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島本須美

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しまもと すみ
島本 須美
2007年 米国『サクラコン』にて
2007年 米国『サクラコン』にて
プロフィール
本名 越川 須美(こしかわ すみ)[1][2](旧姓:島本[3]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本高知県高知市[4]
生年月日 (1954-12-08) 1954年12月8日(69歳)
血液型 A型[5]
職業 声優女優ナレーター[6]
事務所 フリー[5]
配偶者 越川大介お笑いタレント
著名な家族 娘:越川詩織(女優、声優)[7]
公称サイズ(時期不明)[1]
身長 / 体重 160 cm / 48 kg
声優活動
活動期間 1979年[8] -
ジャンル アニメゲーム吹き替えラジオナレーション
デビュー作ゼンダマン』(イブ)[8][9]
俳優活動
活動期間 1970年代 -
ジャンル テレビドラマ映画舞台
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

島本 須美(しまもと すみ、本名:越川 須美〈こしかわ すみ〉[2]1954年昭和29年〉12月8日[10] - )は、日本声優女優ナレーター[6]高知県高知市出身[4]フリー[5]

来歴

現在はフリー[5]、かつては劇団青年座映画放送部[11]、劇団青年座[2][4][11]青二プロダクション大沢事務所[12]に所属していた。

生い立ち

子供の頃は、俳優などには少しも憧れておらず、水泳や陸上が得意であったことから、「体操の先生になりたい」と思っていた[11]

小さい頃は『鉄腕アトム』から『鉄人28号』、『スーパージェッター』、『エイトマン』などを見ており、アトム役を演じていた清水マリは神様のように思えたという[2][11]

幼少期から活発な性格で、夏休みなどは近所の男の子と一緒に毎日川で朝から晩まで遊んでいた[9][13]スポーツが得意で、スポーツ大会などで学校代表になり、体操などで皆の前に立ち、模範演技をしたりしていた[9][13]音楽なども得意だったが、勉強に関しては活発ではなく、あまり成績が良くなかったという[13]。中学では当初はバスケットボール部に入部していたが、腕を骨折してしまい、休んでいた間にバスケットボールへの熱が冷めてしまい、その時に声をかけられて体操部に所属し、新体操に励む[9][13]。一方で文学的なもの、演じることには興味を感じていなかったという[13]。テレビや映画は2005年時点でも好きだが、当時は日本中がテレビに熱狂していたことからその頃から好きであった[13]。しかし、テレビの中の世界には憧れはあってが、自分自身が「それに出よう」と考えたことはなかった[13]学生運動などがあったりする時代だったため、そういった意味ではテレビからも色々な影響を受けた、多感な時代だったかもしれないという[13]

高校卒業後は就職するつもりだったため、高知商業高校[2]に進学したが、体操部がなく演劇部へ入部[9][11][13]

部を決めるにあたり、入学したばかりの時の体力測定でソフトボール投げの記録が良かったため、ソフトボール部の顧問の先生がスカウトに来た[13]。「島本なら絶対日本一になれるから」と2回も家まで訪問してくれたが、島本の中では演劇部に決めていたため断った[13]。その時、その先生が「ソフトボールをやっていい成績を残せば、就職に困らないぞ。演劇部に入っても就職にはあまりいいことないのだから」と言われたことが心に残っていた[13]。自分が演劇の道を選択するかどうか考えていた時には、繰り返し繰り返しその言葉が浮かび、卒業後にその先生と話をする機会があったためそのことは伝えていた[13]。その言葉を思い出し、「なにくそ」と思えたことから、頑張れたような気がしていたという[13]

当時の演劇部は女子の多い15人ぐらいの部活で楽しく、最初の発表会は文化祭で、高校1年生で主役を貰った[14]。その時の部長に、「あなたは眼の輝きがいいから」と褒められたため、その気になったのかもしれないという[14]。学校の演劇では、上級生が役柄上自然と老いた役を受け持つことが多かったため、若い主役を貰えたかもしれないという[14]

