「Ultra HD Blu-ray」の版間の差分
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** [[11月13日]] - パナソニックが世界初Ultra HD Blu-ray規格対応のBDレコーダー「DMR-UBZ1」を発売<ref group="発表">[http://news.panasonic.com/jp/press/data/2015/10/jn151005-1/jn151005-1.html 世界初、4KやHDRの映像が楽しめるUltra HD ブルーレイ再生に対応]</ref>。 |
** [[11月13日]] - パナソニックが世界初Ultra HD Blu-ray規格対応のBDレコーダー「DMR-UBZ1」を発売<ref group="発表">[http://news.panasonic.com/jp/press/data/2015/10/jn151005-1/jn151005-1.html 世界初、4KやHDRの映像が楽しめるUltra HD ブルーレイ再生に対応]</ref>。 |
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** [[3月1日]] - アメリカで[[ソニー・ピクチャーズ |
** [[3月1日]] - アメリカで[[ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント]]、[[20世紀スタジオ|フォックス]]、[[ワーナー・ブラザース|ワーナー]]、[[ライオンズゲート]]から初のUltra HD Blu-rayソフト24タイトルがリリース<ref>[http://www.stereosound.co.jp/review/article/2016/03/01/44520.html 4K Ultra HD Blu-rayが、いよいよ北米で3日1日発売。映画番長と編集部もオーダー済 | Stereo Sound ONLINE]</ref>。 |
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** [[3月26日]] - 日本初のUltra HD Blu-rayソフト「4K 夜景 HDR」を発売。収録時間は約42分でディスク仕様は2層66GB<ref>[https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/747493.html 日本初のUltra HD Blu-rayソフト「4K 夜景 HDR」が3月26日発売 - AV Watch]</ref>。 |
** [[3月26日]] - 日本初のUltra HD Blu-rayソフト「4K 夜景 HDR」を発売。収録時間は約42分でディスク仕様は2層66GB<ref>[https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/747493.html 日本初のUltra HD Blu-rayソフト「4K 夜景 HDR」が3月26日発売 - AV Watch]</ref>。 |
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** [[8月2日]] - [[マイクロソフト]]がUHD BD対応ゲーム機の[[Xbox One|Xbox One S]]を発売開始。 |
** [[8月2日]] - [[マイクロソフト]]がUHD BD対応ゲーム機の[[Xbox One|Xbox One S]]を発売開始。 |
2021年8月17日 (火) 22:52時点における版
Ultra HD Blu-ray UHD BD | |
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メディアの種類 |
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記録容量 |
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フォーマット |
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コーデック |
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読み込み速度 |
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策定 | Blu-ray Disc Association [発表 2] |
主な用途 | 4K映像(映画)等 |
ディスクの直径 | 120mm |
大きさ | Φ120mm(12cmディスク)/t= |
下位規格 | Blu-ray Disc |
Ultra HD Blu-ray(ウルトラ エイチディー ブルーレイ)は、 Blu-ray Discの後継となる光ディスク規格。第3世代光ディスクの一種であり、UHD BD(ユーエイチディー ビーディー)と略される[発表 1][1]。プロモーションでは4K Ultra HDブルーレイ(よんケー ウルトラ エイチディーブルーレイ)の表記が推奨されている[2]。
UHD BDは4K UHD (2160p - 3840×2160 60fps)をサポートする。
概要
物理メディアはBD-ROM Version2.0であり、すなわちBlu-ray Discと同じ第3世代光ディスクの一種であるが、大容量化が図られている。標準的なBD-ROMが25GB×1 - 2層であるのに対し、UHD BDは25GB×2層、33GB×2 - 3層のいずれかとなる[3]。既存のBlu-ray規格・機器との互換性はない。
UHD BDは4K UHDをサポートし、ビデオ・エンコードはH.265(ISO/IEC 23008-2 HEVC)を使用する。また、ハイダイナミックレンジ記録(HDR)をサポートする。
なお、4K UHDおよびHDRは必須ではなく、H.265/HEVC下で2K(HDTV)、SDR(標準ダイナミックレンジ)の選択もそれぞれ独立して可能である。この場合にも、既存Blu-rayとの互換性はない。
一般的には、UHD BD機器に接続されるディスプレイの4K UHDのサポート/非サポート、HDRのサポート/非サポートを自動的に判別し、非対応機器に対しては自動的に2K(HDTV)やSDRへのダウンコンバートを行う。
UHD BDにおけるDRMはいずれもAACS 2.0に更新される。
DVDや既存のBlu-rayと異なり、UHD BDはリージョンコードは廃止された[4]。
なお、Blu-rayでサポートされたBlu-ray 3DはUHD BDでは一般的には非サポート(optional)となる。
UHD BDでは一般に、CMP Exportという外部媒体コピー技術をサポートする[5]。
