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2021年8月4日 (水) 04:19時点における版

金沢21世紀美術館に恒久展示されているレアンドロ・エルリッヒの『スイミング・プール』
金沢21世紀美術館に恒久展示されているレアンドロ・エルリッヒの『スイミング・プール』
2013年にロンドンに設置された「ダルストン・ハウス」(Dalston House

レアンドロ・エルリッヒ(Leandro Erlich、1973年[1] - )は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス生まれ[1]芸術家現代美術家。人間がどのように事象を捉え、空間と関わり、現実を把握していくかを追求する作品を多数発表している。

作品の多くは建物の一部などの立体的な造形で、錯覚の利用や、鑑賞する行為自体が作品の一部になる体験型となっている。例えば、作品『建物』は、建物の外壁や窓を床上に再現して人が立ち入り、それを斜めに傾けた鏡に映すと、人が建物を這い上ったり、壁に立ったりしているように見える[2]

日本においては金沢21世紀美術館に常設されている『スイミング・プール』が有名である。また2017年には過去最大規模の個展が森美術館で開催された[3][4]

主な作品・来歴

日本で見られる作品

スイミング・プール
日本におけるエルリッヒの代表的な作品の一つで、もとはヴェネツィア・ビエンナーレなどで仮設展示され、2003年に金沢21世紀美術館に設置された。深さ10cmの水が張られたガラスの下には水色の空間が広がっており、鑑賞者はその中に入り上を見上げることが出来、また上から下の空間を見下ろすことも出来る。
上からプールの中を見下ろすと、まるで水に満たされたプールを覗き込んでいるように見え、そのときプールの下に別の鑑賞者がいれば、その鑑賞者が水で満たされたプールの底を歩いているようにも見える。

出典

  1. ^ a b レアンドロ・エルリッヒ”. ART SETOUCHI. 2013年12月20日閲覧。
  2. ^ 【アート 美】思い込み、錯覚、観客が参加し体験…リアルとは何か問い直す レアンドロ・エルリッヒ展『産経新聞』朝刊2017年12月10日(2018年4月15日閲覧)。
  3. ^ レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル(2018年4月15日閲覧)。
  4. ^ 現代美術家エルリッヒさん個展/常識揺さぶる 権力・権威問う『読売新聞』朝刊2018年1月11日(文化面)。

外部リンク