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[[1978年]]に[[ケイト・ブッシュ]]のデビュー曲『[[嵐が丘 (ケイト・ブッシュの曲)|嵐が丘]]』のビデオ・クリップを依頼されたことがきっかけとなり、映像ディレクターに転向。同年5月、映像製作会社「KEEF AND COMPANY(Keefco)」を設立し<ref>{{Cite web |url=https://www.companydirectorcheck.com/keith-stuart-macmillan-3 |title=UK Company Directors Reports「Keith Stuart Macmillan」 |publisher=CompanyDirectorCheck.com |date=2020-8-23 |accessdate=2020-10-18 }}</ref>、「[[キッス]]」「[[ポール・マッカートニー]]」「[[シンプル・マインズ]]」「[[ブロンディ (バンド)|ブロンディ]]」「[[ステイタス・クォー]]」「[[カルチャー・クラブ]]」等の[[プロモーション・ビデオ]]を手がけている。
[[1978年]]に[[ケイト・ブッシュ]]のデビュー曲『[[嵐が丘 (ケイト・ブッシュの曲)|嵐が丘]]』のビデオ・クリップを依頼されたことがきっかけとなり、映像ディレクターに転向。同年5月、映像製作会社「KEEF AND COMPANY(Keefco)」を設立し<ref>{{Cite web |url=https://www.companydirectorcheck.com/keith-stuart-macmillan-3 |title=UK Company Directors Reports「Keith Stuart Macmillan」 |publisher=CompanyDirectorCheck.com |date=2020-8-23 |accessdate=2020-10-18 }}</ref>、「[[キッス]]」「[[ポール・マッカートニー]]」「[[シンプル・マインズ]]」「[[ブロンディ (バンド)|ブロンディ]]」「[[ステイタス・クォー]]」「[[カルチャー・クラブ]]」等の[[プロモーション・ビデオ]]を手がけている。


[[1980年代]]以降はテレビ業界にも進出し、英TVチャンネル「[[:en:The Chart Show|The Chart Show]]」など幾つかの放送媒体を開始。[[2002年]]には、[[ケーブルテレビ]]・[[衛星放送]]会社「[[:en:CSC Media Group|CSCメディアグループ]]」(後に[[ソニー・ピクチャーズテレビジョン]]傘下<ref>{{Cite web |url=https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201406/14-0626/ |title=米国ソニー・ピクチャーズ テレビジョンがCSC Media Groupを買収。英国で16チャンネルを追加 |publisher=ソニー株式会社 |date=2014.6.26 |accessdate=2021.2.9 }}</ref>)を設立し<ref>{{Cite web |url=https://find-and-update.company-information.service.gov.uk/company/04442243 |title=CSC MEDIA GROUP LIMITED |publisher=company-information.service |date= |accessdate=2021.2.9 }}</ref>、会長職も務めた。
[[1980年代]]以降はテレビ業界にも進出し、英TVチャンネル「[[:en:The Chart Show|The Chart Show]]」など幾つかの放送媒体を開始。[[2002年]]には、[[ケーブルテレビ]]・[[衛星放送]]会社「[[:en:CSC Media Group|CSCメディアグループ]]」(後に[[ソニー・ピクチャーズ テレビジョン]]傘下<ref>{{Cite web |url=https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201406/14-0626/ |title=米国ソニー・ピクチャーズ テレビジョンがCSC Media Groupを買収。英国で16チャンネルを追加 |publisher=ソニー株式会社 |date=2014.6.26 |accessdate=2021.2.9 }}</ref>)を設立し<ref>{{Cite web |url=https://find-and-update.company-information.service.gov.uk/company/04442243 |title=CSC MEDIA GROUP LIMITED |publisher=company-information.service |date= |accessdate=2021.2.9 }}</ref>、会長職も務めた。


[[File:Mapledurham Watermill.jpg|160px|thumb|[[ブラック・サバス]]『[[黒い安息日]]』の撮影場所:英[[オックスフォードシャー州]]メープルダーラム村の水車小屋]]
[[File:Mapledurham Watermill.jpg|160px|thumb|[[ブラック・サバス]]『[[黒い安息日]]』の撮影場所:英[[オックスフォードシャー州]]メープルダーラム村の水車小屋]]

2021年8月18日 (水) 01:06時点における版

  • キーフ
  • Marcus Keef
本名 Keith Stuart Macmillan[1]
国籍 イギリスの旗 イギリス
出身地
生年月日 1947年2月(77歳)[2]
撮影スタイル
事務所 KEEF AND COMPANY
活動時期 1960年代後半 - 不明
作品
他の活動
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マーカス・キーフ(Marcus Keef、1947年2月 - )、本名キース・スチュアート・マクミラン(Keith Stuart Macmillan)は、イギリス写真家グラフィックデザイナー、映像ディレクター。

