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|選手名(日本語)=ジル・シモン |
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2021年8月4日 (水) 00:12時点における版
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---|---|---|---|---|
![]() ジル・シモン | ||||
基本情報 | ||||
国籍 |
![]() | |||
出身地 | 同・ニース | |||
生年月日 | 1984年12月27日(39歳) | |||
身長 | 183cm | |||
体重 | 70kg | |||
利き手 | 右 | |||
バックハンド | 両手打ち | |||
ツアー経歴 | ||||
デビュー年 | 2002年 | |||
ツアー通算 | 14勝 | |||
シングルス | 14勝 | |||
ダブルス | 0勝 | |||
生涯獲得賞金 | 16,045,734 アメリカ合衆国ドル | |||
4大大会最高成績・シングルス | ||||
全豪 | ベスト8(2009) | |||
全仏 | 4回戦(2011・13・15) | |||
全英 | ベスト8(2015) | |||
全米 | 4回戦(2011・14) | |||
4大大会最高成績・ダブルス | ||||
全豪 | 2回戦(2008) | |||
全仏 | 2回戦(2005) | |||
全英 | 1回戦(2006・07) | |||
全米 | 3回戦(2007) | |||
国別対抗戦最高成績 | ||||
デビス杯 | 優勝(2017) | |||
キャリア自己最高ランキング | ||||
シングルス | 6位(2009年1月5日) | |||
ダブルス | 117位(2008年1月28日) | |||
2020年8月30日現在 |
ジル・シモン(Gilles Simon, 1984年12月27日 - )は、フランス・ニース出身の男子プロテニス選手。自己最高ランキングはシングルス6位、ダブルス117位。これまでにATPツアーでシングルス14勝を挙げている。身長182cm、体重70kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
2008年テニス・マスターズ・カップベスト4。マスターズ1000準優勝2回。
選手経歴
シモンは保険会社で働く父と、医者の母の間に2人兄弟の長男として生まれた。6歳からテニスを始め、2002年にプロ入り。下部大会での暫くの下積みの後、2005年頃から本格的にツアーレベルの大会に出場するようになる。
シモンの飛躍の年となったのが2006年であった。年初にチャレンジャーのニューカレドニア国際で優勝し、トップ100入りを果たすと全豪オープンでは予選を勝ち上がり本戦出場。ヨアキム・ヨハンソンとの3回戦まで進出した。この年は他にもバルセロナ・オープンで準優勝、ハサン2世グランプリでベスト4に入るなど好成績を残し、年初の「124位」からシーズン終了時には「44位」にまでランクを急上昇させた。
2007年2月にオープン13決勝でマルコス・バグダティスを6–4, 7–6のストレートで下しツアー初優勝。9月のBCRルーマニア・オープンでも決勝でビクトル・ハネスクを4-6, 6-3, 6-2のフルセットで下し、2勝目を挙げた。
2008年はシモンにとって更なる飛躍の年となり、5月のハサン2世グランプリ、7月のインディアナポリス・テニス選手権で優勝。7月のロジャーズ・カップ2回戦では世界ランク1位のロジャー・フェデラーを2-6, 7-5, 6-4のフルセットで下す番狂わせを演じ、ニコラス・キーファーとの準決勝まで進出する。さらに10月のマドリード・マスターズでは準決勝に進出すると、世界ランク1位のラファエル・ナダルを3-6, 7-5, 7-6(6)で破り、マスターズ初の決勝進出。決勝でアンディ・マリーに4-6, 6-7(6)で敗れた。10月20日付の世界ランキングで10位に入り、初の世界トップ10入りを果たす。年末の男子ツアー最終戦テニス・マスターズ・カップにも初出場を果たすと、予選ラウンドの「レッド・グループ」で再びフェデラーを破り、前世界王者の決勝ラウンド進出を阻止する勝利を挙げて、決勝ラウンドに勝ち進む。準決勝ではノバク・ジョコビッチに6-4, 3-6, 5-7で敗れ、決勝進出はならなかった。年間最終ランキングは7位だった。
