「髙松智美ムセンビ」の版間の差分
編集の要約なし |
m Bot作業依頼: 「田中希実」の改名に伴うリンク修正 - log |
||
77行目: | 77行目: | ||
生まれは[[ケニア]]で、1歳になってから[[日本]]で暮らす<ref>{{Cite web|url=https://www.jaaf.or.jp/news/article/11382/?tag=%E9%95%B7%E8%B7%9D%E9%9B%A2|title=【第8回/ダイヤモンドアスリート】髙松智美ムセンビ選手インタビュー|website=日本陸上競技連盟公式サイト|date=2018-03-31|accessdate=2021-08-02}}</ref>。[[大阪薫英女学院中学校・高等学校]]卒業。中学時代から姉・髙松望ムセンビを追って多くの大会で活躍した。[[ジュニアオリンピック陸上競技大会|ジュニアオリンピック]]3000mで優勝し、[[皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会|全国女子駅伝]]2区では2年連続で区間賞も獲得した。 |
生まれは[[ケニア]]で、1歳になってから[[日本]]で暮らす<ref>{{Cite web|url=https://www.jaaf.or.jp/news/article/11382/?tag=%E9%95%B7%E8%B7%9D%E9%9B%A2|title=【第8回/ダイヤモンドアスリート】髙松智美ムセンビ選手インタビュー|website=日本陸上競技連盟公式サイト|date=2018-03-31|accessdate=2021-08-02}}</ref>。[[大阪薫英女学院中学校・高等学校]]卒業。中学時代から姉・髙松望ムセンビを追って多くの大会で活躍した。[[ジュニアオリンピック陸上競技大会|ジュニアオリンピック]]3000mで優勝し、[[皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会|全国女子駅伝]]2区では2年連続で区間賞も獲得した。 |
||
高校時代には、中学から競い合ってきた[[ |
高校時代には、中学から競い合ってきた[[田中希実]](西脇工業)、[[和田有菜]](長野東)らともに[[トラック]]、[[駅伝]]、[[クロスカントリー]]で活躍した。高2の時に[[全国高等学校駅伝競走大会|全国高校駅伝]]で2区で区間2位となりチームの優勝に貢献し、翌年には連覇を狙うも果たせなかった。 |
||
駅伝の強豪[[名城大学]]に進学すると、同期の和田有菜、1歳上の[[加世田梨花]]などチーム内でも競い合い、特にトラック種目で大きく実力を伸ばした。1年生で、[[第102回日本陸上競技選手権大会|第102回日本陸上選手権]]1500mで優勝し、[[日本学生陸上競技対校選手権大会|日本インカレ]]でも1500m・5000mの2冠を制した。チーム初の大学駅伝2冠([[全日本大学女子駅伝対校選手権大会|全日本大学女子駅伝]]、[[全日本大学女子選抜駅伝競走大会|富士山女子駅伝]])にも貢献した。 |
駅伝の強豪[[名城大学]]に進学すると、同期の和田有菜、1歳上の[[加世田梨花]]などチーム内でも競い合い、特にトラック種目で大きく実力を伸ばした。1年生で、[[第102回日本陸上競技選手権大会|第102回日本陸上選手権]]1500mで優勝し、[[日本学生陸上競技対校選手権大会|日本インカレ]]でも1500m・5000mの2冠を制した。チーム初の大学駅伝2冠([[全日本大学女子駅伝対校選手権大会|全日本大学女子駅伝]]、[[全日本大学女子選抜駅伝競走大会|富士山女子駅伝]])にも貢献した。 |
2021年9月3日 (金) 03:26時点における版
| |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
いきいき茨城ゆめ国体にて(2019年) | |||||||||||||||||||||
選手情報 | |||||||||||||||||||||
フルネーム | たかまつ ともみ ムセンビ | ||||||||||||||||||||
ラテン文字 | Tomomi Musembi TAKAMATSU | ||||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||||||||||||
競技 | 陸上競技 | ||||||||||||||||||||
種目 | 中距離走・長距離走 | ||||||||||||||||||||
所属 | 名城大学 | ||||||||||||||||||||
生年月日 | 2000年2月23日(24歳) | ||||||||||||||||||||
生誕地 | ケニア | ||||||||||||||||||||
出身地 | 日本 大阪府 | ||||||||||||||||||||
成績 | |||||||||||||||||||||
国内大会決勝 |
日本選手権 1500m:優勝 (2018年) | ||||||||||||||||||||
自己ベスト | |||||||||||||||||||||
800m | 2分14秒71 | ||||||||||||||||||||
1500m | 4分16秒52 | ||||||||||||||||||||
3000m | 8分58秒63 | ||||||||||||||||||||
5000m | 15分26秒76 | ||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||
編集 |
