A GIRL IN SUMMER
表示
『A GIRL IN SUMMER』 | ||||
---|---|---|---|---|
松任谷由実 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | Capitol Music | |||
プロデュース | 松任谷正隆 | |||
チャート最高順位 | ||||
ゴールドディスク | ||||
| ||||
松任谷由実 アルバム 年表 | ||||
| ||||
ミュージックビデオ | ||||
「虹の下のどしゃ降りで」 - YouTube 「ついてゆくわ」 - YouTube |
||||
『A GIRL IN SUMMER』収録のシングル | ||||
『A GIRL IN SUMMER』(ア・ガール・イン・サマー)は、松任谷由実(ユーミン)の34枚目のオリジナルアルバム。2006年5月24日に東芝EMIよりリリースされた(TOCT-25920)。
解説
[編集]- 前作から約1年半ぶりのオリジナルアルバム発売である。
- 発売に先駆けてiTunes Music Storeで一部楽曲が先行販売されるという画期的な試みもなされた。『A GIRL IN SUMMER iTMS edition』として6曲を先行配信(「Forgiveness」のビデオクリップとデジタルブックレット付き)、残りの6曲は6月21日から配信が開始された。
- TV-CMには田中美保が出演した。
- アルバム発売に前後して4月14日〜7月17日に『THE LAST WEDNESDAY TOUR』が開催。
- アルバム発売の直前にクレージーキャッツとの共演シングル『Still Crazy For You』(フジテレビほか『ウチくる!?』2006年4月2日 - 5月28日エンディングテーマ)を発売したが、このアルバムには収録されなかった。
- オリコン週間アルバムチャートで41作目のTOP10入り。
収録曲
[編集]CD
[編集]全作詞・作曲: 松任谷由実。 | |||
# | タイトル | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「Blue Planet」 | 松任谷正隆 | |
2. | 「海に来て -Came By the Ocean-[注釈 1]」 | 松任谷正隆 | |
3. | 「哀しみのルート16 -Sentimental Route 16-」 | 松任谷正隆 | |
4. | 「もうここには何もない -There's Nothing Here Anymore-」 | 松任谷正隆、Jerry Hey | |
5. | 「あなたに届くように -Singing For You-(album version)」 | 松任谷正隆 | |
6. | 「Many is the time」 | 松任谷正隆、Jerry Hey | |
7. | 「虹の下のどしゃ降りで -Pouring Rain Under the Rainbow-」 | 松任谷正隆 | |
8. | 「Escape」 | 松任谷正隆、Jerry Hey | |
9. | 「Forgiveness」 | 松任谷正隆 | |
10. | 「ついてゆくわ -I'll Follow My Dream- (album version)」 | 松任谷正隆 | |
11. | 「時空のダンス -Dancing Through Time and Space-」 | 松任谷正隆 | |
12. | 「Smile again (YUMING version)」 | 松任谷正隆 |
楽曲解説
[編集]- Blue Planet
- 海に来て
- 2018年の自薦ベスト『ユーミンからの、恋のうた。』に選曲された。
- 哀しみのルート16
- ルート16とは国道16号線のこと。ユーミン自身気にいっている一曲[2]。
- ベストアルバム『SEASONS COLOURS -春夏撰曲集-』『日本の恋と、ユーミンと。』にも収録されている。
- もうここには何もない
- あなたに届くように (album version)
- Many is the time
- 虹の下のどしゃ降りで
- Escape
- 最初はローリング・ストーンズのような曲を目指していたが、アメコミの「ディック・トレイシー風で」というプロデューサーからのアイディアを元に、コミカルタッチの展開が作られた[2]。
- Forgiveness
- ハウス「北海道シチュー」「北海道チャウダー」CMソング(緒形直人と藤谷美紀が出演)。
- 夕焼けを背景にした曲であるが、「ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ」の時が人影がぐんぐん伸びていくような赤い夕陽だったのに対し、本曲では雲の間からビームを放っているような夕陽をイメージした[2]。
- THE LAST WEDNESDAY TOURのセットを使ったミュージックビデオも制作された、公式YouTubeチャンネルで視聴可能。
- 2022年のベスト『ユーミン万歳!』では2022 mixが収録。
- ついてゆくわ (album version)
- 時空のダンス
- Smile again (YUMING version)
- 今回のボーナストラック扱い。アジアのアーティスト4人と結成した「松任谷由実 with Friends Of Love The Earth」で発表した曲のソロバージョン。愛・地球博テーマソングとして製作され、地球博最後の大型イベントでも披露された。この曲で紅白歌合戦に初出場。TOKYO FM (JFM) ヒューマンコンシャスキャンペーンソング。オリジナルバージョンはシングル『虹の下のどしゃ降りで』のカップリングに収録された。
参加ミュージシャン
[編集]- キーボード&プログラミング : 松任谷正隆
- ドラム : Vinnie Colaiuta(#1,#3~#8,#10,#11)、島村英二(#9,#12)
- ベース : Neil Stubenhaus(#1,#3~#8,#10,#11)、美久月千晴(#9,#12)
- エレクトリック・ギター : Dean Parks(#1,#4,#7,#11)、鳥山雄司(#2,#3,#8,#9,#12)
- アコースティック・ギター : Dean Parks(#1,#2,#6,#9)、鳥山雄司(#5)
- ガット・ギター : 鳥山雄司(#5)
- 12弦ギター : Dean Parks(#11)
- トランペット : Jerry Hey(#4,#6,#8)、Gary Grant(#4,#6,#8)
- トロンボーン : Reggie Young(#4,#6,#8)
- サックス : Dan Higgins(#1,#4,#6~#8)
- フルート : Dan Higgins(#4,#6)
- パーカッション : Michael Fisher(#1,#3,#4,#6,#8)
- ヴァイオリン : 栄田嘉彦(#1,#2,#6~#9,#11,#12)、桐山なぎさ(#1,#2,#5,#6,#8~#12)、村田幸謙(#1,#2,#6,#9,#11,#12)、中嶋弦一郎(#1,#2,#6,#8,#11)、押鐘貴之(#1,#2,#6,#8,#11)、小倉達夫(#1,#2,#9,#11,#12)、伊能修(#1,#2)、大林典代(#1,#2,#5,#10)、金原千恵子(#7)、竹内純(#7)、大久保祐子(#5,#7,#10)、藤家泉子(#5,#10)
- ヴィオラ : 鈴木民雄(#1,#2,#5,#7~#12)、細川愛子(#1,#2,#6,#8,#11)
- チェロ : 阿部雅士(#1,#2,#5,#6,#8~#12)、笠原綾乃(#1,#2,#8,#11)
- サウンド・エフェクト : 山中雅文(#1,#8,#11)
- コーラス : 松任谷由実、OTOTACHIBANA(#4,#8)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 配信を機に本人監修のもと全曲英語表記が公式に発表された。 https://itunes.apple.com/us/album/a-girl-in-summer/1436014955
外部リンク
[編集]- 松任谷由実オフィシャルサイトによる紹介ページ