1970年代ヒプノシスロジャー・ディーンと並び、印象的なカバーアートを手掛けたデザイナーの一人。後年は映像の分野に転向している。

概要・略歴

写真家時代(1960年代末 - 1970年代中半)

写真家として活動を始め、1969年、にフィリップス・レコードが立ち上げた新興のサブレーベル「ヴァーティゴ」より、コロシアムのアルバム『ヴァレンタイン組曲』からカバーアートの提供を開始する。

1960年代後半のアルバムアートは、サイケデリック・ミュージックに影響された幻覚的デザインが流行していたのもあり、キーフが表現した退廃(荒廃)とも陰鬱ともとれる神秘的フォトグラフは一線を画していた[3]。そのため商業的な判断で差し替えや逆に新採用されたケースがあり、USA盤(マーキュリー・レコード)とUK盤の一部で差異が生じている(デヴィッド・ボウイ世界を売った男』、ロッド・スチュワートロッド・スチュワート・アルバム』『ガソリン・アレイ』など)。

その他にヴァーティゴ傘下の「ネペンサ」や、RCAレコード傘下「ネオン」といった異色のレーベルも担当したため、プログレッシヴ・ロック系やマイナーアーティストの作品が多かった。本人は、使用された素材はノンクレジットも含めると「1000枚以上は手掛けた」と答えている[4]

映像作家時代(1978年以降)

1978年ケイト・ブッシュのデビュー曲『嵐が丘』のビデオ・クリップを依頼されたことがきっかけとなり、映像ディレクターに転向。同年5月、映像製作会社「KEEF AND COMPANY(Keefco)」を設立し[5]、「キッス」「ポール・マッカートニー」「シンプル・マインズ」「ブロンディ」「ステイタス・クォー」「カルチャー・クラブ」等のプロモーション・ビデオを手がけている。

1980年代以降はテレビ業界にも進出し、英TVチャンネル「The Chart Show」など幾つかの放送媒体を開始。2002年には、ケーブルテレビ衛星放送会社「CSCメディアグループ」(後にソニー・ピクチャーズ テレビジョン傘下[6])を設立し[7]、会長職も務めた。

ブラック・サバス黒い安息日』の撮影場所:英オックスフォードシャー州メープルダーラム村の水車小屋

2020年2月には、自身の評価を高めたブラック・サバスのデビューアルバム『黒い安息日』発売50周年を記念して、カバーアートのモデルとなったルイーザ・リヴィングストンと共に回想コメントを寄せている[8]

スタイル

作風は主に神秘・退廃・陰鬱などを含んだシュールな写真であり、以下の様な特徴が挙げられる[9]

  • 奇妙な構図(番傘をさして佇む女性、一面の人形の首、メリーゴーラウンドの廃墟 など)
  • 赤外線フィルムにネガポジ反転を用い、不気味さが増した赤外線写真をカラー化
  • フォーカスをかけた朝もやの様なもの
  • 減色させた粗い画素

作品

カバーアート

※アイウエオ順

映像

※会社名義以外の、本人が映像ディレクターを担当した作品のみ。アイウエオ順

脚注

  1. ^ MacMillan, Keith”. Kate Bush Encyclopedia.com. 2020年10月18日閲覧。
  2. ^ KEEF AND COMPANY LIMITED”. Companies House. 2020年10月18日閲覧。
  3. ^ バンドのイメージがひと目でわかる衝撃のデビュー作/ブラックサバス『黒い安息日』”. Rittor Music (2018年10月2日). 2020年5月28日閲覧。
  4. ^ Cover Artist: Marcus Keef”. CVINYL.COM. 2020年5月28日閲覧。
  5. ^ UK Company Directors Reports「Keith Stuart Macmillan」”. CompanyDirectorCheck.com (2020年8月23日). 2020年10月18日閲覧。
  6. ^ 米国ソニー・ピクチャーズ テレビジョンがCSC Media Groupを買収。英国で16チャンネルを追加”. ソニー株式会社 (2014年6月26日). 2021年2月9日閲覧。
  7. ^ CSC MEDIA GROUP LIMITED”. company-information.service. 2021年2月9日閲覧。
  8. ^ ブラック・サバス、『黒い安息日』50周年にフォトグラファーがジャケ写の撮影を回想”. BARKS (2020年2月14日). 2020年5月20日閲覧。
  9. ^ マーカス・キーフのシュールな美意識に触れる”. CATCH A WAVE. 2020年5月28日閲覧。

関連項目