髙松 智美 ムセンビ(たかまつ ともみ ムセンビ、2000年2月23日 - )は、日本の陸上競技選手、中距離走・長距離走。アジアクロスカントリー選手権・ジュニア団体金メダリスト。父は 2001年 長野マラソンで優勝したケニア人のマクセル・ムセンビ、母は日本人。髙松望ムセンビは姉[1]。
経歴
生まれはケニアで、1歳になってから日本で暮らす[2]。大阪薫英女学院中学校・高等学校卒業。中学時代から姉・髙松望ムセンビを追って多くの大会で活躍した。ジュニアオリンピック3000mで優勝し、全国女子駅伝2区では2年連続で区間賞も獲得した。
高校時代には、中学から競い合ってきた田中希実(西脇工業)、和田有菜(長野東)らともにトラック、駅伝、クロスカントリーで活躍した。高2の時に全国高校駅伝で2区で区間2位となりチームの優勝に貢献し、翌年には連覇を狙うも果たせなかった。
駅伝の強豪名城大学に進学すると、同期の和田有菜、1歳上の加世田梨花などチーム内でも競い合い、特にトラック種目で大きく実力を伸ばした。1年生で、第102回日本陸上選手権1500mで優勝し、日本インカレでも1500m・5000mの2冠を制した。チーム初の大学駅伝2冠(全日本大学女子駅伝、富士山女子駅伝)にも貢献した。
しかし、2年生後半以降、故障のために主要大会ではほとんど活躍できない不本意な状況になっている。各種の大会での記録が前年を下回り、全国女子駅伝では区間順位が大きく下がった。それでも大学駅伝では2年連続の2冠に貢献するなどの活躍は見せた。
特徴
身長148cmと小柄だが大きなストライドで力強く前進する走法である。トラックでのラストスパートの切れ味は抜群で、それを武器に大きなタイトル(日本選手権、日本インカレ、クロスカントリ-日本選手権)を獲得してきた。2段階の動きでストライドを伸ばす独特のランニングフォームは迫力さえ感じさせる。
大学2年に入ると思うような記録を出すことできないレースが続いた。特に5000mでの不振は陸上ファンに大きな心配をかけていた。大学3年次後半以降、復調を見せている。今後は1500mが活躍の場になると思われる。
主な記録
年 | 大会 | 種目 | 順位 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2013年 | 千葉国際クロスカントリ- | 中学女子3㎞ | 6位[3] | |
全日本中学陸上(愛知) | 1500m | 2位[4] | ||
ジュニアオリンピック | B1500m | 3位[5] | ||
2014年 | 全国女子駅伝 | 3区 | 区間賞 | 大阪府9位[6] |
全日本中学陸上(香川) | 1500m | 2位[7] | ||
第69回国民体育大会(長崎) | 少年B1500m | 3位[8] | ||
ジュニアオリンピック | A3000m | 優勝[9] | ||
2015年 | 全国女子駅伝 | 3区 | 区間賞 | 大阪府優勝[10] |
千葉国際クロスカントリ- | 中学女子3㎞ | 優勝[11] | ||
和歌山インターハイ2015 | 3000m | 7位[12] | ||
全国高校駅伝女子 | 2区 | 区間4位 | 薫英女学院高校3位[13] | |
2016年 | 全国女子駅伝 | 5区 | 区間5位 | 大阪府12位[14] |
岡山インターハイ2016 | 3000m | 3位[15] | ||
第71回国民体育大会(岩手) | 少年A3000m | 4位[16] | ||
全国高校駅伝女子 | 2区 | 区間2位 | 薫英女学院高校優勝[17] | |
2017年 | 全国女子駅伝 | 2区 | 区間5位 | 大阪府12位[18] |
クロスカントリー日本選手権 | ジュニア6km | 優勝[19] | ||
世界クロスカントリー選手権 | ジュニア6km | 15位 | 日本団体4位[20] | |
山形インターハイ2017 | 3000m | 6位[21] | ||
全国高校駅伝女子 | 2区 | 区間2位 | 薫英女学院高校3位[22] | |
2018年 | 全国女子駅伝 | 2区 | 区間2位 | 大阪府5位[23] |
クロスカントリー日本選手権 | ジュニア6km | 2位[24] | ||
アジアクロスカントリー選手権 | ジュニア6km | 銅メダル | 日本団体金メダル[25] | |
アジアジュニア陸上選手権 | 1500m | 銀メダル[26] | ||
第102回日本選手権(山口) | 1500m | 優勝[27] | ||
U20世界選手権 | 5000m | 7位[28] | ||
日本インカレ | 1500m | 優勝[29] | ||
日本インカレ | 5000m | 優勝 | ||
全日本大学女子駅伝 | 3区 | 区間賞 | 名城大学優勝[30] | |
大学女子選抜(富士山女子)駅伝 | 7区 | 区間2位 | 名城大学大会記録[31] | |
2019年 | 全国女子駅伝 | 1区 | 区間12位 | 大阪府3位[32] |
クロスカントリー日本選手権 | シニア8km | 3位[33] | ||
日本学生個人 | 1500m | 2位[34] | ||
第103回日本選手権(福岡) | 1500m | 4位[35] | ||
第30回夏季ユニバーシアード・ナポリ大会 | 5000m | 7位[36] | ||
第74回国民体育大会(茨城) | 成年共通5000m | 15位[37] | ||
全日本大学女子駅伝 | 2区 | 区間賞 | 名城大学優勝[38] | |
大学女子選抜(富士山女子)駅伝 | 2区 | 区間5位 | 名城大学優勝[39] | |