演劇部を続けて上級生になるごとに自分が演目選びや演出などに関わるようになり、自分たちで舞台を作っていく立場になっていったため、面白く感じていた[14]。その後部長を務め、高校3年生の時に演劇コンクールに参加して、ある作品を上演した[9][14]。審査員として来ていたその作品の原作者が最後に「僕のこの作品のこの役を演じてくれた人の中で1番良かった」と誉めてもらったことが嬉しくなり、これをきっかけに俳優を目指す[14][15]

高校時代から各地方にもあった芝居を見るための団体の会員になり、俳優座文学座、青年座、劇団民芸と大手劇団の舞台を観に行っていた[14]。地方だったことから、演劇に対する予備知識がほとんどなく、観劇できる劇団以外は無知で観劇したそのプロの劇団に憧れ、「そこに入りたい」という想いを馳せていたという[14]

俳優座を受験するため、上京して桐朋学園芸術短期大学演劇科の8期生として進学[7][11][14]。短大時代の同期生に高畑淳子がいる[14]

「やりたいことはやりなさい」という家庭だったため、両親は「好きなことをやりなさい」と応援してくれたという[14][7]

当時は舞台女優になりたい思いでいっぱいで、テレビや映画に出演したいという欲は全くなかったという[14]。桐朋学園在学中の外部出演は絶対に認めないという姿勢であったため、チャンスはいつ何処にあるかわからないが、自身は不器用な性格のため、ある程度規則に縛られていたほうが安心だったのかもしれないという[14]

短大時代はアルバイトもせずに学業に専念していたが、貧しかったことから「今週は20000円で暮らさなきゃ」ということもあった[7]。短大時代は、カリキュラムが詰まっており、次回までにやらなければいけない課題も多くて大変だったという[7]

その頃、上京するまでは無知だったアングラ演劇に夢中になり、大学卒業後はこちらの方向へと考えるようになり、既製の劇団ではやりたいことが見つけられなかったため、「自分たちで、劇団を作ろう」とも考えていた[16]。当時は振付師の竹邑類が行っていた劇団「ピーターズカンパニィ」が一番好きであった[16][17]。また六本木自由劇場で観ていた舞台は、魅力的であったという[16]

在学中に知り合えたプロの劇作家、プロの演出家に協力してもらい、結成を試みるが、延々と演劇論を戦わせているばかりであり、何も決められなかった[16]。そのプロの人物達が「お前たちは何をやっているんだ」と去られてしまい、劇団名も決まらず、1本の舞台も行わないまま終わっていたという[16]。プロの人物の中に、島本が好きだった自由劇場の開設に関わっていた人物もおり、島本たちに第二の自由劇場を期待してくれていた[16]。しかし、貪欲さが足りず、おのおのが用意してくれるのを待っているような感じで「とりあえず動いてみよう」という人物がおらず、それに応えることができなかった[16]。「グランドミュージカルのようなものもやってみたい」と思ったが、ある人物は「やりたくない」と言っており、島本自身も段々とそういうものについていけなくなってしまった[16]

その間、古典の人形劇をしていた団体の人物から誘いがあり、吉田日出子斉藤晴彦なども参加していた人形と生身の人間が対話するような舞台には出演していた[16]

桐朋学園大学の講師の妻が前述の清水マリで、職業としての声優は知っていたが、当時は舞台女優を目指していたことから、声優の仕事をすることになるとは思っていなかったという[18]

大学時代に苦手だった教科は個別でいうと、マイム、クラシックバレエ、身体が固かったため日本舞踊も苦手であった[18]。出されたテーマに応えなければならないことが不得手であったことから、宿題全般をこなすのが大変であった[18]。得意なものは体育で、授業でも特に舞台に立つ事を意識していたため、大きな声を出せないと、舞台に立てないことから発声や滑舌はしっかりしていたと語る[18]

卒業後は大学時代に講師をしていた劇団青年座の演出の人物に劇団青年座に誘ってもらい、劇団青年座に入団し[9]、劇団のオーディションを受けて、劇団員になる[18]

キャリア

女優として

青年座に入団してから一番最初に、初井言榮の付き人を経験[7]。初舞台は、PARCO劇場の舞台のヒロイン役[18]。ヒロインを演じたことは光栄で、自分の自信にもなった[18]。公演興行的には決して成功した舞台ではなく、出来もあまりよくなかったかもしれないが、役者として舞台に立っていることだけで幸せであったという[18]

