「時をかける少女 (曲)」の版間の差分
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2021年8月4日 (水) 22:35時点における版
「時をかける少女」 | ||||
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原田知世 の シングル | ||||
初出アルバム『時をかける少女 オリジナル・サウンドトラック』 | ||||
A面 | 時をかける少女 | |||
B面 | ずっとそばに | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチシングル盤 | |||
ジャンル | アイドル歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | キャニオン・レコード | |||
作詞・作曲 | 松任谷由実 | |||
チャート最高順位 | ||||
原田知世 シングル 年表 | ||||
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「時をかける少女」(ときをかけるしょうじょ)は、1983年4月21日にリリースされた原田知世の3枚目のシングルである。オリジナル7インチシングル盤・規格品番:7A0275。
解説
シングル
表題曲は原田が主演した同年公開の映画『時をかける少女』の主題歌である。映画本編後のエンディングテーマとして使用され、劇中の撮影現場をつないだミュージカル風の映像とともに原田が歌唱している。
初回プレス版は、レコードジャケットにラベンダーの香りが付されていた。初回版と通常版はジャケットが異なる。
オリコンチャートの登場週数は26週、チャート最高順位は週間2位、累計販売枚数は58.7万枚[1]。
シングル版はオリジナルアルバムに収録されていないが、『時をかける少女 オリジナル・サウンドトラック』(1983年7月7日)を初め、多くのベストアルバムやオムニバスアルバムに収録されている。
『レコード・コレクターズ』(2014年11月号)の特集「80年代女性アイドル・ソング・ベスト100」で1位になった[4]。
B面楽曲「ずっとそばに」ととも松任谷由実が作詞と作曲している。松任谷が「松任谷由実」名義で発表した作品の大部分は、雲母音楽出版 (©KIRARA MUSIC PUBLISHER) を出版者として登録されているが、本作は2018年現在で角川メディアハウス (©KADOKAWA MEDIA HOUSE INC.) を出版者としてJASRACに登録されている[5]。
B面楽曲「ずっとそばに」も歌詞に『時をかけてゆくわ』のフレーズがある。
別バージョン
後年に3回アレンジされ、シングル版を含む4版ともにそれぞれ発売レコード会社が異なる。
原田自身はデビュー当時の歌声が印象強く、年齢を経ると違和感が増して歌唱に迷いが生じた[6]。1990年「ヒットパレード'90s」を最後に本作品を歌唱しなかったが、デビュー25周年の2007年11月に発売されたアルバム『music & me』で、アコースティックギターの伴奏とともにボサノヴァ風に仕立てた編曲で再びセルフカヴァーした。以来、ライブでも自然に歌唱し、2017年の35周年記念アルバム『音楽と私』でも弦楽器を加えて再アレンジした[7]。
収録曲
- 時をかける少女[3:49]
- 作詞:松任谷由実/作曲:松任谷由実/編曲:松任谷正隆
- ずっとそばに[4:38]
- 作詞:松任谷由実/作曲:松任谷由実/編曲:松任谷正隆
別バージョン
リアレンジ
- ミニアルバム『バースデイ・アルバム』(1983年11月28日、東芝EMI) - 新川博編曲。
- ベストアルバム『From T』(1987年11月28日、CBSソニー) - 後藤次利編曲。
- アルバム『music & me』(2007年11月28日、in the garden records) - 伊藤ゴロー編曲。
- セルフカバーアルバム『音楽と私』(2017年7月5日、ユニバーサルミュージック) - 伊藤ゴロー編曲。
カバー
- 松任谷由実 - アルバム『VOYAGER』にてセルフカバーで収録(1983年12月1日)、ベストアルバム『Neue Musik』再録。作詞作曲者によるセルフカバー。
- 林憶蓮 - 広東語版「第一次約會」、アルバム『林憶蓮』収録(1985年4月)。
- 清水愛 - アルバム『Angel Fish』収録(2003年7月24日)。
- あらし(白石涼子)、カヤ(名塚佳織)、やよゐ(野中藍)、加奈子(堀江由衣) - シングル「乙女の順序」収録(2009年11月26日)。
- いきものがかり - シングル「ノスタルジア」収録(2010年3月10日)。
- 園原杏里(花澤香菜) - テレビアニメ『デュラララ!!』DVD8巻完全生産限定版付属の『カバーソングコレクションCD』(2010年9月22日)に収録。
- W.C.D.A. - 配信シングル『時をかける少女 (2016 House Remix)』収録(2016年4月27日)。
派生楽曲
- 松任谷由実「時のカンツォーネ」 - 1997年の映画『時をかける少女』の主題歌で、本作の歌詞を一部改変して異なるメロディを付けた。アルバム『スユアの波』 (1997年12月5日)に収録された。
- ハウス食品のインスタントラーメン「303」のCMに、本作のパスティーシュと類推される楽曲「お湯をかける少女」が用いられた[8]。出演は工藤夕貴。
脚注
- ^ a b 『オリコン・シングル・チャートブック(完全版):1968 - 2010』オリコン・エンタテインメント、2012年2月、612頁。ISBN 978-4-87131-088-8。
- ^ 山田修爾『ザ・ベストテン』ソニー・マガジンズ、2008年、311頁。ISBN 978-4-78-973372-4。
- ^ 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.38.
- ^ 「80年代女性アイドル・ソング・ベスト100」『レコード・コレクターズ』2014年(平成26年)11月号、ミュージックマガジン、2014年、34頁。
- ^ 作品データベース検索サービス J-WID 検索結果
- ^ “原田知世が今だから語る代表曲「時をかける少女」をめぐる真実”. 産経ニュース (産経新聞社): p. 2. (2017年7月1日) 2018年9月14日閲覧。
- ^ “原田知世が今だから語る代表曲「時をかける少女」をめぐる真実”. 産経ニュース (産経新聞社): p. 3. (2017年7月1日) 2018年9月14日閲覧。
- ^ 「お湯を」の部分のメロディーは本作の「時を」の部分と同一で、「かける」以降が違う。