ウォーリー木下
表示
ウォーリー木下(ウォーリー きのした、1971年12月20日 - )は、日本の演出家、脚本家。所属事務所はキューブ。
東京都出身で、神戸大学卒業。演劇を始めたのは在学中で、1993年「劇団☆世界一団」(後にSundayと改称)を結成した。 2002年、パフォーマンスグループ「THE ORIGINAL TEMPO」(TOT)を結成し、演出・構成を担当している。TOTは、2008年、2009年にスコットランドのエジンバラフリンジフェスティバルで公演、批評紙で高評価を得た。2018年には神戸アートビレッジセンターの舞台芸術プログラムディレクターに就任[1]。
2021年には、2020年東京パラリンピックの開会式のディレクターを務めた[2]。
舞台作演(劇場外公演)
[編集]神戸アートビレッジセンター(KAVC)関連
[編集]- 落ちる娘、他(2004年)
- ワイルド番地(2005年)
- ロビーストーリーとねずみの秘密(2007年)
- ヤング!ジャンプ!(2009年)
東京パフォーマンスドールの公演
[編集]- PLAYxLIVE「1×0」(2013年)
- LIVE TOUR 2014夏(2014年)
- PLAYxLIVE「1×0 NEW VERSION」(2014年)
- ZEPP TOUR 2015春 ~DANCE SUMMIT“1×0”ver3.0~」(2015年)
- 「ハイキュー!!」(演出)(2015年)
- 「ハイキュー!!」〝烏野、復活!”(演出・共同脚本)(2016年)
- 「ハイキュー!!」〝頂の景色〞(演出)(2016年)
- 「ハイキュー!!」〝進化の夏〞(演出、脚本)(2017年)
- 「ハイキュー!!」〝勝者と敗者”(演出・共同脚本)(2017年)
- 「ハイキュー!!」〝最強の場所〞(演出、脚本)(2018年)
- 「ハイキュー!!」〝はじまりの巨人〞(演出、脚本)(2018年)
- 「ハイキュー!!」“飛翔”(演出、脚本)(2019年)
- 「ハイキュー!!」“最強の挑戦者(チャレンジャー)”(演出、脚本)(2020年)
- 「ハイキュー!!」“ゴミ捨て場の決戦”(演出・脚本)(2020年)
- 「ハイキュー!!」“頂の景色・2”(演出・脚本)(2021年)
その他
[編集]2003年
2004年
- ピッコロ演劇祭招待公演「ライオンと音楽家」
- KOKO PLAZAワークショップ「地球人大襲来」
2005年
- CBワークショップ公演「ボタン工場の羊少女メー」
- ダンスオペラ「PLANET WANDERLAND~鳥の落ちてきた日」
- 有栖零番館プロデュース「十二日鼠の小さな冒険」
- 有栖川有栖ミステリー劇場「インディアン島からの招待状」
- プロペラジャイブ「re-try」
2006年
- 3UNIT PRODUCE「ナイトサファリ」
- CBWS THEATER「小さな病院のメロディ」※脚本のみ
- HEP HALLプロデュース「LOVERS 2人だけのロミオとジュリエット~よろい編~」
2007年
- テラヤマ博「書を捨てよ、町へ出よう、とか」
- 劇団ひまわり「ニカ18」
- 赤星マサノリ一人芝居GLOBAL MAP「線平地」
2008年~
- HEP HALLプロデュース「素浪人ワルツ」
2008年
- 劇団ひまわり「山月記」
2009年
- 西村和宏(青年団)+ウォーリー木下企画「ハルメリ」※演出のみ
- 兵庫県立ピッコロ劇団「あの森に行ってはならない」
- 堺市民演劇「ドラマシアターSAKAI~5人の作家の5つの視点~」
2010年
- VOCE企画「8人の女たち」※演出のみ
- 京阪電車100周年事業「サーカストレイン」
2010年~
- ノンバーバルパフォーマンス「GEAR」
2011年
- ミュージカル「ズボン船長 FIFI AND THE SEVEN SEAS」※脚本のみ
2012年
- KIITOオープニングイベント「いざないの実験」
- NMS「アイ・アム・ウェイティング・フォー・ザ・マン」
2013年
- YOUPLAY「スペースレンジャーの不思議な惑星」
- PLAY ont the water「フール・オン・ザ・ヒル」※演出のみ
- 呼吸ら「星座から見た地球」
- 関西二期会「愛の妙薬」※演出のみ
2014年
- おおさかカンヴァス2014「御堂筋ウォーキング はたらく人~WORK AND WALK~」(演出)
2015年
- メイシアタープロデュース「やぶのなか」(脚色・演出)
