「玖珂郡」の版間の差分
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2021年9月6日 (月) 03:32時点における版
人口5,532人、面積10.58km²、人口密度523人/km²。(2024年12月1日、推計人口)
以下の1町を含む。
- 和木町(わきちょう)
郡域
1879年(明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記1町のほか、岩国市および柳井市の大部分(伊保庄以南を除く)にあたる。
歴史
近代以前の沿革
知行 | 村数 | 村名 | |
---|---|---|---|
藩領 | 周防山口藩 | 32村 | 宇佐村、宇佐郷村、大原村、本谷村、秋掛村、阿賀村、中山村(現・岩国市美和町北中山)、生見村、下畑村、南桑村、波野村、本郷村、黒沢村(現・岩国市本郷町西黒沢)、宇塚村、須川村、深川村、府谷村、小川村、添谷村、広瀬村、中ノ瀬村、大野村、四馬神村、根笠村、三瀬川村、獺越村、野谷村、上久原村、下久原村、長野村(現・岩国市周東町西長野)、差川村、樋余地村 |
岩国領 | 1町 83村 |
岩国城下[1]、天尾村、二鹿村、竹安村、行波村、下村、杭名村、瓦谷村、守内村、角村、保木村、明見谷村、相ノ谷村、伊房村、廿木村、近延村、上田村、行正村、大山村、入野村、土生村、寺山村、持国村、大谷村、御庄村、柱野村、叶木村、六呂師村、多田村、平田村、川西村、錦見村[2]、牛野谷村、門前村、中津村、車村、向今津村、今津村、室木村、装束村、和木村、瀬田村、関ヶ浜村、小瀬村、関戸村、阿品村、由宇村[3]、長野村(現・岩国市長野)、通津村、保津村、青木村、黒磯村、海土路村、藤生村、柱島、日積村、川上村、小畑村、中山村(現・岩国市周東町中山)、田尻村、祖生村、玖珂本郷村[4]、伊陸村、須通村、柳井村[5]、余田村、新庄村、古開作村、竪ヶ浜村、長谷村、日宛村、百合谷村、大根川村、岸根村、黒沢村(現・岩国市美和町黒沢)、中垣内村、瀬戸内村、滑村、釜ヶ原村、佐坂村、上駄床村、下駄床村、渋前村、西畑村 |
- 慶応4年3月13日(1868年4月5日) - 岩国領が立藩して岩国藩となる。
- 明治4年
- 明治初年(2町117村)
- 門前村の一部が分立して尾津村となる。
- 玖珂本郷村の一部が分立して玖珂三市となる。
- 柳井村の一部が分立して柳井津町となる。
- 明治5年(1872年) - 玖珂三市が玖珂本郷村に合併。(2町116村)
- 明治6年(1873年)(2町117村)
- 岩国城下の一部[横山]が分立して横山村となる。
- 岩国城下の一部[錦見の一部]が錦見村に合併。
- 明治7年(1874年)(2町118村)
- 御庄村の一部が分立して田原村となる。
- 須通村の一部[用田村・午王ノ内村]が分立して用田村となる。
- 小畑村が川上村に合併。
- 黒沢村が改称して西黒沢村となる。
- 明治8年(1875年) - 岩国城下が改称して岩国町となる。
- 明治9年(1876年)(2町120村)
- 大島郡遠崎村・神代村・大畠村の所属郡が本郡に変更。
- 竪ヶ浜村の所属郡が熊毛郡に変更。
- 明治11年(1878年) - 中山村(現・岩国市美和町北中山)が改称して北中山村となる。
- 明治12年(1879年)(2町121村)
- 明治13年(1880年) - 玖珂本郷村が改称して玖珂村となる。
町村制以降の沿革
- 明治22年(1889年)4月1日 - 町村制の施行により、下記の町村が発足。特記以外は現・岩国市。(2町35村)
- 小瀬川村 ← 小瀬村(現・岩国市)、関ヶ浜村、瀬田村、和木村(現・和木町)
- 麻里布村 ← 装束村、室木村、今津村、柱島
- 川下村 ← 向今津村、車村、中津村
- 愛宕村 ← 尾津村、門前村、牛野谷村
- 岩国町 ← 錦見村、岩国町
- 横山村 ← 横山村、川西村、平田村
- 藤河村 ← 関戸村、多田村、阿品村、田原村、御庄村、大谷村、持国村
- 北河内村 ← 守内村、瓦谷村、杭名村、下村、天尾村、二鹿村、明見谷村、相ノ谷村、行波村
- 南河内村 ← 伊房村、竹安村、土生村、角村、保木村、上田村、寺山村、近延村、行正村、入野村、大山村、廿木村
