)』全2巻(秋田書店)
  • 秋田文庫『W3(ワンダー・スリー)』全2巻(秋田書店)
  • 手塚治虫文庫全集『W3(ワンダー・スリー)』全2巻(講談社)
  • 手塚治虫トレジャー・ボックス『W3(ワンダー・スリー)』全1巻(図書刊行会)

アニメ版

[編集]

アニメ版は虫プロダクション製作で、1965年6月6日 - 1966年6月27日フジテレビ系で全56回(全52話+リピート放送4回)で放送されたモノクロ作品。オープニングでは「W3」に「ワンダースリー」のルビが振られ、後の主題歌集などでは「ワンダースリー」となっている。提供はロッテ。大まかなプロットは共通しているが、全52話のうち大部分が漫画版とは異なっている。

スタッフ

[編集]

キャスト

[編集]

各話リスト

[編集]

第35話までは日曜 19:00 - 19:30より、第36話以降は 月曜 19:30 - 20:00に放送された(東京地域の場合。地方局では放送の曜日や時間帯は異なっていた可能性がある)。

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出
1 1965年
6月6日
宇宙からの三匹 若林一郎 手塚治虫
2 6月13日 24時間の脱出 杉山卓
3 6月20日 シャングリラの謎 鈴木良武
4 6月27日 くすの木物語 柴山達雄
5 7月4日 浮ぶ要塞島 W-3演出部
6 7月11日 摩天楼動物園
7 7月18日 シバの女王 柴山達雄
8 7月25日 サーカスの怪人 杉山卓
9 8月1日 沈むな太陽 杉山卓
富岡厚司
10 8月8日 ミイラ工場 高橋良輔
11 8月15日 北の谷の決闘
(北の谷の決斗)
手塚治虫
12 8月22日 モグラモチ計画 虫プロ文芸部 W-3演出部
13 8月29日 食鉄魚 若林一郎 高橋良輔
14 9月5日 野犬の砦 杉山卓
15 9月12日 犠牲は許されない 北斗輝 高橋良輔
16 9月19日 我が名はエックス
(我が名はX)
丘津宏 岸本吉切
17 9月26日 黒いエキス 若林一郎 杉山卓
18 10月3日 サイロ爆破せよ 柏倉敏之 柴山達雄
19 10月10日 フェニックス物語 鈴木良武 斎出光布
20 10月17日 狂った標的 丘津宏 柴山達雄
21 10月24日 火山の追跡
(火山の冒険)
柏倉敏之 岸本吉切
22 10月31日 危険なステージ 丘津宏 杉山卓
23 11月7日 嵐の対決 北斗輝 高橋良輔
24 11月14日 謎の発明家 斎出光布
25 11月21日 死の自動車レース 山崎邦保
杉山卓
杉山卓
26 11月28日 海底にかける橋 柏倉敏之 斎出光布
27 12月5日 ダイヤモンドへの招待 月岡貞夫
28 12月12日 稲妻地帯
(稲妻の谷)
北斗輝 波多正美
29 12月19日 失われた一日
(消された一日)
佐脇徹 岸本吉切
30 12月26日 ペンギン作戦 柏倉敏之 杉山卓
31 1966年
1月2日
奇々怪々
(キキ・カイカイ)
佐脇徹 高橋良輔
32 1月9日 ワンパク合戦
(ちびっこ合戦)
柴山達雄
33 1月16日 四人の魔女 三木瀬たかし 高橋良輔
34 1月23日 雪女 北斗輝 杉山卓
35 1月30日 片目の灰色狼 大沢健一 月岡貞夫
36 2月7日 ジャングルの誓い
(ジャングルのちかい)
北斗輝 斎出光布
37 2月14日 アマゾンの謎
(アマゾンのなぞ)
唐十郎 大貫信夫
38 2月21日 恐怖のスキー大会 三木瀬たかし 岡崎稔
39 2月28日 砂漠の英雄
(サバクの英雄)
唐十郎 岸本吉切
40 3月7日 謎のピアノ
(グランドピアノの秘密)
杉山卓 波多正美
41 3月14日 飛び出せプッコ
(とび出せプッコ)
北斗輝 柴山達雄
42 3月21日 W3西部を行く
(ワンダースリー西部を行く)
唐十郎 高橋良輔
43 3月28日 宇宙から来たネズミたち
(宇宙からの恋人)
北斗輝 斎出光布
44 4月4日 動く大仏像 高木厚
45 4月11日 人工衛星ドロボー計画
(人工衛星ドロボウ計画)
杉山卓
46 4月18日 大ワニ騒動 三木瀬たかし 杉山卓
47 4月25日 くたばれテキーラ 柏倉敏之 斎出光布
48 5月2日 危険な風船旅行
(危険なフーセン旅行)
三木瀬たかし 大貫信夫
49 5月9日 スモッグミサイル 月岡貞夫
50 5月16日 ヘンテコマシーンでやっつけろ
(てんてこマシーンでやっつけろ)
波多正美
51 5月23日 地底の鯨
(地底のクジラ)
北斗輝 高橋良輔
リピート(第3話) 5月30日 シャングリラの謎 若林一郎 鈴木良武
リピート(第25話) 6月6日 死の自動車レース 山崎邦保
杉山卓
杉山卓
リピート(第24話) 6月13日 謎の発明家 北斗輝 斎出光布
リピート(第19話) 6月20日 フェニックス物語 鈴木良武
52 6月27日 さようならW3
(サヨウナラ・ワンダースリー)
手塚治虫 W-3演出部

