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「アルナムの牙 獣族十二神徒伝説」の版間の差分

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『'''アルナムの牙 獣族十二神徒伝説'''』(アルナムのきば じゅうぞくじゅうにしんとでんせつ)は、[[1994年]][[12月22日]]に日本の[[ライトスタッフ (ゲーム会社)|ライトスタッフ]]から発売された[[PCエンジン]][[SUPER CD-ROM2|SUPER CD-ROM<sup>2</sup>]]用[[コンピュータRPG|ロールプレイングゲーム]]。
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2021年8月28日 (土) 08:52時点における版

アルナムの牙
獣族十二神徒伝説
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 PCエンジンSUPER CD-ROM² (PCE)
開発元 ライトスタッフ
F.E.A.R.
発売元 ライトスタッフ
ディレクター 木村明広
デザイナー 木村明広
シナリオ 澤下禎
青柳久
金丸宏之
松本康志
北澤誠
木村明広
プログラマー 春名弘
桜井健一
手島義晶
中路健一
音楽 澤下禎
川島伸二
日野由紀子
美術 西塚耕一
青柳久
金丸宏之
木村明広
シリーズ アルナムシリーズ
人数 1人
メディア CD-ROM
発売日 日本 199412221994年12月22日
その他 型式:RSCD4006
テンプレートを表示

アルナムの牙 獣族十二神徒伝説』(アルナムのきば じゅうぞくじゅうにしんとでんせつ)は、1994年12月22日に日本のライトスタッフから発売されたPCエンジンSUPER CD-ROM2ロールプレイングゲーム

主人公「ケンブ」を操作し、「アルナム」と呼ばれる世界に突如出現した肉叢(ししむら)から人類を救出する事を目的とした人種差別をテーマにした作品である[1]。ゲーム誌『電撃PCエンジン』誌上で読者に対しゲームアイデアの一般公募が行われ、一部アイデアがゲーム内に採用されている。

開発はライトスタッフおよびF.E.A.R.が行い、イラストレーターの木村明広が企画・総監督を務めており、音楽はPCエンジンSUPER CD-ROM2用ソフト『フラッシュハイダース』(1993年)を手掛けた澤下禎およびスーパーファミコン用ソフト『バトルタイクーン』(1995年)を手掛けた川島伸二、3DO用ソフト『ブルーフォレスト物語 ~風の封印~』(1996年)を手掛けた日野由紀子が担当している。本作でバグが多数発見された件に関して、木村は自身のイラスト集「PureWhite」内の『アルナムの牙』に関するコメントで、「某工場の焼ミスで致命的なバグが発生してしまった」と述べている。

1996年にジャンルをアドベンチャーゲームに変更する形でPlayStationに移植された。個性的な12人のキャラクターたちが、行く先々でパーティーを編成して様々な謎を解いていく。前作のシナリオをそのままにRPG要素を取り入れたアドベンチャーとなった。[2]また、後に続編となるPlayStation用ソフト『アルナムの翼 焼塵の空の彼方へ』(1997年)が発売された。

ゲーム内容

システム

パーティは最大でも3人一組で、主人公ケンブ以外のキャラクターはイベントが進むごとに入れ替わりが強制的に行われる。お金に関しては露夢(ろむ)という単位が使用されており、戦闘で直接手に入るのではなく、戦闘で倒した肉叢の数などによって換金所でお金と交換するシステムになっている。

戦闘はターン式のコマンド選択によって行われる。ステータスはHPに当たる「体」とMPに当たる「気」と分けられる。このゲームの特徴としては、それぞれ干支十二支にちなんだ12の種類の獣へ変化して攻撃をする「獣化」と2人一組になって攻撃をする「合体」がある。

攻撃
通常の物理攻撃。
獣化
それぞれの獣へ獣化しての攻撃。
気法
いわゆる魔法。攻撃、補助、回復といった種類がある。
合体
2人一緒に攻撃し大ダメージを与える。誰と誰が組むかによってダメージ、効果など様々。
防御
身を守り、ダメージを軽減する。
物品
アイテムを使用する。
逃亡
敵から逃げる。

ストーリー

「アルナム」と呼ばれるこの世界は、人間と12の部族からなる獣族という特殊な能力を持った亜人種たちが共存する世界であった。獣族は通常の場合見た目は普通の人間と変わりは無いのだが、人間からは「卑しまれた者共」と蔑まれ忌み嫌われる存在であった。アルナムは清帝マリエーンを頂点にそれぞれの地方を人間が統治していた。そんなある日、肉叢(ししむら)という異形の生物が出没しはじめ、人々の生命を脅かした。このことを危惧したマリエーンの呼びかけで肉叢から人間を守る防人として戦闘能力に長ける獣族の12の部族それぞれの代表が中央府の清都(せいと)へ集められることになった。主人公ケンブの部族である戌(ジュツ)族からは屈強な戦士であるオウケンが向かう予定であったが、肉叢からケンブを守るために命を落としてしまう。そのためケンブがオウケンの代わりに清都へ旅立つことになったのである。彼ら獣族が何時どのようにして生まれ、何故人間から迫害を受けているのかは人間はおろか獣族達でさえ知る者は居ない。ケンブもまた、自分達の置かれた現在の立場に疑問を感じながらも肉叢との戦いに身を投じる。