- 師木野村 ← 柱野村、叶木村、六呂師村
- 灘村 ← 海土路村、藤生村、黒磯村、青木村、保津村
- 通津村 ← 通津村、長野村
- 由宇村(単独村制)
- 日積村(単独村制。現・柳井市)
- 神代村(単独村制。現・岩国市、柳井市)
- 鳴門村 ← 大畠村、遠崎村(現・柳井市)
- 柳井村、柳井津町、古開作村、新庄村、余田村、伊陸村(それぞれ単独村制。現・柳井市)
- 祖生村、玖珂村(それぞれ単独村制)
- 高森村 ← 上久原村、下久原村、田尻村、中山村、用田村、川上村
- 米川村 ← 上須通村、下須通村、差川村、西長野村、樋余地村
- 川越村 ← 三瀬川村、獺越村
- 桑根村 ← 南桑村、根笠村
- 河波村 ← 四馬神村、添谷村、小川村、波野村
- 広瀬村 ← 野谷村、中ノ瀬村、大野村、府谷村、広瀬村
- 深須村 ← 須川村、深川村
- 高根村 ← 大原村、宇佐郷村、宇佐村
- 秋中村 ← 北中山村、秋掛村
- 本郷村 ← 本郷村、宇塚村、西黒沢村、本谷村
- 賀見畑村 ← 生見村、下畑村、阿賀村
- 渋前村 ← 上駄床村、下駄床村、渋前村、西畑村
- 藤谷村 ← 長谷村、日宛村、大根川村、百合谷村、岸根村、黒沢村、中垣内村、滑村、佐坂村、瀬戸内村、釜ヶ原村
- 明治29年(1896年)9月1日 - 郡制を施行。
- 明治32年(1899年)4月1日 - 小瀬川村が分割し、一部(小瀬)に小瀬村、残部(関ヶ浜・瀬田・和木)に和木村がそれぞれ発足。(2町36村)
- 明治37年(1904年)1月1日 - 渋前村・藤谷村が合併して坂上村が発足。(2町35村)
- 明治38年(1905年)
- 1月1日 - 柳井村・柳井津町・古開作村が合併して柳井町が発足。(2町33村)
- 4月1日 - 岩国町・横山村が合併し、改めて岩国町が発足。(2町32村)
- 明治44年(1911年)7月1日 - 河波村の一部(波野)が本郷村に編入。残部(小川・四馬神・添谷)が改称して河山村となる。
- 大正5年(1916年)6月1日 - 藤河村が分割し、一部(関戸・多田・阿品・田原)に改めて藤河村、残部(御庄・大谷・持国)に御庄村がそれぞれ発足。(2町33村)
- 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
- 大正13年(1924年)8月1日(4町31村)
- 大正15年(1926年)
- 昭和3年(1928年)4月29日 - 麻里布村が町制施行して麻里布町となる。(6町29村)
- 昭和15年(1940年)
- 昭和26年(1951年)10月 - ルース台風による被害を受ける。郡内の死者・行方不明者309人、重軽傷者1228人、家屋流出1159戸。道路決壊1507カ所、橋流出587カ所、堤防決壊1263カ所。自然災害の被害に対して、初めて警察予備隊の投入が行われた[7]。
- 昭和29年(1954年)3月31日 - 日積村・柳井町・新庄村・余田村・伊陸村が合併して柳井市が発足し、郡より離脱。(4町21村)
- 昭和30年(1955年)
- 昭和31年(1956年)9月30日 - 美和村・坂上村が合併して美和町が発足。(5町4村)
- 昭和34年(1959年)4月1日 - 美川村が町制施行して美川町となる。(6町3村)
- 昭和46年(1971年)4月1日 - 大畠村が町制施行して大畠町となる。(7町2村)
- 昭和48年(1973年)4月1日 - 和木村が町制施行して和木町となる。(8町1村)
- 平成17年(2005年)2月21日 - 大畠町が柳井市と合併し、改めて柳井市が発足、郡より離脱。(7町1村)
- 平成18年(2006年)3月20日 - 由宇町・玖珂町・本郷村・周東町・錦町・美川町・美和町が岩国市と合併し、改めて岩国市が発足、郡より離脱。(1町)
変遷表
自治体の変遷
明治22年4月1日 | 明治22年 - 明治45年 | 大正元年 - 大正15年 | 昭和元年 - 昭和29年 | 昭和30年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
小瀬川村 | 明治32年4月1日 和木村 |
和木村 | 和木村 | 昭和48年4月1日 町制 |
和木町 | 和木町 | ||