注記:エピソードのタイトルでカギ括弧で括られたものは『虫プロダクション資料集1962-1973』に表記されたものである。

新聞のテレビ欄に書かれたものや実際に放送された画面でのタイトルがどうであったのかは解明が必要。丸括弧の中の方がむしろ正しいかもしれない。脚本や演出についての情報は『虫プロダクション資料集1962-1973』の方には欠落不明な箇所が多い。おそらくこの上の表はLD化やDVD化に際して調査を加えたものであろう。放送期間やリピート放送の存在、第36話以降の放送曜日と時間の変更についても同資料集の記述に拠った。

本番組の後継番組は同じスポンサーによる手塚治虫原作の『マグマ大使』(カラー実写特撮版で製作はピー・プロダクション)であった。 『W3』の第51話から最終話の間に4回のリピート放送が入っているのは,1966年7月4日の『マグマ大使』の放送開始までの準備期間であったということである。

主題歌

[編集]

オープニング・エンディングB・次回予告BGM「ワンダースリー」

 作詞 - 北川幸比古 / 作曲 - 宇野誠一郎 / 歌 - ボーカル・ショップ、白石冬美、近石真介、小島康男

解説:オープニングは、スタッフおよび提供スポンサー(ロッテ)のテロップのある物と、無い物の2種類がある。またスタッフテロップは第43話以降ロゴが変更された。懐かしのアニメ特集などでは、専らテロップ無しのものが使われているが、DVDには双方が収録されている。

テロップありヴァージョンのラストは、「♪ワンダースリ〜、ワンダースリ〜...」の歌に合わせて、「提供 ロッテ」の「ロッテ」のロゴの部分が揺れ動くという異色のパターンだった。

第3話までのオープニングは、映像は同じものの、主題歌は曲は同じながら歌詞とアレンジが全く異なり、また歌手もボーカル・ショップらではなく合唱団(詳細不明)が歌っている。この初期版は後述のDVD-BOXや、2004年5月26日日本コロムビアから発売されたDVD「虫プロ 手塚治虫アニメ主題歌集」に収録されている。

エンディングA「ワンダースリー」(インストルメンタル)

 作曲 - 宇野誠一郎

解説:現在残っている映像にはスタッフや声優のテロップは添えられていない。なお日本映画専門チャンネルの「手塚治虫アニメシアター」で放送した時は、全話がこちらを使用した。

放送局

[編集]

W3とウルトラQ

[編集]

放映開始からしばらくは常時20%台を維持する好視聴率をマークしていたが、その後TBSが同時間帯に円谷特技プロダクションの特撮番組をぶつけてくることが判明し、円谷の特撮技術をよく知っていた手塚治虫は番組の前途を危惧した[12]。その番組『ウルトラQ』が始まるや、『W3』の視聴率は急落、月曜19時30分枠への時間帯変更(正確には『快傑黒頭巾』との枠交換)のやむなきに至った。手塚は『ウルトラQ』第1話の放映を見たとき、息子である手塚眞の興奮ぶりが「すごいものであった」と記し、クライマックスが終わってから『W3』にチャンネルを変えたとき「ああ、これで負けた!」と感じたという[12]

一方手塚眞は著書『天才の息子』(ソニーマガジンズ、2003年)の中で、以下のように記している。珍しく手塚が家族と夕食を共にした席で『W3』が放送される時間に、妹とそれぞれ別の番組(名前は明記されていない)が見たくてチャンネル争いをしていた。それを見かねた母親(手塚夫人)は「お父さんの番組を見なさい」と叱ったが、そのとき手塚が「子供の観たいものを観せなさい!」と怒鳴り、眞と妹はびっくりして声も出ず、母親は驚いて泣き、気まずいムードになったという[13]

円谷特技プロダクション創設者である円谷英二の息子であり、当時フジテレビ映画部に所属して『W3』を担当していた円谷皐は、ウルトラQが始まり、W3の視聴率が一気に一桁台に急落して複雑な気持ちだったと述懐している。

DVD

[編集]