- シアターBRAVA!10周年記念シリーズ つながる音楽劇「麦ふみクーツェ〜enerything is symphony!!〜」(脚本・演出)
- 灘区民ホール・関西二期会共同サロンオペラVol.3「ヘンゼルとグレーテル」(演出)
2016年
- DANCE BOX 20周年企画 「The PARTY -Can’t Stop the Dance-」(全体構成・演出)
- スターシアタープロデュース「Honganji」「Honganji-リターンズ-」(演出)
- 「ふじのくに⇄せかい演劇祭2016」(プログラム・ディレクター)
2018年
- 大阪府障がい者舞台芸術オープンカレッジ「うみのうたごえ」(演出)
- 「年中無休!」(演出)
- ミュージカル「リューン〜風の魔法と滅びの剣〜」(演出)
- 乃木坂46版ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」(演出)
- 「Amazing Performance W3(ワンダースリー)」(構成・演出)
2019年
- 音楽劇「ロード・エルメロイII世の事件簿-case.剥離城アドラ-」(総合演出)
- 乃木坂46版ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」2019(演出)
- SHOW BOY (演出)
- ミュージカル「リューン〜風の魔法と滅びの剣〜」再演(演出)
- 舞台「スケリグ」(演出)
2020年
- 舞台「スケリグ」再演(演出)
2021年
- 「バクマン。」THE STAGE(演出・脚本)
- 舞台「スタンディングオベーション」(演出)
- SHOW BOY(原案・演出)(ふぉ〜ゆ〜主演)(再演)
- ミュージカル「ダブル・トラブル」(演出)
- 音楽劇「プラネタリウムのふたご」(演出・脚本)
2022年
- 舞台「粛々と運針」(加藤シゲアキ主演)(演出)
2023年
- SHOW BOY(原案・演出)(ふぉ〜ゆ〜主演)(再再演)
メディア脚本
[編集]2001年
2002年
- 青春アドベンチャー『不思議屋博物館』(NHK-FM)
- 青春アドベンチャー『スウィート・アンダーグラウンド』(NHK-FM)
2007年
- こうたろ(YTV)
2012年
- よしもと情熱コメディ(YTV)
イベントディレクション
[編集]フェス
[編集]2001年
- 神戸ショートプレイフェスティバル
2004~2007年
- OSAKA SHORT PLAY FESTIVAL
2010年
- オパフェ!~オーサカパフォーマンスフェスティバル~
2011年~
- PLAY PARK―日本短編舞台フェス―
2013年~
- 多摩1キロフェス
2017年~
- 静岡ストリートシアターフェス「ストレンジシード」(プログラム・ディレクター)
その他
[編集]2017年
- サンリオピューロランド イルミネーションショー「クリスマ☆パーティ~「ス」が消えちゃった!?~」(構成・演出)
2021年
- 2020年東京パラリンピック開会式 (ディレクター)
その他
[編集]- おかきのみ「性格の悪い白鳥さん」 (ぴあ関西版WEB) (原作)
- プレイステーション2「忍道 戒」(シナリオ)
- 2018年4月〜「神戸アートビレッジセンター(KAVC)」(舞台芸術プログラム・ディレクター)
受賞歴
[編集]- 第49回菊田一夫演劇賞(『チャーリーとチョコレート工場』『町田くんの世界』)[4]
脚注
[編集]- ^ 『平成30年度舞台芸術プログラム・ディレクター ウォーリー木下氏 就任について』(PDF)(プレスリリース)神戸アートビレッジセンター、2018年3月8日 。2021年8月27日閲覧。
- ^ “パラ開会式演出のウォーリー木下氏、2・5次元舞台など話題呼ぶ旬な演出家”. 日刊スポーツ (2021年8月24日). 2021年8月27日閲覧。
- ^ “ウォーリー木下 | 【公式】株式会社キューブ オフィシャルサイト”. 【公式】株式会社キューブ オフィシャルサイト | Just another WordPress site (2020年5月29日). 2022年1月28日閲覧。
- ^ “菊田一夫演劇大賞は「ラグタイム」上演関係者一同、柿澤勇人・宮澤エマ・三浦宏規らも受賞”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年5月8日). 2024年5月8日閲覧。
外部リンク
[編集]- 事務所公式プロフィール
- ウォーリー木下 (@worry_kino) - X(旧Twitter)