明治32年4月1日 小瀬村 |
小瀬村 | 小瀬村 | 昭和30年4月1日 岩国市に編入 |
平成18年3月20日 岩国市 |
岩国市 | |||
麻里布村 | 麻里布村 | 麻里布村 | 昭和3年4月29日 町制 |
昭和15年4月1日 岩国市 |
岩国市 | |||
岩国町 | 明治38年4月1日 岩国町 |
岩国町 | 岩国町 | |||||
横山村 | ||||||||
川下村 | 川下村 | 川下村 | 川下村 | |||||
愛宕村 | 愛宕村 | 愛宕村 | 愛宕村 | |||||
灘村 | 灘村 | 灘村 | 灘村 | |||||
藤河村 | 藤河村 | 藤河村 | 藤河村 | 昭和30年4月1日 岩国市に編入 | ||||
大正5年6月1日 分立 御庄村 |
御庄村 | |||||||
師木野村 | 師木野村 | 師木野村 | 師木野村 | |||||
通津村 | 通津村 | 通津村 | 通津村 | |||||
南河内村 | 南河内村 | 南河内村 | 南河内村 | |||||
北河内村 | 北河内村 | 北河内村 | 北河内村 | |||||
高森村 | 高森村 | 大正13年8月1日 町制 |
高森町 | 昭和30年4月1日 周東町 | ||||
祖生村 | 祖生村 | 祖生村 | 祖生村 | |||||
米川村 | 米川村 | 米川村 | 米川村 | |||||
川越村 | 川越村 | 川越村 | 川越村 | |||||
玖珂村 | 玖珂村 | 大正13年8月1日 町制 |
玖珂町 | 玖珂町 | ||||
広瀬村 | 広瀬村 | 広瀬村 | 昭和15年11月3日 町制 |
広瀬町 | 昭和30年4月1日 錦町 | |||
深須村 | 深須村 | 深須村 | 深須村 | 深須村 | ||||
高根村 | 高根村 | 高根村 | 高根村 | 高根村 | ||||
秋中村 | 秋中村 | 秋中村 | 秋中村 | 昭和30年4月1日 美和村 |
昭和31年9月30日 美和町 | |||
賀見畑村 | 賀見畑村 | 賀見畑村 | 賀見畑村 | |||||
渋前村 | 明治37年1月1日 坂上村 |
坂上村 | 坂上村 | 坂上村 | ||||
藤谷村 | ||||||||
桑根村 | 桑根村 | 桑根村 | 桑根村 | 昭和30年7月20日 美川村 |
昭和34年4月1日 町制 | |||
河波村 | 明治44年7月1日 改称 河山村 |
河山村 | 河山村 | |||||
明治44年7月1日 本郷村に編入 |
本郷村 | 本郷村 | 本郷村 | |||||
本郷村 | 本郷村 | |||||||
由宇村 | 由宇村 | 大正15年2月11日 町制 |
由宇町 | 由宇町 | 由宇町 | |||
神代村 | 神代村 | 神代村 | 神代村 | 昭和30年4月1日 由宇町に編入 | ||||
昭和30年4月1日 大畠村 |
昭和46年4月1日 町制 |
平成17年2月21日 柳井市 |
柳井市 | |||||
鳴門村 | 鳴門村 | 鳴門村 | 鳴門村 | |||||
柳井津町 | 明治38年1月1日 柳井町 |
柳井町 | 柳井町 | 昭和29年3月31日 柳井市 |
柳井市 | |||
柳井村 | ||||||||
古開作村 | ||||||||
新庄村 | 新庄村 | 新庄村 | 新庄村 | |||||
余田村 | 余田村 | 余田村 | 余田村 | |||||
日積村 | 日積村 | 日積村 | 日積村 | |||||
伊陸村 | 伊陸村 | 伊陸村 | 伊陸村 |
行政
- 歴代郡長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 明治12年(1879年)1月6日 | |||
大正15年(1926年)6月30日 | 郡役所廃止により、廃官 |
脚注
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 35 山口県、角川書店、1988年11月1日。ISBN 4040013506。
- 旧高旧領取調帳データベース
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行政区の変遷 721年 - |
次代 (現存) |