青年座では、入団した年の冬の公演から出演し、佐藤B作主宰の劇団東京ヴォードヴィルショーの公演にもゲスト出演していた[18]。2つの舞台を作っていく方法がまるで違ったため、不器用だったこともあり、当初はかなり苦労していた[18]。新人のために各種手伝いなどもしていたため、一杯一杯であったという[18]。東京ボードビルショーの公演にもゲスト出演していた時は、やりながらアドリブで台詞を作っていく形の台本であったため、言葉を知らない上に、やり方がわかなかったことからボケしかできない感じであったが、楽しかったという[18]

活動初期は『花神』、『マー姉ちゃん』等のテレビドラマに出演していた。

声優として

その頃、声の仕事をしていた先輩に「遊びに来ないか」と誘われて、現場で「一声出してみないか」と言われて、声を出していたところ「今度オーディションあるから受けてみる?」というような流れで声優としての活動を始める[19]

1979年2月17日放送の『ゼンダマン』第3話、「エデンの園だよ!ゼンダマン」のゲストキャラクターのイブ役で声優デビューを果たす[8][9]。同年4月スタートの『ザ☆ウルトラマン』ではヒロインの星川ムツミを演じて初レギュラーとなった[8][9]。多くの文献や本人プロフィールなどでは、この作品がデビュー作とされており、実際にオーディションに合格して声優デビューが決まったのもこちらが先だった[9][19]。『ゼンダマン』のゲストは『ザ☆ウルトラマン』の演出家から出るように言われたものである[9]

初めてのアフレコの時は舞台的な発声だと声が通り過ぎてしまうなど、その距離感の問題が大変だった[19]。台本と画面を同時に見て、台詞を喋ることにも苦労しており、失敗を引きずったりはできず、一言だけの台詞の場合なども、待っている間のプレッシャーがかなりあったという[19]。周囲は先輩ばかりで、現場のルールもわからず、超本気で大きな声でセリフの稽古をしていた[7]

新人だった頃、劇団にマネージメント料を払わなければならず、レギュラー1本ではアルバイトをしなければ無理で、『風の谷のナウシカ』の頃もアルバイトはしていた[7]。当時はパーティーコンパニオンのアルバイトをしていた[7]

当時の青年座は、西田敏行が売り出しており、声の仕事には力を入れておらず、声の仕事専門のマネージャーもいないため、『ザ☆ウルトラマン』の収録終わりで次の現場に移動しなくてはいけなかった[7]。その時、声優事務所のマネージャーが「須美ちゃん、そろそろ(時間だから)出たほうがいいよ」と言うなど、それくらいほったらかしだったという[7]

これを機に声優業が増えていき、同年12月公開の劇場用アニメ『ルパン三世 カリオストロの城』でゲストヒロインのクラリスを演じた[19][20]

『ザ☆ウルトラマン』終了後は、収録日を絶対動かすことがなく、旅公演のある舞台公演ができなくなり、舞台の仕事を優先するためレギュラーの声優の仕事は断り、1980年から1982年にかけて日本全国の地方の中学校をまわる学校公演ミュージカル『ブンナよ木からおりてこい』『ある馬の物語』に参加した[9][19]

1983年4月から『スプーンおばさん』のルウリィ役で再びレギュラーの声優の仕事を受けるようになり、1984年の『風の谷のナウシカ』、1985年の『小公女セーラ』、1986年の『めぞん一刻』、『オズの魔法使い』、『Oh!ファミリー』でそれぞれヒロインもしくは主人公を演じ、人気を博す。

私生活では、1984年に青年座の後輩で7歳下の、お笑いコンビ・ちびっこギャング越川大介結婚[21]、長女で声優の越川詩織との三人家族である[22]

1986年には『めぞん一刻』で演じたヒロイン・音無響子名義でシングル「予感」をリリースし、翌1987年には2枚目のシングル「メロディー」と、アルバム「恋するKI・MO・CHI」をリリースした。

アニメ雑誌アニメージュ』主催のアニメグランプリでは、1984年の第7回と1987年の第10回、1988年の第11回で、女性声優部門1位を獲得。また1985年1986年1989年でも2位に輝いた。