登場人物

ケンブ
- 森川智之
に獣化する(ジュツ)族の代表で本作の主人公。17歳。オウケンや仲間の仇を討つべく代表に志願した。正義感が強く熱血漢だが、マイペースで人の話をよく聞かない。
トエイ
声 - 冬馬由美
に獣化する(ボウ)族の代表。17歳。快活で心優しい少女。代表になるはずだった幼馴染が怪我をしてしまったために代わりに代表となる。
シャッコ
声 - 千葉繁
に獣化する(イン)族の代表。23歳。義理堅く一本気な男。妹のマトラには頭が上がらない。
スズメ
声 - 篠原恵美
に獣化する(ゴ)族の代表。21歳。明るくサバサバとした性格のしっかり者の女性。
トバリ
声 - 松本保典
に獣化する(ユウ)族の代表。19歳。聡明な青年でケンブとは気が合うらしい。
タランダ
声 - 真柴摩利
に獣化する(シ)族の代表。25歳。気が強く口も悪いが根は優しく姉御肌な女性。
バッソ
声 - 二又一成
に獣化する(ス)の代表。18歳。少々ずる賢くお調子者な男。シャッコをアニキと慕う。
ヨウガン
声 - 桜井敏治
に獣化する(ミ)族の代表。20歳。気が弱く戦うことを好まない青年。
ヒエン
声 - 田中真弓
に獣化する(モウ)族の代表。16歳。頭脳派でプライドが高い少年。
ギユウ
声 - 平田康之
に獣化する(チュウ)族の代表。27歳。無口でポーカーフェイスな力自慢の大男。
ランチョ
声 - 西村知道
に獣化する(ガイ)族の代表。35歳。猪突猛進で豪快な男性。代表の中では唯一の妻子持ち。
リョウスイ
声 - 速水奨
に獣化する(シン)族の代表。素性は謎に包まれている不思議な青年。
清帝マリエーン皇女
声 - 島本須美
アルナムを統治する清帝。年齢は一千歳や一万歳とも言われているが、そうは思えないほどの大変美しい容姿をしている。現在の人間と獣族の関係を憂いている。
マハム
声 - 柴田秀勝
ヨロヅ
声 - 有馬瑞香
ホクロク
声 - 松本保典
四天孔の一人。
トウバン
声 - 二又一成
四天孔の一人。
ナンゴウ
声 - 平田康之
四天孔の一人。
セイロン
声 - 根谷美智子
四天孔の一人。
ガイズ
声 - 宮田浩徳
バンタン
声 - 吉川虎範
ギホウ
声 - 石森達幸
ゴウセン
声 - 宮田浩徳
キョウ
声 - 平田康之
メイファン
声 - 吉田古奈美
コーラン
声 - 根谷美智子
アイカ
声 - 松下美由紀
マトラ
声 - 山田美穂
シャッコの妹
ホロト
声 - 千葉一伸
イン族の長老
声 - 石森達幸
シャッコの親父
声 - 柴田秀勝
ヒエンママ
声 - 有馬端香
イノア
声 - 岡本嘉子
ランチョの子供甲
声 - 山本美由紀
ランチョの子供乙
声 - 山田美穂
ランチョの子供丙
声 - 松下美由紀
ギユウの母
声 - 有馬端香
マサゴ
声 - 吉田古奈美
アラゴ
声 - 山本美由紀
ヒメゴ
声 - 山田美穂
ケンホウ
声 - 千葉一伸
カイケン
声 - 山野井仁
ゴウセンの父
声 - 石森達幸
ゴウセンの母
声 - 岡本嘉子
ジュツ族男 甲
声 - 千葉一伸
ジュツ族男 乙
  • 声 - 山野井仁
ジュツ族長老
声 - 石森達幸
清都衛兵 甲
声 - 山野井仁
清都衛兵 乙
声 - 宮田浩徳
オウケン
声 - 速水奨
戌族の戦士であり、ケンブの師匠。
一種九号
声 - 吉田古奈美

移植版

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考
1 アルナムの牙
獣族十二神徒伝説
日本 199602021996年2月2日
PlayStation ライトスタッフ ライトスタッフ CD-ROM SLPS-00173 ジャンルがアドベンチャーゲームに変更

音楽

主題歌

エンディングテーマ
  • 「Fallin City」
    • 作詞:帝之瀞掬、下橋正人
    • 作曲:澤下禎
    • 演奏:P.F.M.

