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「豊島正之」の版間の差分

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2021年8月4日 (水) 01:31時点における版

豊島 正之(とよしま まさゆき、1955年10月 - )は、日本言語学者。専門は中世日本語文献学東京大学北海道大学東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所を経て、上智大学文学部教授。

キリシタン資料の研究で知られるほか、JIS X 0208:1997、JIS X 0213:2000のふたつの文字コードでは規格制定委員を務め、『言語学大辞典』や『国語学』(国語学会学会誌)、漢字規範データベース等、各種データベースの電子化などにとり組んでいる。

略歴

  • 1979年3月 - 東京大学文学部言語学科卒業
  • 1981年3月 - 東京大学大学院人文科学研究科言語学専攻修士課程修了
  • 1985年9月 - 東京大学大学院人文科学研究科言語学専攻博士課程単位取得退学
  • 1985年4月 - 東京大学文学部言語学講座助手
  • 1986年4月 - 北海道大学文学部助教授
  • 1996年4月 - 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教授
  • 2008年4月 - 同教授
  • 2013年4月 - 上智大学文学部教授

研究業績

  • 1982年 「初期キリシタン文献の文語文に見える「ともに」について」『国語と国文学』59 (2)
  • 1984年
    • 「「ぎやどぺかどる」の巻末字集に就て」『国語と国文学』61 (1)
    • 「『開合』に就て」『国語学』136
  • 1987年 『キリシタン版ぎやどぺかどる: 本文・索引』清文堂
  • 1995年 「ロドリゲス文典の音声記述: 自筆写本類を資料として」『築島裕先生古稀記念国語学論集』汲古書院
  • 2001年 「解説」尾原悟編『ぎやどぺかどる』キリシタン研究38、教文館
  • 2002年 「キリシタン文献の漢字整理について」『国語と国文学』79 (11)
  • 2005年 「言語普遍の系譜」真島一郎編『だれが世界を翻訳するのか』人文書院
  • 2006年 「国字本キリシタン文献のimpositionに就て」『訓点語と訓点資料』 119
  • 2009年 「キリシタン版の文字と版式」小宮山博史・府川充男編『活字印刷の文化史』勉誠出版
  • 2010年 「前期キリシタン版の漢字活字に就て」『国語と国文学』87 (3)
  • 2011年 『ひですの経』八木書店 折井善果・白井純と共著
  • 2012年 『天草版ラテン文典』八木書店 カルロス・アスンサンと共著

論文