1980年代後半以降は『キテレツ大百科』のキテレツのママ、『それいけ!アンパンマン』のしょくぱんまんなど、ヒロイン以外の役柄での出演が多くなり、役の幅を広げていく。しょくぱんまん役のオーディションの話が来た時は驚いていた[8]。『キテレツ大百科』は前述の通り、島本が母親になった途端に母親役がまわってきたという感じであったという[8]。しょくぱんまん役は現在まで続いているので、持ち役の中で最も演じている期間が長い。

1990年代以降は母親役を演じることが多くなる。OVAジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』ではヒロインの銀鈴役を担当する。なお、銀鈴を主人公としたスピンオフ作品も複数作られている。

1997年からは『名探偵コナン』で主人公・江戸川コナンこと工藤新一の母親・工藤有希子を担当。しょくぱんまん役に次いで担当期間が長い持ち役となっている。

現在まで

業界に入り30年以上が経っているが、その割には「出演作が少ない」と語っており、本人が言うには「主演作やメインレギュラーのインパクトでキャリアを印象づけた」[23]とのこと。

2012年に長女の越川詩織が、島本がレギュラー出演している『それいけ!アンパンマン』で声優デビューしている。

2010年頃にはプロ・フィット声優養成所の専任講師の1人となり基礎講座の講師として活動中。

2014年からはS&S Entertainment Schoolの声優・演劇コースにて、講師として活動中。

2017年1月9日、テレビ朝日にて放映された『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』で第25位に選ばれる[24]。同年3月、第11回声優アワードで高橋和枝賞を受賞[25]

2022年にプロ・フィットが廃業し、声優養成所をラクーンドッグに譲渡したため講師を辞職し退社。

人物・エピソード

演じるキャラクターは、お姫様、母親、先生の3系統に大きく分けられている[26]。色々なキャラクターを演じてきたが、昔からあんまり器用な声優でもなく、上手いという役者でもなかった[23]。素人っぽさが当初の売りだったのかもしれず、2016年時点では少しは上手くなったと語る[23]

舞台をしていた頃は、無意識のうちに自分の身体を見せるということが前提での演技をしていた[19]。声優としての仕事が中心になってからは、身体の動きそのものも台詞の中に込めてしまうということを無意識にするようになったという[19]

声優を始めた当初は演じているのは私であるが私ではない私、キャラクターに導入していく部分などの区別が出来ず苦労していたという[19]

劇団時代は仕事を待つのが辛く、アルバイトもしていたが、「いつ仕事が来てもいい状態にして、モチベーションを上げつつ、待つ」というのは結構大変だった[20]。その時、モチベーション維持のために、近くにあった代々木公園で、劇団の先輩と一緒に走ったりして体力作りをしていた。終えた後に先輩に付き合わされ、麻雀に行ったりしていた[20]

青野武と現場で共演していた時、「古文書」を「こぶんしょ」と読んでいたところ、「須美ちゃん、ここは〝こもんじょ〟のほうがカッコいいよ」とさりげなく教えてくれたという[20]

先輩の芝居を聴いているだけで勉強させてくれることも多かった[20]。『ザ☆ウルトラマン』の時は、最初からレギュラーで、紅一点だったこともあり、富山敬をはじめ、滝口順平兼本新吾森川公也といった先輩たちに可愛がられた[19][20]。またそんななか、千葉繁がおり、よく話をしていたという[20]

3きょうだいの長女で妹、弟がいる[13]

宮崎駿との繋がり

1979年放映開始の世界名作劇場シリーズ『赤毛のアン』の主役のアンのオーディションの最終選考まで残り、結果は山田栄子に決まった[8]。しかし、レイアウトと場面設定スタッフとして名を連ねていた宮崎駿が島本の声に感銘を受け、指名で『ルパン三世 カリオストロの城』のオーディションに参加、結果クラリス役に抜擢されたという逸話がある[27][28]

この『カリオストロの城』を皮切りに、島本は宮崎の作品に多数出演することになり、新『ルパン三世』の最終話では小山田真希を演じ、『風の谷のナウシカ』では自主的にオーディションに参加し主人公のナウシカ役を獲得[29][30]。またクシャナ役の榊原良子と2人だけでオーディションを受けていたという[19]