サウンドトラック

スタッフ

  • 企画・原案:木村明広
  • シナリオ/世界観設定:澤下禎、青柳久、金丸宏之、松本康志、北澤誠、木村明広
  • プログラム:春名弘、桜井健一、手島義晶、中路健一
  • マップデザイン考案:藤井恵、檜垣賢一、青柳久、澤下禎、金丸宏之、木村明広、星野宇喜子、遊山直紀
  • マップワークス:藤井恵、檜垣賢一、星野宇喜子、遊山直紀
  • 肉叢デザイン考案:西塚耕一、青柳久、金丸宏之、木村明広
  • 肉叢デザインワークス:西塚耕一
  • 画面効果デザイン考案:西塚耕一、天宮拓三、小野里浩一、青柳久、関洋一、手島義晶、金丸宏之、檜垣賢一、澤下禎、木村明広
  • 画面効果ワークス:西塚耕一
  • フィールドキャラクター:西塚耕一、檜垣賢一
  • イベントワークス:青柳久、金丸宏之、春名弘
  • システム設計:青柳久、金丸宏之、佐藤洋、澤下禎、木村明広
  • キャラクター原案:木村明広、小松原直美、寺沢英理香
  • キャラクターデザイン:木村明広、小松原直美
  • ビジュアル
    • エディット:関洋一、中里壮志、小松原直美、木村明広
    • プログラム協力:田名網正
    • エディット協力:兼綱康成、安東貴広
  • 音楽/音効:澤下禎、川島伸二、日野由紀子
  • 音源ドライバー:小倉唯克
  • 音声制作:(株)アーツビジョン、松田咲實、網代紀子
  • 音声演出:沢木郁也
  • マニュアル
    • 制作:結城貴美
    • デザインワークス:斎藤重治(斎藤デザイン事務所)
    • 制作協力:(有)イマジンネットワーク、小川好彦
    • ジャケットアーツ:木村明広、小松原直美
  • 一般公募
  • ご協力御礼!!
    • RS:島哲郎、吉川明、岡安久、横山秀昭、高見由紀、笠井晶子、磯田笑子
    • NEC:香林秀和、杉山暢、曽根和洋、高野隆志、高橋昌人、竹之内義輝、立花芳行、年岡伸二、松尾有紀
    • (株)メディアクリエイティブジャパン、(株)広明通信社、スタジオ ユー(株)、ポリグラム(株)、(有)ファーイーストアミューズメントリサーチ、(株)ボールド
  • 総監督:木村明広
  • 制作/著作:(株)ライトスタッフ

評価

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通17/40点 (PCE)[3]
18/40点 (PS)[4]
電撃PCエンジン45/100点 (PCE)
PC Engine FAN23.8/30点 (PCE) [5]
Play Station Magazine19.9/30点 (PS) [6]
PCエンジン完全ガイド否定的[1]
PCエンジン版
  • ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では6・3・5・3の合計17点(満40点)[3]、『電撃PCエンジン』では50・40・40・50の平均45点(満100点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、23.8点(満30点)となっている[5]。1998年に刊行されたゲーム誌『超絶 大技林 '98年春版』(徳間書店)では、「十二種の獣族」がメインキャラクターとなる事を指摘した上で、「独自のキャラが織りなすストーリーやシステムは、今までのRPGにはない独特の雰囲気を作りあげている」と肯定的に評価された[5]
項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 4.5 4.0 3.7 3.5 4.0 4.0 23.8
  • ゲーム本『懐かしゲーム機大百科 PCエンジン完全ガイド 1987-1999』では、本作が人種差別などの社会問題をテーマとした意欲作である事は認めたものの、ゲーム進行が不可能となるバグが多数存在した事により「残念ながら本作の評価は低かった」と記している[1]
PlayStation版
ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では合計18点(満40点)[4]、『Play Station Magazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.9点(満30点)となっている[6]
項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 4.0 3.3 3.7 3.1 2.9 2.9 19.9

関連作品

書籍

  • アルナムの牙 獣族十二神徒伝説 Official Fan Book
  • アルナムの翼&牙 Complete Works
  • アルナムの牙 新章 十二神徒伝説 (著:臼木照晶)/角川スニーカー文庫

脚注

  1. ^ a b c 「PCエンジンソフト完全カタログ 1993年」『懐かしゲーム機大百科 PCエンジン完全ガイド 1987-1999』スタンダーズ、2018年6月15日、197頁。ISBN 9784866362670 
  2. ^ 「週刊ファミ通 No.377」. 株式会社アスキー. (1996年3月8日). p. 43 
  3. ^ a b アルナムの牙 獣族十二神徒伝説 まとめ [PCエンジン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2016年1月17日閲覧。
  4. ^ a b アルナムの牙 〜獣族十二神徒伝説〜 まとめ [PS]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2016年1月17日閲覧。
  5. ^ a b c 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、560頁、ASIN B00J16900U 
  6. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、917頁、ASIN B00J16900U 

外部リンク