2009年1月5日付の世界ランキングで自己最高の6位となる。直後の全豪オープンで、シモンは初めて第6シードに選ばれた。ベスト8まで順当に勝ち進み、第1シードのラファエル・ナダルに2-6, 5-7, 5-7のストレートで敗れた。ウィンブルドン選手権では4回戦に進出した。タイ・オープンで優勝した。年間最終ランキングを15位で終えた。
2010年の前半戦は怪我に苦しみ、全豪オープンと全仏オープンを欠場した。9月、地元のモゼール・オープンでミーシャ・ズベレフを6–3, 6–2で破りシングルス7勝目を挙げた。全体的に良い成績を残せず、年間最終ランキングでは41位まで下がった。12月のセルビアとのデビスカップ決勝では、シングルスでセルビアのエースノバク・ジョコビッチと対戦したが3-6, 1-6, 5-7で敗れた。フランスも2勝3敗で優勝を逃した。
2011年は1月のシドニー国際とドイツ国際オープンで優勝した。全豪オープンでは2回戦で第2シードロジャー・フェデラーと対戦。2-6, 3-6, 6-4, 6-4, 3-6のフルセットで敗れた。全仏オープンと全米オープンでは4回戦に進出している。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/86/Gilles_Simonm%2C_Stoke_Park_2011.jpg/220px-Gilles_Simonm%2C_Stoke_Park_2011.jpg)
2012年3月のBRDナスターゼ・ティリアク・トロフィーでファビオ・フォニーニを6–4, 6–3で破りツアー10勝目を挙げた。モンテカルロ・マスターズで4強入りした。
2014年の上海マスターズでは2回戦で第4シードのスタン・ワウリンカを、準々決勝で第6シードのトマーシュ・ベルディハを、準決勝でフェリシアーノ・ロペスを破りマスターズで2度目の決勝進出。決勝では第3シードのロジャー・フェデラーに敗れた。
2015年ウィンブルドンでグランドスラム6年ぶりとなるベスト8進出を果たした。9月14日には世界ランキング10位となり、2009年10月12日以来約5年11ヶ月ぶりにトップ10に復帰した。
2016年の全豪オープンでは4回戦で世界ランク1位のノバク・ジョコビッチと3-6, 7-6(5), 4-6, 6-4, 3-6の4時間32分の激闘を繰り広げた。上海マスターズでは3回戦で2016年全米オープン覇者で第3シードのスタン・ワウリンカ、準々決勝でジャック・ソックに勝利しベスト4進出。準決勝で第2シードのアンディ・マリーに敗れた。
シモンはオリンピックフランス代表として、2008年北京五輪と2012年ロンドン五輪、2016年リオデジャネイロ五輪の3大会に出場している。
2017年はベスト16より先に進んだ大会が1つもないように不振にあえぎ、年間最終ランキングは89位まで落ちた。
2018年はマハラシュトラ・オープンとモゼール・オープンで優勝した。シドニー国際ではダブルスで決勝に進出した。
2019年、年始のマハラシュトラ・オープンとシドニー国際ではベスト4に入った。
ATPツアー決勝進出結果
シングルス: 22回 (14勝8敗)
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|
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結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|
準優勝 | 1. | 2006年4月16日 | ![]() |
クレー | ![]() |
2–6, 3–6 |
優勝 | 1. | 2007年2月18日 | ![]() |
ハード (室内) | ![]() |
6–4, 7–6(7-3) |
優勝 | 2. | 2007年9月16日 | ![]() |
クレー | ![]() |
4–6, 6–3, 6–2 |
優勝 | 3. | 2008年5月24日 | ![]() |
クレー | ![]() |
7–5, 6–2 |
優勝 | 4. | 2008年7月20日 | ![]() |
ハード | ![]() |
6–4, 6–4 |
優勝 | 5. | 2008年9月14日 | ![]() |
クレー | ![]() |
6–3, 6–4 |
準優勝 | 2. | 2008年10月19日 | ![]() |
ハード (室内) | ![]() |
4–6, 6–7(6-8) |
優勝 | 6. | 2009年9月28日 | ![]() |
ハード (室内) | ![]() |
7–5, 6–3 |
優勝 | 7. | 2010年9月26日 | ![]() |