『風の谷のナウシカ』自体もファンから「『風の谷のナウシカ』がアニメ化されたら是非ナウシカをしてください」と原作を教えてくれて以来ファンで、原作を読み続けており「ずっとやりたい」と思っていたという[19]。高校生の頃からジャンヌ・ダルクに憧れており、ナウシカにジャンヌ・ダルク的なところがあるような気がしていた[8]。オーディションの話が来た時にも、「ぜひやりたい」と思ったという[8]。この作品出演以降、オーディションのオファーをくれる機会が増えて、アニメのレギュラーと舞台の両立が可能なことを知ったため、テレビアニメのレギュラーも受けるようになったという[19]

『風の谷のナウシカ』の時は下手でオンエアを劇場で観て恥ずかしく、終了と共に逃げるように帰ってきたという[19]。経験の少ない島本が一生懸命しているその素人っぽさを宮崎は計算のない初々しさと捉えてくれたのかもしれないという[19]

他には、『となりのトトロ』では当初サツキ役でオーディションに臨むも母親役に決まり[31]、『もののけ姫』ではトキを演じた。

『もののけ姫』では、宮崎から20回ものリテイクを出され、島本自らも1回リテイクを申し出るなど苦戦の連続であった[32][33]。宮崎が声優を専業以外からの起用にシフトしたため、『もののけ姫』を最後に宮崎作品には出演していない。

『ルパン三世』のクラリスについては、劇場公開時よりもテレビでオンエアされた際に多大な反響があったらしく、劇団に沢山のファンレターが送られてきたという。その時のファンレターの数は西田敏行よりも多かったとされる。そのため、劇団のスタッフ方々から「須美、これは大事にしなきゃ駄目だよ」と言われ、「物凄い数のファンレター1人1人に返事を書きまくっていた」と語っている[34]。一番好きなクラリスのセリフとして、ラストの「私も連れてって! 泥棒はまだできないけど、きっと覚えます。私、私、お願い、一緒に行きたい!」を挙げている[35]

2016年時点では宮崎駿作品に出演したことが、仕事を続けていられる理由だと語る[23]

テレビアニメのレギュラー番組での初主演

世間的にはテレビアニメのレギュラー番組での初主演は『小公女セーラ』と認識されているが、実際には『オズの魔法使い』の方が先だったとのこと。放送スケジュールが決定しないまま全52話分の収録を済ませていた[36]

出演

太字はメインキャラクター。

テレビドラマ

映画

舞台

  • 春のめざめ(1977年、パルコ/立動舎)
  • コンソメスープ昭和風(1977、1978年、青年座) - 陸軍中将 役
  • 肥前松浦兄妹心中(1978年、青年座) - 倭子 役
  • 謀殺(1978年、青年座) - 唱舞隊 役
  • 女たちの招魂祭(1979年、青年座) - 若い妻 役
  • ブンナよ、木からおりてこい(1980年、青年座) - 子がえる3 役
  • ブンナよ、木からおりてこい(1981年、青年座) - 語り手3、子がえる2 役
  • ある馬の物語英語版(1982年、青年座) - ヴィーリハ 役
  • 二つのダイヤモンド(1983年、青年座) - スー 役

テレビアニメ

1979年
1980年
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1983年
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2017年
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2019年
2020年
2021年
2022年
2023年

劇場アニメ

1979年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
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2017年
2018年
2019年
2021年
2022年
2023年
2024年

OVA

1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
  • 青い瞳の銀鈴 GinRei with blue eyes(銀鈴
  • 赤ずきんチャチャ(うらら園長、ピー助)
  • 鉄腕GinRei Episode.2&3 禁断の果実を奪還せよ 極楽大作戦!!(銀鈴
1996年
1997年
1998年
1999年
2001年
2003年
2004年
2008年
2011年
2016年
  • 東方二次創作同人アニメ 秘封活動記録-月-(八意永琳)
2019年