2020年 | 全国女子駅伝 | 2区 | 区間29位 | 大阪府8位[40] |
クロスカントリー日本選手権 | シニア8km | 10位[41] | 名城大学団体優勝 | |
日本インカレ | 1500m | 優勝[42] | ||
第104回日本選手権(新潟) | 1500m | 7位[43] | ||
全日本大学女子駅伝 | 6区 | 区間2位/区間新 | 名城大学優勝[44] | |
大学女子選抜(富士山女子)駅伝 | 1区 | 区間4位 | 名城大学優勝[45] | |
2021年 | 第105回日本選手権(長居) | 1500m | 8位[46] |
脚注
- ^ “ベッタから挑む、陸上再出発の夏 高松望ムセンビ19歳”. 朝日新聞. 2018年3月16日閲覧。
- ^ “【第8回/ダイヤモンドアスリート】髙松智美ムセンビ選手インタビュー”. 日本陸上競技連盟公式サイト (2018年3月31日). 2021年8月2日閲覧。
- ^ “リザルト”. jaaf. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “TOP8”. jaaf. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “TOP8”. jaaf. 2020年2月13日閲覧。
- ^ “リザルト”. jaaf. 2018年3月16日閲覧。
- ^ “リザルト”. jaaf. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “リザルト”. jaaf. 2018年3月16日閲覧。
- ^ “TOP8”. jaaf. 2020年2月13日閲覧。
- ^ “リザルト”. jaaf. 2018年3月16日閲覧。
- ^ “リザルト”. jaaf. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “リザルト”. jaaf. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “女子駅伝”. jaaf. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “リザルト”. jaaf. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “Top8”. jaaf. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “リザルト”. jaaf. 2018年3月16日閲覧。
- ^ “総合成績”. jaaf. 2018年3月16日閲覧。
- ^ “総合成績リスト”. jaaf. 2018年3月16日閲覧。
- ^ “上位8位”. jaaf. 2018年3月16日閲覧。
- ^ “U20 RACE WOMEN”. jaaf. 2018年3月16日閲覧。
- ^ “リザルト”. jaaf. 2018年3月16日閲覧。
- ^ “女子駅伝”. jaaf. 2018年3月16日閲覧。
- ^ “リザルト”. jaaf. 2018年2月10日閲覧。
- ^ “上位8位”. jaaf. 2018年3月16日閲覧。
- ^ “日本代表選手リザルト”. jaaf. 2018年3月16日閲覧。
- ^ “決勝一覧表”. jaaf. 2019年1月19日閲覧。
- ^ “1500m 決勝”. jaaf. 2018年8月6日閲覧。
- ^ “決勝一覧表”. jaaf. 2019年1月19日閲覧。
- ^ “決勝一覧表”. iuau. 2019年1月19日閲覧。
- ^ “総合成績”. iuau. 2019年1月19日閲覧。
- ^ “大会結果”. iuau. 2019年1月19日閲覧。
- ^ “リザルト”. jaaf. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “上位8位”. jaaf. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “リザルト”. iuau. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “リザルト”. jaaf. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “日本選手成績”. juau. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “決勝一覧”. jaaf. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “総合成績”. iuau. 2020年2月10日閲覧。
- ^ “大会結果”. iuau. 2020年2月10日閲覧。
- ^ “リザルト”. jaaf. 2020年2月10日閲覧。
- ^ “2020クロカン日本選手権”. jaaf. 2020年2月9日閲覧。
- ^ “リザルト”. jaaf. 2020年9月15日閲覧。
- ^ “リザルト”. jaaf. 2020年10月3日閲覧。
- ^ “リザルト”. iuau. 2020年10月25日閲覧。
- ^ “リザルト”. iuau. 2020年12月30日閲覧。
- ^ “リザルト”. jaaf. 2021年6月27日閲覧。
外部リンク
- 髙松智美ムセンビ - ワールドアスレティックスのプロフィール
- 髙松智美ムセンビ (@musembi223) - X(旧Twitter)