ハード (室内) | ![]() |
6–3, 6–2 |
優勝 | 8. | 2011年1月15日 | ![]() |
ハード | ![]() |
7–5, 7–6(7-4) |
優勝 | 9. | 2011年7月25日 | ![]() |
クレー | ![]() |
6–4, 4–6, 6–4 |
優勝 | 10. | 2012年4月29日 | ![]() |
クレー | ![]() |
6–4, 6–3 |
準優勝 | 3. | 2012年9月30日 | ![]() |
ハード (室内) | ![]() |
2–6, 1–6 |
準優勝 | 4. | 2013年6月22日 | ![]() |
芝 | ![]() |
6–7(2-7), 7–6(7-5), 0–6 |
優勝 | 11. | 2013年9月22日 | ![]() |
ハード (室内) | ![]() |
6–4, 6–3 |
準優勝 | 5. | 2014年10月12日 | ![]() |
ハード | ![]() |
6–7(6-8), 6–7(2-7) |
優勝 | 12. | 2015年2月22日 | ![]() |
ハード (室内) | ![]() |
6–4, 1–6, 7–6(7-4) |
準優勝 | 6. | 2015年9月27日 | ![]() |
ハード (室内) | ![]() |
6–7(5-7), 6–1, 2–6 |
優勝 | 13. | 2018年1月6日 | ![]() |
ハード | ![]() |
7–6(7-4), 6–2 |
準優勝 | 7. | 2018年5月26日 | ![]() |
クレー | ![]() |
6–3, 6–7(1-7), 1–6 |
優勝 | 14. | 2018年9月23日 | ![]() |
ハード (室内) | ![]() |
7–6(7-2), 6–1 |
準優勝 | 8. | 2019年6月23日 | ![]() |
芝 | ![]() |
2–6, 7–6(7-4), 6–7(2-7) |
ダブルス: 1回(0勝1敗)
結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|---|
準優勝 | 1. | 2018年1月7日 | ![]() |
ハード | ![]() |
![]() ![]() |
6–7(5), 6–7(5) |
成績
4大大会シングルス
- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
大会 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 通算成績 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
全豪オープン | A | LQ | 3R | 1R | 3R | QF | A | 2R | 2R | 4R | 3R | 3R | 4R | 3R | 2R | 2R | 2R | 25–14 |
全仏オープン | LQ | 1R | 1R | 2R | 1R | 3R | A | 4R | 3R | 4R | 3R | 4R | 3R | 1R | 3R | 2R | 21–14 | |
ウィンブルドン | A | LQ | 1R | 2R | 3R | 4R | 3R | 3R | 2R | 1R | 3R | QF | 2R | 2R | 4R | 2R | NH | 22–14 |
全米オープン | LQ | LQ | 2R | 2R | 3R | 3R | 3R | 4R | 3R | A | 4R | 1R | 2R | 1R | 2R | 2R | 2R | 20–14 |
※: 2010年ウィンブルドン2回戦の不戦勝は通算成績に含まない
大会最高成績
大会 | 成績 | 年 |
---|---|---|
ATPファイナルズ | SF | 2008 |
インディアンウェルズ | QF | 2012 |
マイアミ | QF | 2011, 2013, 2016 |
モンテカルロ | SF | 2012 |
マドリード | F | 2008 |
ローマ | 3R | 2007, 2009, 2012, 2013 |
カナダ | SF | 2009, 2011 |
シンシナティ | QF | 2014 |
上海 | F | 2014 |
パリ | SF | 2012 |
ハンブルク | 3R | 2008 |
オリンピック | 3R | 2008, 2012, 2016 |
デビスカップ | F | 2010 |