パソコンにおいてのUHD BDは導入のハードルが高くなり[6]、#パーソナルコンピューターに記述する要件を満たす必要がある。
用途
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- ホームシアターなど映像フォーマットとしての用途
Ultra HD Blu-rayの用途は2017年現在これが一般的であり、ソフトは2017年現在で数百種類がある。
Ultra HD Blu-ray規格の採用例
この節の加筆が望まれています。 |
レコーダー
- パナソニックは2015年11月にUltra HD Blu-ray規格に世界で初めて対応(Ultra HD Blu-rayは再生のみ)したBDレコーダー「DMR-UBZ1」を発売した。
再生専用機器
- パナソニックは2016年6月24日にUltra HD Blu-ray規格に日本で初めて対応したBDプレーヤー「DMP-UB900」を発売した。また、同年7月には「DMP-UB90」を発売した。その後、2017年6月16日には「DMP-UB30」を発売した。
- ソニーは2017年6月24日にUltra HD Blu-ray規格対応のBDプレーヤー「UBP-X800」を発売した。
ラップトップパソコン
家庭用ゲーム機
- マイクロソフトの「Xbox One S」ならびに「Xbox One X」はUltra HD Blu-ray対応ドライブを搭載している(ゲームディスクは従来のBlu-ray Discのみ)。
- 2020年11月に発売したマイクロソフトの「Xbox Series X」およびソニー・インタラクティブエンタテインメントの「PlayStation 5」(PS5)は、Ultra HD Blu-ray対応ドライブを搭載している[注 2]。ただし、PS5はUltra HD Blu-ray対応ドライブ搭載の「スタンダードモデル」と、ドライブ自体が搭載されずダウンロード版ソフト専用の「デジタル・エディション」の2タイプが用意されている。
パーソナルコンピューター
CyberLinkのPowerDVDとCorelのWinDVD(いずれもエディションによって異なる)が再生に対応しているが、対応したディスクドライブの他に、
- AACS 2.0の解除のためにIntel SGX (en) に対応し、なおかつ映像出力機能を搭載したインテル製のCPU(第7世代[注 3]から第10世代[注 4]までのCore iプロセッサ)
- HDCP 2.2に対応したディスプレイ
- 上記のSGXとHDCPに対応したマザーボード
が必要となる[注 5]。
このためRyzenなどのAMD製のCPUでは再生できない。また、CPU内蔵グラフィックでのみ再生が可能となるため、グラフィックボードを介しての出力も出来ない。
対応ドライブが発売された2017年当初は特にマザーボード側のSGX及びHDCP 2.2への対応が不明瞭だったためハードルが高かった[7]。2019年頃にはこの状況は多少改善されたものの[8]、2020年に発売された第11世代プロセッサ(Tiger LakeおよびRocket Lake)ではSGXへの対応が削除された[9]ため、これらの新しいCPUが搭載された環境では再生できない状態となっている[10]。
沿革
- 2015年
- 2016年
- 2017年
- 2020年
- 11月12日 - ソニー・インタラクティブエンタテインメントがUHD BD対応ゲーム機のPlayStation 5[注 6]を発売開始。
脚注
注釈
出典
二次資料
- ^ “4K Blu-ray discs arriving in 2015 to fight streaming media”. CNET. (2014年9月5日) 2014年10月18日閲覧。
- ^ 「UHD BDの推奨表記は「4K Ultra HDブルーレイ」。2020年にUHD世界最大市場へ」『AV Watch』株式会社インプレス、2017年11月22日。2019年11月7日閲覧。
- ^ 画像6 - 次世代BD「Ultra HD Blu-ray」の詳細をキーマンに聞く(前編)年内発売へ準備着々 - PHILE WEB
- ^ “ついに始まる4K BD時代。UHD BDに向かうハリウッド・スタジオそれぞれの思惑”. AV watch. 2021年4月20日閲覧。
- ^ sMedio、組込み向けのUltra HD Blu-rayソリューション - AV Watch
- ^ 株式会社インプレス (2017年1月25日). “【笠原一輝のユビキタス情報局】 いよいよ立ち上がるUHD BDのPC再生環境 ~Intel SGXとHDCP 2.2対応に注意、HDR対応は次期Windows 10で進展”. PC Watch. 2021年6月15日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2017年3月8日). “【4K修行僧】 こいつ(UHD BD)……、(PCで)動くぞ……! もし、動作環境がニュータイプなら”. PC Watch. 2021年6月15日閲覧。
- ^ ASCII. “Ultra HD Blu-ray視聴可な小型PC自作! 1台数役こそPCの姿! (1/3)”. ASCII.jp. 2021年6月15日閲覧。
- ^ “第11世代インテルCoreプロセッサー・ファミリー(Rocket Lake / Comet Lake Refresh)とは | パソコン工房 NEXMAG”. パソコン工房 NEXMAG[ネクスマグ] (2021年3月30日). 2021年6月15日閲覧。
- ^ “PowerDVD 21 - 動作環境 | CyberLink”. jp.cyberlink.com. 2021年6月15日閲覧。
- ^ ブルーレイディスクアソシエーション UltraHDBlu-rayTM規格策定と新ロゴを発表 2015年夏よりライセンス開始へ
- ^ 4K Ultra HD Blu-rayが、いよいよ北米で3日1日発売。映画番長と編集部もオーダー済 | Stereo Sound ONLINE
- ^ 日本初のUltra HD Blu-rayソフト「4K 夜景 HDR」が3月26日発売 - AV Watch
一次資料
- ^ a b c d “White Paper: Blu-ray Disc™ Format”. www.blu-raydisc.com (2015年). 2016年12月28日閲覧。
- ^ BDA
- ^ 世界初、4KやHDRの映像が楽しめるUltra HD ブルーレイ再生に対応
- ^ ~世界初、高精細な4Kコンテンツ“Ultra HD Blu-ray”再生に対応~ 内蔵型BD/DVD/CDライター 2モデルを新発売 | 報道資料 | ニュース・イベント | 企業情報 | Pioneer
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