「愛のメモリー (映画)」の版間の差分
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2021年8月17日 (火) 23:16時点における版
愛のメモリー | |
---|---|
Obsession | |
監督 | ブライアン・デ・パルマ |
脚本 | ポール・シュレイダー |
原案 |
ブライアン・デ・パルマ ポール・シュレイダー |
製作 |
ジョージ・リットー ハリー・N・ブラム |
製作総指揮 | ロバート・S・ブレムソン |
出演者 |
クリフ・ロバートソン ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド |
音楽 | バーナード・ハーマン |
撮影 | ヴィルモス・スィグモンド |
編集 | ポール・ハーシュ |
製作会社 |
コロンビア ピクチャーズ イェローバード・プロダクションズ |
配給 |
コロンビア映画 ジョイパック |
公開 |
1976年8月1日 1978年1月28日 |
上映時間 | 98分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $1,400,000[1] |
『愛のメモリー』(あいのメモリー、Obsession)は、1976年に公開されたアメリカ映画。アルフレッド・ヒッチコック監督の『めまい』へのオマージュが感じられる作品である。
あらすじ
1959年、事業家のマイケルは結婚10週年を祝う晩餐会の夜、自宅に侵入した何者かに妻エリザベスと娘エイミーを誘拐され、身代金50万ドルを要求される。翌日身代金引き渡しの連絡を受け、マイケルは警察に通報を決意する。ブリー警部の助言にしたがい、誘拐犯たちの居所を突き止める工作を図るが、警察から逃走する誘拐犯の車が橋から転落し、車内にいた妻子は死んだと警察から聞かされる。マイケルはふたりのために妻と最初に出会った聖堂を模した墓を建てる。
1975年、共同経営者の友人ロバートと共にマイケルは商談も兼ねて、イタリアのフィレンツェに旅行する。妻との馴れ初めの聖堂で、死んだ妻エリザベスに生き写しの女性サンドラと出会う[2]。数日の間に彼らは惹かれ合い、病床にいたサンドラの母マリアの死を機に婚約し、アメリカに帰国する。結婚の準備を進めるが、また十数年前の誘拐事件を繰り返すようにサンドラが誘拐されてしまう。しかし、二つの誘拐事件の陰には身近な人間の悪意に満ちた意図があった。
キャスト
※括弧内は日本語吹き替え。
- マイケル・コートランド - クリフ・ロバートソン(寺田誠)
- エリザベス・コートランド/サンドラ・ポルティナリ - ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド(サンドラ:小野洋子/エリザベス:渡辺知子)
- ロバート・ラサール - ジョン・リスゴー(仁内達之)
- エイミー・コートランド - ワンダ・ブラックマン(渕崎ゆり子)
- 家政婦ジュディ - シルヴィア・クーンバ・ウィリアムス(尾崎桂子)
- ブリー警部 - スタンリー・J・レイス(藤本譲)
- 初回放送 - 1981年2月21日 日本テレビ 「土曜映画劇場」(14:30-16:00)※BDに収録(正味約70分)。
参考文献
- ^ “Obsession (1976) - Box office / business” (英語). IMDb. 2012年4月22日閲覧。
- ^ マイケルは妻にそっくりの女性と違うところがあるという。それが「ブリンマー・ウォーク」だ。「優雅だよ」といい、「もっと滑るような歩き方だ」「当時の女性は長いコートで滑り歩いていた」「遅刻した時のように足早に…滑るようにだ」「滑るように…さりげなく」と教える。ブリンマーとはペンシルバニア州のブリンマー大学で、津田梅子が留学をし、生物学を学んだ。映画『お熱いのがお好き 』で「あなたブリンマー、ヴァッサーを知っている?}というマリリン・モンロー の台詞があって2校とも東部の名門女子校である。