Webアニメ

ゲーム

1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年

吹き替え

担当女優

キャリー・フィッシャー
ジョイ・ウォン

映画

ドラマ

アニメ

人形劇

ラジオ

  • アニメージュ40th memories connect hearts
  • 島本須美の『おやすみの前に。』アニウムラジオにて放送(2021年8月現在にて12回放送)同ラジオ内にて、おまけ放送、アーカイブ放送。
ラジオドラマ
  • 連続ラジオ小説 火の鳥 ~黎明編~(1977年3月21日 - 28日、NHKラジオ第1
  • ドラマ 刀とムジ(1977年5月7日、NHK-FM
  • ドラマ 水の家(1977年9月17日、NHK-FM)
  • ラジオ劇場 恋に朽ちなむ(1978年12月16日、NHK-FM)
  • FMシアター (NHK-FM)
    • 夏が来れば思い出す(1986年8月16日、原作:早坂暁) - 斉藤S子 役[121]
    • 不思議の国のヒロコの不思議(1987年1月17日、原作:谷山浩子) - アンテ 役
    • ポポイ(1987年7月4日、原作:倉橋由美子) - 舞 役
    • 安全地帯(1988年2月6日)
    • 幸福の恥ずかしさ(1990年6月3日)
    • アンジェリーナ ~ 佐野元春と三つの短編 第3話「また明日 ~ 銀のピアス」(1993年10月23日)[122]
  • アドベンチャーロード ブルータスは死なず(1989年7月24日 - 28日、NHK-FM) - 坂上田鶴子 役
  • 特集・交響詩劇 木と水への記憶~言葉と音のための詩劇(1991年2月11日、NHK-FM)[123]
  • 特集サラウンドシアター いのちの木の方へ(1994年3月14日、NHK-FM)
  • 特集ドラマ (1994年6月6日 - 10日、原作:宮尾登美子NHKラジオ第1) -
  • ドラマスペシャル ソフィーの世界 前編・後編(1996年1月14日・15日、原作:ヨースタイン・ゴルデル、NHK-FM) - ソフィー[124]
  • 青春アドベンチャー (NHK-FM)

ドラマCD

音楽CD

テレビ番組

CM

その他コンテンツ

作品

音無響子名義

タイトル 発売日 品番
予感(C/W 夢の入口へ…) 1986年9月25日 7DS0124
メロディー(C/W ときめき) 1987年7月25日 7DS0148
恋するKI・MO・CHI 1987年9月25日 25MS-0139(LP)
H20K-20088(CD)

アルバム

タイトル 発売日 品番
世界名作劇場 小公女セーラ 1985年
世界名作劇場 メモリアル音楽館 小公女セーラ 2005年5月25日 B0008JH3OE
島本須美 sings ジブリ 2009年8月26日 WPCL-10739
ジブリ IN THE MIX 2009年12月4日 FARM-0206
sing her LEGENDS 2010年2月24日 VICL-63536

脚注

シリーズ一覧

  1. ^ 第1期(2005年)、第2期(2006年)
  2. ^ 第1期(2007年)、第4期『銀魂.』(2017年)
  3. ^ 第1期(2013年)、第2期(2013年)
  4. ^ 第1期(2014年 - 2015年)、第2期『日本へ行く』(2015年)、第3期『ふしぎ劇場』(2016年)、第4期(2017年)

出典

  1. ^ a b 『日本タレント名鑑(1986年版)』VIPタイムズ社、1986年、358頁。 
  2. ^ a b c d e 「声優マジカル通信 VOL.5 島本須美さん」『月刊OUT』1985年10月号、みのり書房、1985年10月1日、115-119頁。 
  3. ^ 『日本タレント名鑑(1984年版)』VIPタイムズ社、1983年、336頁。 
  4. ^ a b c “ナウシカ声優の島本さん(高知市出身) 本の思い出語る”. 高知新聞. (2018年9月3日). オリジナルの2020年1月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200125061028/https://www.kochinews.co.jp/article/212309/ 2023年1月11日閲覧。 
  5. ^ a b c d 島本須美”. 声優グランプリWEB. 声優名鑑. 主婦の友インフォス. 2023年9月22日閲覧。
  6. ^ a b ナウシカ声優・島本須美 出産後、声が低くなったと実感”. NEWSポストセブン. 小学館 (2018年2月17日). 2020年3月17日閲覧。
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外部リンク