ネット配信

[編集]
  • 2019年12月5日より、YouTubeの「手塚プロダクション公式チャンネル」から第1話が無料配信されている。一方2020年5月28日より同年8月24日まで同チャンネルから、残りの51話が平日14:00に1話分ずつ期間限定無料配信されていた。配信形態は次の通り。
  1. オープニングは、第3話までは主題歌は初期版でスタッフ・提供クレジット無しバージョン、そして第4話からはボーカル・ショップ版・クレジット有りバージョンを使用。
  2. 次回予告が存在する話(第5話・第15話ほか)では、次回予告はナレーション無しで配信。
  3. 第16回から、本放送時に使用されたエンドカードを配信。
  4. 第22回から第40話まで、サブタイトル前に、本放送時に使用された「W3が地球に来たいきさつ」の映像を配信。
  • 2021年2月9日からは、YouTubeの「アニメログ」でも平日に1話ずつ無料配信された。配信形態は手塚プロ版と同じ。
  • 2023年2月28日からは「手塚プロダクション公式チャンネル」で、4話まとめて配信、同年11月7日からも配信が行われている。配信期間は次の通り。形態は前と同じ。
配信話 第1回の配信期間(JST 第2回の配信期間(JST)
01 04 2023.02.23 20:00 2023.04.28 13:59 2023.11.07 20:00 2024.01.09 13:59
05 08 2023.03.04 20:00 2023.11.09 20:00
09 12 2023.03.07 20:00 2023.11.14 20:00
13 16 2023.03.09 20:00 2023.11.16 20:00
17 20 2023.03.11 20:00 2023.11.21 20:00
21 24 2023.03.14 20:00 2023.11.23 20:00
25 28 2023.03.16 20:00 2023.11.28 20:00
29 32 2023.03.18 20:00 2023.11.30 20:00
33 36 2023.03.21 20:00 2023.12.05 20:00
37 40 2023.03.23 20:00 2023.12.07 20:00
41 44 2023.03.25 20:00 2023.12.12 20:00
45 48 2023.03.28 20:00 2023.12.14 20:00
49 52 2023.03.30 20:00 2023.12.19 20:00

舞台

[編集]

2017年7月、「Amazing Performance W3(ワンダースリー)」のタイトルで舞台化された[14]。セリフは一切なく、日本の漫画表現手法、パントマイム、ダンス、アクロバット、マジック、プロジェクションマッピングなどを駆使して表現している[14]

2025年6月、舞台「W3 ワンダースリー」として上演予定である[15]。前述の2017年版も担当したウォーリー木下(演出)によると、「〈前略〉言葉を中心に、また新しい『W3』を作ってみたいと思っています」「様々な仕掛けを舞台上に配置し、観客を不思議な世界に引きずりこみたい」と構想を語っている[15]

脚注

[編集]
  1. ^ 手塚マンガ あの日あの時 第13回:もうひとつのW3(ワンダースリー)(虫ん坊 2010年11月号)
  2. ^ 北海道新聞』(マイクロフィルム版) 1965年(昭和40年)8月 テレビ欄。
  3. ^ 河北新報』1966年5月2日 - 7月4日付朝刊、テレビ欄。
  4. ^ 『河北新報』1966年5月4日 - 7月6日付朝刊、テレビ欄。
  5. ^ 『河北新報』1966年5月2日 - 7月11日付朝刊、テレビ欄。
  6. ^ 福島民報』1965年6月26日 - 1966年6月25日付朝刊、テレビ欄。
  7. ^ 『福島民報』1965年6月8日 - 1966年6月28日付朝刊、テレビ欄。
  8. ^ 『福島民報』1965年6月19日 - 1966年7月12日付朝刊、テレビ欄。
  9. ^ 『福島民報』1965年6月27日 - 1966年7月10日付朝刊、テレビ欄。
  10. ^ 北國新聞』1966年6月10日付朝刊、テレビ欄。
  11. ^ a b 『北國新聞』1966年6月7日付朝刊、テレビ欄。
  12. ^ a b 手塚治虫『観たり撮ったり映したり』キネマ旬報社、1987年、P194
  13. ^ 『天才の息子』P33。手塚眞は、彼ら子どもたちが手塚のアニメを見なかったのは「嫌いだとかつまらないというより、身近すぎていつでも見られるという印象を持っていたからです」「ぼくらにとっては漫画もアニメも家業に過ぎません。他の家の子供のように待ちわびるということがあまりなかった。ああ、今日テレビでやっているのか、そんな感じでした」とも記している。このエピソードは漫画『新・ゴーマニズム宣言』(小林よしのり著)でも描かれている。
  14. ^ a b 手塚治虫「W3」がノンバーバルパフォーマンスで蘇る!宇宙初公演がまもなく”. ステージナタリー. ナターシャ (2017年7月1日). 2017年7月4日閲覧。
  15. ^ a b 手塚治虫「W3(ワンダースリー)」HiHi Jets井上瑞稀主演で新たに舞台化”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年12月3日). 2024年12月3日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 二階堂黎人 『僕らが愛した手塚治虫』、小学館、2006年、70 - 79頁。ISBN 4-09-387693-2

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
フジテレビ 日曜19:00枠
前番組 番組名 次番組
W3
(1965年6月6日 - 1966年1月30日)
快傑黒頭巾
(→枠交換)
フジテレビ系 月曜19:30枠
【当番組よりロッテ提供枠】
快傑黒頭巾
(→枠交換)
W3
(1966年2月7日 - 6月27日)